車を運転しているとき、インパネに表示される警告灯をご覧になられたことがあるかと思います。
様々なアイコンで表示される警告灯ですが、それらの意味をご存知でしょうか。
普段よく目にする種類から、表示されていると車の状態が良くないものまで…。
今回はそんな警告灯について詳しく解説いたします。
今まで何かよく分からなかった警告灯の持つ意味を知る事で、車の状態や緊急度を理解し不測の事態を防げるようになるのではないでしょうか。
車の警告灯一覧
車の警告灯には上図のように様々な種類が存在します。
普段からよく目にするものから、あまり見かけない警告灯。何を表しているか一目で分かりやすいものもあれば、これは何だろう?と思うものまであるのではないでしょうか。
次の見出しはこれら1つ1つの意味について危険度を交えながら解説致します。
日常よく点灯する車の警告灯
1.シートベルト非装着警告灯
【点灯するタイミング】
運転席 エンジンを掛けた状態でシートベルト非装着の時
助手席 エンジンを掛けた状態で尚且つ助手席の座面にある重量センサーが人が座っていると検知した場合にシートベルト非装着の時
後部座席 シートベルトを装着していたが走行中にシートベルトを外した時
【消灯させるには】
シートベルトを装着する
アイコンも分かりやすく、見かける機会も多いのではないでしょうか。シートベルトをしていない時に点灯する警告灯で『シートベルトリマインダー』とも呼びます。
警告灯だけでなく、そのまま非装着の状態で車を発進させると警告ブザーが鳴り、非装着である事を強く知らせてくれます。
シートベルトを装着せずに走行することは道路交通法違反になります。直ちに車を停止させてシートベルトを装着する必要がありますので警告灯は赤色で点灯します。
2020年9月1日以降の新型車から保安基準が改正されました。それまでは運転席のみ対象の警告灯でしたが、この改正以降は助手席・後部座席を対象とした警告灯も付けなくてはならなくなりました。
座面の重量センサーが荷物の重みに反応することで人が座っていると誤検知し、人が座っていなくてもシートベルトが非装着だと判断されることで警告灯が点灯することもありますが、荷物を降ろしたり、人が座っている座席ではシートベルトを装着することで警告灯は消えるはずのところ、それでも警告灯やブザーが消えない。
またはシートベルトをしていないのにも関わらず警告灯が点灯しない。そのような場合は早急に修理に出すようにしましょう。
シートベルト非装着警告灯が正しく点灯しない状態のままでは車検にも通らなくなってしまいます。
2.半ドア警告灯
【点灯するタイミング】
運転席・助手席・後部座席・リアを含む全てのドアのいずれか、または複数のドアが半ドアの状態や開いている状態で走行を始めた場合
【消灯させるには】
開いているドアをしっかりと閉める
こちらもシートベルトと同様に分かりやすいアイコンでドアが開いているのでは?と一目で認識できます。
ドアが全開で走り出すことは稀であると思いますが、半ドアで走り出してしまったと言う経験をされた方は多いのではないでしょうか。
明らかに開いている状態に比べると、一見ドアが閉まっているように見える半ドアの状態。気付かずに走行してしまった場合、少しの衝撃で車のドアが開いてしまうことで危険性が高まります。また、リアドアの場合は走行中にドアが開いてしまう事で積み荷が落下し、後続車を危険にさらす恐れも生じます。
このようなことから、直ちに車を停止させて開いているドアを閉める必要がありますので警告灯は赤色で点灯します。
最近ではスライドドア車にオートクロージャーの機能や電動で開閉するものも多く備わるようになってきましたので後席に関しては、半ドアの状態になる恐れがない車もありますが、ドアを閉める際には確実に閉める事を徹底しましょう。
3.燃料残量警告灯
【点灯するタイミング】
ガソリンの残量が少なくなった時
【消灯させるには】
ガソリンを給油する
ガソリンランプとも呼ばれる燃料残量警告灯は、ガソリンスタンドにある給油機のマークがモチーフでこちらも分かりやすいですよね。
燃料残量警告灯は黄色で点灯します。点灯したからと言ってガソリン残量がゼロで今すぐ車が止まってしまうと言う状態ではありません。
車種によっても点灯するタイミングやガソリン残量は異なります。
残量がおおよそ5Ⅼ~10Ⅼになると点灯すると言われている他、リッターあたりの走行距離×ガソリン残量=50kmくらい走る事が出来るタイミングでガソリンランプが点灯するとも言われています。ですのでランプが点灯しても、落ち着いて最寄りのガソリンスタンドへ行けば問題はありません。
