こんにちは。
本日は中古で軽自動車を購入するにあたってのおすすめ人気車種のご紹介だけでなく、
人気車種に隠れているけれど実は狙い目!?な車種の ご紹介も行って参ります!
中古の軽自動車はどうして狙い目?
中古の軽自動車はどうして狙い目なのでしょうか。
普通車より価格設定が低いから?と何となくお思いの方もおられるかと思います。
ここでは狙い目な理由を分かりやすく、尚且つ普通車とどれくらい差があるのかを見て参ります。
ランニングコストを抑えられる
軽自動車は普通車と比較して、税金が低く設定されています。
自動車税の金額(新車登録から13年以下の場合) |
||
排気量 | 初年度登録2019年10月1日以降 | 車種例 |
軽自動車(660cc以下) | 10,800円 | 全軽自動車 |
1000cc以下 |
25,000円 |
ライズ / ロッキー / |
1001cc~1500cc以下 | 30,500円 |
フィット / フリード / |
1501cc~2000cc | 36,000円 | ノア / ヴォクシー / セレナ |
2001cc~2500cc | 43,500円 |
アルファード(2.5L) / |
2501cc~3000cc | 50,000円 |
ハイエース / |
3001cc~3500cc |
57,000円 |
アルファード(3.5L) |
上図をご覧頂いた通り、軽自動車の自動車税の金額は一律で10,800円です。
排気量が大きい車ほど、車に掛る毎年の自動車税の金額が高くなります。
一例をあげますと、10年間軽自動車を所有している場合(10,800円×10年=108,000円)と
ランドクルーザープラドを所有している場合(50,000円×10年=500,000円)では
自動車税の差額は392,000円です。約40万円もの大きな額になります。
その他にも普通車と比較して、車体が小さいことや重量が軽いことから燃費も軽自動車の方が良いと言われています。
これらのことから、軽自動車は”ランニングコストを抑えられる”と言えるでしょう。
購入手続きがラク
軽自動車と普通車では購入時に必要な持ち物が異なります。
普通車 | 軽自動車 |
自動車検査証(販売店用意) | 自動車検査証(販売店用意) |
自賠責保険証(販売店用意) | 自賠責保険証 (販売店用意) |
委任状(販売店用意) | 委任状(販売店用意) |
実印 | 印鑑 |
印鑑証明書 | 住民票 |
車庫証明書 | 保管場所届出書 |
赤色で記載しているところが普通車と軽自動車で違いがあるものです。
実印と印鑑の違い
軽自動車購入の際は実印が不要のため、印鑑証明書も必要ありません。
なぜ、軽自動車では実印が必要ないのか…?
それは軽自動車は資産として扱われないからです。普通車の場合は資産として扱われるため、登録に実印が必要なのです。
これは新車・中古車に関係なく、軽自動車なのか普通車なのかで区別されます。
※普通車をローンで購入する際、場合によっては実印が必要ないこともあります。
実印は8㎜~25㎜のサイズ規定があり、あらかじめ市区町村に登録しておく必要があります。
持っていない場合は実印の用意、そして実印の登録が出来たのちに印鑑登録証明書を発行します。
軽自動車で必要となる印鑑とは、いわゆる認印と呼ばれるもので手続きが可能です。
印鑑の登録手続きをすることなく、市販の印鑑をそのまま使用できます。
※大量生産されているシャチハタや、押し加減で印影が変わってしまうゴム印などは不可とされていることが多くあります。
車庫証明と保管場所届出書
普通車の場合、車を保管する場所が無ければ車を所有することは出来ません。
つまり車検証を取得するよりも前に車庫証明の取得が必須になります。
『 車庫証明取得 → 車検証の取得 』
それとは異なり軽自動車の場合は、対象地域にお住まいの方のみ保管場所届出書が必要となります。
この保管場所届出書は車検証取得後15日以内に届け出をしなければなりません。
『 車検証の取得 → 車庫証明取得 』
手続きの手順が軽自動車と普通車では真逆の流れになります。
より詳しくはこちらの関連記事へ▽
普通自動車との申請方法の違いや、申請が必要な地域などを解説
車両価格が安くコスパが良い
普通車・軽自動車の過去3年間の年平均価格を下図にまとめました。
普通乗用車 |
軽乗用車 |
||
平均価格 | 平均価格 | ||
2023年 | 3,704,526円 | 2023年 | 1,579,976円 |
2022年 | 3,529,443円 | 2022年 | 1,523,810円 |
2021年 | 3,298,435円 | 2021年 | 1,577,405円 |
この表は政府統計の総合窓口サイトより、小売物価統計調査 全国統一価格品目の年平均価格を参照しています。
ご覧頂いた通り、軽自動車の方が普通車よりも平均価格が安いことが分かります。
狙い目の中古軽自動車は?人気のタイプと総額50万円以下で買える車種を紹介
ここでは人気車の中でも狙い目な車種や、お得に購入することが出来る車種をご紹介致します!
