車を選ぶときの条件は人それぞれ異なりますが、燃費の良さを重視される方は多いのではないでしょうか。燃費性能は燃料代が高騰している現代、維持費にも直結する大きなポイントです。
この記事では、燃費の良い車を軽自動車・普通車、ボディタイプ別で紹介しています。また、燃費の良い車のメリット・デメリットや、実燃費を良くする方法などについても解説。燃費の良い車について気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ボディタイプ別】燃費のいい車17選
車の燃費はボディタイプによっても大きく異なります。空気抵抗が少ないセダンと、大人数で乗ることを前提にしたミニバンでは、セダンの方が燃費性能に優れていることは明らかです。
しかし、車内空間の広さを重視している家族が、いくら燃費の良さにこだわっていてもセダンを選ぶかというと可能性は低いですよね。
そのため、この記事ではボディタイプごとに燃費の良さを比べて見てみましょう。
燃費のいい軽自動車
軽自動車は車両重量が軽く、燃費に優れたタイプの車です。ランキング形式にすると、上位はマイルドハイブリッドシステムを搭載したスズキの軽自動車が独占状態。
車両重量が重たくなってしまうスライドドアを搭載した車種でも、WLTCモード25.1km/Lの数値を誇ります。
1位スズキ/アルト
基本スペック | |
型式 | 5AA-HA97S |
寸法(mm) |
3395/1475/1525 |
室内寸法(mm) | 2015/1280/1260 |
車両重量(kg) | 700~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
25.7~27.7km/L |
定員 | 4 |
新車販売価格 | 1,064,800円~ |
中古車相場 | 74~166万円 |
- ・レトロ可愛いデザイン
- ・個人でつかう丁度良いサイズ
2021年12月に7代目となったスズキが生産・販売するアルト。
社用車としても使用されることも多く、足として丁度良いサイズが特徴です。
曲線的なボディがどこか懐かしさを感じさせるデザインで、レトロ可愛いデザインがお好みの方にもおすすめします。
車内はそこまで広々としているわけではありませんが、通勤や通学、普段の買い物など個人的につかうにはピッタリ。
マイルドハイブリッドシステムに加え、車両重量の軽量化など多くのポイントが低燃費に貢献している軽自動車です。
2位スズキ/ラパン
基本スペック | |
型式 | 5BA-HE33S |
寸法(mm) | 3395/1475/1525 |
室内寸法(mm) | 2020/1295/1240 |
車両重量(kg) | 680~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
24.6~26.2km/L |
定員 | 4 |
新車販売価格 | 1,328,800円~ |
中古車相場 | 29~191万円 |
- ・女性をターゲットにした可愛いデザイン
- ・快適装備が充実している
女性をターゲットにしてつくられた「可愛い」が詰まった軽自動車。いたるところにラパン(うさぎ)マークが隠れていて、遊び心が感じられます。
コンパクトサイズで運転免許を取得して間もない方でも気兼ねなく乗れることもポイントです。
グレードによっては「ナノイーX搭載フルオートエアコン」や「360°プレミアムUV&IRカットガラス」など女性に嬉しい快適装備が充実しています。
燃費の良さだけでなく、運転のしやすさや可愛さも重視したい方におすすめです。
3位スズキ/ワゴンR
基本スペック | |
型式 | 5BA-MH85S・5AA-MH95S |
寸法(mm) | 3395/1475/1650 |
室内寸法(mm) | 2450/1355/1265 |
車両重量(kg) | 730~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
23.0~25.2km/L |
定員 | 4 |
新車販売価格 | 1,294,700円~ |
中古車相場 | 34~179万円 |
- ・性能のバランスに優れた名車
- ・フルフラットにもなる座席シート
初代が登場したのは1992年と、軽自動車界をけん引してきたといっても過言ではないスズキの名車「ワゴンR」。ロングセラーの理由は、価格と機能性のバランスが優れていることでしょう。
安全性能や燃費性能など、多くの方が重視しているポイントはしっかりとおさえていて、運転のしやすいサイズ感とセカンドカーとしても迎えやすい価格帯が魅力です。
小さ過ぎず、大き過ぎない丁度良い広さの車内では、収納スペースが多く設けられており、休憩時には座席を倒してフルフラットにもできます。
4位/スズキ/スペーシア
基本スペック | |
型式 | 5AA-MK94S |
