中古の軽自動車を購入する際に、手続きの中で提出が必要になる書類・住民票。市役所の窓口で交付してもらうイメージが強くありますが、近年ではマイナンバーカードを持っているとコンビニで取得できたりととても便利になってきています。
この記事では軽自動車の中古車購入時に必要な住民票について解説していきます。
車の購入時の書類のお手続きに関してお悩み中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
軽自動車の購入には住民票が必要
軽自動車の購入時に揃える書類の中に住民票があります。
住民票は現在の住所を確認するために提出が求められている書類なので、厳密には住所の確認ができる書類(印鑑証明書)であれば住民票でなくても構いません。
普通車の購入時には住民票の提出が不要なのも、印鑑証明書の提出があるからですね。
印鑑証明書があれば住民票は不要ですが、印鑑証明書を取得するには印鑑証明書のカードが必要になり、住民票を取得するよりも手間がかかってしまうことからも、住民票の代用を探すのではなく住民票を用意しておくことがおすすめです。
住民票とは
住民票とはその市区町村に住む住人の氏名や住所などの情報が記載された公的な文書です。
氏名や住所の他にも生年月日や性別・本籍地など細かく個人情報が記載されています。
住所のある市区町村の役所で発行される物で、パスポートの取得時や賃貸契約や就職をする際にも必要になる書類です。
また住民票には世帯全員の情報が記された「謄本」と、世帯の中の一部の人の情報が記された「抄本」があります。
軽自動車の購入時には、車を購入される(所有者になる)方の抄本が必要になることを覚えておきましょう。
住民票の取得方法は?手続きの手順
住民票を取得する際、お住まいの市役所に出向いて窓口で申請する手段がこれまで一般的でしたよね。
しかし役所の窓口は平日の日中しかあいておらず、仕事の関係でなかなか平日の昼間に時間をとることが難しい人もいらっしゃることでしょう。
住民票の取得について、窓口での申請以外の方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
住んでいる市区町村の役所で取得する
自分の住所のある地域の役所で取得する方法です。
交付申請には有効期限内の運転免許証や健康保険証・マイナンバーカードなどの身分証明書が必要になります。
その場で交付してくれて、担当者の方と対面でやりとりするので分からないことがあればその場で聞くことができる点がメリットです。
しかし役所の窓口は平日の日中しか受け付けていないので、お仕事の都合などで平日の昼間にまとまった時間をつくることが難しい方にとってはデメリットになるでしょう。
また交付には手数料が必要です。お住まいの市区町村によって多少の違いがあるので、金額も事前に確かめておくと安心ですね。
郵便請求で取得する
役所へ足を運ぶ時間をつくることが難しい方には郵便請求で取得する手段もあります。
直接時間調整をして役所へ行くことが難しい方にとってはメリットになりますが、手元に住民票が届くまでに時間がかかってしまうことや、切手代など上乗せで費用がかかってしまうことがデメリットです。
基本的には請求書や手数料、返信用封筒(切手を貼った物)を用意して送る流れになりますが、請求書に記入する項目など地域によって異なる場合もあるため各自治体のホームページをよく確認するようにしましょう。
軽の森なかもず店のある大阪府堺市では以下の書類が必要になります。
・申請書(個人情報の他、使用目的や提出先の記入) ・郵送請求される方の本人確認書類(運転免許証や健康保険証の写し) ・手数料(定額小為替や現金書留) ・返信用封筒(切手を貼り、返信先も記入する) ・関係資料(代理人による請求の場合は委任状が必要) |
出典:堺市
申請書や委任状は堺市のホームページでダウンロード・印刷が可能です。
マイナンバーカードを使ってコンビニで取得する
マイナンバーカードを取得されている方は、役所に出向かずにコンビニにあるマルチコピー機で住民票を取得することが可能です。
毎日6:30~23:00まで利用することができて、役所が閉まっている夕方以降や週末でも取得が可能です。またどこのコンビニからでも大丈夫なので、家から近くのコンビニで取得できるのも大きなメリットですよね。
