車種紹介 2024年5月1日

【広い車内】スズキ エブリイワゴンをグレード別にご紹介!!

軽自動車のなかでも圧倒的に広い車内と使い勝手の良さが魅力のスズキ・エブリイワゴン。

近年人気のキャンプや車中泊などにもってこいのクルマとして高い人気を誇っています。軽商用車であるエブリイの乗用車モデルとして登場したエブリイワゴンですが、どのような特徴をもったクルマなのか詳しくご紹介したいと思います!

★この記事のチェックポイント★

■エブリイワゴンのグレードごとの特徴

■競合車との比較

■エブリイワゴンのお得な購入方法

スズキ エブリイワゴンとは

エブリイワゴン 外装

・エブリイワゴンの歴史

・エブリイワゴンの魅力

・エブリイとの違い

・ボディカラー

・共通スペック

エブリイワゴンの歴史

1999年、4代目エブリイの乗用ワゴンタイプとして追加されたのが初代エブリイワゴンです。運転席・助手席エアバッグと、軽ワンボックスカーでは装備されることの少なかったABSが標準装備されました。乗用車ということを意識したものであることが感じられます。

2005年にエブリイが5代目へとモデルチェンジしたのに合わせ、エブリイワゴンも2代目に進化しました。このときエブリイワゴンは「軽のミニバン」をコンセプトに、軽自動車では初の後席オートスライドドアを装備しました。[PZターボ(左側のみ)、PZターボスペシャル(両側)]

また5MT車を含めた全車にインパネシフトを採用し、前席の左右ウォークスルーを可能にするなど使いやすさを追求しています。

現行型である3代目エブリイワゴンは、2代目から10年弱の時を経て2015年に登場しました。荷室長や荷室幅、荷室高を拡大し、最新の快適機能を採用して大幅な進化を遂げました。

軽キャブワゴンで初めてとなる衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」をはじめ、エマージェンシーストップシグナル、誤発進抑制機能、ESPを全車標準装備とし、安全装備も強化されました。

エブリイワゴンの魅力

エブリイワゴンにはたくさんの魅力が詰まっています。

ここではさまざまな観点からエブリイワゴンの魅力についてご紹介していきます。

・とにかく広い室内!

・車中泊できる!

・快適装備が充実!

・高速道路でも街乗りでもパワフル!

・安全性能が高い!

・手の出しやすい価格!

とにかく広い室内!

エブリイワゴン 広い室内 エブリイワゴン室内空間2

室内長2,240㎜、室内幅1,355㎜、室内高1,420㎜(ハイルーフ車)と、軽自動車なのにとにかく広い室内が確保されており、定員の4名乗車時でもゆったり乗れ、尚且つ荷物もしっかり積めます!

エブリイワゴン インパネ

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

前席はインパネシフトの採用で真ん中に遮るものがなく、そのため横移動もラクにできます。運転席と助手席が独立していながらもベンチシートになっているので、助手席からの乗り降りもスムーズに行えます。

シートスライド後席

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

左右独立スライド機構付きのリヤシートは前後に180㎜スライドするので、足元にたっぷりの余裕があり、リクライニング機構とあわせて快適に過ごせます。

エブリイワゴン 荷室

画像引用▶エブリイワゴン 男前キャンプ特集記事

広いラゲッジスペースには、アウトドアなどに必要なたくさんの荷物もラクに積み込むことができます。開口部が大きめに設計されているので荷物の積み降ろしもスムーズにできちゃいます☆

多彩なシートアレンジ

エブリイワゴンには広いスペースを多彩に使いこなせるシートアレンジが用意されています。

1名乗車+荷物
1名乗車+荷物

1名乗車時には、趣味の道具や荷物をめいっぱい積み込むことができます。

助手席シートを折りたためば長尺物もラクラク積めます♪

2名乗車+荷物
2名乗車+荷物

2名乗車時にはリヤシートを収納すれば、荷室に2台分の自転車が積めるスペースが出現します。

※自転車のサイズ・形状によっては積載できない場合があります。

3名乗車+荷物
3名乗車+荷物

3名乗車時には左右独立したリヤシートをひとつ収納し、多くの荷物を積み込めます。

4名乗車+荷物
4名乗車+荷物

定員の4名が乗車しても荷室には4名分の荷物がしっかりと積めます。

フルフラット
エブリイワゴン フルフラット

フロントシートとリヤシートを倒せばフルフラットになり、車中泊もできる快適な空間になります。

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

車中泊できる!

エブリイワゴンは車内空間の広さから車中泊もできるクルマです。

エブリイワゴン フラットにした荷室

シートアレンジのところで触れたようにシートをフルフラットにして車中泊するのも可能ですが、上の写真のようにリヤシートを収納し平坦な状態にすればより広々とした空間で休むことができます♪

リヤシートが完全に荷室と水平にはなりませんが、車中泊用のマットなどを敷けば段差を埋めてくれ快適なベッドになります。

快適装備が充実!

エブリイワゴンには乗員のことを考えた快適装備が充実しています。

パワースライドドア
エブリイワゴン パワースライドドア

画像引用▶エブリイワゴン 快適装備

指先ひとつで開閉できるワンアクションパワースライドドア[挟み込み防止機構付]が装備されています。(PZターボスペシャル:後席両側、PZターボ:後席左側)

携帯リモコンを身につけていれば、ワンアクションスイッチを押すだけで自動解錠しスライドドアが自動で開きます。スライドドアが開いた状態でスイッチを押せば自動でドアが閉まるので、手がふさがっている時や力のないお子さまには便利です。

スライドドアクローザー
スライドドアクローザー

画像引用▶エブリイワゴン 快適装備

ドアを半ドアの位置まで軽く閉めれば、自動的に最後まで閉めてくれるスライドドアクローザーが全グレードに装備されています。

フルオートエアコン[エアフィルター付]
フルオートエアコン

画像引用▶エブリイワゴン 快適装備

設定した温度に合わせて吹き出し口や風量を自動でコントロールし、快適な室内環境をキープしてくれます。エバポレーターに抗菌処理を施し、エアフィルターでタバコの匂いや花粉も緩和されます。

運転をサポートする快適装備
運転席シートヒーター 運転席シートヒーター
リヤシートヒーター リヤヒーター
電動格納式ドアミラー 電動格納式リモコンドアミラー
ヒーテッドドアミラー ヒーテッドドアミラー(4WD)
アクセサリーソケット アクセサリーソケット
ラゲッジアクセサリーソケット

ラゲッジアクセサリーソケット(助手席側)

高速道路でも街乗りでもパワフル!

街乗りでもパワフル

エブリイワゴンは軽自動車ですが全車ターボエンジンなので、高速道路でも街乗りでも快適に走ることのできるパワフルな車です。

搭載されているターボエンジンは最高出力が47KW/6,000rpm、最大トルクが95Nm/3,000rpmと、軽自動車のなかでも非常にパワフルな走りができることが分かります。たくさんの荷物を積んでいるときや高速道路でも、パワーのあるターボエンジンのおかげでより満足のいく走りを実感できるでしょう。

ロングホイールベースですが最小回転半径4.5mと小回りが利くので狭い路地や縦列駐車、車庫入れのときにも取り扱いしやすく街乗りにも適しています。

軽自動車といえば小柄で運転しやすい反面、高速道路の運転には難がある…と言われがちですが、エブリイワゴンにおいては快適に走行可能です!

安全性能が高い!

軽自動車は車両重量が普通車に比べて軽く、ボディサイズや排気量に制限があることから安全性に不安を持つ方が多くいた時代もありました。

ですが近年では車の安全に関する技術が著しく向上し、軽自動車も高い衝突安全性を持つようになったことに加え、先進安全技術の登場により安全性が飛躍的に進化しました。

エブリイワゴンは2015年の現行型の登場時からクラス初となる衝突被害軽減ブレーキを採用しており、比較的早い段階から先進安全技術を搭載しています。

ではエブリイワゴンに搭載している、スズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」にはどんな先進安全技術があるのか詳しく見ていきましょう。

・デュアルカメラブレーキサポート

・誤発進抑制機能(前方・後方)

・後退時ブレーキサポート

・車線逸脱警報機能

・ふらつき警報機能

・先行車発進お知らせ機能

・ハイビームアシスト

デュアルカメラブレーキサポート
デュアルカメラブレーキサポート

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

前方の車両や歩行者を2つのカメラで検知し、衝突のおそれがあると判断した場合ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告し、弱いブレーキをかけます。その状態でドライバーがブレーキを踏めば、システムがブレーキ踏力をアシスト。

それでも衝突の可能性が高まると強力なブレーキを自動で作動させ、衝突の回避や衝突被害の軽減をサポートする機能です。

検知対象は前方の車両と歩行者で、昼間に加え夜間の検知も可能です。自車の速度が約5~100㎞/hで走行中に作動します。

誤発進抑制機能(前方・後方)
誤発進抑制機能

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

進行方向に壁などがあるにも関わらず、必要以上にアクセルペダルを強く踏み込むと、最長5秒間システムが自動でエンジン出力を抑制します。急発進や急加速を防止して踏みまちがいなどによる衝突回避に貢献します。

