豆知識 2024年4月19日

軽自動車は新車と中古車どっちがお得?それぞれのメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを解説

軽自動車の購入を考えたとき、新車と中古車のどちらを選ぶべきなのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、車選びで後悔しないために、新車・中古車それぞれのメリット・デメリット、価格、維持費など、選ぶ際のポイントを解説します。

軽自動車の購入は新車? それとも中古車?

軽自動車の購入は新車? それとも中古車?

軽自動車を購入するにあたり、第一とする条件は人それぞれです。
予算内に収めることが第一条件の人や納期を優先する人等、自分に合った軽自動車を探さなければなりません。
まずは、新車を購入するのか、中古車を購入するのか選択しなければなりません。

ここからは、新車や中古車のメリット・デメリットをご紹介します。
それぞれの特徴を踏まえたうえで、軽自動車選びへと進みましょう。

新車のメリット

♦新品であるからこその満足感
♦メーカーオプションが付けれる

新車のメリットは大きく分けて2つ。
中古車には無い、新車の魅力を解説します。

新品であるからこその満足感

新車の最大のメリットとなる「自分のためだけにつくられた」という満足感。
一から工場で生産後、出荷された車が自分の手元に届くわけですから、誰も使用していないというだけでなく、自分のオーダー通りの車を手に入れる満足感は新車ならではではないでしょうか。
車検満了時まで3年(乗用の場合)付いた状態で乗り始めることができるのは、新車の特権です。

また、友人等に「新車を買ったの?」と聞かれた時にも、中古車では味わうことのできない優越感に浸ることができるでしょう。

メーカーオプションが付けれる

メーカーオプションとは、車の製造段階で装備する装備品のことを指します。
「メーカーオプションが付けれることは、当たり前じゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、このオプションを指定できるのは新車オーダー時のみです。

例えば、サンルーフや先進安全システム、本革シート等が挙げられます。
これらは車が完成してしまっている車、つまり中古車にはメーカーオプションの後付け対応はできません

カタログに記載ある通りのオプションを多く付けたい場合は、新車を検討することが推奨されます。

新車のデメリット

♦納車までに日数がかかる
♦価格面では中古車に敵わない

新車はメリットばかりではありません。
デメリットがあることも理解しておきましょう。

納車までに日数がかかる

新車の納期は、一般的には3か月ほどの時間を必要とします。
しかし、ひとまとめに3か月ほどと断言できるものではなく、車種やオプション等によって納期が1年ほどかかるモデルもあります。
2020年に新型コロナウイルスの蔓延が始まり、自動車業界にも大きく影響しました。
工場の稼働停止が続いた結果、半導体不足となり自動車の生産が大幅に遅れる事態となりました。
2024年現在、以前に比べ大幅な納車遅れは緩和されていますが、それでも手元に届くまで約1年かかってしまうモデルもあるということを知っておきましょう

反対に、ユーザーが付いていない状態の完成したての新車がまれにあることも。
その場合は、車の搬入などを考慮しても1か月ほどで納車されるでしょう。

価格面では中古車に敵わない

軽自動車の購入時に第一条件として、予算内に収まる車を選ぶ人も多いでしょう。

予算100万円で軽自動車の購入を検討している場合、エントリーモデルでは予算内で購入できたとしても、ハイグレードでは予算オーバーとなってしまい、中古車でしか購入することはできません。
軽自動車は中古車であっても100万円を超えるモデルも多くあり、決して安いとは言えませんが、新車よりは低価格で購入できます

▲新車のメリットへ戻る

中古車のメリット

「中古車」というワードだけを聞くと、あまりいいイメージを持たないかもしれませんが、中古車にも新車にはないメリットがあります。

♦価格は中古車最大のメリット
♦納車までの日数が短い
♦選択肢が豊富

価格は中古車最大のメリット

できるだけ低価格の軽自動車を探している場合は、中古車の中から選ぶことがお勧めです。
新車では予算オーバーしてしまうモデルであっても、中古車であれば予算内に収まることもあるでしょう。

ただ、安すぎる車には注意が必要です。
中古車はピンキリとも言える、価格が非常に安いモデルから新車価格とほぼ変わらないモデルまで幅広い金額が設定されています。
非常に安い車には安い理由が必ずあります。
購入後に修理や部品交換等、多額の費用が掛かってしまっては元も子もありません。
ましてや、エンジンがかからなくなりエンジン交換ともなれば数十万円の費用が必要となることもあります。
そうならないためにも、欲しい車の中古車相場価格を調べておくことがポイントです。
相場を知っておくことで、あまりに安すぎる車を候補から除外することができるでしょう。

