中古車購入を検討されている方の中には、軽自動車か普通車かどちらにするべきか悩まれている方もおられるのではないでしょうか。
それぞれに良いところや特徴がございますので、この記事では両者の比較からおすすめ車種のご紹介までして参ります。
中古車の軽自動車と普通車の違い
軽自動車の特徴
軽自動車の特徴と言えば、まずはやはり車体のサイズが小さいことではないでしょうか。
軽自動車のサイズはすべての大きさが下記の規定内であることと定められています。
全長 | 全幅 | 全高 | |
軽自動車 | 3,400㎜以下 | 1,480㎜以下 | 2,000㎜以下 |
上記の規定内である以外にも、軽自動車の排気量は 660cc以下と定められています。
普通車の特徴
一般的に普通車と呼ばれる自動車にもサイズ規格の違いや排気量の違いで2つに分類されます。
全長 | 全幅 | 全高 | |
小型自動車 (5ナンバー) |
4,700㎜以下 | 1,700㎜以下 | 2,000㎜以下 |
普通自動車 (3ナンバー) |
4,700㎜ | 1,700㎜ | 2,000㎜ |
いずれか1つでも上記サイズを上回れば3ナンバー |
全長4,700㎜ 全幅1,700㎜ 全高2,000㎜ を基準に、これらすべてが下回っており、尚且つ排気量が2000cc以下である場合は小型自動車に分類されます。
ナンバープレートに記載されている地域名の横の数字(分類番号)が5から始まる数字であることから『5ナンバー』と呼ばれます。
5ナンバーのサイズ規定を全長・全幅・全高の内どれか1つでも上回っている、または排気量が2000cc以上の場合は普通自動車に分類され、ナンバープレートに記載された分類番号が3から始まる数字になるので『3ナンバー』と呼ばれます。
普通車の排気量については下記で詳しくご説明致します。
どっちがお得?中古車の軽自動車と普通車の維持費の違い
ガソリン代や駐車場代
ガソリンや駐車場に掛る費用については地域差もありますし、車の車種によって燃費も異なります。
ですので一概には言えないところもあります。
ガソリン代
双方ともにガソリン車で比較した場合、軽自動車の方が車体のサイズも小さく、660ccの制限がある排気量で車を動かさなければならないことから、車体の重さも普通車に比べると軽く作られています。
これらのことを踏まえると、軽自動車の方が燃費が良いと言えるでしょう。
例えば、レギュラーガソリン170円/ℓとして年間距離を10,000㎞、
燃費が20㎞/ℓの軽自動車と16㎞/ℓの普通車で比較するとします。
軽自動車
10,000㎞÷燃費20㎞=ガソリン500ℓ
500ℓ×170円=年間85,000円のガソリン代
普通車
10,000㎞÷燃費16㎞=ガソリン625ℓ
625ℓ×170円=年間106,250円のガソリン代
燃費が4㎞/ℓ違うと年間でガソリン代だけで21,250円の差が生まれます。
特に昨今はガソリン代が高騰していますので、燃費によるガソリン代は大きく影響していると考えられます。
結果:軽自動車の勝ち
軽自動車の方が車体が小さく、軽量が故に燃費が良く軽自動車がお得!