停車時または約10㎞/h以下での徐行中、前方は約4m、後方は約3m以内の障害物を検知している際に作動します。

後退時ブレーキサポート
後退時ブレーキサポート

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

リヤバンパーに取り付けられた4つの超音波センサーによって後方の障害物を検知して自車との距離を計測し、4段階のブザー音でドライバーに障害物への接近をお知らせします。さらに後方の障害物と衝突する危険が高まると自動でブレーキを作動させ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。

車線逸脱警報機能
車線逸脱警報機能

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

約60㎞/h以上で走行中に左右の区画線を検知して自車の進路を予測。前方不注意などで車線からはみ出す危険があると判断したら、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促します。

ふらつき警報機能
ふらつき警報機能

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

約60㎞/h以上で走行中に左右の区画線を検知して自車の走行パターンを計測。眠気などで車両が蛇行するとシステムが「ふらつき」と判断し、ブザー音や表示などの警報によってドライバーに注意喚起する機能です。

先行車発進お知らせ機能
先行車発進お知らせ機能

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

信号待ちなどの停車中、先行車が約4m以上離れても自車が停車し続けた場合、ブザー音やメーター表示によってドライバーに先行車の発進を知らせ、出遅れを防止する機能です。

ハイビームアシスト
ハイビームアシスト

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

夜間にヘッドランプをハイビームにして走行中、前方に対向車や先行車がいたり、明るい場所を通過すると自動でロービームに切り替えてくれる機能です。対向車や先行車がいなくなったり、周囲が暗くなると自動でハイビームに戻ります。

切り替え忘れを防止するとともに、ドライバーの手間を減らしてくれる便利な機能です。

その他の安全装備

エマージェンシーストップシグナル

約55㎞/h以上で走行中に急ブレーキを検知すると、ハザードランプが自動で高速点滅し、後続車に急ブレーキを知らせ衝突しないよう注意を促します。

ヒルホールドコントロール

坂道での発進時に車が後ろに下がらないように、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える瞬間、最長約2秒間ブレーキが作動し落ち着いて発進できる機能です。

ESP(R)[車両走行安定補助システム]

あらゆるセンサーによって走りを監視し、必要に応じてエンジンとブレーキをコンピューター制御。カーブなどでのタイヤの横滑りやスリップ、急ブレーキ時のタイヤロックなどを抑え、車両の安定走行に貢献します。

手の出しやすい価格!

手の出しやすい価格

エブリイワゴンは最も安いグレード「JPターボ」の2WDでは、税込価格150万円台から購入できます。

これだけの室内空間の広さがありながら走行性能も申し分なく、アウトドアや車中泊使用にも適応しているモデルだと考えると非常にコストパフォーマンスが優れています。

そして軽自動車であることから税金も抑えられるというのもメリットのひとつ。ワゴン車ではありますが、軽自動車に分類されるので軽自動車の税金が適用されるのは家計にとっては嬉しいポイントです♪

最もグレードの高い「PZターボスペシャル」のハイルーフ2WDでも税込価格170万円台なので、ワゴン車であるミニバンなどを購入することを思えばかなり費用を抑えることができます。

またエブリワゴンは中古車も多く出回っているので、中古車を検討してみればもっとお得に手に入れることもできます。

エブリイとの違い

エブリイPC

▲エブリイ PC

エブリイワゴンは商用バンであるエブリイをベースとした乗用車です。

この2台は見た目もよく似ているので、「一体なにが違うの?」と思うかたも多いと思います。ここではエブリイワゴンとエブリイの違いについて解説します。

まずざっくりとした両車の違いは、用途が違うところです。

 

・ エブリワゴン→ 乗用車

・ エブリイ→商用車

 

乗用車は人を運ぶのが目的で、商用車はモノを運ぶのが目的です。

そのため乗用車であるエブリイワゴンの足回りはソフトに、商用車であるエブリイはすこし硬めにつくられています。

乗員の乗り心地も乗用車のエブリイワゴンと商用車のエブリイでは違いがあります。

エブリイワゴン

エブリイワゴン内装

画像引用▶エブリイワゴン 価格・グレード

乗用車であるエブリイワゴンは、全車ヘッドレスト分離型のフロントシートと分割可倒式のリヤシートを採用しているので、乗員全員がラクな姿勢で乗車でき長時間のドライブでも疲れません。

エブリイ

エブリイ内装

画像引用▶エブリイ 価格・グレード

商用車であるエブリイはフロントシートがヘッドレスト一体型、リヤシートはヘッドレストレスの一括可倒式なので、乗り心地は正直良くありません。

シート表皮も最廉価グレードのPA、PAリミテッドではファブリックではなくビニールレザーになるので、仕事用としては優秀ですが乗用と考えるとチープに思えてしまいます。

ですがエブリイの上位グレードであるJOIN、JOINターボは乗用モデルなので、ヘッドレスト分離型フロントシート、分割可倒式リヤシートを採用しているので乗り心地に関してはエブリイワゴンとほぼ同じです。

 

乗り心地以外にも両車には以下の異なる点があります。

・ パワートレーン

・ トランスミッション

・ 荷室空間

・ 維持費

パワートレーン

エブリイではNAエンジンが主で、最上位グレードのJOINターボのみがターボエンジンというラインナップです。対してエブリイワゴンは全車ターボエンジンです。

ターボの有無は加速力や走行性能に大きな差がでます。もちろんターボエンジンのほうが加速性能などに優れていますが、燃費の良さではNAエンジンに軍配が上がります。

トランスミッション

エブリイのトランスミッションは、AT、MT、そしてスズキ独自のシステム5AGSから選べます。対してエブリイワゴンはATのみとなっています。

エブリイは、MTやMTの操作感に近いATである5AGSを選べることから、商用ワゴンらしさを感じます。

5AGSとは 5MTをベースにクラッチとシフトの操作を自動で行い、Dモード時は道路・積載状況にあわせて2速発進モードと1速発進モードの使い分けが可能。積極的に加減速したい場合にはMモードに切り替えるなど状況に合わせてモードの選択が可能なトランスミッション。

荷室空間

リヤシートを収納して荷室を最大限に使う際に、エブリイワゴンは完全にフラットな床にはなりませんが、エブリイは凸凹のないフラットな床にすることが可能です。

エブリイPC 荷室

▲エブリイ PC

荷室にたくさんの荷物を積んだり車中泊する場合には、エブリイのほうが有用です。

維持費

クルマを維持する費用についても乗用車であるエブリイワゴンと商用車であるエブリイには差があります。

  エブリイワゴン エブリイ
自動車税 年10,800円 年5,000円
車検 初回3年、以後2年ごと 初回2年、以後2年ごと

毎年払わなければならない自動車税は乗用車と商用車では、2倍以上の価格差があります。

車検に関しては初回以降はどちらも2年ごとになりますが、軽自動車以外の商用車は1年ごとの車検になるので、軽商用車であるエブリイは他の商用車と比べると車検にかかるお金が安くすみます。

また購入時の支払いに関しても、エブリイのほうが快適装備などが簡素な分、車両代金は安くすみます。

 

人を乗せる機会の多い方はエブリイワゴン、3人以上乗ることがめったになく主に仕事用で利用したい方はエブリイを選択するのがおすすめです☆

ボディカラー

エブリイワゴンには、5種類のボディカラーがあります。

エブリイワゴン カーキ クールカーキパールメタリック
エブリイワゴン バイオレット ムーンライトバイオレットパールメタリック
エブリイワゴン ブラック ブルーイッシュブラックパール3
エブリイワゴン ホワイト パールホワイト
エブリイワゴン シルバー シルキーシルバーメタリック

人気のカラーはベーシックなブラック、ホワイト、シルバーです。

ですが少しお仕事クルマというイメージがありますので、乗用車として乗るのなら鮮やかな紫が個性的なバイオレットや、アウトドアにマッチするカーキを選んでみるのも良いかと思います♪

共通スペック

エブリイワゴンの各グレード共通のスペックは下表のとおりです。

ホイールベース(㎜) 2,430
トレッド(㎜) 1,300
1,280
最低地上高(㎜) 150
乗車定員(名) 4
最小回転半径(m) 4.5
エンジン型式 R06A型
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力(kW/rpm)ネット 47〈64PS〉/6,000
最大トルク(N・m/rpm)ネット 95〈9.7㎏・m〉/3,000
燃料タンク容量(L) 37
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

▼エブリイワゴンの在庫はコチラ

エブリイワゴンの
グレード一覧

グレード選びで大事なのは、自分に必要な装備が備わっているかどうかです。

これを見落としてしまうと後々後悔することになるので、グレードごとの特徴・装備をしっかり把握することが大切です。

エブリイワゴンには3つのグレードがあり、下位グレードから並べると次のとおりです。

JPターボ

 ハイルーフ

PZターボ

 標準ルーフ

 ハイルーフ

PZターボスペシャル

 標準ルーフ

 ハイルーフ

エブリイワゴンには「標準ルーフ」「ハイルーフ」があります。

これは全高の高さのちがいで、エブリイワゴンの「標準ルーフ」は全高1,815㎜、「ハイルーフ」は1,910㎜で、約10センチの差があります。

 

