豆知識 2024年4月19日

届出済(登録済)未使用車とは?新古車との違いや買う時の注意点について

届出済未使用車は綺麗でお得に購入できる車というイメージが頭に浮かびますが、どんな物でもメリットがあればデメリットもあります。

今回は届出済(登録済)未使用車を扱う軽の森から、失敗しないで購入するために、届出済未使用車のことを知っていただき、その上でどんなことに注意して購入すればよいのかをご説明していきたいと思います。

届出済(登録済)未使用車とは

届出済未使用車とは、新車の届出だけされていて実際には誰にも使用されていない新品同様の軽自動車のことを指します。一方登録済未使用車とは新車の登録だけを行われた新品同様の普通車を指しています。

届出済と登録済の違い 軽自動車は購入時に軽自動車検査協会に届出を行い、普通車は運輸支局(陸運局)に登録を行います。この違いから届出済未使用車(軽自動車)・登録済未使用車(普通車)と名称が分かれており、軽自動車か普通車かの違いだけで手続きが行われただけの未使用車であることは共通しています。

届出済未使用車(登録済未使用車)購入するとなると、1オーナーではなく2オーナー以降になるので『中古車』扱いになります。
中古車といっても幅広く、走行距離が10kmの中古車もあれば10万kmの中古車もあります。
よりわかりやすく区別できるよう、一般的に使用していない中古車のことを【届出済未使用車】と呼ぶようになりました。

しかし、届出済未使用車と広告掲載すると「数百km走行してたら未使用車?中古車?」という消費者が多くいたのも事実です。
そこで自動車公正取引協議会は不正表示や消費者トラブル防止のため、留意点を公表しました。

届出済未使用車の表示例

「登録(届出)済未使用車」とは

初度登録(届出)された車両で、かつ、使用又は運行に供されていない車両(中古車)


「登録(届出)済未使用車」について表示する際の留意点

1.単に「未使用車」と表示するのではなく、「登録(届出)済未使用車」と表示すること

2.併せて、「初度登録(届出)された車両で、使用又は運行に供されていない中古車である旨」を明瞭に付記すること

3.使用又は運行に供されたと考えられる車両(例えば走行距離が百 km を超える車両※)について、「登録(届出)済未使用車」の表示は行わないこと

※走行距離に関係なく、一旦ユーザー名義で登録(届出)された車両や、試乗車や代車として用いた又は運行に供された車両は「登録(届出)済未使用車」と表示することはできません

引用元 : 自動車公正取引委員会

届出済(登録済)未使用車がうまれる理由

なぜ届出済未使用車が生まれてしまうのでしょうか。

それはディーラーが、多くの販売台数の実績をあげたいためです。
台数が足りない場合は自社(ディーラー)で新車登録をし、目標台数を達成させています。
また、新しいタイプの車が発売される場合には展示車としてショールームに並ぶこともあります。
この場合も自社で新車登録後、使用することはなく時間が経てば届出済未使用車として販売しているのです。

新古車とは?新古車との違い

新古車とは今でいう「届出済未使用車」と同じような意味を持ちます。

今では、新しいのか古いのか消費者の混乱のもとになるので表示してはいけなくなりましたが、簡単に言うと「新車に近い車の状態の中古車」。
走行距離が少なく、新車登録はされているけれど新品同様の車のことを指します。

届出済(登録済)未使用車が人気の理由

新品同様のキレイな状態、かつ新車よりもお得な価格で購入することが出来るポイントが届出済(登録済)未使用車が人気の理由です。

新車よりも納期も短い為、早く車を手に入れたい、何らかの理由で新車の納期を待てない方にも人気があります。

新車・中古車・届出済(登録済)未使用車との違い

届出済(登録済)未使用車も中古車に該当しますが、ここでは分けて比較してみます。

  新車 未使用車 中古車
価格の安さ
車両の状態
納車までの期間
次回車検までの期間
色・装備の選択肢
値引き幅

新車との違い

納車までのスピード

大きな違いは、納車までにかかる日数です。
下記表をご覧ください。
届出済未使用車は在庫があり、新車でいう製造段階は省かれます。
この差は大きいです。
早く納車されたい方にはメリットにもなりますね。