対面ではないので手順を自分で調べて行わないといけないことや、マイナンバーカードが必須(通知カードは不可)なことがデメリットになりますが、手順もとても簡単なうえに手数料も窓口で発行してもらうよりも安くなっているのでとてもおすすめでな方法です。
中古車の購入に必要な書類とは
中古車の購入時に必要になる書類を軽自動車・普通車それぞれ表にまとめました。
軽自動車 | 普通車 |
・住民票 ・自動車検査証 ・印鑑 ・自賠責保険証 ・申請依頼書 ・保管場所届出書 |
・自動車検査証 ・実印 ・印鑑証明書 ・自賠責保険証 ・委任状 ・車庫証明書 |
普通車の場合には住民票は不要になりますが、実印と印鑑証明書が必要になることを覚えておきましょう。
また「保管場所届出書」と「委任状」、「保管場所届出書」と「車庫証明書」は軽自動車と普通車で管轄が違うことから名称が異なりますが、書類の内容はほとんど同じであると言えます。
私たちが自分で用意しなくてはいけない書類は基本的には軽自動車だと住民票、普通車だと印鑑証明書・実印は必ず必要ということを覚えておきましょう。
よくある質問
軽自動車の中古車を購入する際に必要になる「住民票」に着目して解説してきました。
軽自動車の購入時には住所を証明する目的で住民票の提出がベストであることが分かりましたね。
次に軽自動車購入時の住民票に関するよくある質問を一問一答形式でまとめています。
これまでに疑問が解決されなかった方はぜひ参考にしてみてください。
住民票の住所とは違う場所に住んでいる場合は?
一時的な転勤など都合によっては住民票の住所と実際に住んでいる場所が異なるケースもありますよね。
このように住民票の住所とは違う場所に住んでいる場合でも軽自動車の購入は可能です。
住民票とは異なる住所のナンバーを付けるには使用の本拠の位置を現住所にする必要があり、場合によっては現住所で生活していることを証明する書類が必要になりケースもあります。
住民票と現住所が異なる時こそ、郵便請求やマイナンバーカードを持っている場合にはコンビニで住民票を取得する手段がおすすめですよ。
住民票は謄本と抄本、どちらを準備する?
軽自動車の中古車を購入される時に提出する住民票は抄本を準備しましょう。
住民票には種類があり、世帯全員分の情報が記された物を謄本(とうほん)、世帯の一部の人の情報が記された物を抄本(しょうほん)と言います。(住民票には他にも除票や住民票記載事項証明書というものもあります。)
謄本でも抄本でも手数料に違いはありませんが、軽自動車の購入時に謄本を用意する必要はなく、購入者(車の所有者になる方)の抄本を提出することを覚えておきましょう。
中古の軽自動車を購入する際の注意点は?
中古の軽自動車を購入する際の注意点は、現物をよく目で見て車両の状態を確認することです。
中古ということは基本的に過去に走行歴のある車です。そのため前のユーザーの走行環境やメンテナンス状況が大きく車の状態に影響しています。
年式や走行距離のバランスが良く、納得のいく中古車を購入しましょう。
事故車やエンジンをつけた時に異音や異臭がする車は、一見キレイに見えても何かしらのトラブルを抱えている可能性もあるため避けておく方が無難です。
軽自動車の購入や書類のお手続きに関するお悩みは軽の森におまかせ!
軽自動車の購入時には、住所を証明する目的で住民票の提出が必要なことが分かりました。
申請をすれば即日に発行してもらえる書類ですが、窓口には受付時間が限られていることやコンビニで取得するにはマイナンバーカードが必要になることなど、注意点もよく確認して行うようにしましょう。
また交付には手数料が必要
この記事を紹介してきたのは南大阪を拠点にした届出済未使用車専門店「軽の森」です。
軽の森では国内オールメーカー全てのお車を取り扱っており、総在庫は700台と関西南地区最大級の規模を誇ります。
専門に扱っている届出済未使用車は、届出が済まされただけのまだ誰も使用していない未使用車のこと。届出が済んでいるので中古車の扱いになり、新車よりも安くご購入いただけることが魅力です。
また既に在庫としてお店に並んでいる状態なので、納車が早くできることもポイントですね。
お車探しにお悩み中の方は、知識豊富なスタッフが全力でサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお電話やメールにてお問い合わせください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
出典