各車種の基本スペックや狙い目な理由を記載いたしますので、ぜひご参考にしてみてください。
【セダンタイプ】ダイハツ ミライース
ミライース 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,500㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 1,935㎜×1,345㎜×1,240㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.4ⅿ |
新車価格 | ¥860,200~ |
中古車平均価格 | ¥799,000(現行車) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
現在国内で販売されている車の中で、新車販売価格が1番安い車種はミライースです。
軽自動車の価格も一昔前に比べると上昇している昨今ですが、ミライースは860,200円から(グレードにより)販売されています。
新車価格が他の車種よりも抑えれてているという点から、中古の価格もお求めやすいものが多いと考えられます。
最小回転半径も4.4ⅿと小回りが効き、コンパクトなボディサイズにも関わらず、大人が4人乗車してもゆとりある室内空間。運転のしやすさから商用車としても人気があります。
安全面が気になるという方には、『SAⅢ』が記載されているグレードをお選び頂く事で、スマートアシストⅢというダイハツの先進安全機能が搭載されています。
衝突回避支援・認識支援・運転負荷支援・駐車支援 これらの機能がドライバーの運転をサポートしてくれます。
B・L・X・Gと4段階あるグレード、BとLには『SAⅢ』有りと無しが用意されているので、ご自身に合ったグレードの選択、及びスマートアシストの有無を選択をすることが出来ます。
【スーパーハイトタイプ】ホンダ N-BOX
N-BOX 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,790㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,240㎜×1,350㎜×1,400㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.5ⅿ |
新車価格 | ¥1,315,000~(2代目モデル・生産終了) |
中古車平均価格 | ¥1,363,000(2代目モデル) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
これまで何度も年間での新車販売台数1位獲得をする不動の人気車種N-BOX。
販売台数が多いということは、それだけ中古車市場にも数多く出ています。しかしながら中古車でも人気が高いN-BOXは2代目(2017年~2023年10月)の場合、中古車であっても価格がそれほど大きく落ちていません。
もう少し予算を下げたい!と言う方は初代(2011年~2017年)を検討してみてはいかがでしょうか。
初代の中古車平均価格※1 は 679,000円と、2代目の中古車平均価格の約半値になっています。
初代と2代目を比較すると、2代目の方が80㎏の軽量化・燃費や走行性能の向上など、もちろん初代からグレードアップしている点は多々ありますが、初代から非常に完成度が高く人気のあったN-BOX。ご予算を下げて中古車をお探しの方は初代もチェックしてみてはいかがでしょうか。
全車に『Honda SENSING』の先進の安全運転支援システムを搭載。
1番価格が安く設定されているGのグレードもHonda SENSINGは標準装備されています。
ミリ波レーダーと単眼カメラで周囲を認識し、ブレーキやステアリングなどの制御によって安全運転を支援してくれる機能です。
【ハイトワゴンタイプ】スズキ ワゴンR
ワゴンR 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,650㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,245㎜×1,355㎜×1,265㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.4ⅿ |
新車価格 | ¥1,294,700~ |
中古車平均価格 | ¥1,021,000(現行車) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
ワゴンRは現行車で6代目になり、長く人気のある車種です。
歴史が長いだけに中古車市場にも非常に多くの台数が出回っていますが、
初代(1993年~1998年)、2代目(1998年~2003年)、3代目(2003年~2008年)、4代目(2008年~2012年)、5代目(2012年~2017年)に販売されていたということもあり