寸法(mm) | 3395/1475/1785 |
室内寸法(mm) | 2170/1345/1415 |
車両重量(kg) | 880~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
22.4~25.1km/L |
定員 | 4 |
新車販売価格 | 1,530,100円~ |
中古車相場 | 131~249万円 |
- ・利便性の高いスライドドア
- ・広々とした車内空間
2023年11月にモデルチェンジした3代目スペーシアは、スライドドアを搭載し車両重量が重くなっているにもかかわらず、軽自動車全体で比較しても4位にランクインするほどの燃費の良さを誇ります。
まだ販売が開始されて間もないため、中古車市場でも低価格での購入は困難ですが、「燃費の良さにもこだわりたいけれどスライドドアを希望している」という方におすすめです。
スペーシアの魅力は、スライドドアを搭載した利便性の高さと、定員いっぱいで乗車してもゆとりのある広々とした車内空間。まだお子さんが小さいご家庭だとファミリーカーとしても十分活躍してくれるでしょう。
5位スズキ/ワゴンRスマイル
基本スペック | |
型式 | 5AA-MX91S・5BA-MX81S |
寸法(mm) | 3395/1475/1695 |
室内寸法(mm) | 2185/1345/1330 |
車両重量(kg) | 840~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
22.5~25.1km/L |
定員 | 4 |
新車販売価格 | 1,351,900円~ |
中古車相場 |
89~215万円 |
出典:スズキ、価格.com
- ・車高の高過ぎないスライドドア搭載車
- ・上質なインテリア
「スライドドアが良いけれど、そこまで車内の広さを求めているわけではない」という方にピッタリなのが、2021年に登場したワゴンRスマイルです。
同社のスペーシアや、ホンダのN-BOXなどと比較すると車高の高さは10cmほど低くなっています。
車高が高すぎると、高速道路などの高速での走行時には横風の影響を受けやすかったり、空気抵抗を受けて燃費が悪くなってしまったりしますが、ワゴンRスマイルは丁度良い高さだと言えるでしょう。
またデザイン性の高さもワゴンRスマイルの魅力です。丸目のヘッドライドや豊富なカラーバリエーションに加えてインテリアにも品質の高さを感じられます。
燃費のいいコンパクトカー
軽自動車では物足りなさを感じてしまう方には、コンパクトカーがおすすめです。普通車のなかではボディサイズも小さく運転がしやすいことや低燃費モデルが多くあることが魅力。
さらに車両車両重量や排気量も抑えている車種が多く、税金面でも維持費をなるべく安くしたい方にピッタリです。
トヨタ/ヤリス
画像引用:トヨタ
新車販売価格 | 1,501,000円~ |
中古車相場 | 92~297万円 |
- ・抜群の低燃費で通勤にもピッタリ
- ・スポーティなデザイン
トヨタが生産・販売するヤリスは、抜群の燃費性能が強みです。最高数値は36.0km/Lと、燃費性能を重視する方におすすめします。
例えば、通勤などで毎日車を使用する人にとっては、ガソリン代・燃費性能は車選びを行ううえでとても重要なポイントになりますよね。
さらにヤリスはスポーティなデザインが特徴です。シンプルでカッコいいデザインは、コンパクトサイズでありながら存在感は大きいと言えるでしょう。軽やかな走りを楽しめます。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-MXPH14-AHXEB 6AA-MXPH14-AHXGB 6AA-MXPH14-AHXNB 6AA-MXPH14-AHXKB |
寸法(mm) | 3950/1695/1495 |
室内寸法(mm) | 1845/1430/1190 |
車両重量(kg) | 1050~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
35.4~36.0km/L |
定員 | 5 |
トヨタ/アクア
新車販売価格 | 2,146,000円~ |
中古車相場 | 48~318万円 |
- ・快適装備が充実している
- ・質感の高いインテリア
全車にハイブリッド機能を搭載したアクアは、その燃費の良さと、ハイブリッド車ならではの静粛性が特徴です。
運転席からは見晴らしもよく、運転技術に自信のない方でも気兼ねなく運転を楽しめるでしょう。
また快適装備も充実しており、ナノイーXが搭載されていたり、非常時に備えられる給電システムがあったりします。