ではこの3種類のグレードについて詳しくご紹介します。

リーズナブルな価格帯
「JPターボ」

エントリーグレードであるJPターボ。装備を必要最低限にし、価格が抑えられているのが特徴です。

エブリイワゴンは広い室内空間にスライドドアを組み合わせたモデルですが、JPターボにはスライドドアにパワースライド機能が搭載されていません。オプションでの設定もありません。

スライドドアは女性や子供には開け閉めが少し重く、パワースライド機能が搭載されていほうが望ましく思われますが、その代わり価格がリーズナブルです。必要性を感じない方にとってはお買い得なグレードといえます。

外装

エブリイワゴン PJターボ

「JPターボ」の外装は、メッキフロントグリルやルーフエンドスポイラー、メッキフォグランプベゼルが省かれているため、他の2グレードに比べ非常にシンプルな見た目になっています。機能性にはほぼ影響しないものを省いて価格を抑えていることがわかります。

足回りも13インチタイヤ+ホイールキャップなので、やや迫力に欠けるところがあり、乗用車というよりは商用車の感が否めません。またヘッドランプにはLEDではなくハロゲンランプが採用されています。

内装

JPターボ インパネ周り

エブリイワゴンの内装はベージュを基調としていますが、インパネ周りにはブラウンカラーがアクセントとして採用されています。

JPターボ内装

画像引用▶エブリイワゴン 価格・グレード

エントリーグレードであるJPターボのシートカラーはブラウンです。ドアトリムにもブラウンをあしらってインテリアに統一感をもたせ、全体的に落ち着いた印象になっています。

装備

下位グレードのJPターボですが、キーシステムやエアコンなどの快適装備には手を抜いていません。

エブリイワゴン スマートキー

キーシステムには、リモコンを身に着けていればスイッチひとつでスライドドアの解錠やエンジンスタートができる、キーレスプッシュスタートシステムを採用してます。

またエアコンは設定した温度に合わせて自動で風量などを調節してくれるフルオートエアコンを採用。後席には足元を暖めてくれるリヤヒーターも装備されており、車内の快適性は申し分ありません。

スペック

  ハイルーフ
駆動方式 2WD 4WD
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(㎜) 3,395×1,475×1,910
荷室寸法(長×幅×高)(㎜) 2,240×1,355×1,420
車両重量(㎏) 950 990
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 13.3
市街地モード 11.6 11.5
郊外モード 14.0 13.9
高速道路モード 13.7 13.8
JC08モード 16.4 15.0

JPターボはハイルーフのみになります。

装備が必要最低限に抑えられているので、4WDでも車両重量が1,000㎏以下と軽くなっています。

価格

駆動方式 メーカー希望小売価格(税込)
2WD 1,558,700円
4WD 1,687,400円

2WDでは150万円台と手の出しやすい価格です。

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片側パワースライドドア搭載
「PZターボ」

「PZターボ」からはワンランク上の装備が搭載されているグレードになります。

エクステリアにメッキフロントグリルやルーフエンドスポイラーが追加され、上質感が増します。足回りは14インチにサイズアップし、加えてアルミホイールになるため「JPターボ」よりダイナミックさが感じられます♪

ヘッドランプにはディスチャージヘッドランプが採用され、より遠くまで明るく照らしてくれます。

「PZターボ」には後席左側にパワースライドドアが標準装備されているというのが「JPターボ」との大きな違いです。片側だけになりますが、便利なパワースライドドアが欲しい方には「PZターボ」がおすすめです。

外装

エブリイワゴンPZターボ

アルミホイールやメッキフロントグリルの採用で商用車感がなくなり、一気に乗用車感がでました!

後席左側に標準装備されたパワースライドドアは、携帯キーを身につけていればワンアクションスイッチで自動開閉・自動施錠できるワンアクションパワースライドドアなので、荷物を抱えているときなどに大変便利です。アウタードアハンドルやインサイドドアハンドル、携帯リモコンの操作、運転席スイッチによっても自動開閉が可能です。

またスライドドアには半ドアの位置まで軽く閉めれば、自動的に最後まで閉めてくれるスライドドアクローザーも搭載されています。

内装

PZターボ内装

画像引用▶エブリイワゴン 価格・グレード

「PZターボ」、そして最上級グレードである「PZターボスペシャル」のシートカラーはベージュです。車内全体がベージュで統一されるので、パッと明るい印象になります。

多彩な収納スペース

収納の使い勝手もクルマ選びには重要なポイントですよね。

エブリイワゴンには使い勝手に配慮した収納スペースがたくさん用意されているので、どんなものがあるのかみていきましょう。

インパネドリンクホルダー
インパネドリンクホルダー

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

運転席と助手席にひとつずつ用意されているドリンクホルダーは、インパネと一体型なので安定感があり、走行中も安心して使用できます。

センターミドルトレー
センターミドルトレー

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

インパネのセンター部分には、スマートフォンなどあまり厚みのないものを収納しておけるスペースがあります。インパネシフトに干渉するため運転中に取り出す可能性のあるものを置くのは避けた方が◎です。

インパネトレー
インパネトレー

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

助手席前のインパネにも小物を置いておけるスペースがあります。

インパネアッパーポケット
インパネアッパーポケット

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

メーター横にある小物入れは、ドライバーからすぐに手が届く位置にあるので、駐車券や眠気覚ましのガムなどを置いておくのにちょうど良さそうです。

グローブボックス
グローブボックス

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

助手席前のグローブボックスは、定番の車検証や折りたたみの傘なども収納しておける容量があります。

インパネアンダーボックス
インパネアンダーボックス

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

インパネのセンターに位置するボックスは、小さなダストボックスとして使用するか、ウェットティッシュなどの収納場所として活用できます。

オーバーヘッドコンソール
オーバーヘッドコンソール

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

オーバーヘッドコンソールは、ハイルーフ車と標準ルーフ車では形状が違います。

標準ルーフ車では眼鏡やサングラスなどを収納できる一般的な大きさですが、ハイルーフ車にはそれに加えてより容量の大きい収納がプラスされています。女性でしたらお化粧品などをポーチに入れて置いておくのも良いかと思います。

エブリイワゴンにはこの他にもフロントドアポケットやシートバックポケット、フロント・リヤペットボトルホルダーなどの収納があります。

スペック

  ハイルーフ 標準ルーフ
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(㎜) 3,395×1,475×1,910 3,395×1,475×1,815
荷室寸法(長×幅×高)(㎜) 2,240×1,355×1,420 2,240×1,355×1,315
車両重量(㎏) 960 1,000 960 1,000
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 13.3
市街地モード 11.6 11.5 11.6 11.5
郊外モード 14.0 13.9 14.0 13.9
高速道路モード 13.7 13.8 13.7 13.8
JC08モード 16.4 15.0 16.4 15.0

PZターボはルーフ形状をハイルーフと標準ルーフから選択できます。

標準ルーフはハイルーフよりも10センチほど背が低くなるので、横風を受けにくくなったりとクルマ自体の安定感が増します。

価格

  駆動方式 メーカー希望小売価格(税込)
ハイルーフ 2WD 1,701,700円
4WD 1,830,400円
標準ルーフ 2WD 1,690,700円
4WD 1,819,400円

ハイルーフと標準ルーフの価格差は、約1万円とお手頃な価格です。

選ぶ基準は好みによりますが、ハイフールのほうがよりたくさんの荷物を積めて天井の開放感も得られるのでおすすめです。

「JPターボ」との価格差は13~14万円ぐらいですが、これはパワースライドドアが搭載されたことが一番の価格上昇の要因でしょう。

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最上級グレード
「PZターボスペシャル」

「PZターボスペシャル」は、誰もが快適なドライブを楽しめる利便性の高い装備を搭載した、エブリイワゴンの最上級グレードです。

「PZターボスペシャル」には、後席両側にワンアクションパワースライドドアが標準装備されているので、他のグレードに比べ利便性が格段に向上しています。

車中泊もできるほどの広い車内を有し、後席に両側パワースライドドアを装備しているクルマと言えばミニバンクラスになりますが、この「PZターボスペシャル」では軽自動車でそれが叶ってしまうのです♪

外装

エブリイワゴンPZターボスペシャル

外装は「PZターボ」とほぼ変わりませんが、「PZターボスペシャル」ではドアミラーにLEDサイドターンランプが付いています。

後席両側にワンアクションパワースライドドアが搭載されていることに加え後席左側には、スライドドアの開閉に連動してステップが展開&格納する電動オートステップが搭載されています。