初代、2、3、4代目あたりは年式も非常に古くなるので、価格がお買い得と言えども、日常生活で頻繁に乗る車としては経年劣化による不安があるのではないでしょうか。
5代目ですと年式がまだ浅い車両も存在するので、その他の条件と照らし合わせながら希望に合う1台を探してみて下さい。
現行車の燃費性能(WLTCモード)はHYBRIDFX FX-Sのグレードで25.2㎞/L、FXのグレードでは24.4㎞/Lです。
この数値はスズキ調べによりますと、全高1,550mm以上の軽自動車の中で1番燃費が良いとされています。
燃費の良さと室内空間の広さ、どっちも譲れない!そんな方には大注目のワゴンRです。
【セダンタイプ】スズキ アルトラパン
ラパン 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,525㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,020㎜×1,295㎜×1,240㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.4ⅿ |
新車価格 | ¥1,328,800~ |
中古車平均価格 | ¥1,147,000(現行車) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
丸いヘッドライトと角が取れた四角いボディが特徴的なラパンは、可愛い軽自動車の代名詞とも言えるのではないでしょうか。フランス語でウサギを意味するラパン。内装や外装の随所にデザインされたウサギのモチーフもラパンの可愛いポイントです。
現行車は2015年から販売されていますので、現行車の中でも年式に9年の差があります。
定期的にマイナーチェンジが行われており、安全機能や快適装備の充実やグレードの追加など変化してきた現行の3代目モデル。もちろん年式が新しい車両の方が機能面の向上はしておりますが、ご予算や必要な機能に応じて中古車の中から選択してみてはいかがでしょうか。
ラパンには女性に嬉しい快適装備が充実しています。(※装備の内容はグレードによります)
お肌や髪にやさしいナノイーX搭載のエアコン、日焼けから守ってくれるUV&IRカットガラス、冷え防止にシートヒーター&足元ヒーター、その他にも身だしなみチェックに助かる鏡付のバニティーミラーなど、車内での自分の部屋のようにくつろげる空間を目指したラパンだからこその装備の数々です。
【ワンボックスタイプ】スズキ エブリワゴン
エブリワゴン 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,815㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,240㎜×1,355㎜×1,315㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.5ⅿ |
新車価格 | ¥1,838,100~ |
中古車平均価格 | ¥1,630,000(現行車) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
近年人気がある軽キャンピングカーですが、このエブリイワゴンもよくキャンピングカーとして活用されています。
2015年から販売されている3代目の現行車は広さと使いやすさ、そして低燃費を追求した1台です。
中古車の中には新車価格より高く出ている車輌もあるのですが、これは既にキャンピングカー仕様などにカスタムされた物も存在します。
もし、軽キャンピングカーに興味があるけれど自分でカスタムするには敷居が高いと思われている方は、カスタムされた中古車を探すというのも1つの手かもしれません。
エブリワゴンによく似ているエブリイという車種がありますが、エブリイは商用の貨物車に対してエブリイワゴンは乗用登録されます。それ故に後席の乗り心地はエブリイワゴンの方が優れているなど快適さが上回ります。
積載量もしっかり確保したいけれど、後部座席を使用することがあったり、スマートキーなど便利さも欲しい方にはエブリイワゴンがおすすめです。
エブリイワゴンは2WDか4WDの選択、または全高の高さの違いがある標準ルーフかハイルーフの選択は可能ですが、すべてのグレードがターボ車でノンターボの仕様はありません。
【軽SUV】スズキ ハスラー
ハスラー 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,680㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,215㎜×1,330㎜×1,270㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.6ⅿ |
新車価格 | ¥1,518,000~ |
中古車平均価格 | ¥1,555,000(現行車) ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
狙い目 & おすすめPoint!