(両者共に同じガソリン車で比較した場合)
駐車場代
駐車場代は軽自動車と普通車での価格差というよりも、都心部か地方なのかでも価格帯が異なりますし、戸建てなのか集合住宅なのか、シャッターガレージを借りているのか、青空駐車場なのかなど
駐車場の形態で価格差がありますので、ここでの軽自動車と普通車での比較としては差は無いでしょう。
- 結果:引き分け
軽自動車と普通車での差はない。
保険料や税金
保険料
車を所有し運転するからには必ず保険には加入しなくてはなりません。
加入が義務付けられている自賠責保険と加入は義務付けられていないけれど、もしもの事故に備えた任意保険。これらの保険料も車の維持費の1つとして挙げることが出来ます。
自賠責保険
軽自動車と普通車の自賠責保険料を比較してみます。
12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | |
軽自動車 | 11,440円 | 17,540円 | 23,520円 |
普通車(自家用乗用自動車) | 11,500円 | 17,650円 | 23,690円 |
差額(普通車-軽自動車=) | 60円 | 110円 | 170円 |
※2023年4月1日以降の内容です。沖縄県や離島では料金が異なります。
自賠責保険料の支払いは基本的に車検時に更新を行い料金を納めます。
自賠責保険は加入義務がある保険であり、法で定められています。
なので入らないという選択肢はありませんので、車を所有している人には必ず掛る維持費です。
自賠責保険料につきましては若干ではあるものの、軽自動車の方が普通車よりも安くなります。
任意保険
加入する保険会社や保険のプラン内容、保険に加入し車を運転する人の年齢などによっても保険料は上下しますが、軽自動車と普通車では同じ条件で同じ内容の保険を選んだ場合、軽自動車の方が保険料が安いことが多いです。
その理由としましては、保険は事故が起きた場合に保険金が支払われます。
事故が少なかったり、事故の規模が小さければ支払われる保険金が少なくて済みます。軽自動車は普通車と比較して車両の規格サイズも小さく、重量も軽いことから事故が起きた際に相手側に与えるダメージが小さいとされているからです。
また車両保険も付ける場合、よく事故によって保険を利用している車種であったり、盗難に遭う事で保険をよく利用している車種などは保険料が高く設定される『型式別料率クラス』という物を参照に保険料が定められます。
これも車両自体の価値が軽自動車よりも普通車の方が高い傾向にありますので、普通車の方が任意保険に掛る支払いも多いとされます。
- 結果:軽自動車の勝ち
自賠責保険での保険料の差は若干ではあるものの、任意保険では軽自動車の方が保険料を抑える事が出来る!
税金
自動車税と軽自動車税種別割
毎年、4月1日の時点で車を所有している人に支払い義務がある税金です。
軽自動車と普通車の税額を比較してみましょう。(自家用車)
軽自動車 | ||
新規検査年月 | 新規検査から 13年まで |
新規検査から 13年以上 |
2015年3月31日以前 | 7,200円 | 12,900円 |
2015年4月1日以降 | 10,800円 |
軽自動車の場合、排気量は一律660ccですので、排気量での税額の差などはありません。
しかしながら新車で届出した年月によって税額が変わります。
2015年3月31日より以前かそれ以降の届出かで税額に差が生まれます。
2015年3月以前であれば何年前であっても7,200円の軽自動車税で税額が安くて助かる!と思ってしまいがちですが…
新規検査から13年を超えてしまうと軽自動車税が増額され、一律12,900円になるのでその点は注意が必要です。
普通車 | |||
新車登録年月 | 2019年9月30日以前 新車登録 |
2019年10月1日以降 新車登録 |
新車登録から 13年以上 |
排気量 | |||
1,000㏄以下 | 29,500円 | 25,000円 | 約33,900円 |
1,000㏄~1,500cc | 34,500円 | 30,500円 | 約39,600円 |
1,501㏄~2,000cc | 39,500円 | 36,000円 | 約45,400円 |
2,001㏄~2,500cc | 45,000円 | 43,500円 | 約51,700円 |
2,501㏄~3,000cc | 51,000円 | 50,000円 | 約58,600円 |
3,001㏄~3,500cc | 58,000円 | 57,000円 | 約66,700円 |
一般的に普通車と呼ばれる、小型自動車(2,000cc以下)と普通自動車ですが、排気量によって自動車税の税額が変わります。
排気量が増えると税額も比例して増えます。
また、軽自動車と同様に新車登録から13年経過すると、自動車税が増税されます。
上記の軽自動車と普通車の表をご覧頂いても分かるように、自動車税は圧倒的に軽自動車の方がお得な事が分かります。
自動車重量税
自動車重量税は車検の時に定められた税額を納めます。
軽自動車と普通車での税額の違いを見て見ましょう。(自家用車)
新規検査~ |
13年以上 | 18年以上 | |
軽自動車 |
3,300円 | 4,100円 | 4,400円 |
普通車 | 4,100円/0.5t |
5,700円/0.5t |
6,300円/0.5t |
軽自動車の場合は重量に関係なく、一律で1年間あたり3,300円の税額になります。
3,300円×初回車検までの3年分、または次回車検までの2年分=車検時に収める金額です。
普通車の場合は0.5tあたり4,100円なので、1.5tのミニバンの場合
4,100円×3=12,300円(年間)
12,300円×初回車検までの3年分、または次回車検までの2年分=車検時に収める金額となります。
自動車重量税も軽自動車の方が重量に関係なく一律の金額でお得と言えるでしょう。
※エコカー減税対象車は減額されますが、ここでは双方ともにエコカーでない税率で比較しています。
- 結果:軽自動車の勝ち
- 自動車税、重量税ともに軽自動車の方が圧倒的にお得!