しかしながら高速道路の場合では、最寄りのサービスエリアまでが遠いこともあり得ますので高速道路に乗る前に十分なガソリン残量の確保が賢明でしょう。
もし、ガソリンを使い切ってしまい車を動かせなくなってしまった場合はJAFなどロードサービスを手配しなくてはならず、時間や場合によっては費用も多く掛かってしまいます。
4.ウォッシャー液警告灯
【点灯するタイミング】
ウォッシャー液が不足した時
【消灯させるには】
ウォッシャー液を補充する
クリアな視界を確保する為にガラスを綺麗にしてくれるウォッシャー液。ウォッシャー液のタンク内の容量が不足しているときに警告灯が点灯します。この警告灯も出来るだけ早い対応が必要ですが、直ちに車を停止させなければならない緊急度ではないので黄色で点灯します。
ウォッシャー液は汚れを落としてくれることは勿論、油膜を落としてくれるものや撥水効果のあるものもあります。
水道水を入れてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、ウォッシャー液は液の腐敗を防ぎ、凍結を防ぐように作られています。水道水の場合、長期間タンクに入っていることでカビが発生したり、気温が低い場所では凍結することで車両内部の故障にも繋がりますので、警告灯が点灯したからと言って取り急ぎ水を入れるのでは無く、専用のウォッシャー液を補充するようにしましょう。
5.水温警告灯(青色)
【点灯するタイミング】
エンジンの冷却水が適正な温度よりも低い時
【消灯させるには】
アイドリングの状態、または走行をすることで温度が上がり消灯する
特に寒い時期などはエンジンを掛けた際に水温警告灯が青く点灯している状態をよく見かけるのではないでしょうか。
しばらくアイドリングの状態や走行することで冷却水の温度が上がり警告灯が消灯します。暑い日に比べると寒い日の方が消灯まで時間が掛る場合もありますが、しばらくすると消えるのであれば問題はありません。
しかしながら、一向に警告灯が消えず青く光ったまま…。この場合は水温が低いからというだけの原因ではなく、水温の調整を行っているサーモスタットという部分が故障している可能性もありますので、一度点検を行う方が良いでしょう。
【緊急度 低】早めに点検する必要がある車の警告灯
6.ABS&ブレーキアシスト警告灯
【点灯するタイミング】
・ブレーキを強く踏んだ時
・ABSまたはブレーキアシストのシステムに異常がみられる時
【消灯させるには】
ブレーキを強く踏んだ時はその操作をやめると消灯しますので点灯したことは異常ではなくむしろ正常です。
システムに異常がある場合は点検を行い、修理を行わなければ基本的に消灯しません。
そもそもABSとは?と思われる方もおられるのではないでしょうか。
ABSとは、Anti lock(アンチロック)・Breake(ブレーキ)・System(システム)の略称です。
急ブレーキを掛けた際などにタイヤがロックされて回転が止まることがありますが、このような場合、タイヤが地面との摩擦を失うことで滑り出しハンドル操作が効かなくなってしまいます。
このタイヤのロックを防ぐABSが作動することにより、ハンドル操作が可能になり障害物を回避出来る可能性を上げてくれます。
参考:国土交通省
また、ブレーキアシストシステムとは、急ブレーキを踏んだ際にブレーキを補助してくれるシステムです。自動ブレーキとは別物で、あくまで人がブレーキを踏むことが前提であり、自動的にブレーキを掛けてくれるのではありません。しかしながら緊急時には大切な機能です。
この警告灯が光っているからと言って、通常のブレーキが効かないということではありませんが、万が一、急ブレーキを掛けなければならない状態に陥った時に、ABSやブレーキアシストが正常に動作しないと更なる惨事を引き起こすかもしれません。
ABS&ブレーキアシスト警告灯が消えない時は早めの対処が必要です。
7.ブレーキ警告灯(黄色)
【点灯するタイミング】
電子制御のブレーキシステム、または電動パーキングブレーキに異常が見られる時
【消灯させるには】
システムに異常がある場合は点検を行い、修理を行わなければ基本的に消灯しません。
ブレーキ警告灯は黄色、または赤色で点灯します。まずは黄色での点灯についてですが、赤色の点灯とは違い直ちに車を停止させる必要はありません。しかしながら、電子制御のブレーキシステムに異常がある場合、早急な点検や修理などの対処が必要になります。