また10.5インチのディスプレイオーディオの搭載など車内は質感が高く、インテリアにこだわりたい方にもおすすめです。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-MXPK11-AHXEB 6AA-MXPK11-AHXGB 6AA-MXPK11-AHXNB |
寸法(mm) | 4050/1695/1485 |
室内寸法(mm) | 1830/1425/1190 |
車両重量(kg) | 1120~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
33.6~34.6km/L |
定員 | 5 |
ホンダ/フィット
新車販売価格 | 1,655,500円~ |
中古車相場 | 104~283万円 |
- ・好みのボディタイプを選べる
- ・視認性が良く運転しやすい
コンパクトカーでありながら、上質デザインと車内空間の広さが特徴のフィット。
現モデルでは、ベースモデルを含む5つのタイプに分かれるデザイン展開で、自分の好みに合わせて選べることがポイントです。
コンパクトカーのなかでも広い車内は、後部座席に座っていても快適にドライブを楽しめます。
またフロントピラーが細くなっており、死角を減らすことで視認性が良く運転がしやすいこともフィットの魅力です。運転のしやすい車をお探しの方にも適しています。
基本スペック | |
駆動方式 |
2WD |
型式 |
6AA-GR3 |
寸法(mm) | 3995~/1695~/1515~ |
室内寸法(mm) | 1955/1445/1260 |
車両重量(kg) | 1190~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
27.1~30.2km/L |
定員 | 5 |
燃費のいいSUV
オフロードにも対応した走行性能をもつSUVは、どちらかというと燃費性能はほかのボディタイプに比べて劣り気味です。
山道や砂利道など、ほかの車だとなかなか走り抜けられないような道でも、グングンと突き進んで行くのがSUVならではの強みだと言えるでしょう。
そんなSUVのなかでも比較的低燃費と言える車種を3つ紹介します。
トヨタ/ヤリスクロス
新車販売価格 | 1,907,000円~ |
中古車相場 | 169~386万円 |
・上質なインテリア- ・コンパクトSUVで運転しやすい
ヤリスクロスはコンパクトサイズでありながらも、迫力のあるデザインと上質な室内空間が特徴のSUV車です。グレードによってインテリアカラーが異なり、どの色味も落ち着きがあります。若い世代から大人世代まで幅広く支持を集めていることが特徴です。
ヤリスクロスにはガソリン車とハイブリッド車の2種類あり、より燃費性能を重視されるのであればハイブリッドシステム搭載車をおすすめします。街乗りにもオフロードにも適した1台だと言えるでしょう。
基本スペック | |
駆動方式 |
2WD |
型式 |
6AA-MXPJ10-BHXGB(R) |
寸法(mm) | 4180~/1765/1590 |
室内寸法(mm) | 1845/1430/1205 |
車両重量(kg) | 1160~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
27.8~30.8km/L |
定員 | 5 |
トヨタ/ライズ
新車販売価格 | 1,717,000円~ |
中古車相場 | 140~301万円 |
- ・アウトドアシーンが良く似合うカッコいいデザイン
- ・積載能力にも優れている
ライズは、5ナンバーとは思えないような存在感のあるシルエットが特徴です。ワンクラス上の大きいタイヤを装着しており、SUVらしさを感じられます。
ボディサイズはコンパクトSUVに分類されますが、室内空間・ラゲージスペース共にゆとりがあり、キャンプなど荷物が多くなるようなシーンでもラクに積み込めるでしょう。
アウトドアシーンが良く似合うカッコいいデザインがポイントで、可愛い車よりもカッコイイ車がお好みの女性からも支持を集めています。
基本スペック | |
駆動方式 |
2WD |
型式 |
5AA-A202A-GBSH |
寸法(mm) | 3995/1695/1620 |
室内寸法(mm) | 1955/1420/1250 |
車両重量(kg) | 1060~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
28.0km/L |
定員 | 5 |
トヨタ/カローラクロス
新車販売価格 | 2,184,000円~ |
中古車相場 | 207~447万円 |
- ・開放感のある電動サンシェード
- ・リアドアは高さがあり乗り降りしやすい
都会的で洗礼されたデザインが特徴のカローラクロス。これまで紹介してきたSUV車と比べても車体幅があり、迫力が感じられます。
リアドアは高くつくられているので、ラクに乗り降りが可能です。またお子さんの乗り降り時には、サポートもしやすく感じられるでしょう。