新車 届出済未使用車
1.契約 1.契約
2.製造
3.新車登録 2.名義変更
4.納車 3.納車

保証書では2オーナー以降

上の表からもわかるように、新車は新車登録、届出済未使用車は名義変更の手続きとなります。
ですので保証書に記載されている所有者は新車はワンオーナーになりますが、未使用車では2オーナー以降になるということです。
保証書の前所有者が記載されている欄は、切り取られていることが多いようです。

車検の長さ

新車では乗用タイプだと37か月、貨物タイプだと25か月あります。
しかし届出済未使用車は登録された後に購入するわけですから、その車がいつ登録されたかによって初回車検までの日数は変わってきます。
新車登録されて間もない車に出会えれば、ラッキーですよ。

車両価格の安さ

ワンオーナーではなく一度登録されていることから、車両金額は新車と比べると比較的安い傾向にあります。
できるだけ安く車の購入を検討されている方には、新車同様の車が新車より低価格で購入できるので届出済未使用車を購入する決め手にもなるでしょう。

値引き幅

新車の価格は値引き交渉ありきで設定されている価格である為、値引き幅は届出済未使用車にくらべて大きいと言えるでしょう。

中古車との違い

ひとまとめに言うと届出済未使用車も中古車に分類されますが、上でも説明したとおり中古車には様々な車の状態があります。

  中古車 届出済未使用車
 走行距離 数百km~ ~数十km
 車の状態 使用感有 新車同様
 車検の有無 無い場合もある 

走行距離

中古車の走行距離は500kmの車もあれば、SUVなど4WD車で20万km走行している車があります。
「使用されていない」という定義のもと定められている届出済未使用車は、平均数十km走行の車を指します。
見た目がきれいな車があったとしても、走行距離を見れば中古車か届出済未使用車か、見極めることはできますね。

車の状態

違いがわかりやすいのは外観・内観です。
仮に外観が新車同様の車だったとしても、使用感というのは消えません。
シートが廃れていたり細かい傷があったりと、使用していない届出済未使用車と比べると一目瞭然です。

車検の有無

届出済未使用車では比較的新しい車ですので、初回車検までの日数は短かったとしても車検はついてきます。
しかし、中古車になると車によって、車検が切れている状態で販売されている場合もあります。
その際には、車両本体価格に車検費用が上乗せされることになります。

値引き幅

中古車相場の変動により、値引き幅が前後することもありますが、未使用車に比べ基本的には値引き額に大きな期待は持てません。

未使用車のメリット・デメリット

メリット デメリット
・価格が安い
・納期が早い
・税金もお得
・流通数が少ない
・メーカーオプション非対応
・車検までの日数が新車ほどない
・書類上はワンオーナーでない

未使用車のメリット・デメリットは大方中古車と同じであると言えるでしょう。

未使用車のメリット

未使用車のメリット

未使用車の魅力は「新品同様のキレイな状態で、新車よりも安い」ことですよね。

具体的にその内容を確認していきます。

メリット①価格が安い

届出済未使用車であれば、新車より20万円~40万円程安く購入できます。

一度登録されると、日が経つにつれ初回車検日までのカウントダウンが始まるとともに、その車両の価値は下がっていきます。
価値が下がるのはもちろんですが、複数台所有していると保管場所にも困ります。
使用していなくても所有しているだけで毎年支払わなければならない自動車税など、維持費も膨らみます。
在庫を抱えるディーラーや販売店は、一刻も早く売りたいというのが本音。
よって外装内装は新車同様なのに、早く手放したいために新車価格より安い金額で販売することになります。

ユーザーにとっては、新車同様で安く購入できるといったメリットになります。

メリット②納期が早い

ディーラーで新車を購入する際は、注文してから製造となります。
人気車種で生産が追い付いていないともなれば、契約してから半年以上納車までに時間がかかってしまう場合もあります。
「早く納車ができます!!」とディーラーの販売員が言う『早い』は1か月~1か月半が相場です。
軽の森では在庫(現車)がある届出済未使用車なので、最短3日で納車が可能です。
新品同様の軽自動車をより早く購入したいと思われている方には、登録済未使用車がおすすめです。