普通車は排気量や重量によって税額が増加するが軽自動車は一律。
制度の概要や対象車種を徹底解説
車検
車検の費用は軽自動車と普通車で違いがあるのでしょうか。
軽自動車の方が安いと何となく耳にしたことがある方もおられるかもしれませんが、ここでは具体的にどれくらい違いがあるのか比較して参ります。
法定費用
まず、車検の費用には諸費用と呼ばれる法定費用が含まれます。
法定費用とは、『自動車重量税』『自賠責保険』『印紙代(手数料)』の3つで構成されています。
自動車重量税、自賠責保険はここまでの見出しで見て参りましたが、
車検時として比較できるように表にまとめています。
初回車検での支払いを想定し、全て2年分の法定費用として考えます。
※新規登録から13年未満・エコカー減税対象外・自家用乗用車の場合
※印紙代には自動車検査登録印紙と自動車審査証紙の料金が含まれています。
※OSSは手続きをオンラインで行えるサービスのことです。
車両重量 | 軽自動車 | 小型自動車 (~0.5t) |
小型自動車 (~1.0t) |
小型自動 車 (~1.5t) |
普通自動 車 (~2.0t) |
普通自動 車 (~2.5t) |
小型自動 車 (~3.0t) |
普通自動 車 (~3.5t |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
自賠責保険 |
17,540円 |
17,650円 | ||||||
自動車重量税 | 6,600円 | 8,200円 | 16,400円 | 24,600円 | 32,800円 | 41,000円 | 49,200円 | 57,400円 |
印紙代(指定工場) | 1,800円(OSS:1,600円) |
※2024年5月現在の内容です。沖縄県や離島では料金が異なります。
軽自動車
自賠責保険+自動車重量税+印紙代=25,940円
普通車(小型自動車・普通自動車)
1番重量が軽い小型自動車0.5tの場合で
自賠責保険+自動車重量税+印紙代=27,650円
ミニバンタイプ Mクラスでファミリーカーなどで需要も多い
ノア・ヴォクシー・セレナあたりの重量である、~2.0tでは
自賠責保険+自動車重量税+印紙代=52,250円
さらにサイズアップしたミニバンのアルファードになると、~2.5tで
自賠責保険+自動車重量税+印紙代=60,450円
法定費用は車検がお得な店舗を探して受けたとしても、ディーラーで車検を受けたとしても、全国どこで車検を受けても金額は一律です。
法定費用でコストを抑えるということは乗る車自体を考えなければ抑える事はできません。
車検基本料金・その他
車検を受ける店舗によって価格設定やポイント還元などで価格の差が出る部分です。
では、軽自動車と普通車ではどのような部分で差があるのでしょうか。
軽自動車と普通車とではまず車体の大きさが異なります。
車体が大きく、排気量や重量が大きくなるという事は、それに比例してエンジンの大きさやそれに必要なエンジンオイルの量も増えます。
タイヤの大きさも車体に合わせて大きくなるのでタイヤ1本あたりに掛る費用も高くなります。
-
- 結果:軽自動車の勝ち
- 全国どこの店舗で車検を受けても価格は一律な法定費用。普通車は重量によって金額が増すので
軽自動車との差額は1,710円~50,910円もの差がある。
その他整備に掛る費用も普通車の方が金額がかさむ傾向。
軽自動車 VS 普通車 維持費対決は
軽自動車4勝、1引き分けと言う結果となりました。
中古車の軽自動車と普通車どっちがいいか悩んだときのチェックポイント
軽自動車と普通車、どちらがいいか悩まれている方には是非参考にして頂きたいチェック項目をご紹介致します。
軽自動車 |
普通車 | |
維持費 |
〇 | ✕ |
安全性 | △ |
〇 |
乗車人数 |
4名まで |
5~10名 |
乗り心地 | △ |
〇 |
運転のしやすさ | 〇 |
△ |
走行性能 | △ |
〇 |
居住性 | △ |
〇 |
これらのチェック項目について補足説明をして参ります。
維持費
維持費については上記でガソリン代、駐車場代、保険料、税金、車検の項目で軽自動車と普通車で比較し、軽自動車が圧勝という結果となりました。
軽自動車は維持費が安いと言われるのも納得の結果だったのではないでしょうか。
安全性
軽自動車は普通車と比較して安全性に欠けると言われてきました。
その理由としては車体が軽いことが要因となります。
普通車と軽自動車が衝突した場合は、軽い軽自動車の方が大きく飛ばされる恐れがあること。
また、軽自動車の定められたサイズや重量の規格がある中で、車内空間を大きく取ったことによって前のボンネットの長さが短く、後ろの荷室も短いという事で、衝突した際に乗車している人への衝撃が大きいと言われています。