カローラクロスにはアウトドアシーンであると嬉しいパノラマルーフがあります。開放感があり、電動サンシェードには挟み込み防止機能が付いていて安心です。
基本スペック | |
駆動方式 |
2WD |
型式 |
6AA-ZVG13-KHXEB |
寸法(mm) | 4490/1825/1620 |
室内寸法(mm) | 1800/1505/1260 |
車両重量(kg) | 1370~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
26.4km/L |
定員 | 5 |
燃費のいいミニバン
ファミリーカーの王道でもあるミニバンは、3列シートを備えた6人以上での乗車ができることが特徴です。
そのためほかのボディタイプに比べ車両重量が重く、車内空間の広さを重視した車高の高い車種が多く並び、燃費性能では劣勢となってしまいます。
低燃費にこだわるのであれば、ハイブリッドシステムの搭載や、車両の大きさに注目してみると良いでしょう。
トヨタ/シエンタ
新車販売価格 | 1,995,200円~ |
中古車相場 | 193~550万円 |
- ・可愛いデザインのミニバン
- ・最小回転半径5.0mで運転しやすい
現行モデルのシエンタは、先祖返りをしたような可愛いデザインが特徴です。レトロっぽさを感じられるくすみカラーのボディカラーに、インテリアもまるで自分の部屋にいるかのような優しい雰囲気が魅力。
ドライブの時間も、リラックスして過ごせるでしょう。
ミニバンのなかでもコンパクトサイズであるため、3列シートの大きな車を運転することに抵抗のある方にもおすすめです。
最小回転半径5.0mで、運転しやすく感じられるでしょう。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-MXPL10G-MWXUB 6AA-MXPL10G-MNXUB 6AA-MXPL10G-MWXQB 6AA-MXPL10G-MNXQB 6AA-MXPL10G-MWXNB 6AA-MXPL10G-MNXNB |
寸法(mm) |
4260/1695/1695 |
室内寸法(mm) |
2030~/1530/1300 |
車両重量(kg) | 1330~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
28.2~28.8km/L |
定員 | 5~7 |
ホンダ/フリード
新車販売価格 | 2,330,900円~ |
中古車相場 | 80~336万円 |
- ・木目調のインパネが高級感を演出
- ・3列目シートの座り心地にも優れている
シエンタと同じくコンパクトミニバンに分類されているフリードは、木目調のインパネが採用されていることなど、高級感が感じらる雰囲気です。
3列目シートは跳ね上げ式収納で、よく比較されるシエンタよりもクッション性があり長時間座っていても疲れにくいでしょう。
またシートアレンジも多彩です。シートアレンジ次第では自転車などの大きな荷物も積み込めます。車内も広々としていて家族旅行などもより一層楽しめるでしょう。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-GB7 5BA-GB5 |
寸法(mm) | 4265/1695/1710 |
室内寸法(mm) | 3045/1455/1275~ |
車両重量(kg) | 1350~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
17.0~20.9km/L |
定員 | 5~7 |
トヨタ/ノア
新車販売価格 | 2,670,000円~ |
中古車相場 | 225~625万円 |
- ・静粛性に優れ乗り心地が良い
- ・迫力のあるエクステリアデザイン
現行モデルのノアは、大判のフロントグリルが目を惹きます。迫力のあるデザインで、カッコいいデザインが好みの方にもおすすめです。
室内空間は広く確保されており、大人数での乗車にも適しています。
また、ノアは防音材を効果的に施されており、エンジン音やロードノイズを低減。
ハイブリッド車ではウィンドシールドガラスに高遮音性ガラスを採用しており運転席から3列目まで、離れて座っていても大声を出さずに会話ができるでしょう。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-ZWR90W-APXRB 6AA-ZWR90W-APXSB 6AA-ZWR90W-ARXSB 6AA-ZWR90W-APXQB 6AA-ZWR90W-APXGB 6AA-ZWR90W-ARXGB 6AA-ZWR90W-APXEB 6AA-ZWR90W-ARXEB |
寸法(mm) | 4695/1730/1895 |