電動オートステップ

画像引用▶エブリイワゴン 快適装備

後席への乗り降りが安全でスムーズになるので、高齢者やお子さまのいる家庭には魅力的な装備です。

内装

PZターボスペシャル内装

内装は「PZターボ」と全く同じです。

バックアイカメラ

後方の確認を補助するバックアイカメラが、「PZターボスペシャル」にだけメーカーオプション設定されています。

バックアイカメラ

画像引用▶エブリイワゴン 安全装備

後退時左右確認サポート機能

シフトをR(後退)の位置に入れると、モニターに車両後方の映像が映し出されて、左右から後方に近づいてくる車や歩行者などの移動物を検知します。ブザー音とメーター内の表示の点滅でドライバーに移動物の接近を知らせ注意を促します。

自動俯瞰(ふかん)機能

バックで駐車する際に停車位置に近づくと、モニター内の映像を上から見たような画像に自動で切り替え、後方の距離感をつかみやすくしてくれます。

 

駐車が苦手な方や安全性をより高めたい方には、メーカーオプション+11,000円(税込)でつけられるのでお手頃です。

スペック

  ハイルーフ 標準ルーフ
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(㎜) 3,395×1,475×1,910 3,395×1,475×1,815
荷室寸法(長×幅×高)(㎜) 2,240×1,355×1,420 2,240×1,355×1,315
車両重量(㎏) 980 1,020 980 1,020
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 13.3
市街地モード 11.6 11.5 11.6 11.5
郊外モード 14.0 13.9 14.0 13.9
高速道路モード 13.7 13.8 13.7 13.8
JC08モード 16.4 15.0 16.4 15.0

「PZターボスペシャル」は車両重量が一番重くなりますが、燃費の面では他の2グレードと全く変わりありません。

価格

  駆動方式 メーカー希望小売価格(税込)
ハイルーフ 2WD 1,778,700円
4WD 1,907,400円
標準ルーフ 2WD 1,767,700円
4WD 1,896,400円

最上級グレードになると、ハイルーフの4WDでは200万円近い金額になります。

軽自動車なのにコンパクトカーよりも高い価格になりますが、便利な両側オートスライドドアや大容量の荷室空間を備えていることを思えば納得の価格設定ともいえます。

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エブリイワゴンを
リフトアップ!

エブリイワゴン リフトアップ

画像引用▶https://dressup-navi.net/parts/177199/swdrnv_eve11_p54_2-2/

エブリイワゴンは広い車内空間を持ち、快適装備も整っている利便性の高いクルマであるとご紹介してきましたが、実はエブリイワゴンはクルマをカスタムして乗りたい方にとっても人気のあるクルマなのです‼

エブリイワゴンはその四角くシンプルなボディゆえにカスタム映えするので、外装カスタムではローダウンやエアロパーツの装着、リフトアップして乗るという方もいます。

ここではアウトドアにも人気がある、エブリイワゴンのリフトアップ系のカスタムについてご紹介したいと思います。

リフトアップとは?

リフトアップとは、車を改造して車高を上げることを指し、別名ハイリフトと言います。

元々オフロード走行を目的として車両をリフトアップしていましたが、1980年代からはドレスアップ目的に変化していきました。

リフトアップのメリット

● 車高が上がることで四駆っぽさがでる

 純正よりも外径の大きなタイヤが履ける

 オフロードでの走破性能が向上する

● 見通しが良くなり運転しやすくなる

リフトアップによるメリットで一番大きいのはやはり外見の変化です。

軽自動車の中でもエブリイワゴンはもともと大柄ですが、リフトアップすることによりさらに大きく見えて迫力がでます。車高が上がることによって四駆っぽく見えるのもうれしいポイントです。

ノーマルな車高ではタイヤハウスに収まらない純正より外径の大きいタイヤも、車高が上がると余裕ができて履けるようになりさらに迫力が増します。

また車高が上がり最低地上高が高くなると未舗装路に強くなり、オフロード系のタイヤを履けばさらに走破性能がアップし、アウトドアの際には頼もしいパートナーになってくれるでしょう♪

リフトアップのデメリット

 燃費や加速、制動力などが悪くなる

 横風の影響を受けやすい

● 乗り降りしにくくなる

リフトアップすることにより、どうしても避けられないデメリットも生じます。

リフトアップして大きなタイヤを履くと重さで加速力が鈍くなったり、ブレーキの利きや燃費も悪くなってしまいます。もともと車高が高いエブリイワゴンをさらにリフトアップして車高を上げるので、高速道路走行時や強風時などに横風の影響を受けやすくなります。また車高が高くなるので乗り降りするのも大変になります。

リフトアップの方法

車をリフトアップするにはいくつか方法がありますが、最近流行りの「ちょいアゲ」と呼ばれる3センチほど車高を上げるやり方は、初心者にもおすすめのリフトアップ方法です。

10センチ以上車高をアップすることもできますが、あまりに車高を上げてしまうと車検適応外となり、「構造変更」の申請など諸々の対策が必要なので少々面倒です。「ちょいアゲ」なら、車検適合でのリフトアップが可能なので気軽にトライできます。

車のスプリング

「ちょいアゲ」の方法は、車輪を支えているスプリングの交換が主流です。

純正のスプリングをリフトアップ用の長いスプリングと交換し、車高を上げているのです。とてもお手軽ですが、乗り心地にも関係してくるので自身で交換するよりプロに任せたほうが安心です。

リフトアップしたエブリイワゴン

では「ちょいアゲ」したエブリイワゴンを見てみましょう。

ちょい上げしたエブリイワゴン画像

画像引用▶https://autoc-one.jp/used/detail/22544620/

▲こちらは「PZターボ・ハイルーフ」をちょいアゲしたものです。

やはりノーマルとは雰囲気が違いますよね!少しだけタイヤとボディとの間に隙間ができただけですが、急に四駆感がでますね☆

エブリイワゴンのちょい上げ画像

画像引用▶https://cartune.me/notes/xSKTdlNK9S

▲さらに四駆感が増している「ちょいアゲ」です♪

自動車業界がSUVブームにある中で、リフトアップしたエブリイワゴンは”イマ風SUV”にイメチェンし、アウトドアシーンにぴったりなクルマになります!

 

車をカスタムする…と聞くと「マニアックな人や、ちょっとヤンチャな人がすることじゃないの?」と勘違いされるかたもいますが、イマドキはいたって普通の人が車をカスタムしているんです。

このリフトアップに関しては、車高が上がり段差関係に強くなるので楽に走れるいうことも手伝って、若い方だけでなく幅広い層の方に人気です。

エブリイワゴンをカッコよく、イマ風のスタイルで乗りたい!という方にリフトアップはおすすめです☆

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エブリイワゴンで
車中泊しよう

寝袋

前述しましたが、エブリイワゴンは「車中泊」ができるクルマです♪

コロナ禍で、飛行機や電車などの交通機関を利用して旅行に出かけるのも気を遣う中、クルマで旅をする「車中泊」の人気がとても高まっています。

誰に気兼ねすることなく自分たちだけで移動でき、ホテルなどの宿泊施設も利用しない「車中泊」は精神的にも金銭的にも非常にラクな手段です。

また「車中泊」は旅行以外の用途でも便利な場合があります。釣りやキャンプなどのアウトドアはもちろん、災害が発生した時の緊急的な宿泊手段としても有効です。

車中泊のメリット

● 時間の制約がない

● 宿泊料金がかからない

● アウトドア的な楽しみかたができる

車中泊の最大のメリットは、時間の制約がない点です。

宿泊施設はチェックインの時間やチェックアウトの時間が決まっています。到着予定時刻を事前に連絡しておかなければならない施設も多くあります。

車中泊をする場合は自分たちで自由にスケジュール設定できるため、ドライブの途中で寄り道をしたり、予定を早めて出発したりと自由に行うことができます。

また車中泊は自分の車内で寝泊まりするため宿泊料金がかからず、費用を大幅に節約できます。車中泊が許可された観光施設の駐車場を使う場合などは、一切宿泊費がかかりません。

オートキャンプ場やRVパークなどの車中泊専用施設では多少の費用が発生しますが、それでも一般的な宿泊施設に泊まるよりは断然安い料金で利用可能です。

車中泊はアウトドアの趣味を楽しむ際にも便利です。

早朝から海釣りを楽しみたい場合は前日から海近くに行き車中泊して準備できますし、オートキャンプ場でテントを張って宿泊するより車中泊するほうが手間もかからず楽チンです♪

車中泊のデメリット

● 安全面の不安

● トイレ・お風呂がない

● 快適性

車中泊最大のデメリットは、安全性が低いところです。

ホテルなどと違い、車はドアロックをしていたとしてもガラスを割られてしまえば簡単に侵入されてしまいます。特殊なロック解除ツールでドアを開けて、貴重品を盗もうとする人がいる可能性もあります。車中泊時には徹底した防犯対策が必須です。

トイレやシャワー・お風呂がないのも、車中泊のデメリットのひとつです。

トイレやシャワー付きのキャンピングカーを利用する場合はいいのですが、トイレのたびに車外の離れた場所まで行くのは不便です。また、暑い時期に車中泊する場合、汗をかいた身体をキレイにできないのは不快に思うことでしょう。特にアウトドア用途で車中泊をするときには、近くに公衆浴場などの入浴施設がないか下調べしておくのも大事です。

