スズキ スペーシアとダイハツ タントはどっちがいい?デザインや乗り心地を比較|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年9月30日

スズキ スペーシアとダイハツ タントはどっちがいい?デザインや乗り心地を比較

軽スーパーハイトワゴンは、ファミリー層から高齢者まで幅広い世代に人気のカテゴリーです。

その中でも「スズキ スペーシア」と「ダイハツ タント」は常に販売ランキングの上位に位置し、購入を検討する際に比較される代表的な車種です。どちらも広い室内空間や使い勝手の良さを備えていますが、デザインや乗り心地、燃費、安全性能などに違いがあります。

本記事では、スペーシアとタントを基礎情報から徹底比較し、それぞれに向いているユーザー像やお得な購入方法まで詳しく解説します。初めての軽自動車購入や乗り換えを考えている方にとって参考になる内容です。

スズキ スペーシアの基礎情報

スズキ スペーシアの基礎情報

スズキ スペーシアは、軽スーパーハイトワゴンの代表格として2013年に登場しました。軽量ボディと低燃費性能を強みに持ち、子育て世代や通勤用途まで幅広く対応可能な車両として支持を集めています。

スペーシアの特徴

スペーシアは「家族に優しいクルマ」をコンセプトに開発されました。車高が高く、広い室内空間を確保しているため、大人4人が快適に過ごせるだけでなく、荷物の積み込みやチャイルドシートの設置も容易です。特に人気が高いのはスライドドアの使い勝手で、狭い駐車場でもドアの開閉に困らない点が大きな魅力です。

また、スズキのマイルドハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能にも優れています。さらに、グレードによっては「カスタム」仕様があり、デザインや装備を充実させることも可能です。年式による改良も多く、最新モデルは安全性能や利便性が大幅に進化しています。

グレード・価格

スペーシアのラインナップは大きく分けて「スペーシア」「スペーシア カスタム」「スペーシア ギア」の3タイプです。

価格帯は新車で約150万円~220万円前後となり、グレードによって快適装備やデザインが異なります。標準モデルはシンプルで使いやすく、ファミリー層や通勤利用に適しています。カスタムはフロントマスクが力強いデザインで、若い世代やスタイリッシュさを重視する層に人気です。
中古市場でも年式・走行km・整備履歴によって支払総額が変動しますが、保証付きで購入できる販売店も多く、安心して選べるのがポイントです。

タイハツ タントの基礎情報

ダイハツ タントの基礎情報

ダイハツ タントは2003年に初代が登場し、スーパーハイトワゴンの先駆けとなったモデルです。室内空間の広さと使い勝手の良さを武器に、ファミリー層を中心に高い人気を誇ります。

タントの特徴

タントの最大の特徴は「ミラクルオープンドア」と呼ばれるセンターピラーレス構造です。助手席側の前後ドアを開けると、大開口スペースが生まれ、子どもの乗せ降ろしや大きな荷物の積み込みが非常にスムーズです。スペーシア同様、室内高を活かした広々とした空間が魅力で、家族での長距離ドライブでも快適に過ごせます。

また、安全性能の面ではダイハツ独自の「スマートアシスト」が全車に搭載されており、衝突回避支援や誤発進抑制などを備えています。タントも年式ごとの改良が多く、最新モデルは快適装備や安全性能がさらに進化しています。

グレード・価格

タントは「タント」「タント カスタム」の2系統を中心に展開されています。

価格は新車で約150万円~210万円と、スペーシアと同水準です。標準モデルは落ち着いたデザインと実用性が魅力で、カスタムはメッキ加飾を多用した迫力あるフロントデザインが特徴です。
中古車市場では、年式・走行km・整備記録によって支払総額に差があり、保証が付帯する販売店を選ぶことで長く安心して乗ることが可能です。特にタントはファミリー層からの支持が厚いため、リセールバリューも比較的安定しています。

スズキ スペーシアとダイハツ タントを徹底比較

スズキ スペーシアとダイハツ タントを徹底比較

スペーシアとタントは同じ軽スーパーハイトワゴンですが、デザインや燃費、安全性能などに明確な違いがあります。
ここでは6つの観点から徹底比較し、それぞれの強みと弱みを解説します。購入前に自分のライフスタイルに合った選び方を把握しましょう。

デザイン

結論から言うと、デザインは「個性的なスペーシア」「落ち着いたタント」という傾向があります。

スペーシア 丸みを帯びた柔らかい印象で、親しみやすさを重視しています。カスタムモデルではフロントグリルやライトデザインが力強く、若い世代や男性にも人気です。
タント シンプルで直線的なデザインが特徴で、幅広い世代に馴染みやすい外観です。カスタム仕様ではメッキを多用し、堂々とした印象になります。