室内寸法(mm) | 2805/1470/1405 |
車両重量(kg) |
1630~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
23.0~23.4km/L |
定員 | 7~8 |
燃費のいいセダン
かつては王道であったセダンですが、近年ではミニバンやSUVの人気におされ販売台数は減少傾向にあります。
しかし、「燃費の良い車」をお探しの方にピッタリのボディタイプがセダンなんです。
空気抵抗が少なく、走りを楽しめる車。ここからはそんなセダンのなかでも特に燃費のいい車種を見てみましょう。
トヨタ/プリウス
新車販売価格 | 3,200,000円~ |
中古車相場 | 155~648万円 |
- ・トップクラスの燃費性能
- ・洗礼されたエクステリアデザイン
2023年1月にフルモデルチェンジが行われたプリウス。今までのスタイリッシュなイメージはそのままに、さらに洗礼された未来的なデザインが特徴です。
プリウスの強みは何といってもそのずば抜けた燃費性能でしょう。ハイブリッドシステムを搭載したグレードに加え、満充電からのEV走行距離87kmを誇るプラグインハイブリッド車もあり、低燃費重視でお車をお探しの方にピッタリです。
またハイブリッド車ならではの静粛性やなめらかな加速力もプリウスの魅力だと言えるでしょう。早朝や深夜の静かな住宅街でもエンジン音を気にせずに走れます。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6LA-MXWH61-AHXHB 6AA-MXWH60-AHXHB 6AA-MXWH60-AHXGB 6AA-ZVW60-AHXKB |
寸法(mm) | 4600/1780/1430 |
室内寸法(mm) | 1840/1500/1130~ |
車両重量(kg) | 1360~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
26.0~32.6km/L |
定員 | 5 |
トヨタ/カローラ
画像引用:トヨタ
新車販売価格 | 2,028,600円~ |
中古車相場 | 129~351万円 |
- ・ゆとりのあるラゲージスペース
- ・非常時に備える「非常時給電システム」
低重心で品格のあるデザインが特徴で幅広い世代のセダン好きにおすすめなのが、トヨタが生産・販売する「カローラ」です。
ゴルフバッグが3つ積み込めるゆとりのあるラゲージスペースに、運転がしやすいように工夫されたコックピットなど、使い勝手の良さで選びたい方にもおすすめします。
また停電時には車内に備え付けられたアクセサリーコンセントを用いて、AC100Vで消費電力の合計が1500W以下の電気製品が使える非常時給電システムも備わっていることもポイント。
停電など万が一の備えとしてだけでなく、オートキャンプなどアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
基本スペック | |
駆動方式 |
2WD |
型式 | 6AA-ZWE219-AEXSB 6AA-ZWE219-AEXEB 6AA-ZWE219-AEXNB |
寸法(mm) | 4495/1745/1435 |
室内寸法(mm) | 1830/1510/1160 |
車両重量(kg) | 1330~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
27.9~30.2km/L |
定員 | 5 |
ホンダ/インサイト
画像引用:ホンダ
新車販売価格 | – |
中古車相場 | 142~339万円 |
- ・外装内装共にこだわられた高級感
- ・見た目以上に広い室内空間
1999年より3度のモデルチェンジを経て2022年まで販売され続けたホンダのセダン「インサイト」。発売当初からハイブリッド機能を備えた燃費性能にこだわって作られた自動車です。
ハイブリッド機能を搭載した車のなかでは比較的リーズナブルで、外装内装共に値段以上の上質な造りがポイントでした。
また室内空間も広く足回りにもゆとりがあり、大人が足を組んでくつろぐことも可能です。ラゲージスペースも広く、積載力を重視したい方にも適しているでしょう。
2024年現在では生産終了してしまい新車での購入は不可能となってしまいましたが、中古車市場ではまだ多くのインサイトが出回っているため気になる方は要チェックです。
基本スペック | |
駆動方式 | 2WD |
型式 | 6AA-ZE4 |
寸法(mm) | 4675/1820/1410 |
室内寸法(mm) | 1925/1535/1160 |
車両重量(kg) | 1370~ |
燃費性能 (WLTCモード) |
24.4~28.4km/L |
定員 | 5 |
燃費のいい車とは?