車中泊は、どうしても宿泊施設に泊まるより快適性が劣ります。

車内スペースが限られているので人数が多くなるほど横になった時に余裕がなくなり、ベッドと比べると寝心地も悪いでしょう。さらに真冬や真夏などは、車内温度が極端に低くなったり高くなったりするので、快適かつ安全に過ごすためにそれなりの準備が必要です。

エブリイワゴンが
車中泊におすすめな理由

エブリイワゴンが車中泊におすすめな理由は3つあります。

① フルフラットになる

➁ 車内の広さ&高さがある

③ カスタマイズ性が高い

この3つが揃っていれば車中泊に適したクルマである、といっても過言ではありません。

それほど車中泊する上でこの3つのポイントは重要です。

ひとつずつ理由について詳しく解説していきます。

フルフラットになる

エブリイワゴン フルフラット画像

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

車中泊する際に寝心地の良さは非常に重要です。

シートのリクライニングで寝ることもできますが、長時間の睡眠となるとやはりフルフラットで寝る方が深く眠ることができ、疲れもとれます。

翌日も運転したりアウトドアを楽しんだりするときに、腰や首が痛い!…なんてことになればせっかくの楽しい時間も台無しですよね。。

良い睡眠ができ、疲れた状態を引きずることなく過ごせるのは大切なポイントです。

車内の広さ&高さがある

エブリイワゴン 室内寸法

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

ポイント2つ目は、車内の広さと高さです。

車中泊は思った以上に荷物が多くなります。

旅館やホテルにはアメニティや浴衣、タオル類が用意されているので自分で用意する必要がありませんよね。ですが車中泊ではこれをすべて用意する必要があります。ゴミを捨てる場所も少ないので、持ち帰る場合が多くなります。

エブリイワゴンは軽自動車の中でもかなり広いのが特徴なので、荷物もその他のアウトドア用品なんかもすっかり収納できます。

高さもあるので棚を作ったり天井にネットを張って収納することも可能です。寝る時には棚やネットに荷物を収納すれば、寝るスペースが広くとれますし、荷物の出し入れが容易になるので探し物を探す手間も省けます。

カスタマイズ性が高い

エブリイワゴン2段ベッド仕様

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

エブリイワゴンには純正のオプションパーツが多数用意されており、車中泊を快適に過ごすための様々なアイテムで車内を自分好みにカスタマイズすることができます。

例えばカーテンや2段ベッドセット、ベッドマットなどを組み合わせて車内で快適な睡眠を取れるようにできますし、天井にルーフバーを設置して荷物の収納場所を確保することができます。

純正のものだけではなく、エブリイワゴンはシンプルな箱型の形をしているので、木材やイレクター、100均のアイテムなんかを利用してベッドや棚などをDIYするのにも適しています。

車中泊をより快適に過ごすためのカスタマイズができることも大事なポイントです。

 

このようにエブリイワゴンは車中泊するのにぴったりなクルマです!

車中泊は下準備をする手間もありますが、普段見られないような星空を見られたり、車でしか行けないような秘境に泊まれたりと特別な体験ができる魅力があります。是非エブリイワゴンとともにそんな素敵な思い出作りをしてみてください♪

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エブリイワゴンの
おすすめオプション

先ほど述べましたが、エブリイワゴンにはオプションで購入できるアクセサリーがバリエーション豊富に用意されています。

アクセサリーはなくて困るものではありませんが、あるととても便利なものがたくさんあります。さきほどご紹介した車中泊時に利用すると便利なものや、普段ドライブする際にあると助かるものなどさまざまです。

エブリイワゴンに乗るのなら購入しておきたいオススメのオプションをご紹介していきます。

足元をキレイに保つフロアマット

エブリイワゴン フロアマット

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

まずなんといっても必要なものは「フロアマット」です!

車のフロアを汚れから守ってくれるマットは、乗用モデルであるエブリイワゴンには必須ですよね。「フロアマット」は高級感のあるハイグレードタイプ、清潔感のあるスタンダードタイプ、リーズナブルなラバータイプと3種類用意されています。

選ぶ基準は乗り方によっても変わってきますが、おすすめはリーズナブルなラバータイプです。お値段が安いことに加えラバー素材なので洗い流すだけで汚れがとれるので、アウトドアやマリンレジャー時にお手入れがラクです。

荷室を汚れから守るラゲッジマット

エブリイワゴンユーザーは荷室を活用することが多いですよね。

仕事やアウトドア、レジャーなどで荷物を荷室に積む際に汚れてしまうことが多々あります。そんな汚れからラゲッジスペースを守ってくれる「ラゲッジマット」はエブリイワゴンには必須のアイテムです。

ラゲッジマットSBS

おすすめはSBSタイプのラゲッジマットです。荷滑りを抑制する効果のあるマットですので、荷物を積み込む際にも便利です。

ラゲッジマット防水タイプ

そしてアウトドア派におすすめなのは撥水加工を施した防水性のあるマットです。アウトドア時には水滴の付いた荷物や濡れた靴などを積む場面がありますが、そんな時でもこのマットがあれば気にせずガンガン積めます。

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

ドアロックを自動で行う
オートドアロックシステム

オートドアロックシステム

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

「オートドアロックシステム」は、エンジンを始動し車速が20㎞/hに達すると自動的にすべてのドアをロックしてくれる便利な機能です。エンジンをオフにしたりシフトをPにいれるとロックは自動解除してくれるので、いちいち解除する煩わしさもありません。

小さなお子さんが乗る場合には勝手にドアを開ける心配がなくなるので、ファミリー層にはぜひ付けておいてほしい機能です。

日差しを防ぐ!
UV+IRカットフィルムセット

紫外線カットフィルム

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

エブリイワゴンは窓ガラスの面積が大きいクルマなので、窓から降り注ぐ日差しで日中や夏場はエアコンを全開にしていても汗ばんでしまうことがあります。

「UV+IRカットフィルムセット」は、熱を伝える赤外線(IR)を約74パーセントカットし車内の上昇温度をやわらげエアコンの冷却効率を補助してくれます。また紫外線(UV)も99パーセントカットしてくれるので、シミやシワの原因となる日焼けも防いでくれます。

また万が一ガラスが割れた場合でもカットフィルムを貼っていることによりガラスの破片が飛び散りにくくなるので、危険防止にもつながります。

様々なシーンに活用できる
マルチルーフバー

マルチルーフバー

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

天井に設置できる「マルチルーフバー」はサイド用とセンター用の2種類があります。

ルーフバーにフックなどを引っ掛けて荷物をぶら下げておくのもいいのですが、間に荷物を置いておくのに便利な「ルーフパッキングネット」や釣り竿を積載できる「ロッドホルダー」を組み合わせると更に利便性が増します。

エブリイワゴンは室内空間の広いクルマですが、広いがゆえに積み込んだ荷物が行方不明になったりするので、すぐに取り出したい荷物は天井に収納しておくと分かりやすくて◎です♪

車内がプライベート空間になる
プライバシーシェード

プライバシーシェード

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

車中泊をする時にとっても便利なのが「プライバシーシェード」です。車中泊の際は着替えなども車内で行いますし、外から中の様子を見られたくないですよね。そんな時に活躍するのがこの「プライバシーシェード」です!フロント用とリヤ用とに分けられて販売していますが、両方利用すれば完全なプライベート空間が出来上がります。また遮光生地になっているので、明るい時間に仮眠をとりたい時などにも車内を暗く保つことができ便利です。

車中泊を頻繁にするエブリイワゴンユーザーにはマストな商品です♪

車中泊が快適になる
リラックスクッション

リラックスクッション

画像引用▶エブリイワゴン 室内空間

エブリイワゴンはシートをフルフラットの状態にしても完全な水平にはならないとはじめのほうに紹介しましたが、その場合寝心地はやはり良くありません。それを解消してくれるのが「リラックスクッション」です。

シートを倒した時の凸凹を埋めてくれるだけでなく、「リラックスクッション」には高いフィット感が得られるウレタンを使用しているので寝心地もバッチリです。そして純正なのでエブリイワゴンの室内にピッタリのサイズ感なのもうれしいポイントです。

使わないときはロール状に巻いてベルトで固定すればコンパクトに収納できるので、車内でも邪魔になりません。

災害時にも使える!
2段ベッドセット

ベッドキット仕様 ベッドキット内容

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

レジャーや旅行で車中泊をする際に便利なのが「2段ベッドセット」です。

車内に設置すると、乗車定員である4人全員が上下2段に分かれて横になり足を伸ばすことのできるセットです。大人4人…と考えると少々狭いですが、大人2人、子供2人のファミリーなどにはちょうど良いと思います。

また思わぬ自然災害が起き自宅で寝泊まりするのが厳しい状況になった場合も、家族で車中泊することができるので何かあった時の備えとして持っておくのもアリな商品です。

ベッドキット収納時

画像引用▶エブリイアクセサリーカタログ

使わないときは荷室にフラット収納できるので、荷物を積み込む妨げにもなりません。

 