納車までの日数が短い

先述した通り、新車の一般的な納期は約3か月と言われています。
中古車であれば、お店に在庫がある状態で契約することになるので、納車するまでの時間は圧倒的に中古車の方が早くなります。
製造完了するまでの時間や、工場から搬入する時間が中古車では必要ありません。

中古車を扱う軽の森では、お店に在庫がある状態であれば最短3日で納車することができます。
スムーズに納車ができるよう、必要書類を事前に調べておくことがポイントです。

選択肢が豊富

軽自動車の2023年8月1か月間の新車販売台数は126,476台、中古車の販売台数は213,294台となっています。
統計からわかるように、自動車市場は中古車の方が流通量は多くなっています

その理由の一つに、中古車は新車では購入できないモデルをえらぶことができるためです。
例えば、モデルチェンジ前の車やマイナーチェンジ前の車。
これらは、新車で購入することはできません。
新車は最新のモデルを扱うため、変更前のモデルは販売していません。
生産終了となったモデルも同じです。

中古車であれば、新型モデルだけでなく旧型モデルも選択肢に加えることができるので、数多くのモデルの中から車を選ぶことができます。

参考資料:全軽自協/統計資料

中古車のデメリット

新車と同様、中古車にもデメリットがあります。
デメリットを把握しておくことで、自分に合った最適な軽自動車と巡り合えるでしょう。

♦在庫が無ければ購入できない
♦車の状態にバラつきがある

在庫が無ければ購入できない

中古車は、お店にある在庫の中からしか選ぶことはできません。
新車のように一から製造される車ではないので、在庫が無ければ購入することができないのです。

そのため、珍しい車や希少価値のある車は、展示された途端に売却されてしまうことが多くあります。
欲しい中古車が決まっていれば、まずネットや電話で在庫の問い合わせをしましょう。
レアな中古車であれば、お店で展示される前に売却済みとなってしまうこともあります。
また、ネットで掲載後、すぐにオーナーが決まることもあるでしょう。
お気に入りの中古車を購入するためにも、在庫状況のリサーチは必須です。

車の状態にバラつきがある

中古車は新車と違い、車両状態がそれぞれ異なります。
綺麗に使われていた車と、雑に扱われていた車とでは、同じ使用期間であっても見た目・中身共に全く価値が違ってきます。

また、中古車を見た目で判断してはいけない理由が、メンテナンスの有無にあります。
見た目が綺麗であっても定期的なメンテナンスを行っていなければ、納車後まもなく交換部品や修理代など多額の費用が必要となるでしょう。
そうならないためにも、中古車には様々な状態の車があるということを知っておきましょう。

▲中古車のメリットへ戻る

今売れている軽自動車は新車と中古車どっち?

今売れている軽自動車は新車と中古車どっち?

新車と中古車、実際にはどちらが人気なのか現状の販売台数のデータを基に比較します。
軽四輪車2023年上期(1月~6月)の販売台数の累計を、メーカー別にご紹介します。

  ♣新車 ♧中古車 台数差
スズキ 265,953 452,130 ♧186,177
ダイハツ 295,640 505,665 ♧210,025
ミツビシ 24,381 77,813 ♧53,432
スバル 9,191 56,549 ♧47,358
ホンダ 158,109 241,073 ♧82,964
マツダ 17,979 37,878 ♧19,899

ニッサン

97,888 142,364 ♧44,476
トヨタ 17,050 14,289 ♣2,761
スマート 191 ♧191
その他 74 30 ♣44
合計 886,265 1,527,982 641,717

参考資料:全軽自協/統計資料

上の表からわかるように、トヨタやその他を除いて中古車の販売台数が、新車よりも多いことがわかります。
半年間の累計で中古車の販売台数は、新車の販売台数を60万台以上、上回っています。
やはり、中古車のメリットでも先述しましたが、中古車は価格が安いだけでなく選択肢が多いことから、中古車を購入する人が多いと考えられます。

どっちがお得?軽自動車の新車と中古車のコスト比較

どっちがお得?軽自動車の新車と中古車のコスト比較

ここからは、軽自動車の新車と中古車にかかる費用を比較します。
多くの人は、コスパの良い車に乗りたいものです。
維持費を最低限に抑えたい人も中にはいるはずです。
どちらのタイプがコスパの良い車なのか、新車・中古車で悩まれている人は、ぜひ参考にしてください。