メリット③税金もお得

届出済未使用車は重量税が新車登録時に支払われているので、支払う必要はありません
また、自賠責保険料も購入時から初回車検の分までしか払う必要はないです。

新車との違いを見てみましょう。

  新車 届出済未使用車
自賠責保険料 25か月
または37か月

(初回車検まで満額)
未経過相当額
(購入時~初回車検)
 環境性能割 車種による 車種による
 重量税

普通車になれば自動車税も月割で計算されるため自賠責保険料と同様、未経過相当額として支払わなければいけませんが、軽自動車では届出済未使用車を購入の場合、自動車税は気にしなくてよさそうです。
毎年4月1日時点の車の所有者に自動車税の支払い義務が発生するため、仮に4月中に届出済未使用車を購入すると来年の4月まで自動車税は支払わなくて済みます。

未使用車のデメリット

未使用車のデメリット

良い所の目立つ未使用車ですが、そもそもの数が少ないことや新車ではないが故のデメリットがあります。

デメリット①流通数が少ない

届出済未使用車は新車とは違い、1台限りの在庫となります。
購入されてしまうと次に入荷されるまで在庫がない状態になります。
お目当ての車両がある場合は、販売店に問い合わせをするのがベストです。
購入を検討している間に売れてしまうこともよくあります。

また、珍しいタイプの車をお求めの際には、届出済未使用車として購入す売るのはおすすめできません。
納車までに長い時間がかかることや、巡り合えない可能性もあるためです。
人気のあるモデル・カラーを選ぶのがポイントです。
比較的、人気ある車種は届出済未使用車としても市場に出回っている可能性が高いです。

届出済未使用車は自分好みの車と、巡り合う可能性が低くなるのがデメリットの一つです。

デメリット②メーカーオプションは非対応

メーカーオプションとは、サンルーフやセキュリティーシステム、本革シート、先進安全技術等、製造時に取り付ける部品やシステムのことです。
一度登録されて出来上がっている、届出済未使用車には非対応です。
稀に展示車だった車やキャンセルされた新車が、メーカーオプションの付いた状態で在庫としてある場合があります。
そのような車と出会えれば、よりお得に購入することができますね。

しかし後付けでも対応できるオプションもありますので、大きなデメリットではありません。

デメリット③車検までの日数が新車ほどない

初回車検は登録してから3年なので、一度登録が済んでいる届出済未使用車の場合は車検までの期間が短くなります
車両金額も車検までの日数によって上下しますが、登録して日数があまり経過していない車を選びたいですよね。
お目当ての車が見つかれば、登録月の確認も必ずしましょう。

デメリット④書類上はワンオーナーでない

ディーラーや販売店で一度車の登録をされているので、「軽の森」で購入されたお客様がツーオーナー目以降ということになります。
ですので届出済未使用車を購入すると車の保証書には『2人目』のユーザーとして、使用車の方の名前が記入されます。
書類上だけなので、気にする方は少ないように見受けられます。
車によっては売却する際に、値段が落ちることはありません。

未使用車選びの4つの注意点

未使用車選びの4つの注意点

未使用車を選ぶ前に知っていて欲しい注意点は以下の4つ。

  • 一点限りの在庫
  • ネット上に在庫が無い場合でも問い合わせてみる
  • 乗り換えのことも考えて選ぶ
  • オプションや装備品は要チェック

注意点①1点限りの在庫

お得な届出済未使用車は「検討していた車が、次回来店時完売していた。」ということもよくあること。
欲しい車があればできるだけ早くご購入することをお勧めします。

注意点②ネット上に在庫が無い場合でも問い合わせてみる

ネットに掲載されない届出済未使用車もあります。
ネット検索しても掲載されない届出済未使用車とは、店頭に展示するとすぐに売れてしまうお車のこと。
掲載するためには、写真を撮ったり、アップしたりと時間がかかる作業です。
そのため、お得で人気が高いお車はネットに掲載される前に売り切れます。
まずご来店いただくか、お問合せいただけると、巡り合いやすくなります。

注意点③乗り換えのことも考えて選ぶ

人気車種でも、グレードやカラーの違いにより売却時に査定額が優遇される場合があります。
軽の森では、下取りや買取も行っていますのでご相談ください。

注意点④オプションや装備品は要チェック

有料オプションが装備された状態で、販売されている届出済未使用車も中にはあります。
新車キャンセル等の理由により、既にオプションが付いている場合があるのです。
購入の際よく似た車で悩むことがあれば、オプションは何が付いているかの確認は必須です。
標準では付いていないオプションが装備されている場合は、更にお得に購入できますよ。

未使用車がおすすめの人

  • 価格は抑えたいが中古車は嫌な方
  • 早く納車できる車が欲しい方
  • 値段交渉が苦手な方
  • デザインに強いこだわりをもたない方

上記にどれかひとつでも当てはまる方には是非未使用車も視野に入れていただくことをおすすめします!

