ダイハツより2016年に登場したムーヴキャンバスは、子育て世代にももちろん人気はありますが、ターゲットは”若年女性ユーザー”と言われています。
車名にもあるようにムーヴから移植された技術は数多くあります。
『ムーヴキャンバス(Move “can” bus)=”できる“ミニバス』
コンセプトを”できるミニバス”とし、開発されたのがムーヴキャンバスです。
今回は、そんなムーヴキャンバスのグレードや魅力、競合モデルとの比較を詳しくご紹介します!
この記事のPOINT
- ムーヴキャンバスの魅力がわかる
- グレード別に装備の違いがわかる
ムーヴキャンバスってどんな車?

一言で言えば『タント』と『ムーヴ』を融合させたような軽自動車です。
全高はタントとムーヴの間、1,655mm。
一般的には”軽ハイトワゴン”や”軽トールワゴン”と呼ばれるボディタイプです。
両サイドにスライドドアを装備しているスタイルはタントより、低重心で高い安定性があるスタイルはムーヴより。
2台の良いトコロを採用し、ムーヴキャンバスは誕生しています。
また、見た目の可愛さで車を購入する女性も多くいるはず。
若年女性向けに作り上げられたポップでキュートなデザインは、若年女性の親世代にも人気があると言います。
ムーヴキャンバスは“二世代でも不便のない使いやすい”という点に着目し、開発されています。
最近では2世帯で住居を持つ方や、独身の女性がご両親と同居している方など多い傾向にあるようです。
そうなると車を共有することもあるでしょう。
デザイン性にこだわる若年女性、使い勝手や性能にこだわるご両親。
“デザイン × ベンリ = あたらしい” をコンセプトにデザインだけでなく、便利さでも長く愛着の持てる車をという思いが形にされています。
女性だけでなく親世代にも人気があるわけですね。
ムーヴキャンバスの内装の特徴
詳しく見ていきましょう。
「ストライプス」の内装デザイン
・パネル部分はライトベージュで明るいインテリアに
・座席シートはライトグレー


座席シートの側面は、ライトブルーに。
ポップなアクセントも女性に注目されるポイントです。
「セオリー」の内装デザイン
・パネル部分はブラウンを採用し、シックな印象
・座席シートはネイビー


ストライプスとは異なり、インテリアは大人な雰囲気が感じられます。
ダークカラーを多く使用していますが、座席シートの縁(シートパイピング)には、ブラウンが採用されています。
室内サイズ

ムーヴキャンバスの室内は、軽自動車にしては十分と言える広さがあります。
室内が広いといわれているダイハツのタントは「長2,125mm」「高1,370mm」「幅1,350mm」、ホンダのN-BOXは「長2,125mm」「高1,350mm」「幅1,400mm」。
高さは両者に劣るものの、長さや幅はほぼ変わらない広さを実現しています。
ムーヴキャンバスの魅力
キュートな見た目だけでなく、使い勝手にもこだわるムーヴキャンバス。
ここからはムーヴキャンバスの魅力について迫ります♢♢
豊富なカラーバリエーション

ムーヴキャンバスのボディカラーは「ストライプス」で8色、「セオリー」で7色あり、合わせると全15色ものボディカラーが用意されています。
カラーバリエーションが豊富なことはもちろん、ムーヴキャンバスの代名詞と言っても過言ではない『ストライプスカラー(2トーンカラー)』。
可愛い車やおしゃれな車を探している女性は、まず目につくデザインではないでしょうか。
同じ軽ハイトワゴンのタントではモノトーン9色・2トーンカラー2色、スペーシアではモノトーン8色・2トーンカラー4色と、2トーンカラーが8色あるムーヴキャンバスには及びません。
両側パワースライドドア

このスタイルで両側パワースライドドアが標準装備されることは、高ポイントです。
さらに嬉しい機能がもう一つ!
予約ロック機能が備わっているということです。
パワースライドドアを閉める途中で、カードキーの操作を行えば自動で施錠をしてくれます。
パワースライドドアが付いていても、「ロック時にはカードキーやドアノブのボタンを押さないといけないから、スライドドアが閉まるまでその場から動けない」という状況にはなりません。
荷物を両手に抱えている時やお子様を抱っこしている時、雨の日などには役立つアイテムです。
安全システム/スマアシⅢ

