2018年にモデルチェンジが行われ、今でもなお人気が衰えず長期の納期が強いられているスズキ車ジムニー。
一時は納期の短縮が見込まれる時期もありましたが、世界情勢の影響も大きく現在でも納期長期化が続いています。
車の契約をすると納期がとても待ち遠しいものですよね、現在の最新納期情報や納期遅れに関するよくある質問をまとめてご紹介します。
新型ジムニーの最新納期情報!

画像引用:ジムニー
2018年7月にフルモデルチェンジとなり、販売当初の納期は2年以上ととても長い納期が話題となっていましたよね。
あれから数年が経過した2023年現時点での納期はおおよそ1年~1年半と言われています。
一般的に新車を購入した場合の納期は2~3ヵ月と言われているので、これでもまだジムニーは時間がかかるといった印象を受けるでしょう。
また普通車のジムニーシエラに比べると、軽自動車のジムニーはまだ納期が短くなっているようです。
新型ジムニー契約者の納期の口コミは?
ネットやSNSでは「思っていたよりも早く納車できた」という声もちらほら。
しかしタイミングによっては情報通り1年以上待っている方もい多いようです。
実際にジムニーを購入・契約した人の口コミをチェックしてみましょう。
1年と5か月。ようやく納車されました。 (30代/男性) |
2年前に買ったジムニーやっと納車の連絡がきた。やったーーーー!!! (20代/女性) |
さきほどずっと悩んでたジムニーの契約をしてきました。 (40代/女性) |
来月ジムニー納車の連絡がきた! (20代/男性) |
新型ジムニーの納期が遅い理由
ジムニーの納期が遅くなっているのにはいくつかの理由が考えられます。
ロシア情勢の影響

ロシアのウクライナ侵攻による世界情勢の不安定化はジムニーの納期にも影響していると言われています。
ロシアに対する世界的な経済制裁により、スズキも自動車の輸出を停止。
これだけみると「輸出する分が国内に配分されるのではないか」という考えも浮かびますが、物流に混乱がみられそもそもジムニーをつくるための部品調達が難しくなってしまったことが直接的な原因だと考えられます。
ウクライナ侵攻から既に1年以上が経過。1日でも早い収束を願うばかりですね。
新型コロナウィルスの影響

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、部品供給や工場の稼働に影響がありジムニーも例外ではなく、ジムニー製造工場の主力である静岡県の湖西工場は部品供給不足による操業停止を余儀なくされる時期もありました。
2023年現在、コロナウィルスの影響自体は徐々に緩和されているように感じられますが、部品供給不足の点では未だにコロナ前に「完全に戻った」とは言えない状態なのではないでしょうか。
スズキ自動車の今後の動きにも注目していきたいところです。
半導体不足の影響

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で自動車業界をはじめあらゆる業界で半導体不足による影響が出ていましたが、ジムニーも同様に納期長期化と大きな影響が出てしまいました。
さらに自動車業界全体では安全性能機能などに使用される半導体の需要が高くなったことから、半導体メーカーの需要が追いつかず現在慢性的な半導体不足となっています。
半導体メーカーをはじめ、自動車メーカーなども半導体の生産拡大に取り組まれています。
官公庁の受注を優先している

走行性能の高いジムニーは、足場の悪い環境でも走行が可能であることから特に一部地方の警察や消防、官公庁で使用される実績も多いことが特徴です。
また4WDであるジムニーは他の自動車では立ち入れないような場所でも活躍していて、災害時や山岳救助など緊急性の高いシーンにも利用される需要の高い車種であることは間違いないでしょう。
官公庁の受注を優先するせいで、私たち一般人の注文が遅れているという事実はありませんが、それだけ活躍の場が広い自動車であるため納期が長くなっている可能性はあるのではないでしょうか。
ディーラーごとに割り当てられる台数が違う

都市部のディーラーと地方のディーラーでは需要の差があることや、ディーラーごとの販売実績などによっても割り当てられる台数は異なってくると考えるのが一般的ですね。
そもそも沢山の受注をとれるディーラーと、あまり数が出ないディーラーに同じ数を割り当てることはフェアではないためです。
こうした点からディーラーごとに多少の納期の差はあると考えられるため、少しでも納期を短くしたい方は複数のディーラーで事前に確認してみるのも良いでしょう。
統計的には人口の少ない地方のディーラーよりも、都心部に位置するディーラーの方が半年程度早くなる傾向があるようです。
リコールの影響

2018年販売の新型ジムニーの代でリコールがかかってしまった、製造ラインのトラブルが納期長期化の原因のひとつであると考えられます。
ジムニーはラダーフレームの採用など専用部品がとても多く、もともと製造に時間がかかる車種のひとつです。
それに加え2019年4月には製造過程の最終段階で行われる「完成検査」でリコールがあり、国土交通省に届出を提出。
このことから完成検査をこれまで以上に厳しく行う必要性も出てきてしまい、より製造にも時間がかかっていると考えられるでしょう。
納期が早まる可能性は?
ネット上などでジムニーの納期短縮が噂されていますが、これは念のため納期を長めに案内している可能性もあるでしょう。納期長期化の原因でもある半導体不足は現在も続いており大幅な納期短縮が行われるのはまだしばらく先になるのではないでしょうか。
半導体不足以外にも上記で紹介してきた納期遅れの原因、問題が解決されると必然的に納期の短縮にも期待が持てると考えられます。
スズキ自動車のジムニーに限らず、どのメーカー・車種も通常よりも納期の遅れが生じている現状であることから、打開策を模索されていることも予想されます。契約を済ませると、納期が本当に待ち遠しいものですが、焦らずに楽しみに待ちたいですね。
新型ジムニーの納期を早めるコツ・遅らせないコツ
これまではジムニーの納期遅れの原因についてみてきましたが「待ちきれない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジムニーを少しでも早く手に入れるにはどうすればいいのか、納期を早めるコツや遅らせないコツをまとめました。
キャンセル車を待つ