今回ご紹介したオプション以外にも、エブリイワゴンには魅力的なオプションが多数あります。エブリイワゴン購入時にはぜひチェックしてみて下さいね☆

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エブリイワゴンの
デメリット

デメリット

ここまでエブリイワゴンの主に「いいところ」をご紹介してきましたが、いいところがあれば悪いところも当然あります。

クルマを購入する際にはデメリットも知っておかなければ購入した後に後悔する事になるので、ここではエブリイワゴンのデメリットについてお伝えします。

燃費が悪い

最近の軽自動車は低燃費を追求したモデルが多く登場し、スズキも主力である「ワゴンR」や「スペーシア」などにはモーター機能付きの発電機とバッテリーを搭載し、減速時に発生するエネルギーを利用して加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用しています。

エブリイワゴンは荷物をたくさん積むことを重視した商用車がベースであり、重たい荷物を積載することを想定しているため燃費よりもパワーを重視し、ターボチャージャーを搭載しているので、マイルドハイブリッドシステムは搭載されていません。

マイルドハイブリッドシステムが搭載されている軽自動車の燃費は20㎞/L前後となりますが、搭載されていないエブリイワゴンのカタログ燃費はWLTCモード13.3㎞/Lなので、燃費が悪いと言わざるを得ません。

前席の足元が狭い

エブリイワゴンはキャブオーバー型なのでホイールハウスの張り出しが大きく、運転席ではペダルレイアウトを左側に寄せているため、自然なドライビングポジションではなくなります。慣れてしまえばどうっていうことはありませんが、はじめは窮屈に感じるかもしれません。

風に煽られやすい

エブリイワゴンは車幅が狭い割には高さがあります。そのため横風の影響を受けやすく、強風時には風に煽られることがしばしばあります。

特に風の強い日の高速道路ではあまり速度を上げず、80~100㎞くらいのスピードで走るのが無難です。

ボディの重心位置が高いので、カーブを曲がるときなどもしっかり減速してから曲がるようにしましょう。

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競合車との比較

競合車との比較

エブリイワゴンの競合車といえば同じ5ナンバーの、「日産・NV100クリッパーリオ」「マツダ・スクラムワゴン」「三菱・タウンボックス」が挙げられますが、この3車種はどれもエブリイワゴンのOEM車です。

OEM車以外でいうと、かつては「ダイハツ・アトレーワゴン」が挙げられましたが、「アトレーワゴン」は2021年末にフルモデルチェンジし、4ナンバーの軽商用バン「アトレー」になりました。4ナンバーなのでエブリイのライバル車にあたりますが、「アトレー」は商用車というよりはアウトドアやレジャーでの活躍を期待されてつくられたモデルなので、どちらかというと乗用車であるエブリイワゴンのライバルというイメージが強いように思います。

OEM車との比較

OEM車とは自社ブランドで販売される、他社によって製造された「車」のことを指します。

つまりこの場合、スズキによって製造されたエブリイワゴンが、日産やマツダ、三菱で自社ブランドとして販売されているということです。

OEM車ですので見た目、性能などは全く同じですが、エンブレムはそれぞれの自社ブランドのものに付け替えられます。また一部デザインに変更が加えられたり、グレードの種類、価格もブランドごとに異なります。

ではエブリイワゴンのOEM車である「日産・NV100クリッパーリオ」「マツダ・スクラムワゴン」「三菱・タウンボックス」のグレード、価格をみていきましょう。

日産NV100クリッパーリオ

NV100クリッパーリオ

画像引用▶NV100 CLIPPER RIO 外観・内装

グレード ハイルーフ
2WD・4AT 4WD・4AT
1,834,800円 1,963,500円
E 1,757,800円 1,886,500円

NVクリッパーリオはグレードが2種類しかありません。

「G」がエブリイワゴンでの「PZターボスペシャル」、「E」が「PZターボ」に当たります。

マツダ・スクラムワゴン

スクラムワゴン

画像引用▶SURUM WAGON グレード・価格

グレード ハイルーフ
2WD・4AT 4WD・4AT
PZターボスペシャル 1,778,700円 1,907,400円
PZターボ 1,701,700円 1,830,400円
PXターボ 1,558,700円 1,687,400円

スクラムワゴンはエブリイワゴンと同じ3種類のグレード構成です。

グレード名もほぼ一緒で最廉価グレードだけ、エブリイワゴンでの「JPターボ」が「PXターボ」となります。

三菱・タウンボックス

タウンボックス

画像引用▶TOWN BOX グレード・価格

グレード ハイルーフ
2WD・4AT 4WD・4AT
Gスペシャル 1,831,500円 1,960,200円
1,754,500円 1,883,200円

タウンボックスはグレードが2種類のみです。

「Gスペシャル」がエブリイワゴンでの「PZターボスペシャル」、「G」が「PZターボ」に当たります。

 

エブリイワゴン以外の3車種には「標準ルーフ」の設定がありません。全て「ハイルーフ」になりますので、「標準ルーフ」が欲しい方はエブリイワゴンを選択するしかありません。

エクステリアや装備、性能にほとんど違いがないのに価格にはバラつきがありますよね。分かりやすく表にして見てみましょう。

競合車価格比較グラフ

※4車種のいずれも最上級グレードの2WDで比較しました。

こうして見てみるとNV100クリッパーリオが一番高額であることが分かります。次いでタウンボックス、エブリイワゴンとスクラムワゴンは同額です。

同じ車なのに5万円以上も差が出るならば、一番安いエブリイワゴンかスクラムワゴンを買った方が得だと思いますよね?ですが車の購入時には必ずといっていいほど値引きが入ります。この値引きの金額が各社によって違いますので、一番高いNV100クリッパーリオですが値引き額が大きかったなら一番安く手に入るかもしれないのです。

例えば日産でメインとなる車を購入し、セカンドカーとしてNV100クリッパーリオを同じく日産で購入する場合、2台も買ってくれるのなら…とディーラーも値引きを頑張ってくれる可能性が大です。

エブリイワゴンの購入を考える時は、絶対にスズキのエブリイワゴンじゃないと嫌!という場合を除いては、他のOEM車でも見積もりをとって一番安く購入できるものを選ぶのも賢い方法です☆

アトレーとの比較

前述しましたが、「アトレー」は2021年12月に「アトレーワゴン」からフルモデルチェンジされて、4ナンバーサイズになった軽商用車です。

ですが「アトレー」は商用ユースとしてではなく、趣味のためのクルマとして使用されることを前提に作られたという側面から、乗用車である5ナンバーのエブリイワゴンのライバル車としてここでは比較してみたいと思います。

ダイハツ・アトレーとは

ダイハツ アトレー

画像引用▶https://www.daihatsu.co.jp/lineup/atrai/

「第三の居場所。」をコンセプトに、クルマを新しい居場所として使えるようになったアトレー。プラットフォームを一新し走行安定性や乗り心地を向上させ、荷室の機能を向上させるためにボディをスクエア化して広々とした空間をつくり出しました。

ラゲージルームの床面とリアシートの背面に防水素材を使用し、ちょっとした泥汚れや水に濡れてもサッと拭き取れるようになっており、アウトドアレジャーやマリンレジャーなどと相性バツグンです。

シートを倒すと荷室が完全にフラットになる水平格納式リヤシートが全車に採用されているので、荷物の積みやすさ、車中泊時の快適さはエブリイワゴンよりも上をいきます。軽商用車としては初の両側パワースライドドアが搭載され(RS、アトレーデッキバンに標準装備)快適性においても乗用車と遜色ありません。

全車ターボ付きであるところも乗用車を意識した作りであることがうかがえます。

アトレーのスペック

駆動方式
2WD 4WD
グレード
RS X デッキバン RS X デッキバン
全長×全幅×全高(㎜)
3,395×1,475×1,890
荷室長(㎜)
1,820(1,005) 880※ 1,820(1,005) 880※
荷室幅(㎜)
1,265(1,410) 1,360※ 1,265(1,410) 1,360※
荷室高(㎜)
1,215 610※ 1,215 610※
ホイールベース(㎜)
2,450
車両重量(㎏)
970 960 960 1,020 1,010 1,000
最小回転半径(m) 4.2
燃料消費率㎞/L JC08モード 19.7 19.0
WLTCモード 14.7
市街地モード 13.3
郊外モード 15.7
高速道路モード 14.7
エンジン種類 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
最高出力 kW[PS]/rpm 47[64]/5,700
最大トルク N・m[㎏・m]/rpm 91[9.3]/2,800

※デッキバンは荷台寸法■()内は4名乗車時

比較表

では、エブリイワゴンとアトレーの比較をしてみましょう。

ボディサイズと価格の違いを分かりやすいよう表にしてみました。

エブリイワゴンとアトレーのボディサイズ比較グラフ エブリイワゴンとアトレーの価格比較グラフ

※両車とも最上級グレード・2WDで比較

エブリイワゴン
エブリイワゴン 全長×全幅×全高(㎜)
3,395×1,475×1,910
メーカー希望小売価格(税込)
1,778,700円
アトレー
アトレー 全長×全幅×全高(㎜)
3,395×1,475×1,890
メーカー希望小売価格(税込)
1,672,000円