ステレオカメラを採用し、安全に運転できるよう支援してくれるシステムが『スマートアシストⅢ』。
ムーヴキャンバスに備わっている衝突回避支援システムはコチラ▼
■衝突回避支援ブレーキ機能 (対車両・対歩行者) ■衝突警報機能(対車両・対歩行者) ■車線逸脱警報機能 ■誤発進抑制制御機能(前方・後方) ■先行車発進お知らせ機能 ■オートハイビーム |
このシステムはムーヴキャンバスの全タイプに対応。
万が一の場合にも歩行者保護性能を高め、“歩行者傷害軽減ボディ”を採用しています。
また、ムーヴキャンバスは“スマートアシストⅢ”だけでなく“サポカーSワイド”にも適応しており、ご高齢の方にもオススメです☆
国土交通省により『衝突被害軽減ブレーキ“AEBS2”』や『ペダル踏み間違い急発進抑制装置“PMPD”』が認定されていることから、より安心で安全な乗り物であることは証明されています。
置きラクBOX標準装備

ムーヴキャンバスのとっておきの収納アイテム“置きラクボックス”は、積みっぱなしの荷物や横に倒したくない食材や飲み物など、幅広い活用方法があります。
隠したい荷物を収納する時にはケースモードに。
上の写真のように引き出し、荷物を入れてまた後席シートの下に収納する。
この時の寸法は長さ317mm/幅272mm/高さ30mmとなります。
座席下に収納する分、高さは見込めませんが雑誌やファイルなどは十分に収納できる大きさがあります。
横にしたくない高さある荷物を置くには、バスケットモードに。
ボックス内に収納されている中敷きを立ち上げることにより、荷物の横転を防ぎます。
その際の寸法は長さ305mm/幅270mm/高さ130mmとなり、スーパーの買い物袋置き場にはちょうどいいサイズです。
また、置きラクボックスは後席両方に設置されています。
運転席から振り返って手を伸ばせば荷物に手が届くので、容易に荷物の出し入れが可能です。
毎日使える収納スペース

ムーヴキャンバスには、毎日使いこなせる収納スぺースも豊富に揃います。
運転席にはインパネアッパーボックスが、助手席にもインパネトレイなど、ちょっと置きたい携帯電話や財布置き場としてちょうどいい収納ボックスです。
また、置きラクボックスは後席に2個設置されていますが、助手席の座席シート下にもアンダートレイが備わります。
予備のシューズや普段使わないもの入れなど、様々な使い方に対応しています。

ショッピングフックが2か所に設置されていることもポイントです★
画像にある左側のフックは助手席の足元付近に、右側のフックは助手席のシートバックに装着しています。
それぞれ3kgまで対応しています。
簡単操作!シートアレンジ
ムーヴキャンバスは、4つのシートアレンジ方法があります。
目的に応じてさまざまなアレンジが可能です。
ロングソファモード

画像引用:ムーヴキャンバス
後席に腰掛ければ、足を伸ばしてくつろぐことができます。
軽自動車であっても、十分に休息をとることができますね。
ハーフラゲージモード

画像引用:ムーヴキャンバス
3人乗車時にも、大きな荷物を収納することができます。
荷室側からもリクライニングの操作ができるので、煩さしさを感じることはないでしょう。
フロントサイドフラットモード

画像引用:ムーヴキャンバス
長さのある荷物でも問題ありません。
荷物と同時に後席にも乗車することができます。
フルラゲージモード

画像引用:ムーヴキャンバス
フルラゲージモードにすると、軽自動車とは思えない広々としたスペースが完成。
大きな荷物も、難なく積み込むことができます。
また、後席のロングスライド幅は240mm。
後席の肩ポジションにあるレバーで、リクライニングが可能。
無駄な力を必要とせず、簡単操作でシートのアレンジができることが特徴です。

さらに、大容量深底ラゲージアンダーボックスが搭載されています。
深さは約130mm。
デッキボードに固定するフックも備えられているので、倒れやすい背の高い荷物でも安心です。
【比較】旧型と新型の違いは?