このようなマイナスがある事は事実ではありますが、近年の軽自動車には安全性能を装備した車も多く、サイドエアバッグを装備した車種も存在します。
よって安全性は△と言った具合になります。
勿論、普通車だから安全!という訳でもなく、交通ルールを守って安全に配慮しながらのゆとりある運転をすることが何よりの ”安全” でしょう。
乗車人数
軽自動車は定員4名までと定められています。
定員以上を乗せて走行すると道路交通法違反となり、6,000円の罰金、1点の減点になります。
そして取締りを受けたあとは定員オーバーのまま走行することは出来ませんので、その場で降りなくてはなりません。
その地点からどうやって帰ろう…なんてことにもなり兼ねません。
普通車の定員は5~8名が一般的ではないでしょうか。
普通免許で運転できる制限では10名までとされていますが、自家用乗用車で10名トヨタのハイエースやニッサンのキャラバンになります。
それ以上の定員の車を走らせるには中型自動車免許が必要となります。
家族の人数が多い場合は必然的に軽自動車は選択肢から外れるでしょう。
乗り心地
自動車の乗り心地を決めるものとしてよく挙げられるのが、横揺れの少なさ、地面からの衝撃や振動が伝わりにくいこと、車内の静寂性といった部分ではないでしょうか。
特にセダンタイプの車では重心が低いことでコーナーでの左右の揺れが少ない事や、全高が低いことで高速道路などで横風を受けた時に煽られることも少ないでしょう。
逆に全高のあるミニバンや軽スーパーハイトワゴンなどは風を受けて煽られやすく、その中でも軽自動車は車体が軽いことも相まって強風時には不安を感じます。
運転のしやすさ
軽自動車の特徴の1つでもある運転のしやすさですが、これは車体のサイズが小さいことによって小回りが効き、駐車もしやすいこと。
全幅が普通車よりも短いので車幅がつかみやすく、狭い道でも走行しやすいことが挙げられます。
もちろん個人の運転技術にも左右される項目でもありますし、普通車の中には運転席からの視線が高いことで周囲を見渡しやすいという特徴がある車種もあります。
ですので普通車が運転しにくいと言うよりも、軽自動車がよりコンパクトで運転しやすく、運転に不慣れな方にもおすすめという点で軽自動車が〇となります。
走行性能
車の走り出しでのスムーズな加速や、高速道路や山道などの走行での力強さで比較しますと、やはり排気量の大きい普通車に軍配が上がるのではないでしょうか。
高速道路での合流など、一気に加速したい時に軽自動車の場合はアクセルペダルを強く踏み込む必要があります。登り坂や山道などの加速しにくい場面ではアクセルを強く踏み続ける必要がありますのでドライバーの負担も大きくなります。
しかしながら、軽自動車でもターボ搭載車であれば、ターボ非搭載の軽自動車に比べて負担も少なく運転することが可能です。
居住性
これもやはり軽自動車のコンパクトさ故に劣る部分でもあります。
4人乗りの軽自動車に大人4人が乗車することはもちろん可能ですが、長時間の移動であると少し窮屈感があるのではないでしょうか。
今では軽自動車のスーパーハイトワゴンが人気で全高が高く作られており、軽自動車の中でも非常に開放感があるのですが、やはり全幅は軽自動車の規格内での作りになるので限界があります。
しかしながら、後席に人を乗せることがないのであれば、荷室と後席部分で非常に多くのに荷物を積むことが可能です。
どのような場面で車を使用するのか、レジャーで荷物を沢山積む事があるのであれば、乗車人数が増えても快適かつ荷室を確保できる普通車の方がよいですし、乗車人数が2名以下なのであれば軽自動車でも後席と荷室を使って沢山の荷物を積むことも可能です。
中古車の軽自動車と普通車の人気車種
軽自動車のおすすめ
N-BOX カスタム
N-BOXカスタム 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,790㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,125㎜×1,350㎜×1,400㎜ |
燃費消費率(WLTCモード・FF) | 21.5㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.5ⅿ |
車両重量 | 920㎏ |
乗車定員 | 4名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
N-BOXとN-BOXカスタムは2023年10月に2度目のフルモデルチェンジが行われ、3代目が新しく販売開始されました。(上記写真は3代目モデルです。)