「低燃費」というワードはよく見聞きしますが、実際にはどのような車のことをさしているのでしょうか。実際のどの程度の数値であれば燃費がいいと言えるのかもいまいちピンと来ない方も多いでしょう。
ここからは、そもそも燃費がいい車とはどのような車なのか見ていきましょう。
燃費のいい車とは、走行距離に使う燃料が少ない車のこと
走行時に使う燃料が少ないと、ガソリン代の節約や環境にも優しい自動車だと言えるでしょう。
たとえば燃費のいい車として紹介してきたプリウスだと1Lの燃料で32.6kmもの距離を走ることができますが、「トヨタ/ランドクルーザー(GX)」だと1Lの燃料を使っても8kmしか走れません。(どちらもカタログ燃費です。)
カタログ燃費は、国際基準に沿った測定方法で計測されています。実際に走った実燃費とは異なることを覚えておきましょう。
燃費性能を高める技術
燃費性能を高めることに大きく貢献している「ハイブリッドシステム」は、ガソリンで動くエンジンと電気の力で動くモーターのふたつの力を使って車を動かしています。
ハイブリッドシステムも厳密には3つの種類に分類され、「モーターはエンジンをサポートするだけ」のものや「発電するためだけにエンジンを使い、モーターの力で走行する」ものなどさまざまです。
モーターとエンジンを使うことで、エンジンの稼働率が軽減され、燃費性能を高めることに貢献しています。
現在多くの車が、ハイブリッドシステムを搭載したモデルを発売していますよね。しかしなかにはガソリン車しかないモデルもあり、こうした車もアイドリングストップや空気抵抗の削減など多くの技術が用いられています。
燃費のいい車のメリット・デメリット
燃費のいい車を購入すると、どのようなメリットがあるのか。また燃費のいい車にデメリットはあるのか紹介します。購入してから後悔しないためにも、燃費のいい車ならではのメリット・デメリットは、よく確認しておきましょう。
燃費のいい車のメリット
燃費のいい車のメリットは、以下のようなことがあげられます。
- ・燃料代を節約できる
- ・環境に優しい
- ・税金が安くなる
- 燃費のいい車は、環境にもお財布にも優しいことがメリットです。燃費のよくない車から燃費がいい車に乗り換えると、ガソリンスタンドへ行く頻度が減って驚く人もいらっしゃいます。
ガソリン代が高騰している近年では、燃料代も維持費に直結するポイントですよね。 - また燃費のいい車は、環境性能割によって自動車税が軽減される場合もあり、お得に手に入れられます。
燃費のいい車のデメリット
燃費のいい車のデメリットにも注意しておきましょう。
・車両本体価格が高額
・修理費用が高くなる場合がある
燃費のいい車はそれだけの技術が搭載されていることから、車両価格が高額である傾向があります。
とくにハイブリッド機能を搭載したモデルは、同じ車種のガソリン車に比べて数十万円の違いがあり、維持費が抑えられると言っても結果的にどちらが特になるかは車の使用環境によっても異なるでしょう。
またハイブリット車に関しては、エンジンに加えてモーターも搭載していることからトラブルが起きた際の修理費用が高くなる可能性があります。
マイカーの燃費を良くするには?
いくらカタログ燃費が良くても、実際の燃費が良くなければ意味がありませんよね。運転の仕方を意識してみるだけでも、マイカーの燃費は違ってきます。
ここからは、マイカーの燃費を良くするためのポイントについて見ていきましょう。
急発進・急加速を減らす
急発進・急加速は燃料を無駄に使ってしまう、エコではない走り方です。
燃費を意識するのであれば、急発進・急加速を減らすように意識するだけで効果があります。
信号や渋滞の多い、止まったり動いたりを繰り返す場所ではエンジンにも負担がかかってしまって燃費が悪くなってしまいがちですが、そのようなシーンでもなるべくゆるやかな加速・減速がおすすめです。安全運転は燃費にもいいと覚えておくと良いでしょう。
不要な荷物を乗せておかない
自分ひとりだけで車に載っているときと、複数人乗せているときとではペダルの踏み込む力が違いますよね。坂道を運転するシーンなどでいつも以上に進まない・ブレーキが利きにくいといった経験をしたことがある方も多いでしょう。
いつも以上にペダルを強く踏み込んでいるということは、それだけ強くエンジンを稼働させているということ。
アウトドア用品などは、つい入れっぱなしにしてしまいがちですが、これと同じ理由から、少しでも燃費を良くするには不要な荷物を乗せておかないようにすることがポイントです。
定期的にメンテナンスする
タイヤ空気圧のチェックや、エンジンオイルの交換は燃費性能に影響のあるメンテナンス事項です。
ガソリンスタンド等でも簡単に調べられる空気圧は、月に1回程度の頻度でチェックしておくことをおすすめします。
空気圧が適正値よりも不足した状態で車を走らせていると、燃費の悪化やタイヤの寿命を縮めてしまうリスクもあります。
またエンジンオイルも同様です。エンジンオイルは車の血液のような存在。古くなったエンジンオイルを使い続ける状態は、エンジン全体に劣化したオイルを循環させている状態です。
半年に1度、もしくは5,000km走行した程度での交換をおすすめします。
燃費のいい車がお得に手に入る届出済未使用車とは?