価格は抑えたい、でも中古車は嫌!

このようなお考えの方には届出済未使用車がオススメです。
「使用感のある車に乗りたくない」「安くでより新車に近い状態の車が良い」など思われる方もいらっしゃいますが、届出済未使用車なら希望は叶うかもしれません。
ディーラー等が所有していただけで、使用はされていないので車によっては車内は”新車特有の臭い”を感じられることもあります。

早く納車できる車が欲しい

上でも説明した通り、納車期間は新車では納車されるまで早くても契約後から約1か月。
中古車になると交換部品や整備点検などで2~3週間、車検を受けてからの納車ともなれば更に日数は必要となってきます。

ですが届出済未使用車になると比較的新しい車なので、交換部品や車検は不要、手続きは名義変更と納車前の点検になります。
購入手続きが済み、必要書類が揃えば軽の森では最短3日で納車することができます。

急いで新車同様の車を求められている方には、ぜひ届出済未使用車をおすすめします。

値段交渉は苦手・・・

ディーラーだと「値引き」交渉はよく聞く話ですが、苦手な方もいるはずです。
安く買いたいけど、そこまで営業マンに言う勇気がない…など、当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

届出済未使用車はディーラーで購入する新車価格よりも安くで仕入れられているため、中古車販売店の価格設定も低い傾向にあります。
中古車販売店が新車と同様の金額設定では、お客様はディーラーで購入してしまいますよね。
ですので、中には限界の車両価格で販売されている車もあります。
値段交渉をしなくても、最安値で車を購入できるということになります。

デザインに強いこだわりを持たない

オーソドックスな人気あるモデルは、届出済未使用車として流通されている場合が多くあります。
しかし、デザインにこだわりを持ち市場でもあまり出回っていないタイプを候補にする場合、待ち時間が発生してしまう恐れがあります。
レアな車両は届出済未使用車として仕入れることが困難と判断された場合、中古車販売店でも注文できないこともあります。

デザインを重視して検討されるのはとても良いことですが、届出済未使用車をお求めの際は人気車種からお選びいただくことをお勧めします♪

■未使用車をおすすめ出来ない人

後付の出来ないメーカーオプションをご希望の方や、車種・グレード・カラーなど条件が具体的に決まってきている方にとっては
ただでさえ少ない未使用車の中からさらに絞っていかないといけない為、希望条件を満たす車を見つけられるまで長い時間と多大な労力がかかってしまいかねません。

人気車種で比較!未使用車は実際いくらお得なのか?

新車を購入する場合と届出済未使用車を購入する場合、どれだけの差があるのか比較してみます。
3つの人気車種をもとにご紹介します。

NBOX/ホンダの価格比較例

NBOX
  届出済未使用車 新車
車両価格 1,398,000円 1,648,900円
軽自動車税 0円 10,800円
環境性能割 0円
※グレードによる
0円
※グレードによる
自動車重量税 0円 3,700円
自賠責保険料 24,010円 24,010円
手続き代行費用 車両価格に含む 約15,000円
預り法定費用 車両価格に含む 約5,000円
リサイクル料金 11,100円 11,100円
合計 1,433,110円  1,718,510円

※グレード「NBOX」の軽の森価格の場合

希望するオプションにもよりますが、NBOXを新車で購入する時と届出済未使用車で購入する時の差額は、285,400円です!!!

参考資料:ホンダ

スペーシア/スズキの価格比較例

スペーシア
  届出済未使用車 新車
車両価格 1,498,000円 1,530,100円
自動車税 0円 10,800円
環境性能割 0円
※グレードによる
0円
※グレードによる
自動車重量税 0円 3,700円
自賠責保険料 24,010円 24,010円
手続き代行費用 車両価格に含む 約15,000円
預り法定費用 車両価格に含む 約5,000円
リサイクル料金 7,520円 7,520円
合計 1,529,530円 1,585,330円

※グレード「HYBRID G」の軽の森価格

スペーシアは2023年11月に新型モデルが登場し、少しの期間しか経っていないということもあり、届出済未使用車と新車との差額は55,800円という結果になりました。