新型が販売開始されてまだ1年が経過していません。ですのでこちらの新型N-BOXよりも1つ前のモデルの方が中古車市場により多く存在するだけでなく、新型が発売されたことで前のモデルは比較的価格が下がりやすい傾向です。
中古車でN-BOXカスタムをお探しの方には1つ前モデルを狙うのも良いのではないでしょうか。
下図は現在販売されている3代目、左がN-BOXカスタム、右がN-BOXです。
N-BOXとN-BOXカスタムの違いは外観のデザインだけではありません。内装にも違いがあります。カスタムではメッキ加飾やインテリアイルミネーションが随所に施されており、より上質な空間を演出してくれます。
カスタムの中でもコーディネートスタイルのグレードでは標準で後席の両方に電動スライドドアを採用。スチールホイールのN-BOXに対してカスタムはアルミホイールが標準装備と全体的に質や機能を高めたモデルがカスタムではないでしょうか。
その分、新車販売価格はN-BOX(ノーマル・FF)で1,648,900円、カスタム(ノーマル・FF)で1,849,100円とおおよそ20万円もの価格差になります。
新車販売価格ではN-BOXカスタムの方が価格が高くなる傾向ですので、新型車の新車に拘らないのであれば中古車でカスタムをお得に探してみてはいかがでしょうか。
キャンバス
キャンバス 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,655㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,180㎜×1,345㎜×1,275㎜ |
燃費消費率(WLTCモード | 22.9㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.4ⅿ |
車両重量 | 880㎏ |
乗車定員 | 4名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
2016年に販売が開始され瞬く間に人気車種となったキャンバスですが、2022年にフルモデルチェンジが行われました。
初代からキープコンセプトのままではありますすが、新旧で比較すると可愛らしさが少し抑えられたことでスタイリッシュさが際立つモデルとなりました。
特に内装での変化が大きく、外装と合わせた内装のカラーリングが目を引くポイントであった初代に比べると、2代目はシンプルな仕上がりになっています。
2016年~2022年 |
2022年~ 2代目モデル |
キャンバスの可愛らしいデザイン性に魅力を感じられていた方には、初代キャンバスを中古車で探してみるのも手かもしれません。
中古車と言えども販売開始は2016年で、昨年の2022年までは新車販売されていましたので、中古車の中でも比較的高年式なものも探し易いのではないでしょうか。
▽初代のムーヴキャンバス
ハスラー
ハスラー 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,680㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,215㎜×1,330㎜×1,270㎜ |
燃費消費率(WLTCモード | 25.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.6ⅿ |
車両重量 | 820㎏ |
乗車定員 | 4名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
昨年2023年度ではスズキの軽自動車新車販売台数、スペーシアに続いて2位の販売台数を誇るハスラー。軽自動車SUVタイプの中では販売台数トップであり、軽自動車のSUVを牽引している存在ではないでしょうか。
(2023年度のタフト、ジムニー販売台数と比較 ※参考:全国軽自動車協会連合会 )
そんなハスラーはつい先日の2024年5月にマイナーチェンジが発表されました。(上記写真は最新のモデルです。)
特別仕様車のJ Styleは廃止となり、新たに特別仕様車のタフワイルドが登場。下位グレードにもLEDヘッドランプが標準装備、内装色のカラー展開が変更、メーカー希望小売価格が変更など様々な変更点があります。
『遊べる軽』のコンセプトはマイナーチェンジ後も変わらず、多彩なシートアレンジで荷室容量を確保できるだけでなく、フルフラットのシートで車内での居住性も確保できます。
HYBRID X・HYBRID Gグレード共にターボ車の仕様が用意されており、4WDを選択することも出来るのでアクティブに楽しみたい方にもおすすめの1台です。
画像出典:スズキ ハスラー |
普通車のおすすめ