軽自動車の新車と中古車のコスト比較

購入額とローンを組むときの違い

購入額

まず、中古車と新車の購入額の違いを見てみましょう。
中古軽自動車の場合、一般的な価格相場は100万円~200万円ほど見ていれば購入できるでしょう。
購入金額は、中古車を購入する方が比較的低価格で抑えることができます。
しかし、車によっては中古車の方が高くなる場合もあるため、一概に中古車だから安いとは言い切れません。
グレードや装備にこだわりがない人にとっては、中古車の方がコスパが良いと言えますね。
一方の新車の軽自動車では、最新の安全技術の導入や燃費・環境性能が高まることで、よりコストがかかります。
そのため、販売価格は高くなる傾向にあり、中古車と比較すると決してコスパの良い軽自動車とは言い切れません。
しかし、車両価格は高くても購入後の維持費を考えると、結果コスパの良い車を利用できたという場合もあります。
最新の軽自動車の燃費性能は高く、エコカー減税など環境に配慮されている車であれば減税処置を受けられることもあります。
新車を購入する時には、「購入価格」「維持費」のバランスが取れているモデルを検討することがお勧めです。

ローンを組むときの違い

次に注目する点は、ローンを組む時の違いについてです。
新車であっても中古車であっても、ローンを組むことは可能です。
もちろん過去に延滞や遅延等、トラブルが無い場合に限ります。
ローンを組む時に、注意したいポイントは【金利】です。
新車を扱うディーラーと中古車販売店では、この金利に違いがあります。

ディーラーで扱うローンはディーラーの信販会社であり、『ディーラーローン』とも言われています。
このディーラー系ローンの金利の相場は、およそ6%~8%程度。
一方の中古車販売店が扱うローンは、およそ5%~10%程度が相場となっています。
100万円の軽自動車を3年のローン契約で購入する場合、金利5%で計算すると利息は150,273円、金利8%では240,438円支払うことになります。
たった数%と思うかもしれませんが、この数%はコストを抑える上でとても重要なことでもあります。

ご紹介した2つのローン以外に『銀行ローン』と言われる、銀行から融資を受けてローンを組む方法もあります。
他のローン会社より審査は厳しくなりますが、金利は約1%~約4%と低い金利設定が特徴です。

ローンを組む時には新車・中古車にかかわらず【金利】に注意することが大切です。

▲コスト比較一覧へ戻る

かかってくる諸経費

軽自動車を購入するときには、車体価格だけでは購入できません。
諸経費も必要となるため、内訳を見ていきましょう。

保険

車に関わる保険は2種類。
強制保険と言われる〈自賠責保険〉は、公道を走る自動車全てに加入が義務付けられています。
自賠責保険は、人に対して損害を与えた時に保険金が支払われるものです。
運転者や物への補償は対象外となるので、そのほかの補償は〈任意保険〉で補います。

自賠責保険は「新車だから」「中古車だから」という理由で金額は左右されません
新車であれば乗用の車検満了日は3年後となるため、37か月間(1か月分余裕を見て多くする)、貨物は2年後なので25か月間(乗用と同様、1か月分余裕を見て多くする)の自賠責に加入します。
一方の中古車は、車検までの日数に応じて自賠責の金額が異なります。
車検を受けたての中古車であれば2年後が車検満了日となるので、新車の貨物と自賠責の金額は同じになります。
1年後に車検満了日がくる車であれば12か月、もしくは13か月間の自賠責保険料を支払うことになります。
自賠責保険料は、車検満了日までの期間で金額が違ってくることを覚えておきましょう。

では、任意保険は中古車と新車で金額が異なるのでしょうか?
任意保険は、契約者の等級で割引額が設定されているので、一概に比較することはできません
しかし、新車割引等、保険会社によっては初度登録より経過年数が少なければ少ないほど適用される補償は多くあるように見受けられます。

税金

軽自動車に関わる税金は3種類あります。

1.軽自動車税種別割(旧名称:軽自動車税)
2.重量税
3.軽自動車税環境性能割(旧名称:軽自動車取得税)