SUVが人気の昨今ですが、普通車だけでなく軽自動車のSUVも非常に人気があります。
ハスラーは2014年に販売開始されたので今年で10年を迎えました。
2019年にフルモデルチェンジが行われ現行車で2代目になります。現行車の中古平均価格※1が¥1,555,000と高値が付いている傾向ではありますが、恐らく年式の浅い未使用車も中古車として含まれているからと予想されます。
1つ前の初代の中古平均価格※1は¥891,000と現行車の半値に近い価格になっていますが、一番年式が新しい初代では2019年の年式のものもありますので、ご予算と相談しつつ候補に入れるのも良いのではないでしょうか。
ハスラーの特徴は細かな収納が豊富で、フルフラットにすることで大人が2人横になれるくらいのスペースを確保することが出来ます。
その他にも最低地上高が高めの設定であったり、4WDの選択も可能で、スノーモードと言った雪道の運転をサポートしてくれる機能も備えています。
アクティブな趣味に車を使いたい方におすすめの1台です。
狙い目の中古軽自動車の選び方
目安は3年~5年落ちの車
新車に比べるとお買い得さが魅力的な中古車ですが、購入した車をより長く安心して乗るためには、あまり古すぎない年式の車を選ぶことがポイントです。
目安としては3~5年程度落ちがおすすめです。
5年落ちの場合、早ければモデルチェンジが行われている車種もあります。特にマイナーチェンジよりもフルモデルチェンジ後には前の型の価格が落ちやすくなりますのでそのようなタイミングで一つ前のモデルを狙うのも良いでしょう。
安全装備が充実しているか確認する
昨今は軽自動車にも安全装備が充実しています。
古い年式の車には安全装備が付いていなかったり、今のものと機能を比較すると不足している場合がありますので中古車購入の際には要チェックです。
特に運転に自信があまりない方や、運転する頻度が少ない方、ご高齢の方が運転される場合には、自動ブレーキの機能や誤発進抑制機能など、より充実した安全装備の車を選びましょう。
車内空間の広さや使い勝手に注目する
車によく乗る乗車人数や、どのようなシーンで車を使用するのか、それによって必要な広さや使い勝手の良さも異なります。
小さなお子様がおられる場合にはスライドドアのタイプが便利ですし、よくアウトドアをされるのであれば積載量も必要になります。
気になる車があれば試乗をしてみて、実際に広さはどうなのか、どのような機能があるのかなどを確かめてみましょう。
実はお買い得!不人気とされる軽自動車も狙い目な理由
『不人気』と聞くとどうしてもマイナスなイメージを持ってしまいますが、決して機能が劣っている車であったり、価格が高くて人気が無い車ばかりではありません。人気があまりなくても、機能面で優秀な車もありますし良質な中古車もあります。
しかしながらあまり人気がないという事は、販売店側からしても売れ残る可能性が高くなってしまいます。そのため価格を低く設定して販売している場合もありますので、お得に車を購入できる可能性があります。
ですが、もし後にその車の売却を考えているのであれば、買取価格にあまり期待が持てないこともあるので、そのあたりは頭の片隅に置いておきましょう。
狙い目の不人気な中古軽自動車を選ぶ際のポイント
安すぎる車は危険
安いからといってそれだけで即決してしまうのは危険です。
中古車の場合、年式の古さや走行距離の多さで価格が下がる傾向ではありますが、その分故障やトラブルのリスクも上がります。
いくら車を安く手に入れることが出来たとしても、修理費用が多く掛かってしまっては、結局お得に車が買えたとも言えません。
急な故障は事故に繋がる危険も伴いますので、安すぎる中古車には注意が必要です。
定期点検整備記録簿を確認する
不人気中古車だけに限ったことではありませんが、中古車購入の際には必ず定期点検整備記録簿を確認するようにしましょう。整備の記録がきちんと残っているのか、部品交換の履歴の有無などを確認することで、その車がこれまでどのように扱われてきたのかを知る事が出来ます。
修復歴や水没歴がないかも必ず確認しておきましょう。
不人気車種だと言う理由だけで安いのか、それとも車の性能や機能に問題があるから安いのか、その点をしっかり見極めましょう。
狙い目の中古軽自動車の不人気車3選
不人気と言えども決して悪いことばかりではありません。
不人気と言われる理由のご紹介だけでなく、それぞれの良いポイントのご紹介も致しますので、それらも踏まえてどのような車種なのか見ていきましょう。
ダイハツ「キャスト」
キャスト 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,600㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,005㎜×1,320㎜×1,245㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.7ⅿ |
新車価格 | 生産終了 |
中古車平均価格 | ¥885,000 ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
キャストとは?