シエンタ
シエンタ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,260㎜×1,695㎜×1,695㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,545㎜×1,530㎜×1,300㎜ |
燃費消費率(WLTCモード | 18.3㎞ /ℓ (ガソリン車) |
最小回転半径 | 5.0ⅿ |
車両重量 | 1300㎏ |
乗車定員 | 7名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
2022年にフルモデルチェンジが行われたシエンタ。
四角い形ながらも角は丸みを帯びた形状のボディに、特徴的なサイドプロテクションは、どこか欧州車を感じさせるこの新型シエンタ。先代モデルから外装デザインが大きく変化しています。
シエンタはミニバンの中でもコンパクトなサイズで5ナンバーの仕様です。
最小回転半径も先代モデルより0.2m小さくなり、ミニバンの中でもより運転がしやすいと言えるのではないでしょうか。
5人乗り(2列シート)・7人乗り(3列シート)が用意されていますので、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
維持費の面でもノアやヴォクシーと比較すると、排気量も少ないので自動車税を抑えることができます。
軽自動車ではサイズ的に物足りないけれど、維持費も気になる…そんな方にもおすすめの1台です。
ハリアー
ハリアー 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,740㎜×1,855㎜×1,660㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 1,880㎜×1,520㎜×1,215㎜ |
燃費消費率(WLTCモード | 15.4㎞ /ℓ (ガソリン車) |
最小回転半径 | 5.7ⅿ |
車両重量 | 1590㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
現行車は2020年にフルモデルチェンジされた4代目です。
2022年には生誕25周年を迎えたハリアーは、高級クロスオーバーSUVというジャンルの先駆者であり、現在も変わらず人気がある車種です。
エントリーモデルのSを除いたG、Zにはレザーパッケージというモデルも用意されており、シート表皮が標準ではファブリック+合皮の仕様ですが、レザーパッケージを選択すると本革のシート表皮になる他、インパネ周りやセンターコンソールも本革仕様になります。
この、レザーパッケージを選択すると新車の場合は30万円高くなります。
同条件の中古車が2台あるのであれば、レザーパッケージ車の方が実質お得と言えます。
ですので中古車でハリアーをお探しの方は、高級感をより引き立たせてくれるレザーパッケージのモデルかどうかも是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
セレナ
セレナ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,765㎜×1,715㎜×1,870㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 3,145㎜×1,545㎜×1,400㎜ |
燃費消費率(WLTCモード | 13.0㎞ /ℓ (ガソリン車) |
最小回転半径 | 5.7ⅿ |
車両重量 | 1690㎏ |
乗車定員 | 8名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
6代目となる現行車は2022年にフルモデルチェンジし販売開始されました。
1991年から33年もの歴史のあるセレナですが、今も昔も変わらずファミリー層からの人気が厚く、2列目から3列目に掛けてのウォークスルーと、ミニバンクラストップレベルの室内の広さは子育て世代に嬉しいポイントではないでしょうか。
また、セレナとよく比較検討されるトヨタのノア・ボクシー、ホンダのステップワゴンは新型へモデルチェンジのタイミングで5ナンバーから3ナンバーへ車体のサイズが拡大がされましたが、セレナは5ナンバーサイズを残しています。
サイズの拡大では維持費への直接の影響はありませんが、やはり3ナンバーと聞いて、『運転が心配…』というイメージが先行してしまいがちです。
ファミリーに人気の車種だからこそ5ナンバーというのは嬉しいポイントです。
軽自動車も普通車もお得に自動車が手に入る届出済未使用車とは?