まず自動車税種別割から見ていきましょう。
自動車税種別割とは、毎年4月1日時点の使用者もしくは所有者が翌1年分の税金を納めなくてはなりません
例えば、4月下旬に車を購入するとしましょう。
この場合、4月1日時点の名義は、新車であればまだ登録されていませんし、中古車であっても契約者の名義ではありませんよね。
軽自動車は普通車と違い月割計算はできません。
したがって、新車・中古車共に4月1日を超えてから車を購入すると、翌年の5月頃に納付書が届く流れとなります。
納付額は、新車登録された日付によって区切られています。
一般的に多く使われている、自家用乗用モデルで比較してみましょう。
新車であれば一律10,800円。
平成27年3月31日までに新車登録している車は7,200円。
新車登録より13年経過している車であれば12,900円です。
現在は2024年なので、軽自動車種別割は中古車であれば8年~12年落ちの車の自動車税が一番安く済むという計算になります。

続いて、重量税についてですが、重量税は新車購入時や車検時に支払う税金です。
環境性能が優れていると評価された車は減税措置を受けることができるため、2年サイクルでやってくる車検時に納付額が低くなりやすい車は新車だと言えるでしょう。
車検が残っている状態の中古車であれば、購入時に重量税を支払うことはありません。

次に、軽自動車税環境性能割を見てみましょう。
軽自動車種別割は、新車購入時や名義変更時に支払う税金です。
車によって納付する金額は異なり、電気自動車や燃費基準を達成している車は減税処置を受けることができます。
燃費基準を達成している車は、比較的新しい車が多く見受けられます。
しかし、あまりに古い中古車では取得価額が50万円以下となることもあるでしょう。
その場合は課税対象外となるので、「新車だから環境性能割が安い!」「中古車だから環境性能割が高い!」とは一概には言えませんね。

▲コスト比較一覧へ戻る

維持費

軽自動車の中古車と新車の維持費を比較します。
まず毎月必要となる費用からご覧ください。

♦燃料費
♦洗車代
♦駐車場代

これらは新車であっても中古車であっても、必要です。
自宅に駐車できるスペースがあれば駐車場代は不要となり、洗車グッズを持っていればセルフで洗車ができるため費用はかかりませんが、燃料費は必要となりますね。
燃料費は燃費が良い車を選べば、費用を抑えることができます。
燃費が良い中古車や新車があれば、反対に燃費が悪い中古車や新車もあります。
毎月必要となる軽自動車の費用は、新車・中古車で分けてもあまり大差はないように感じられます。

続いて、年単位でかかる費用です。

♦税金系
♦保険料

♦メンテナンス費用

「税金系」とひとまとめに言いましたが、先述した通り軽自動車に関わる税金は3種類、また、保険料は2種類あることをご紹介しています。

ここではメンテナンス費について深堀してみましょう。
軽自動車には数多くの消耗品が使われています。
使用していても使用していなくても劣化が進み、定期的な点検・交換が必要となります。
使用頻度が高い中古車は、交換する部品が新車に比べて多くなる傾向があります。
車のコンディションにより異なりますが、タイヤの交換タイミング等、誰も使用していない新車と比べると早いタイミングで交換時期がやってくるでしょう。

長い目で見れば、中古車に比べて新車の方が維持費の面ではコストがかからないように見受けられます。

▲コスト比較一覧へ戻る

コストが抑えられる軽自動車は中古車!選ぶときのポイントを紹介

コストが抑えられる軽自動車は中古車!選ぶときのポイントを紹介

ここからは、コストが抑えられる軽自動車を選ぶために、抑えておくべきポイントを3つご紹介します。
これから中古軽自動車の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

状態の良い車を選ぶ

「状態の良い車」というと、どのような軽自動車を想像するでしょうか。
まず、現車を見て確認できる外装・内装の状態です。
ボディにどの程度の傷があるのか、座席シートの汚れの有無等、目視しましょう。
シートに焦げ跡等、喫煙車であることも発見できるので、注意深く確認することがポイントです。

次に走行距離をチェックします。
一般的な走行距離の目安は、1年に1万kmほどとされています。
新車登録からの経過年数と走行距離を照らし合わせて、バランスが良い車を選びましょう。

中古車であれば、だれも使っていない新車よりも部品交換や修理のリスクは高まります。
そのため、見た目・走行距離が許容範囲内の中古車であったとしても、「保証付き」の中古車を選ぶことがおすすめです。