参考資料:スズキ

アルト/スズキの価格比較例

アルト
  届出済未使用車 新車
車両価格 898,000円 1,119,800円
自動車税 0円 10,800円
環境性能割 0円 0円
自動車重量税 0円 3,700円
自賠責保険料 24,010円 24,010円
手続き代行費用 車両価格に含む 約15,000円
預り法定費用 車両価格に含む 約5,000円
リサイクル料金 5,980円 5,980円
合計 927,990円 1,184,290円

※グレード「L」の軽の森価格

希望するオプションにもよりますが、アルトを新車で購入する時と届出済未使用車で購入する時の差額は、256,300円です!!!

参考資料:スズキ

軽自動車の届出済未使用車と新車とでは、総支払額は20万円前後の差額があるモデルがあれば、数万円の差額のモデルもあります。

やはり1番に目が付くのは、新車よりも格段に安い車両価格でしょう。
2023年10月より、中古車(未使用車も含む)は支払総額の表示が義務化されたため、購入費用の目安となる金額はより明確になりました。
費用を抑えて購入したい場合は、届出済未使用車を検討してみましょう。

軽の森

 

ここで、おまけ情報♢♢

上では軽自動車の届出済未使用車と新車を比べてみましたが、普通乗用車でも比較したいと思います。
軽自動車と同じように、普通乗用車にも未使用車の分類はあります。
しかし普通乗用車の場合『届出済未使用車』ではなく『登録済未使用車』として、市場に流通しています。
人気車種をもとに、新車とどれだけ差が出るのか見てみましょう。

セレナ/日産の価格比較例

セレナ
  登録済未使用車 新車
車両価格 3,397,000円 3,269,200円
自動車税 0円 36,000円
環境性能割 54,600円 81,500円
自動車重量税 0円 49,200円
自賠責保険料 23,690円(36か月) 24,190円(37か月)
手続き代行費用 車両価格に含む 約25,000円
預り法定費用 車両価格に含む 約10,000円
リサイクル料金 12,850円 12,850円
合計 3,488,140円 3,507,940円

※グレード「ハイウェイスターV」の車の森価格

セレナでは、新車と登録済未使用車の差額は約2万円ほどと、大差はありません。
大差はないものの、普通乗用車を新車で購入となると自動車税や重量税といった税金が高くかかってくることがわかります。

しかし、登録済未使用車の特徴でもある「納期」に注目してみましょう。
登録済未使用車は在庫があるため、手続きさえ完了すれば数週間で納車できます。
車の森では最短1週間で納車可能ですので、納期に期限がある人は登録済未使用車を検討してみましょう。

参考資料:日産

車の森

未使用車はいつ頃買う?

未使用車には、よりお得に購入出来る時期があります。タイミングを合わせてみるのもおすすめですよ。

  • 決算直後の時期
  • 一般企業のボーナス期
  • 新旧モデルがある時

決算直後の時期

自動車業界が1年で最も忙しくなるのは3月です。

ディーラーでは決算月の3月に、目標販売台数を達成しなくてはなりません。
この決算月のノルマを達成しないとメーカーからの報酬は減るため、なんとしても達成させたいというのが販売店。
お客様に売る台数が足りないと、不足台数分を自社登録しなくてはいけません。
こうして多くの自動車販売店で自社登録された車が、4月以降に届出済未使用車として市場に出回ることとなります。

なぜ決算月の3月ではなく、決算直後なのでしょうか。
ディーラーで購入する場合には、決算月に様々なセールを行っていることから3月に購入をおすすめします。
しかし、届出済未使用車となれば先に新車登録されないと、市場に出回ることはありません。
ディーラーは3月ギリギリまでユーザー販売を粘り、月末に足りない台数を自社登録後、早く在庫を手放したいためすぐに自動車販売店などに売却するといった流れになるのです。
ですので3月は他の月よりも多くの届出済未使用車が生まれ、
翌月の4月には人気車種も比較的リーズナブルな金額設定の車が揃います。

一般企業のボーナス期

「ボーナスが入ったので買い物をしよう!!」と思われる方も多く、その買い物が〈クルマ〉である人もいらっしゃいます。

届出済未使用車を扱う店舗ではボーナス時期を狙って、多くの在庫を確保する傾向にあります。
届出済未使用車は数ある中からしか選べないことがデメリットですが、在庫がたくさん店舗にある時期を狙えばデメリットと感じることもないでしょう。