キャストは2015年に販売開始されましたが2023年6月に生産終了となってしまいました。
キャストは同シリーズでスタイル・アクティバ・スポーツの3種類で展開されていましたが、2020年に先にアクティバとスポーツが生産終了となっていました。
どこかレトロな見た目のデザインがおしゃれなスタイルはミラジーノの後継車として、
4WDを取り入れアウトドアの雰囲気をまとったアクティバは、スズキ ハスラーの対抗馬として、
キャストの中でも走りに重きを置いたスポーツはスズキ アルトワークスの対抗馬としてそれぞれ展開されましたが、厳しい競争の中、ライバル車に比べるとインパクトが弱く生き残る事が出来ませんでした。
少し小ぶりなサイズのキャストは室内の広さがあまり十分でないこともマイナスな点ではありまが、2017年のマイナーチェンジ以降に生産された車両には、スマートアシストⅢの安全装備が全車搭載されています。
何よりこのレトロな唯一無二のデザインが好みの方には、もう新車で購入できないキャストを中古車でお探ししてみてはいかがでしょうか。
ダイハツ「ウェイク」
ウェイク 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,835㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,215㎜×1,345㎜×1,455㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.7ⅿ(Gのみ) |
新車価格 | 生産終了 |
中古車平均価格 | ¥1,003,000 ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
ウェイクとは?
2014年に販売開始されたウェイクですが2022年に生産終了となりました。
数ある人気の軽スーパーハイトワゴンの中でもウェイクが軽乗用車の中で1番全高が高く、広い車内空間が売りのウェイク。
アクティブに使えるように撥水加工ファブリックシートを採用したりと内装にも工夫が施されているます。
そんなウェイクが何故、生産終了したのでしょうか。
それは同メーカーでは同じくスーパーハイトワゴンでタントが不動の人気を誇り、しかも新車価格がタントの方が安く設定されていました。
他にも、ウェイクのセールスポイントであった全高の高さが故に、風で煽られやすいという声があったり、走行の安定性が低いとの声もありました。
軽自動車のスーパーハイトワゴンであるタント、N-BOX、スペーシアなど、どの車種も非常に人気が高く、中古車市場でも変わらず人気があるので価格が落ちにくくなっています。スーパーハイトワゴンが欲しいけれど予算は低く抑えたい方は一度ウェイクも検討してみてはいかがでしょうか。高さがある分、運転席からの視界も広く見渡しやすいことも良い点です。
販売開始からみてもまだ10年ですので、高年式のスーパーハイトワゴンをお得意に手に入れられるかもしれません。
ニッサン 「デイズルークス」
デイズルークス 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395㎜×1,475㎜×1,775㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,235㎜×1,320㎜×1,400㎜ |
乗車定員 | 4名 |
最小回転半径 | 4.4ⅿ |
新車価格 | ルークスへ変更 |
中古車平均価格 | ¥878,000 ※1 |
※1:2024年6月時点における カーセンサーの相場価格情報 参照
※全てのグレードが含まれた価格です。
デイズルークスとは?