デザイン面での選び方は、可愛らしさや親しみやすさを求めるならスペーシア、シックで大人っぽい雰囲気を好むならタントが適しています。

サイズ

結論として、サイズは両車とも大きな差はありませんが、細かい寸法で使い勝手に違いが出ます。

  スペーシア タント
全長 3,395mm 3,395mm
全幅 1,475mm 1,475mm
全高 1,785mm 1,755~1,775mm
室内長 2,170mm 2,125mm
室内高 1,415mm 1,370mm

スペーシアは全高がやや高く、頭上空間に余裕があります。また室内長も若干長いため、後部座席の足元スペースにゆとりがあります。
日常の買い物や子どもの送迎などは室内高が高いほうが便利ですし、長距離移動や大人4人での利用を考えると足元スペースに余裕のあるほうが快適です。よって室内空間に関してはスペーシアに軍配が上がります。
サイズ面は、どちらも軽規格ギリギリの広さを確保しているため、駐車場や取り回しで不便を感じることはほとんどありません。

燃費

燃費性能ではスペーシアに軍配が上がります。

・スペーシア
  マイルドハイブリッドシステムを全車に搭載しており、WLTCモード燃費は約19.8~25.1km/L。停車や減速時にモーターがアシストすることで、街乗りでも燃費効率が高いです。
・タント
  ガソリンエンジン車で、WLTCモード燃費は約19.6~22.7km/L。最新の改良で燃費は向上していますが、スペーシアに比べるとわずかに劣ります。

燃費を重視して毎日の通勤や長距離ドライブに使うなら、スペーシアの方がお得です。ただし、実燃費は走行環境や運転の仕方によって変わるため、試乗やオーナーのレビューを確認すると参考になります。

乗り心地

乗り心地は、柔らかさのスペーシアと安定感のタントという違いがあります。

・スペーシア
  サスペンションが柔らかめで、段差や路面の凹凸を吸収する性能に優れています。市街地走行では快適で、子どもや高齢者が同乗する場合にも安心感があります。
・タント
  足回りがやや硬めに設定されており、高速道路や長距離走行での安定性が高いのが特徴です。直進時のふらつきが少なく、運転する人にとって安心感があります。

結論として、街乗り中心ならスペーシア、長距離や高速移動が多いならタントが適しています。

安全性能

安全性能は両車ともに最新の予防安全技術を搭載しています。

・スペーシア
  スズキセーフティサポートを全車標準装備。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、標識認識機能などを搭載しています。
・タント
  ダイハツのスマートアシストを全車に搭載。歩行者検知機能や誤発進抑制制御などを備え、特に初心者や高齢者に安心感を与えます。

細かい違いとして、スペーシアは全方位モニター用カメラパッケージの設定があり、駐車時の安心感が高いのに対し、タントは電動パーキングブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、高速走行に便利な機能が強みです。

リセールバリュー

リセールバリューは、どちらも高水準ですが、わずかにタントが有利です。

・スペーシア
  スズキ車全般に言えることですが、燃費性能や使い勝手が評価され、中古市場でも安定した需要があります。特に「カスタム」モデルや低走行km・保証付きの車両は高値で取引されやすいです。
・タント
  販売台数が多く、ファミリー層からの支持が厚いため、中古市場での人気も根強いです。年式が新しいものや整備記録が残っている車検付き個体は、支払総額が多少高めでも売れやすい傾向にあります。

結論として、将来の売却まで考えるならタントの方が有利ですが、スペーシアも人気モデルのため大きな差はなく、状態次第で十分高値が期待できます。

スズキ スペーシアとダイハツ タントがおすすめな人の特徴

スペースとタントがおすすめな人の特徴

スペーシアとタントはどちらも魅力的ですが、利用シーンや好みによっておすすめできる人が異なります。
ここではそれぞれに向いている人の特徴を具体的に紹介し、自分に合う車選びの参考にしていただきます。

スズキ スペーシアがおすすめな人

スペーシアは燃費性能や使い勝手を重視する人におすすめです。具体的には…

  • 毎日の通勤や買い物など走行kmが多い人
  • 子どもの送り迎えや買い物で頻繁にスライドドアを使う人
  • 維持費を抑えたい人(燃費性能+保証付き中古車が選びやすい)
  • 柔らかい乗り心地を求める人

また、カスタムモデルを選べばデザイン性も向上し、幅広い年齢層に対応します。支払総額を抑えて整備済みの中古車を選べば、安心して長く乗れる点も魅力です。

ダイハツ タントがおすすめな人

タントは安定感や実用性を重視する人に適しています。

  • 長距離運転や高速道路を多く利用する人
  • 大きな荷物を頻繁に積む人(ミラクルオープンドアが便利)
  • ファミリーカーとして安全性を第一に考える人
  • 将来のリセールバリューを重視する人

特に子育て世代にはタントの使いやすさが好評です。整備履歴がしっかり残っている車検付きの中古車を選べば、支払総額はやや高くても安心感が高まります。

軽スーパーハイトワゴンのおすすめ5選

スペーシアとタント以外にも、軽スーパーハイトワゴン市場には魅力的な車種が多数存在します。
ここではホンダ・日産・三菱・ダイハツの人気モデルを5つ紹介し、それぞれの特徴を解説します。