届出済未使用車は届出は済まされていますが、まだ実際に誰も使用していない状態の車の事を指します。
このような状態の車が生まれる理由は、ディーラーが目標の販売台数を獲得するために自社で新車の届出を行います。また、新型モデルが発売された時も届出後に展示車として展示されます。
このような車が後に届出済未使用車として販売されているのです。
新古車との違いや買う時の注意点について
届出済未使用車のメリット
新品同様なのに低価格
届出を済ませてしまいますと、いくら新車と変わらない状態の車であっても新車として販売することは出来なくなります。つまり扱いとしては中古車です。
届出済未使用車を購入した方は2オーナー、または3オーナー目になります。
このような条件があるにも関わらず新車と同じ価格で販売しているのであれば、新車が選ばれ、届出済未使用車は売れ残ってしまいます。
ですから届出済未使用車は新車よりも低価格で販売することを魅力の1つとして売り出しているのです。
早く納車できる!
新車と納期までの期間を比較すると、届出済未使用車の方が圧倒的に早い期日で納車が可能です。
新車の場合大半は購入を希望して初めて注文、工場にて製造が行われるからです。
欲しい車種が決まっていて、販売店に出向きその場で即決をしたとしても、車が工場で製造されるのを待つ時間を無くすことは出来ません。
しかしながら届出済未使用車の場合、売り出している車は既に在庫として販売店にある車です。製造に掛る時間が必要ありません。
軽の森では最短3日で納車可能な届出済未使用車もあります!
※条件により納車までに掛る日数は異なります。
届出済未使用車のデメリット
メーカーオプションは不可
メーカーオプション品は工場での製造時に車に装着されるオプションです。
メーカーオプションは窓をすべてIRカット仕様に変更、純正ナビのディスプレイサイズを大型の物にする、天井にサンルーフやシートヒーターを付けるなどの例が挙げられ、フロアマットやバイザー、ドアにプロテクションフィルムを付けるなどはディーラーオプション品です。
例を挙げると分かりやすいかと思いますが、車が出来上がった後にも付けられる物がディーラーオプションで、製造時のみにしか付けられないものがメーカーオプションです。
届出済未使用車は製造済みで在庫として存在する車を購入する訳ですから、メーカーオプションを希望して付ける事は出来ないのです。
在庫が無いと購入できない
先述と重なる部分があるのですが、新車のように注文してからの製造ではなく存在する在庫車を購入する為、狙っていた車種やグレード、ボディーカラーの車が必ずしも届出済未使用車で在庫があるとは限りません。
どうしても希望の車が届出済未使用車で欲しい!という場合は、届出済未使用車を扱っている様々な販売店から探し出さなくてはなりません。
または、希望の条件を減らして探すのか、それとも新車で販売しているモデルなのであれば届出済未使用車を諦めて新車で購入する選択をするのか検討が必要です。
中古車の購入は軽自動車と普通車どっちを選ぶべきか悩んだら軽の森までご相談ください!
軽自動車と普通車、中古車で購入するのであればどちらが良いかここまで見て参りました。
軽自動車はなんと言ってもコンパクトで運転しやすく、維持費の安さが魅力的でした。
普通車は走行性能や乗員人数と積載量が魅力的でした。
双方ともにメリットもあればデメリットもありますので
何人で車に乗ることが多いのか、どのような用途で車を使うのかなど、ライフスタイルに合わせて車の購入や乗り換えをされる際にはしっかりと考えるようにしましょう。
どんな車種がいいのかお悩みの方、どっちの車種にするか決めかねている、自分のライフスタイルにピッタリの車は?など、どんなご相談でも構いません!
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最後までお読みいただきありがとうございました。