▲選ぶときのポイント一覧へ戻る

事故歴や修復歴の有無を確認する

事故歴や修復歴の確認は、目視しただけで素人にはわからないことも多々あります。

しかし、中古車販売店に告知義務があるのは修復歴(骨格部分の修復)がある場合だけ。
板金や塗装等、大掛かりな修復作業でなければ販売店側から伝える義務はないのです。

事故車や修復歴がある車を選ばないためにも、車の査定シートや整備記録をお店側に見せてもらいましょう
査定された用紙にはその車の評価点が付けられており、5点満点となっています。
評価点が「0」もしくは「R」と記載されている場合は、事故車である可能性が高いです。

▲選ぶときのポイント一覧へ戻る

人気車種を選ぶ

乗り潰す覚悟で中古車を購入したとしても、人気車種であればリセールバリュー(手放す時の買取価値)が高くつくことがあります。
2024年現在、リセールバリューが高いとされる軽自動車は、スズキのジムニーやダイハツのタントカスタムが挙げられます。

また、ボディカラーによっても査定額は前後します。
車種にもよりますが、人気色であるパールやブラックといった、王道を選ぶことがお勧めです。

▲選ぶときのポイント一覧へ戻る

お得に自動車が手に入る届出済未使用車とは?

お得に自動車が手に入る届出済未使用車とは?

最後に、中古車でもない新車でもない〈届出済未使用車〉の魅了について迫ります。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しましょう。

届出済未使用車のメリット

新品同様なのに低価格

届出済未使用車の最大のメリットは、新車と同様なのに新車よりも低価格で提供されていることが多い点です。

新車登録が終わっている車のため、既に所有者は登録されています。
ユーザーが購入する時には、新車のようにワンオーナーではなく2オーナー以降になります。
また、購入時期によっては新車登録から数か月経過している届出済未使用車もあるため、車検満了日まで丸々3年ないこともあります。

このようなことから、誰も使用していない新品同様の軽自動車であっても、新車より低価格で購入できるというわけです。

早く納車できる!

届出済未使用車は、お店に在庫がある状態で購入します。
新車とは比べ物にならないくらい、納期が早いことが特徴です。

車種によって異なりますが、新車であれば数年待たないといけない人気モデルも中にはあります。
届出済未使用車を扱う軽の森では、お店に在庫がある状態で納期は最短3日!
早急に軽自動車をお求めの際は、必要書類など事前準備を行ってからご来店いただくことがお勧めです。

届出済未使用車のデメリット

メーカーオプションは不可

メーカーオプションとは、自動車の製造段階で取り付けるオプションです。
届出済未使用車は既に完成された状態で購入するので、サンルーフや追加エアバッグ等、後付けすることはできません。

メーカーオプションを数多く付けたいと思っている人は、装備した状態の届出済未使用車を探さなければなりません。
オプション数が多ければ多いほど、届出済未使用車として巡り合う可能性は低くなるでしょう。
その場合、新車の購入を検討することが推奨されます。

在庫が無いと購入できない

メリットでもご紹介しましたが、届出済未使用車はお店に在庫がある状態で購入します。
ですので、お店に届出済未使用車が無ければ、新車のように発注することは基本的にはできません。

お気に入りの届出済未使用車を見つけるためにも、お店へ行く前にまずネットや電話で在庫確認を行うことがお勧めです。
届出済未使用車は人気のため、店頭に並ぶ前に売り切れてしまうこともあります。
ですので、ネットに掲載していない車両があるかもしれません。
購入前のリサーチは必須です!

軽自動車は新車と中古車どっちの購入がお得か知りたい方は軽の森までご相談ください!

軽自動車は新車と中古車どっちの購入がお得か知りたい方は軽の森までご相談ください!

中古車には中古車のメリット・デメリットが、新車には新車のメリット・デメリットがあることがわかりましたね。

グレードや装備にこだわらない人には中古車を、新車を選ぶ人は車両価格と維持費のバランスが取れている軽自動車を選ぶことがポイントです。
それぞれのメリットやデメリットを把握したうえで、自分に適した軽自動車と巡り合うためにも、軽自動車は慎重に検討しましょう。

この記事をお届けしました〈軽の森〉には、軽自動車の新車から中古車まで幅広いラインナップをご用意しております。
納期や在庫確認等、お気軽にご相談ください♩

 

軽の森

軽自動車をお探しの方はこちら!

総在庫800台
タイプ別!

 

車の森

普通車をお探しの方はこちら!

総在庫300台
タイプ別!

 

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
人気の記事