届出済未使用車とは、新車としてつくられて届出まで済まされた状態の中古車です。現物が既にあるので中古車扱いですが、車検証の名義は販売店になっていることが一般的で、まだ誰のものにもなっていない未使用の状態。
そんな届出済未使用車ならではの魅力は、ピカピカの未使用車でも中古車扱いであるため新車よりも安く購入できること。
また現物が既にある状態で、契約から納車までの期間が短く、書類手続きが済めば手元に入ることもメリットです。
「キレイな状態の車を少しでも安く購入したい」「納車期間を急いでいる」という方に適しています。
よくある質問
車の購入は家の次に人生で大きな買い物と言われています。高額であるため勢いだけで買えるものではありませんよね。
後悔しないためにもしっかりと下調べを行い、疑問に思うことがあれば解決しておくことが重要です。
ここからは、車の燃費に関するよくある質問について紹介します。
カタログ燃費と実燃費が違う理由は?
カタログ燃費とはカタログに表記されている数値で、WLTCモードが用いられています。
WLTCモードは世界的な基準で、定められた測定方法で算出された数値のこと。市街地モードや郊外モード、高速道路モードの3つの走行シーンを想定した実際の燃費に近しい測定方法です。
しかし実際に人が乗って操縦した燃費の数値ではありません。例えば同じ道でも、ドライバーによってアクセルの踏み込むタイミングやブレーキを踏むタイミングなどはさまざまですよね。
1人ひとりが車に乗って実際に走った燃費を「実燃費」と言います。
これがカタログ燃費と実燃費が異なる理由です。
燃費のいい車を選ぶときのポイントは?
車の購入時、燃費は重要な車選びの基準になりますよね。しかしいくら燃費が良くても、自分に合った車でないと満足して乗り続けるのはむずかしいでしょう。
とくにボディタイプなどは使い勝手が大きく異なるポイントです。利用目的に合ったボディタイプを決めてから、そのジャンルの中で燃費性能をチェックしてみるなど燃費ばかりにこだわらないことが重要です。
同じ車種でも燃費に違いが出るケースは?
カタログを見ていると、同じ車種でも燃費が均一ではないことが分かります。これは、ハイブリッドシステムの搭載の有無や駆動方式の違いなどグレードによって機能が異なるためです。
「上級グレード=燃費性能に優れている」というわけではありません。気になる車種を見つけたら、グレードごとの性能などもチェックしておきましょう。
燃費のいい車の購入を検討している方は軽の森までご相談ください!
車の購入を検討されている方の多くが条件にあげられる「燃費」。燃費の良さを重視しているユーザーはとても多く、ニーズに応えようと各自動車メーカーからも低燃費モデルが次々と販売されています。
維持費にも直結する燃費性能はとても重要なポイントですが、そればかりを気にしてしまうと自分に合った車ではないものを選んでしまうかもしれません。
大切なのは、自分自身のライフスタイルに合った車を選ぶことです。もし車選びに悩んでしまった際には、ぜひ軽の森・車の森までお問い合わせください。
軽の森・車の森は多くの車を取り扱っている届出済・登録済未使用車専門店です。知識豊富なスタッフが、お客様のお車選びをサポートさせていただきます!
「少し話を聞いてみたい」そんな軽い気持ちでも大歓迎です。
お問い合わせ・ご来店を心よりお待ちしております。