新旧モデルがあるとき

各メーカーは新型モデルとしてデビューしたとしても、数年にデザインやシステムの改良を行います。
このことを〈モデルチェンジ〉と言います。
「どこが変わったの?!」と見た目からはわからない改良が施される場合や、「違う車みたい…」とフェイスマスクが大きく変わるなど、モデルチェンジといっても様々です。

モデルチェンジが確定すると、旧タイプの在庫は早く手放したいのが自動車販売店です。
そのためより低価格で販売される傾向にあります。
新モデルの発売時期が公になると、旧モデルは店舗へ行っても在庫が無いという場合もあるようです。

欲しい車がモデルチェンジするとわかれば、お得に購入できる時期はピッタリなのですが…
こまめな情報を把握しておく必要はありますね。

軽の森

未使用車の探し方

未使用車を探すには、ネットで専門店を調べてみたり、販売店に直接問い合わせてみるのがベストです。

ホームページで検索

届出済未使用車を取り扱っている自動車販売店は数多く存在しており、ネットで検索すると複数のお店がヒットするでしょう。

お店の営業時間など関係なく、空いた時間に手軽に調べる事が出来るのが利点ではありますが、仕入れからネット掲載までの時間差で、お店にあるのにネット上にあがっていない車両があり在庫を調べきれないことが欠点です。

直接問い合わせ

販売店では常時新しい在庫が入り、また売れて行きます。

ホームページ上ではお目当てのクルマがなかったとしても、直接問い合わせてみると新しく入ってきたクルマが希望していた車である可能性もありますよね。

ネット検索ほどの手軽さはありませんが、購入を検討している旨を伝えておけば実際にお店に行くまで取り置きをしてくれる販売店が多いです。

軽の森

未使用車を買う時に気を付けたいこと

未使用車を購入する時に気を付けてほしいのは、販売店選びと車両状態の確認です。

良心的なお店を選ぼう!

・届出済未使用車と明記されている販売店を選ぶ
・親切なスタッフのいる販売店を選ぶ
・充実したアフターサービスのある販売店を選ぶ

届出済未使用車と明記されている販売店を選ぶ

軽の森 展示場

最近では大通りを走っていると『届出済未使用車専門店』といった、看板をよく目にします。
実際ネットで検索しても、大阪府だけで10件以上の店舗が確認できます。
不当な表示や、紛らわしい広告には気を付けたいものです。
上でも紹介しました、自動車公正取引委員会による留意点のようにまず「未使用車」でなく「届出済(登録済)未使用車」と明記されているかの確認は必須です。
さらに運行に使用されていない中古車である明記がされているか等、確認しておきましょう。
トラブルに巻き込まれないためにも、ルールに基づいた正しい表示なのか判断できるようにしましょう。

親切な営業スタッフのいる販売店を選ぶ

ヨシダオートサービス 営業スタッフ

自宅から近い店舗や車両価格が一番安い店舗を選ぶ場合が多いですが、営業スタッフの対応も大切です。
欲しい車の見積もりを、丁寧に説明してくれることがポイント。
数台同時に見積もりを提示してくれると、購入者側としてもわかりやすいですよね。
さらに、実際の新車価格との見積もりを取ってくれる店舗は尚良心的です。
ディーラーにわざわざ行って見積もりを取らなくても、未使用車専門店で比較できるのは嬉しいです。
新車に近い状態の車なので、新車と比べてどの程度安くなるのか把握できることは購入材料の一つになります。

充実したアフターサービスのある販売店を選ぶ

充実したアフターサービスのある販売店を選ぶ

また、契約時には購入後のアフターサービスや保険窓口の確認も必須。
車はココで買ってメンテナンスはコッチで、事故に遭ったらアッチで…
となると何かあった時にどこに問い合わせたらいいのか、不安要素が高まります。
購入したお店でメンテナンスや車検、自動車保険のことも、車のことは全て安心して任せられるお店を選びましょう
頼れる車屋さんがあるのとないのとでは、大違いです。