画像:左/旧型、右/現行
旧型ムーヴキャンバスと、新しくなったムーヴキャンバスの違いをまとてみました。
デザイン
旧型モデルは「メイクアップ」グレードをベースとし、豊富なボディカラーの他、インテリアにも専用のデザインが用いられています。
ホワイトアクセントはライトベージュを基調としたインテリア、ブラックアクセントはブラックを基調とするデザインが取り入れられています。
一方の現行モデルは、ネイビーやライトグレーが採用され、派手過ぎず大人の可愛さを感じられる内装デザインが特徴です。
機能面
ムーヴキャンバスならではの、後席足元に設置された「置きラクボックス」は、現行モデルにも採用されています。
旧型のムーヴキャンバスにはオプションで運転席のシートヒーターを装備できましたが、新しいムーヴキャンバスは、運転席・助手席ともにシートヒーターが標準装備です。
前席のカップホルダーも保温機能付きです。(Gターボ・Gに標準装備)
フルLEDヘッドランプや電動パーキングブレーキ等、安全性能も進化しています。
グレードごとの外装・内装の特徴
ムーヴキャンバスには「ストライプス」と「セオリー」の2種類のタイプがラインナップされ、それぞれに「X」「G」「Gターボ」の3種類のグレードが設定されています。
ここでは3種類のムーヴキャンバスのグレードをご紹介していきます!
Gターボ

ムーブキャンバスでパワフルなターボエンジンを搭載しているのが、このGターボ。
Gグレードとほぼ同じ装備ですが、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープコントロール、コーナリングトレースアシスト、ステアリングスイッチからなる『スマートクルーズパック』が標準装備となるのが異なるところです。
エクステリア/外装
外装でGターボ専用の主要装備は、ストライプスとセオリーで少し異なるのでそれぞれご紹介します。
ストライプス |

画像引用▶ムーヴキャンバス
主要装備 | |
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14インチフルホイールキャップ (シルバー×パールホワイト) |
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フルLEDヘッドランプ |
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LEDフォグランプ (メッキガーニッシュ付) |
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ドアアウターハンドル (メッキ) |
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メッキサイドガーニッシュ |
セオリー |

画像引用▶ムーヴキャンバス
主要装備 | |
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14インチフルホイールキャップ (シルバー×グレー) |
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フルLEDヘッドランプ |
![]() |
LEDフォグランプ (メッキガーニッシュ付) |
![]() |
ドアアウターハンドル (メッキ) |
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メッキサイドガーニッシュ |
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メッキ調ピンストライプ |
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メッキリアバンパーモール |
セオリーは単色なのでストライプスの装備に、メッキ調ピンストライプとメッキリアバンパーモールが加わり煌びやかで大人っぽい雰囲気になっています。
Gターボのエクステリアの特徴はコチラ▼
■ヘッドランプがLED ■LEDフォグランプが付いている ■2トーンカラーフルホイールキャップが装着 (ストライプスはシルバー×パールホワイト、セオリーはシルバー×グレー) ■ドアハンドルやサイドガーニッシュにメッキ加飾 |
インテリア/内装
インテリアに関してもGターボ専用の装備をストライプスとセオリーに分けてご紹介します。
ストライプス |

主要装備 | |
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ステアリングホイールウレタン (メッキオーナメント・シルバー加飾付) |
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インパネセンターシフト材着(メッキボタン/メッキ加飾付)+電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド機能 |
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TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(ストライプス専用)/タコメーター |
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ファブリックシートライトグレー (シートパイピング付) |
セオリー |