8.SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯
【点灯するタイミング】
・電気系統の異常や故障がある時
・衝撃を検知するセンサーに異常がある時
・シートベルトのバックルに接触不良などの異常がある時
・バッテリーの電圧低下
【消灯させるには】
何らかの異常がある場合はその原因となる箇所の点検・修理を行う事で消灯します。
シートベルトのバックルの内部に汚れなどが付着してセンサーがうまく作動していない場合は掃除をしてみるのも1つの手でしょう。
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯が点灯したからと言って、直ちに運転を中止したり停車しなければいけない状態ではありません。
プリテンショナーとは、万が一の事故などの場面で車体に強い衝撃を受けた時に作動します。
作動するとシートベルトが巻き取られる事で運転手や乗員の体が前に飛び出ることを防いでくれます。
ですので、通常の走行を行う分には、この警告灯が点いたからと言って運転が出来なくなるわけではありませんが、万が一の事故の際に正しくエアバックやプリテンショナーが作動しなければより重篤な怪我をする可能性も高まりますので、点灯が消えないのであれば速やかに点検や修理の対処を行いましょう。
【緊急度高】走行を中止すべき車の警告灯
9.エンジン警告灯
【点灯するタイミング】
・エンジンの制御システムやエンジンの本体に異常がある時
【消灯させるには】
どの部分に異常があるかは専門の診断機を用いないとわかりません。原因を発見しその異常を修理することで警告灯が消灯します。
エンジン警告灯が走行中に点灯や点滅した場合は速やかに安全な場所で車を停車させましょう。
O2センサーやエアフローセンサー、バッテリーセンサーなどのセンサー類に異常がある場合など、何らかのエンジンに関わる部分が故障している恐れがあります。警告灯が点いたまま走行を行うことで重大な事故を引き起こす可能性もありますのでディーラーや整備工場に連絡をし、状況を説明して判断を仰ぐのが良いでしょう。
エンジン警告灯が表示されたままの状態では車検に通すことが出来ないので注意が必要です。
10.ブレーキ警告灯(赤色)
【点灯するタイミング】
・パーキングブレーキをかけている時(戻し忘れたまま走行している時)
・ブレーキフルード(オイル)やブレーキに何らかの異常がある時
【消灯させるには】
パーキングブレーキが完全に解除することで消灯すれば問題はありませんが、
それでも警告灯が消灯しない場合はブレーキに異常が見られる可能性がありますので点検・修理を行う事で消灯します。
ブレーキ警告灯が走行中に赤色に点灯や点滅した場合は、直ちに運転を中止する必要があります。
車にとって最も大切な部分といっても過言ではないブレーキ。ブレーキに何らかの異常があり警告灯が点いたまま走行することで、重大な事故を起こす危険性があります。
安全な場所に車を停止させ、ディーラーや整備工場に連絡を行い、速やかに点検・修理を行いましょう。
ブレーキ警告灯も点灯したままでは車検を受けることは出来ません。
11.充電警告灯(バッテリーランプ)
【点灯するタイミング】
・バッテリー本体に異常や電圧が不足している時
・バッテリーの充電系統、オルタネーターの異常がある時
【消灯させるには】
バッテリーの交換や充電系統に異常が見られる場合も修理や交換を行う事で消灯します。
バッテリーの警告灯が点灯したまま走行することは危険です。残り少ない電力でエンジンが掛かることもありますが、走行中に切れてしまう可能性もあります。エンジン以外にもあらゆる箇所に電力を使用していますので、電圧が不足することによってエンジンが急に止まるだけでなく、ブレーキが効きづらくなったり、ハンドル操作がうまくできなくなったりする可能性もあります。
直ちに安全な場所へ車を停車させ、ディーラーや整備工場に連絡を行い、速やかに点検・修理を行いましょう。
12.油圧警告灯(エンジンオイルランプ)
【点灯するタイミング】
・エンジンオイルが漏れたり減ったりと異常がある時
・エンジンオイルを吸い上げるポンプに異常がある時
【消灯させるには】
エンジンオイルの不足が原因であればオイルの補充を行う事で消灯。
それでも消灯しない場合は不足が原因ではないと考えられますので整備工場にて点検・修理を行う事で消灯します。