画像引用▶エブリイワゴン 価格・グレード

画像引用▶https://www.daihatsu.co.jp/lineup/atrai/

ボディサイズはほぼ一緒ですね。少しだけエブリイワゴンのほうが全高が高いので、乗車した時や荷物を積み込む時などに利便性が高いですが、さほど変わりはありません。

価格についてはエブリイワゴンのほうがアトレーよりも10万円ほど高額になります。どちらも最上位グレードで比較しているため、両側オートスライドドアが標準装備されています。ですがその他の装備では、エブリイワゴンには乗り降りに便利な電動オートステップや運転席シートヒーターなどの快適装備が搭載されていますが、アトレーにはありません。

またリヤシートがエブリイワゴンは厚みのある乗り心地のいいものであるのに比べ、アトレーは格納した時に床が水平になることを考え薄く乗り心地がいいとはいえないものになっています。その辺の違いが価格差に現れているのでしょう。

安全装備の比較

気になる安全装備についても両車を比較してみましょう。

標準装備されているかそうでないかを比べてみました。

  エブリイワゴン アトレー

衝突回避支援ブレーキ機能

(対車両・対歩行者[昼夜])

衝突警報機能

(対車両・対歩行者[昼夜])

誤発進抑制機能(前方・後方)
車線逸脱警報機能
先行車発進お知らせ機能
ふらつき警報機能
ハイビームアシスト

全車速追従機能付ACC

(アダプティブクルーズコントロール)

×
レーンキープコントロール ×
標識認識機能 ×
コーナーセンサー ×

※エブリイワゴンは「PZターボスペシャル」、アトレーは「RS」で比較。

どちらも衝突被害軽減ブレーキが標準装備されているなど、安全性においては頼もしい限りです。軽キャブワゴンでこれだけの安全装備を備えているのならば十分だとは思いますが、アトレーにはさらに進化した予防安全機能が搭載されています。

高速走行時や渋滞時などの加減速をサポートする「全車追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」や、「全車追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」の作動中に車線からはずれそうになった場合にハンドル操作をアシストし中央に戻してくれる「レーンキープコントロール」や、進入禁止や一時停止などの標識を見逃さずドライバーにメーター内で表示し教えてくれる「標識認識機能」など、ドライバーをアシストしてくれる機能を備えています。安全装備の面ではアトレーに軍配が上がります。

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エブリイワゴンの
お得な購入方法は?

お得な購入方法は?

車の価格は年々上がっています。

自動ブレーキなどの安全装備の搭載やカーナビに代表されるインフォテインメントシステム、シートヒーターなどの快適装備が標準装備となり、新車価格は上昇する一方です。中古車においても新型コロナウィルスの「感染対策」として公共交通機関の密を避けるため車を使用する人が急増し、需要と価格が急激に高まりました。世界的な半導体不足で新車の生産が停滞しているのも中古車価格を上昇させる要因になっています。

そんな時だからこそ少しでも安く、お得に車を手に入れたいですよね!

安く車をゲットするにはいくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえておけば普段よりお得に車を購入できますので、ぜひ実践してみてくださいね。

・値引きの大きい時期を狙う

・現在所有の車を高く売る

・金利の低いローンを選択する

・届出済未使用車を検討する

値引きの大きい時期を狙う

正規ディーラーで車を購入するときは、3月または9月のタイミングがおすすめです。

3月と9月は決算期にあたり、1年のうちで最も安く車を販売し、営業マンの販売ノルマも高くなるので、他の月に比べ値段交渉がしやすく大幅な値引きが期待できるのです。大きな買い物をする際などにする値段交渉ですが、なかなか自分からは言い出しにくく恥ずかしいと思われている方も多くいらっしゃるかとは思います。ですが車を購入する際の値段交渉は営業マンにとってはお決まりのものであり、決算期には「1台でも多く販売したい」と考えているため、他の時期より交渉が成立しやすいので是非この時期に値段交渉をしましょう。

7月、12月のボーナス期にもお得なセールがあり、値段交渉が成立しやすいタイミングなのでお得に車をゲットできる可能性が高まります!

現在所有の車を高く売る

すでに車を所有している方に限りますが、その車を買取りに出して高く売ることができれば新しい車の購入資金になります。

多くの方はディーラーで車を買う時にディーラーで古い車を下取りに出しますよね。ですがディーラーで下取りに出すよりも、車買取業者で買取に出したほうが高い査定額が期待できます。ディーラーと違い車買取業者は買い取った車を商品として再販売します。現在は買取業者の競争が激化しており、シェアを維持する為に多くの車を買い取ろうとしているので、査定額が高くなりやすいのです。

手間はかかりますが複数の業者に見積もりをとって比較し、一番高値をつけてくれた業者で売却すると車購入の大きな資金となってくれます。

金利の低いローンを選択する

ローンを利用して車を購入する場合、どこから借り入れるかによって金利が変わってきます。金利が1~2%上がっただけでも支払い金額に数万円の差がでてくるので、借り入先は慎重に検討したいところです。

一般的に銀行系のマイカーローンの金利は3%前後と安く、ディーラーローンは4~8%と金利が高い傾向にあります。

ローンを組んで車を購入する際には、金利のより低いところを選ぶのが賢い選択です。

届出済未使用車を検討する

車を購入する際に選択肢に加えたいのが「届出済未使用車」です!

その名の通り届出(登録)だけ済まされていますが、まだ誰も使用したことのない新品同様の車のことを指します。新車と同じクオリティなのですが、一度届出がされているので中古車扱いになります。

なぜこのような車が存在するかというと、ディーラーや販売店が新車の販売台数を稼ぐために新車をわざわざ届出(登録)して中古車にしてしまう…ということから生まれる車なのです。

新車同様にもかかわらず価格は新車より安いので、とってもお買い得な車です。安いのは魅力だが中古車には使用感などがあり少し抵抗がある。。という方にもぴったりのお車です♪

ただ新車のように注文してから製造するというスタイルではないので、すでに現車のあるものの中からしか選べず、自分の希望している車が届出済未使用車としてあるかどうかはその時の運になります。

 

『軽の森』は届出済未使用車を専門に取り扱っているお店です。

ですから届出済未使用車の在庫数も多く、今回ご紹介したエブリイワゴンの届出済未使用車も豊富に取り揃えております。

ではここで実際に『軽の森』で販売されたエブリイワゴンを一部ご紹介します!

JPターボ ハイルーフ 2WD

JPターボハイルーフ
カラー パールホワイトマイカ
車両本体価格(税込) 1,298,000円

PZターボ ハイルーフ 2WD

PZターボハイルーフ
カラー ブルーイッシュブラックパール
車両本体価格(税込) 1,498,000円

PZターボスペシャル ハイルーフ 2WD

PZターボスペシャルハイルーフ
カラー パールホワイトマイカ
車両本体価格(税込) 1,698,000円

 

いかがでしょうか?どれも新車で購入するよりお買い得です☆

もし当社で届出済未使用車のエブリイワゴンを見てみたい!と思われましたら、在庫状況は日々変動しているため、こちらから在庫があるかどうかまずご確認いただきご連絡いただけたらと思います。

▼エブリイワゴンの在庫はコチラ

エブリイワゴンを中古車で!

中古車

中古車価格も上昇傾向にある…と前述しましたが、それでも新車や届出済未使用車で購入するよりは安い価格で手に入れることのできる中古車。エブリイワゴンは圧倒的な室内空間を誇る人気の軽キャブワゴンですので、中古車流通量も多いです。

現行のエブリイワゴンは3代目ですが、中古車ならば初代・2代目のエブリイワゴンも流通しており、その中から選ぶことも可能です。

中古車でエブリイワゴンを購入しよう!と思った場合、自分に合った1台を探すためにはどうしたらよいのか?をご紹介していきたいと思います。

中古車のお買い得な時期

中古車にもお得に買える時期があります。新車でしたらディーラーや販売店の決算期にあたる3月・9月やボーナス期の7月・12月ですが、中古車市場では4~5月が最も安く買える時期になります。

なぜかというと、3月の決算期や4月からの新生活に向けて、新車が3月に爆発的に売れます。それと同時にそれまで乗っていた車を手放す人が増え、中古車市場に中古車がたくさん出回ります。4~5月に車を買い求める人は少なくなりますが、中古車在庫は多くなるので、中古車販売店は購入してもらいやすくする為に価格を下げて販売するのです。

ですから今すぐに車が必要!というわけではないのならば、お得に中古車を購入できるこの時期に買い求めることをおすすめします。

エブリイワゴンの中古車相場

中古車の価格はモデル(生産年月)や状態によってさまざまです。

エブリイワゴンを中古車で購入するとき、大体どのくらいの金額が相場なの?と思う方も多いと思います。そこでエブリイワゴンのモデル(生産年月)別の相場を見てみましょう。