デイズルークスは2020年のモデルチェンジを機に『ルークス』と名称が改められました。
それに伴い、デイズルークスという名称は無くなりました。
デイズルークスはスーパーハイトワゴンというジャンルに分類される車種で、他社ライバルにはN-BOX、タント、スペーシアが存在します。
先述の3車種はスーパーハイトワゴンの3強でもあり、非常に人気が高い車種であるが故に、これらの車種と比較するとどうしても人気が劣ってしまいます。
2023年4月~2024年3月の1年間の軽自動車販売台数※2を見ると、
メーカー | 通称 | 本年累計 | |
1 | ホンダ | N-BOX | 218478台 |
2 | スズキ | スペーシア | 133410台 |
3 | ダイハツ | タント | 124862台 |
4 | スズキ | ハスラー | 92456台 |
5 | ダイハツ | ムーヴ | 76174台 |
6 | スズキ | ワゴンR | 73388台 |
7 | スズキ | アルト | 67798台 |
8 | 日産 | ルークス | 66978台 |
引用:全国軽自動車協会連合
1位~3位にスーパーハイトワゴンが並ぶ中、SUVのハスラー、ハイトワゴンのムーヴ、ワゴンRそしてアルトがランクインした後に現在販売中のデイズルークス後継車であるルークスが8位にランクインしています。
とは言え、軽自動車の中では8番目に人気があります。
スーパーハイトワゴンの3強と比較すると不人気かつ、モデルチェンジによりデイズルークスは前型になってしまいましたので、価格を抑えながらもスーパーハイトワゴンを探したい方には狙い目と言えるでしょう。
お得に自動車が手に入る届出済未使用車とは?
届出済未使用車とは、届出は既にされている車ではあるものの、誰もまだ私使用していない”未使用”の車を指します。
どうしてそのような車が存在するのか…
それは、ディーラーが多くの販売実績台数を上げる為に自社で新車登録を行ったり、新車が販売されると展示車として使用するために車の登録(届出)を行うからです。
そうして届出だけがされた届出済未使用車が生まれるのです。
届出済未使用車のメリット
新品同様なのに低価格
届出済未使用車の最大のメリットは新車に近い綺麗で良い状態の車にも関わらず、価格が新車よりも低価格という事です。
届出が済まされているので、新車・中古車の分類で分けると中古車になります。
届出が済まされているという事は、売れずに残ってしまうと年式がどんどん落ちていく上に、届出から3年後にしなくてはならない初回車検までの期間も短くなります。
ですので、届出済未使用車は状態が良いにも関わらず、新車よりも低価格で販売されているのです。
新品同様なのに低価格
新車とは異なり、購入の契約を結んでから車を製造するのではありません。
在庫として販売店にある車を購入することになるので、自分の車が製造されるまでの順番や、製造している期間を待つ必要がありません。
通常2ヶ月程度で新車は納車されますが、人気車であったり世界情勢であったりと様々な要因が重なると、1~2年も納車まで掛るケースもあります。
出来るだけ早く車が必要な方には届出済未使用車が大変おすすめです。
届出済未使用車のデメリット
メーカーオプションは不可
車の製造時に取り付けられるオプション品はメーカーオプションと言います。
フォグランプやシートヒーター、IRカット機能付きのガラス窓など、車が出来上がってからでは後付けできないオプション品です。
届出済未使用車の場合はメリットでお伝えしました通り、既に在庫として出来上がった車が販売店に存在し、それを購入します。欲しいメーカーオプションがあったとしても追加で付ける事が出来ません。
どうしても必要なメーカーオプションがある場合は、あらかじめそのオプションを搭載した届出済未使用車を探さなくてはなりません。
在庫が無いと購入できない
新車のように注文後に生産するのではありませんので、購入したい販売店が決まっているのにも関わらず、その販売店には欲しい届出済未使用車が無い場合は購入することができません。
希望の届出済未使用車が入荷するのを待つのか、希望を変更して在庫のある届出済未使用車の中から購入するのか、はたまた他の販売店で探して購入するのかになります。
希望する車が届出済未使用車で見つかった場合はすぐに購入し、短期間で納車することが可能ですが、見つからない場合は希望条件に合う届出済未使用車を探す時間を要します。
中古軽自動車で狙い目の車種をお探しの方は軽の森にご相談ください!
ここまで軽自動車の中古車、狙い目車種についてご覧頂きましたがいかがでしたでしょうか。
人気車種のご紹介だけでなく、人気車種に人気は劣るものの中古車購入で狙い目な3車種もご紹介致しました。
ぜひ中古車探しの際にはご参考にしてみて下さい。
新車でお探しの方はコチラ▽
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。