エンジンオイルはエンジンを正常に動かすために必要不可欠なものです。点灯したまま走行を続けることでエンジンの焼き付きやマフラーから白煙が上がったり、エンジンを交換しなくてはならなくなるような大きな損失の可能性や重大な事故を引き起こす可能性もあります。
警告灯が点灯した際には速やかに安全な場所に車を停車させたのちに、時間をおいてからエンジンオイルの残量確認を行いましょう。エンジンオイルが十分にある場合は他の原因を探すためにも、ディーラーや整備工場に連絡を行い、速やかに点検・修理を行いましょう。
13.電動パワーステアリング警告灯(EPS)
【点灯するタイミング】
・パワーステアリングを制御する部分に異常が見られる時
【消灯させるには】
異常な部分を点検・修理をすることで消灯します。
パワーステアリングとは、人の力では動かすことが困難な重たいハンドル操作をスムースに操作が出来るように力を補助してくれる役割をしています。
ですのでこの警告灯が表示され、何らかの異常がある場合はハンドル操作が重くなったり困難になる可能性があります。思ったハンドル操作が出来なくなることは重大な事故を引き起こす恐れがありますので、点灯した場合は直ちに安全な場所へ車を停車させ、ディーラーや整備工場に連絡を行い、速やかに点検・修理を行いましょう。
14.水温警告灯(赤色)
【点灯するタイミング】
・クーラント液が高温になりすぎている(オーバーヒートの状態)の時
【消灯させるには】
エンジンを停止させ自然冷却を行った後に原因特定の点検をし、故障箇所の修理を行う事で消灯します。
水温警告灯ですが、青色で点灯の場合は緊急性は無いと上記でもお伝えしましたが、赤色の点灯は一大事とも言えるでしょう。点灯したまま走行を続けることでエンジンに重大なトラブルを引き起こす可能性もありますし、エンジンの故障が重大事故を引き起こす可能性もあります。直ちに安全な場所で運転を中止する必要があります。
15.AT警告灯
【点灯するタイミング】
・オートマチックトランスミッションに異常がある、フルードが高温の時
【消灯させるには】
車を停車させボンネットを開けてフルードの熱を冷ますことで消灯します。
それでも消えない場合は異常箇所の点検・修理等を行わなければ消灯しません。
オートマチックトランスミッションフルードとは、クラッチ操作やギアチェンジを自動で行う自動変速機の内部の歯車の潤滑や冷却、洗浄の役割の他に油圧を発生させる役割があります。
メーカーによってもフルードの交換推奨時期は異なります。トランスミッション自体の交換となると金額も非常に高くなりますので、定期的に点検を心がけましょう。
16.ハイブリッドシステム異常警告灯
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【点灯するタイミング】
・ハイブリッド車や電気自動車に搭載されたシステムに異常がある時
・走行中にバッテリーの残量が低下した時など
【消灯させるには】
ハイブリッドシステムのどの部分に異常があるか整備工場にて診断を行い、異常箇所を整備することで消灯します。
ハイブリッド車において、バッテリーに異常がある場合の点灯が多くみられますが必ずしもバッテリーが原因という訳ではなく、ウォーターポンプや駆動モーターなどその他に原因がある場合があります。
ハイブリッド車の構造は非常に複雑であることから、整備工場やディーラーにて異常箇所を正しく診断してもらい整備を行わなければなりません。走行に関わる重大な故障が隠れている可能性もあります。
17.マスターウォーニング
【点灯するタイミング】
・車両や各システムに緊急度の高い異常が発生した際に点灯
【消灯させるには】
異常が発生している箇所を特定し整備を行うことで消灯します。
基本的にマスターウォーニング単体での点灯ではなく、その他の警告灯や警告メッセージと共に点灯します。
マルチインフォメーションディスプレイ警告メッセージが表示されている場合は何が起きているのかドライバーも把握しやすいかと思いますが、車種や状況により必ずしもメッセージで何が起きているか把握できる訳ではありません。
緊急度の高い異常が見られる際に点灯する警告灯ですので、まずは安全な場所へ速やかに移動し車を停車させましょう。ディーラーや整備工場に連絡を行い、速やかに点検・修理を行いましょう。
警告灯と混同しやすい表示灯ランプ
警告灯と同じマルチディスプレイに表示されるランプの中にも警告灯ではないものもあります。