【ホンダ】N-BOX

ホンダ N-BOX

N-BOXは軽自動車販売台数で長年トップを維持している国民的モデルです。

  • 室内空間の広さは業界トップクラス
  • 走行性能が高く、長距離でも快適
  • ホンダセンシングによる安全性能

価格は170万~250万円程度で、グレードや年式によって支払総額は変動します。カスタム仕様も人気が高く、中古市場でも高リセールバリューを誇ります。

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【日産】ルークス

日産 ルークス

画像引用:ルークス

ルークスは日産が販売するスーパーハイトワゴンで、先進的な安全装備が強みです。

  • プロパイロット搭載で高速走行が快適
  • 広い後部座席と大容量ラゲッジスペース
  • デザインはシンプルで落ち着いた印象

価格は新車で160万~240万円程度。中古車市場でも年式が新しいものは人気が高く、整備済みで保証付きの車両を選べば安心して乗れます。

【三菱】デリカミニ

三菱 デリカミニ

画像引用:デリカミニ

デリカミニはSUVテイストを取り入れた新しいタイプの軽スーパーハイトワゴンです。

  • アウトドアイメージの力強いデザイン
  • 最低地上高が高く、段差や悪路に強い
  • 三菱e-Assistで安全性も高い

新車価格は190万~290万円程度。アウトドアやキャンプを楽しむ人におすすめです。カスタム性が高く、個性的な軽を求める人に選ばれています。

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【三菱】ekスペース

三菱 ekスペース

画像引用:ekスペース

ekスペースは日産ルークスの兄弟車で、実用性の高さが魅力です。

  • 室内空間はルークスと同等
  • シンプルでコストパフォーマンスが高い
  • 保証や整備体制が充実

価格は新車で170万~190万円程度と比較的手ごろです。支払総額を抑えて購入したい人に向いています。中古車市場でも安定した人気を持っています。

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【ダイハツ】ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバス

ムーヴキャンバスはレトロモダンなデザインが特徴の女性向け人気モデルです。

  • 丸みを帯びた可愛らしい外観
  • スライドドア採用で利便性が高い
  • 内装もおしゃれで収納力も抜群

価格は新車で150万~200万円程度。年式が新しい車両はリセールバリューも高く、特にカスタム仕様は高値で取引されています。保証付き販売店を選べば、初めての軽購入でも安心です。

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スズキ スペーシア・ダイハツ タントをお得に購入する方法は?

スズキ スペーシア・ダイハツ タントをお得に購入する方法は?

スペーシアやタントを購入する際、同じ車両でも購入方法次第で支払総額が大きく変わります。
ここでは購入のタイミングや未使用車を選ぶ方法など、お得に購入するコツを解説します。

購入時期を見極める

結論から言うと、購入時期を工夫することで支払総額を数万円単位で抑えることが可能です。

・決算期(3月・9月)
  販売店が在庫処分や販売台数確保を狙い値引きが大きくなりやすい。
・モデルチェンジ直前
  旧型となる年式の車両が値下げ対象になることが多い。
・ボーナス商戦(6月・12月)
  キャンペーンが実施され、保証延長やオプションサービスが付くケースもある。

また、購入の際は車検残や整備内容もチェックすることで、維持費を抑えることができます。特に中古車の場合は走行kmや保証内容を確認し、総額での比較を行うことが重要です。

届出済未使用車なら新品同様でお得に購入できる!

「届出済未使用車」は新車登録済みですが、ほぼ走行していない車両のことを指します。

メリット
 
  • 新車同様の状態でありながら価格が数十万円安い
 
  • 初度登録から日が浅いため年式が新しく、保証も付いているケースが多い
 
  • 整備や車検の心配が少なく、すぐに納車可能
注意点
 
  • ボディカラーやグレードの選択肢が限られる
 
  • 人気装備が付いていない場合がある

特にスペーシアやタントのような人気車種は未使用車市場でも豊富に流通しています。支払総額を抑えつつ、新品同様の車両を手に入れたい方には最適な選択肢です。

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スペーシア・タントに関するご相談は軽の森へ!

スペーシアとタントは、どちらも軽スーパーハイトワゴンの代表として高い評価を得ています。デザイン、燃費、乗り心地、安全性能、リセールバリューといった各項目で違いがあり、どちらが良いかは利用者のライフスタイルによって変わります。
支払総額や保証内容、車検や整備履歴なども含めて総合的に判断することが大切です。もし購入を検討されている方は、実際に見て比較できる販売店に相談するのがおすすめです。

軽の森ではスペーシアやタントをはじめ、未使用車から中古車まで幅広く取り揃えており、購入後の整備・保証も充実しています。ご自身の条件に合った一台を見つけたい方は、ぜひ軽の森にご相談ください。

 

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出典

スズキ(スペーシア

ホンダ(N-BOX

日産(ルークス

ダイハツ(ムーヴキャンバス

三菱(デリカミニekスペース

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。