主要装備 | |
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ステアリングホイール本革巻 (メッキオーナメント・シルバー加飾付) |
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インパネセンターシフト材着(メッキボタン/メッキ加飾付)+電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド機能 |
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TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(セオリー専用)/タコメーター |
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ファブリックシートネイビー (シートパイピング付) |
インテリアには、ストライプスにもセオリーにもメッキ加飾が施され高級感を感じられるのが特徴です。
Gターボのインテリアの特徴はコチラ▼
■電動パーキングブレーキやオートホールド機能が標準装備 |
価格
Gターボ(ストライプス/セオリー) |
|
2WD | 1,793,000円 |
eco IDLE非装着車 2WD |
1,760,000円 |
4WD | 1,919,500円 |
eco IDLE非装着車 4WD | 1,886,500円 |
G

ターボを搭載したGターボとほぼ装備が変わらず、上位グレードとなるのがGグレード。
唯一「スマートクルーズパック」が標準装備ではなくメーカーオプションとなり、+44,000円の費用が必要なところがGターボとの違いです。
外装・内装の主要装備はGターボと全く同じです。
ムーブキャンバスは全グレード両側パワースライドドアとなりますが、GターボとGグレードのみ降車時に予約しておけばキーを帯同して車に近づくだけでドアが自動で開く「パワースライドドアウェルカムオープン機能」が搭載されます。手がふさがっているときや子どもを抱っこしているときなどにとても便利です。
価格
G(ストライプス/セオリー) |
|
2WD | 1,672,000円 |
eco IDLE非装着車 2WD |
1,639,000円 |
4WD | 1,798,500円 |
eco IDLE非装着車 4WD | 1,765,500円 |
X

Xグレードはエントリーグレードとなり、装備はG・Gターボと比べると劣りますが、その分価格が2WDで150万円を切る購入しやすい価格帯となっております。
エントリーグレードでも利便性の高い両側パワースライドドアを搭載しているところが高ポイントといえます。
エクステリア/外装
Xグレードの外装の主要装備をご紹介します。
ストライプス |

画像引用▶ムーヴキャンバス
主要装備 | |
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14インチフルホイールキャップ (シルバー) |
![]() |
マルチリフレクター ハロゲンヘッドランプ |
![]() |
ドアアウターハンドル (シルバー) |
セオリー |

画像引用▶ムーヴキャンバス
主要装備 | |
![]() |
14インチフルホイールキャップ (シルバー) |
![]() |
マルチリフレクター ハロゲンヘッドランプ |
![]() |
ドアアウターハンドル (メッキ) |
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メッキ調ピンストライプ |
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メッキリアバンパーモール |
Xのエクステリアの特徴はコチラ▼
■ヘッドランプはハロゲンランプ ■シルバーのドアアウターハンドル ■フルホイールキャップ(シルバー)が装着 |
インテリア/内装
インテリアの主要装備は下記のとおりです。
ストライプス |

主要装備 | |
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ステアリングホイールウレタン (メッキオーナメント付) |
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インパネセンターシフト材着 |
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マルチインフォメーションディスプレイ |
![]() |
ファブリックシートライトグレー |
セオリー |

主要装備 | |
![]() |
ステアリングホイールウレタン (メッキオーナメント付) |
![]() |
インパネセンターシフト材着(メッキボタン・メッキ加飾付) |
![]() |
マルチインフォメーションディスプレイ |
![]() |
ファブリックシートネイビー (シートパイピング付) |
XのインテリアはG・Gターボに比べ加飾が抑えられていますが、セオリーにはインパネセンターシフトにメッキ加飾がされていたり、シートにパイピングが施されるなどストライプスに比べ質感の高さが感じられます。
Xのインテリアの特徴はコチラ▼
■電動パーキングブレーキやオートホールド機能はなし |
価格
X(ストライプス/セオリー) |
|
2WD | 1,496,000円 |
eco IDLE非装着車 2WD |
1,463,000円 |
4WD | 1,622,500円 |
eco IDLE非装着車 4WD | 1,589,500円 |
まとめ
ムーヴキャンバスは、若い女性だけでなく使い勝手の良さから親世代にも納得のいく装備が揃っていることがわかりました。
ムーヴキャンバスならではの置きラクボックスや、標準装備での両側パワースライドドア。
若年層のみならず、幅広い層から人気のある軽自動車だということですね♪
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