スリップ表示灯
【点灯するタイミング】
・タイヤがスリップした際にブレーキ制御装置が作動することで点灯
【消灯させるには】
タイヤがスリップしなくなり、制御装置が作動しなくなることで消灯します。
上記のような場合に点灯し、消灯するのであれば正しくブレーキ制御装置が作動したことを表示しているので心配するようなことは発生していないと考えられますが、スリップするような路面ではないところや車の停車中にも点灯している場合はシステムに異常がある場合があります。
セキュリティランプ
【点灯するタイミング】
・エンジンを切っている時に防犯装置のシステムが正常に作動している場合に点灯
【消灯させるには】
登録された電子キーを所持して車に乗り込み、エンジンを始動させると消灯します。
エンジンを切ったのに点灯しているランプがあると故障かな?と心配になられる方もおられると思いますが、この場合のセキュリティランプの点灯は正常です。
正しく防犯装置が動いている証ですので心配は無用です。しかしエンジンを掛けた後も継続して点灯していたり、走行中に急に点灯したとなればどこかしらに不具合がある可能性もあります。早急に車を停車させるほどではありませんが、早めに点検・整備に行くように心がけましょう。
車の警告灯について知っておきたいこと
ここまで警告灯1つ1つが持つ意味を確認してきましたが、ここではすべての警告灯に共通することをお伝えして参ります。
色の違いは緊急度を表している!
警告灯が点灯する時に色が異なっていますがそれには意味があります。
黄色(オレンジ色):注意が。早めに点検が必要。
赤色:危険。速やかに車を停止させて整備工場やディーラーに問い合わせが必要。
点灯する色によってこのような違いがあります。
信号と同じような色展開なので覚えやすいのではないでしょうか。
基本的にはこれらの色で危険度を判別することが出来ますが、黄色だからまだ大丈夫!と理解しておくのではなく、それぞれの持つ意味を理解しておくことが大切です。
そして、赤色の警告灯の中でもシートベルト警告灯や半ドア警告灯はすぐに自分で対処できるものもあります。
メーカーや車種によって異なる
基本的に警告灯の色やアイコンは「国際規格(ISO)」によって世界で定められています。
ですので国産車から国産車でメーカーを変えての乗り換えだけでなく、国産車から外車に乗り換えた際でも何か全く分からない色やマークが沢山ある…なんて事態には陥りません。
しかしながらメーカーや車種によっては、基本的な警告灯に追加で他の警告灯がある場合もありますので、車を乗り換えた際にはまずマニュアルで確認するようにしましょう。
車の警告灯に関するよくある質問
緊急度が高い警告灯の色は?
赤色です。赤色の警告灯が点灯した場合は速やかに安全な場所で車を停車させましょう。
緊急度が高い警告灯の一覧は こちらから確認できます。
警告灯が点灯したまま走行を続けても良いですか?
緊急度が高い警告灯は速やかに車を停車させることが必要です。
また、黄色(オレンジ)の場合はすぐに停車が必要ではないものの出来るだけ早く点検が必要になりますので、ディーラーや整備工場まで運転するといった程度でしたら走行可能ですが、いつから点灯しているのか分からないような状態で長期間点灯を無視して走行することはやめましょう。
故障している部分がより大きな故障となり修理費用がかさむだけではなく、重大事故に繋がる恐れがあります。
エンジンを掛けると警告灯が全て点灯するのですが異常ですか?
エンジンを掛けると少しの間すべての警告灯が点灯しますがこれは異常ではありません。
全ての警告灯が正しく作動するかのチェックするために点灯します。逆にこの際に点灯しない警告灯はシステムや電球に不具合がある可能性があります。
また、少しすると他の警告灯は消灯したのに、消えずに走行中もずっと点灯している警告灯があれば何らかの不具合が考えられます。
思わぬトラブルは軽の森までご相談ください!
運転中に警告灯が点灯し困った時や、点灯した警告灯の意味が分からず不安な時、お車に関することなら軽の森にご相談ください!
軽の森ではお車の販売だけでなく、点検・整備・車検などアフターサービスも充実!
軽の森でお車を購入された方も、そうでない方にも ”車の困りごとをなんでも相談出来る車屋さん”としてお役に立てるようにスタッフ一同今後とも努めて参ります。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。