初回車検&走行距離の確認

新車に比べて初回車検は短いのが『届出済未使用車』ですから、新車同様の外装内装であっても購入時に3年の車検が付くことは、ほとんどありません。
初回車検まで2年半あると思っていたのに、購入後に確認すると実際には1年半後に車検…という状況になると損をしてしまった気分になります。
そんな思いをしないためにも、購入時には初回車検の日付を把握するようにしましょう。

また、走行距離も気になるところ。
見積書や注文書には走行距離の記載はありますが、仮に『30km』と記載があると「30kmちょうど?!」と実際の距離を知りたくなります。
新車では現物(現車)がないため確認はできませんが、届出済未使用車は店舗に在庫があります。
展示場に並んでいる場合も多く、その際は営業スタッフにエンジンを付けてもらうこともできるので実際に自分の目で走行距離を確かめてみましょう。

大阪でお得な届出済未使用車を探すなら軽の森へ

大阪でお得な届出済未使用車を探すなら軽の森へ
軽の森で探すメリット
・豊富なラインナップ
・下取/買取も力を入れています
・アフターサービスも充実
・大阪府以外のお客様もご対応
・保険のこともご相談いただけます

軽の森はカフェのような店内で、美味しいコーヒーやお菓子をお楽しみいただけます。
個室の商談席もあり、ゆったりとお過ごしいただけます。
キッズルームや授乳室も完備しておりますので、軽の森はお子様にとっても退屈な場所にはなりません。

豊富なラインナップ

南大阪最大級の在庫を持つ軽未使用車専門店『軽の森』は、人気車種の人気カラーを熟知して仕入れています。
国産車の全メーカー・全グレードをご用意しております。
軽の森は系列店で培った独自の仕入ルートと販売経験があるので、 多くの在庫を所有することができます。
さらに、取り扱い車種が豊富な軽自動車・届出済未使用車専門店という点でも他社に勝るお店です。
軽の森ならきっとお気に入りの1台に出会えます。

下取り/買取もお任せください

軽の森ではお客様の大切に乗ってこられたお車の下取り・買取にも力を入れております!
中間業者を挟まず査定させていただいたお車を、系列店舗【軽パーク】中古車専門店での販売ができるため高価下取り・買取ができます。
軽自動車だけでなく、普通車・輸入車までお任せください!!

また遠方のお客様でもご安心ください。
陸送でご納車されていても下取り可能です。

今の車の査定額を把握したい!他社との見積もりより値段をつけてほしい!など、ご要望がございましたらお気軽にお申し付け下さい。

メンテナンスについて

軽の森は販売後もお客様とお車の安全をサポートいたします。

各店舗に指定工場を併設しており、お車のメンテナンス・車検をご対応させていただけます。ご購入後の定期点検はもちろん、車検では特許取得の『マッハタッチ』を採用し『早い・安い・安心』をモットーに取り組んでいます。
マッハ車検は最短45分で手続きが終了するので、退屈な長い待ち時間は不要です。

お車に関する疑問点やご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

大阪府以外のお客様もご対応

大阪府以外のお客様も弊社の保証にご加入いただくと、全国どの整備工場でも保証対応可能です。
その際、消耗品等の対象外部品もございますので詳細はお問合せ下さい。

また、陸送会社を使ってのご納車も可能です。
ご都合に合わせて、ご購入いただいたお車の手配をいたします。

保険について

保険の代理業も行っています。
損害保険募集人の資格を全社員が取得しているので、保険のこともご相談いただけます。
新規加入だけでなく、補償内容の見直しもご相談ください。
自動車保険は高額なイメージを持たれる方もいます。
価格重視も大切ですが、お客様に合った補償内容でベストな保険を提案いたします。

まとめ

届出済未使用車はデメリットを考えても、メリットのほうが大きく魅力的なお車です。
ある在庫の中からしか選ぶことができないため、バリエーションが豊富とは言えませんが、タイミングよく巡り合うことができれば問題はありません。
注意点さえ把握しておけば、届出済未使用車でお得に素敵なカーライフをお送りできるでしょう。

届出済未使用車を扱う軽の森では、お客様のニーズに合った車両を数多く取り揃えています。
また新車のお取り寄せも可能です。
未使用車として中々巡り合わない車種をご希望の場合や、新車と届出済未使用車で迷っている方がいらっしゃいましたら、軽の森へお電話やメールにてお問合せください。

皆様のご来場、お問合せ心よりお待ち致しております。

 

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この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
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