現行型エブリイワゴン(DA17W型)2015年~現在
現行型エブリイワゴン

中古車平均価格

158.2万円

2代目エブリイワゴン(DA64W型)2005年8月~2015年1月
2代目エブリイワゴン

中古車平均価格

57.6万円

初代エブリイワゴン(DA62W・DA52W型)1999年6月~2005年7月
初代エブリイワゴン

中古車平均価格

26.1万円

画像引用▶https://www.carsensor.net/

画像引用▶エブリイワゴン 価格・グレード

現行型では中古車といえど平均価格は新車に比べそこまで下がりませんが、2代目・初代ともなるとかなりお安くなります。ですがモデルが古くなるにつれて車のコンディションも悪くなっていくことが多いので、価格が安いというだけで飛びつかず、しっかりと車の状態をみて納得した上で購入しましょう。

【タイプ別】おすすめエブリイワゴン

中古車市場には、さまざまな年式や状態のエブリイワゴンが多数出回っています。その中から自分に合ったエブリイワゴンを探し出すには、自分が何を重視してエブリイワゴンを選ぶか、を明確にしたらスムーズです。

ここでは重視するポイントを3パターンに分けて、おすすめするモデルのエブリイワゴンをご紹介します。

新しいエブリイワゴンにお得に乗りたい方

 

オススメ

 

 

 

【2015~2016年式の現行型】

現行型の新しいエブリイワゴンに乗りたいけれど価格も抑えたい…という方には、2015~2016年式のエブリイワゴンがおすすめです。

この年式のエブリイワゴンの平均価格は100万円ぐらいです。6~7年落ちとなりますが、現行型になりますのでメリットが大きいです。

最も大きいメリットは売却時に高く売れるというところ。エブリイワゴンは元々リセールバリューが平均よりも高いので、現行型のうちに売れば高額買取が可能です。また長く乗って新しいモデルが登場したとしても、一つ型落ちになるだけなので古くなっても下取り金額に期待できます。

そして2015年に登場した現行型から「衝突被害軽減ブレーキ」を採用しているので、安全性においても申し分ありません。

新しく装備も整ったエブリイワゴンをお得に乗りたい方には2015~2016年式のものがピッタリです。

価格の安さを重視して
エブリイワゴンに乗りたい方

 

オススメ
 

【2010~2014年式の2代目後期型】

価格の安さを重視したい方には、2010年~2014年式の2代目後期モデルをおすすめします。

一般的に中古車は新型が発売されると旧型の価格が一気に落ちる傾向にあるので、2015年に現行型が発売されたエブリイワゴンでは2代目後期モデルがお買い得になります。大体50万円前後からありますが、グレードによっては70~80万円ほどになるものもあります。

一つ型落ちとはいえ後期モデルなので、性能的にも現行型と比べてそこまで劣るわけではないので、性能を気にされる方にも満足のいくモデルです。

激安のエブリイワゴンに乗りたい方

 

オススメ
 

【1999~2004年式の2代目前期型】

性能などは気にせず、とにかく安いエブリイワゴンに乗りたい!という方には1999年~2004年式の2代目前期型がおすすめです。

2代目エブリイワゴンは2005年にマイナーチェンジを行っているので、2代目のなかでもこの前期型が一番安いモデルです。大体平均価格40万円ほどで手に入れられるため、仕事用などで乗り潰すまで乗る…という方にはぴったりです。

1999年から発売された初代モデルも中古車として安く出回っていますが、20年以上前の車ともなると消耗部品や故障などのリスクが増えるため、多少走行距離が長くても信頼性の高い2代目エブリイワゴンをおすすめします。

失敗しない中古車選び

中古車とは誰かが使っていた使用歴のある車です。その誰かが使用していた時の車の乗り方はこちらには知る由もありません。ですがその時の乗り方によって車の傷み具合には大きな差がでます。

中古車を選ぶ際には、できるだけ傷みが少ない良質な中古車を選びたいですよね。中古車特有のリスクを避けるためにいくつかチェックしておいたほうがいいポイントがあります。

避けたほうがよいポイント

走行距離が長すぎるもの

✅年式の割に走行距離が短すぎるもの

✅修復歴のあるもの

✅水没車

走行距離が長すぎるもの

走行距離が長いものは経年劣化により、車本体や車の各部品などにトラブルを起こしやすい状態になっています。

俗に走行距離が10万キロを超えたら買い替え時…などと言われていますが、車の機能は年々向上しているため、しっかりとメンテナンスがされているのなら10万キロを超えた中古車でも問題なく走行できると言われています。ですが言い換えると、しっかりとメンテナンスされていなければ10万キロも走っているので部品の破損やトラブルに見舞われることがある…ということです。

しっかりメンテナンスされているかどうかは点検整備記録簿を見れば確認できますが、記録簿がない中古車もありますので走行距離が長く、メンテンナスされているかどうか確認できないものは避けたほうが良いでしょう。

年式の割に走行距離が短すぎるもの

生産されてから年数がある程度経っているのに、極端に走行距離が短い中古車には注意が必要です。一見、条件のよい掘り出し物に見えますが、こうした中古車は長い間動かされず放置されていた可能性が高いのです。

自動車はエンジンやトランスミッションを動かさずに長い間置いておくと、駆動部や摩擦部に付着しているオイル類が流れ落ち、硬く固着してしまうことがあります。そんな状態でエンジンを始動してしまうと駆動部の劣化や故障、異常な摩擦を引き起こしてしまいます。また、ガソリンも流れていることで新鮮さを保っており滞留させると腐りやすくなり、詰まりや燃焼不良の原因になります。

走行距離がいくら短くても全然動かされていなかった中古車は、後々修理することになる可能性が大きいので避けておいたほうが無難です。

修復歴のあるもの

「修復歴あり」の中古車は避けましょう。

修復歴とは単なる修理歴とは異なります。修復歴とは車の骨格部に損傷があり修復した車のことを指しています。

具体的には、「フレーム」「フロントインサイドパネル」「ダッシュパネル」「フロントクロスメンバー」「ルームフロアパネル」「ラジエータコアサポート」「ピラー」「ルーフパネル」「トランクフロアパネル」の骨格部に損傷があった場合です。

この9つの骨格部に損傷があり交換や修理したことがある車は、極端に資産価値が減ります。ですから「修復歴あり」の中古車は安く売られています。

しかし安いからといって「修復歴あり」の中古車に安易に飛びつくのはおすすめできません。車の骨格部分に過去に異常があった車は一般的に故障のリスクも高く、突発的なトラブルのリスクも高いです。

車は人の命を乗せている乗り物ですので、修復歴のある中古車は避けるのが賢明です。

水没車

水没車とは洪水や台風などで床上浸水してしまった車を指します。

この水没車は「修復歴あり」にならないばかりか、中古車情報サイト上では見分けることが困難なので注意が必要です。

水没車は浸水によりエンジンなど電気系統の故障リスクが高く、乗っているうちにエンジンがつかなくなり故障してしまうということもあります。故障した場合の修理費も水没車は高額になり、エンジンの修理だけでも10万~100万円必要になってきます。

一見問題がないように見える水没車の見分け方は、異臭がするかどうかです。水没車はいくらクリーニングを行っていても汚水に長時間浸かっていたことにより臭いがなかなか取れないので、異臭がするかどうかが大切なチェックポイントです。また不自然なサビや腐食のある車や、他の車と比べて車内に湿気がこもっている車は水没車である可能性が高いです。

後々のトラブル回避のため水没車の購入は避けましょう。

さいごに

エブリイワゴン 後ろ姿

いかがでしたでしょうか?

エブリイワゴンは車内空間が広く、仕事にも趣味のアウトドアやレジャー、車中泊にも対応できるマルチなクルマであることがお分かりいただけたと思います。自分好みにカスタムすることもでき、安全性能も高く、軽自動車ですから維持費も安く済むというメリットたっぷりのおクルマです☆

車を中心としたレジャーを楽しみたい方や、荷物をたくさん積んで出かけることが多い方にはエブリイワゴンをおすすめします!

 

『軽の森』は南大阪にある届出済未使用車を多く取り扱うお店です。

今回ご紹介したエブリイワゴンはもちろん、低価格でより高品質な国内オールメーカー全てのお車を取り扱っております。違うメーカー同士のお車で迷われている場合も、オールメーカーの取り扱いがあるため実際に見比べて検討することが可能です♪

購入希望の車が定まっていない場合でも、当社の知識豊富なスタッフがお客様のご希望をお聞きし、お客様にぴったりのお車選びのお手伝いをさせていただきます!

是非お気軽に電話やメールでお問い合わせ下さい。尚、在庫がない場合には新車でのご注文も承っております!

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

 

軽の森

総在庫800台
タイプ別!

南大阪を中心に軽の森4店舗展開!
各店へのお問合せはこちらから

 

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

▼出典▼

スズキ(エブリイエブリイワゴン

ダイハツ(アトレー

日産(NV100クリッパーリオ

三菱(タウンボックス

マツダ(スクラムワゴン

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
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