画像引用:ジムニー
ご自身の希望するグレード・ボディカラーを含むメーカーオプションなど、条件が合致するとは限りませんが、自分よりも先に予約していた人が何かしらの理由でキャンセルをした場合そちらを購入する手段です。
キャンセルが出たかどうかはお店の人にしか分からないため、キャンセル待ちを希望する場合にはその旨を販売スタッフの方に伝えておきましょう。キャンセル待ちをしていたからといって、必ずしもキャンセルされた車を購入しないといけないわけでもないため、自分が納得できる車体であった場合はラッキーですよね。
また、キャンセルはそうそう出るものでもないため、期待度は低くなるので注意が必要です。
人気のグレードを選ぶ

新型ジムニーには「XC」「XL」「XG」の3つのグレードがありますが、1番人気のグレードは最上級のXCになります。実際に軽の森でもご契約の多いグレードはXCです。
XCグレードでしか搭載できないオプションなどもあるため、こだわりたい方にはXCがおすすめだと言えるでしょう。
人気の高いグレードを選ぶことが納期に影響する理由は、人気グレードは注文が多い分優先的に造られる可能性があるためです。
また注文が多い分、キャンセルが出る可能性も他のグレードよりも高くなるでしょう。
これからずっと乗るお車なので、納期を早めるためにグレードを本来希望するものから変えてしまうことはあまりおすすめは出来ませんが、ジムニーの場合は最上級グレードにあたるため「この装備が欲しかった…」なんて言う心配も要りませんね。
ツートンよりモノトーンを選ぶ

画像引用:ジムニー
ボディカラーの選択も、先述したグレードと理由は同じになります。
人気色を選んでおいた方が、生産の配分が大きく納期の短縮に繋がる可能性もあるからです。ジムニーで人気の色は定番のブラックや、ジムニーらしさが感じられるジャングルグリーン。
最上級グレードの特権でもあるツートンカラーは意外にもランク外となっているようです。
しかし、この点においても納期短縮といっても実際のところはそこまで大きな差は無いように感じられます。
せっかく新車で購入するのであれば、ご自身が1番良い!と思うボディカラーを選んでみてはいかがでしょうか?
オプションの追加オーダーや変更は早めに申告する

車のオプションには車の製造時に搭載する「メーカーオプション」と、車が完成した後に取り付けが可能な「ディーラーオプション」があります。
このディーラーオプションの場合、追加や変更は注文後でも対応してくれるところが多いですが、メーカーオプションに関しては注文後の追加・変更は基本的に不可能となっています。
後からどうしても内容を変更したい!という場合には、先に注文していた分をキャンセルして、新たに注文のし直しをすることになります。せっかく順番待ちをしていたのにまた後ろに並び直すイメージですね。
こうなるとさらに納期は延びてしまい、タイミングによっては1台分キャンセルを行うためキャンセル費用が発生してしまう恐れもあります。オプション関係は特に注意して注文を行うことが大切です。
純正ナビはつけない

自動車業界に留まらず、あらゆる業界できく「半導体不足」
自動車など機械を造る時に必要不可欠なパーツですが、この半導体を多く必要とするナビをあらかじめ非搭載とすることで、納期短縮をねらう手段です。
公式に発表されている事項ではないため、純正ナビを我慢したからといって納期が必ず縮むというわけではありませんが、ネットの声を見てみると「数週間納期が短くなった」といった意見もみられました。
純正ナビの装着で悩まれている方は、販売店に確認したうえで非搭載を選択してみるのもいいかもしれませんね。
中古車を探す

ご紹介してきた選択の中でも1番確実に納期を短縮できる方法が未使用車・中古車を探すことです。
未使用車・中古車であれば数日~数週間での納車も可能になります。
また使用感があるから中古車は嫌だという方におすすめなのが「登録済未使用車」です。
さきほど紹介したような生産したもののキャンセルになってしまった車両などもこの部類に該当しますが、未だ誰も使用していない・新品同様のキレイな状態のお車のことを言います。
在庫として既にお店に並んでいる状態なので、納期も書類手続きやお車の手入れが完了すれば直ぐに納車が可能な点が大きなメリット。
また書類上は中古車の扱いになるため、車種によっては新車よりも安く手に入れられる点もポイントです。
メーカーオプションなどこだわりがあると、条件を満たした車両を見つけるのが少し困難になりますが、納期短縮の点では最善策といっても過言ではないでしょう。
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新型ジムニーを安く購入する方法は?
新型ジムニーを安く購入するには、新車で購入を希望する場合は「複数の販売店で合い見積もりをとること」。中古車でも構わないとお考えの方は「走行距離や年式のバランスを注視すること」が安く購入するための重要なポイントになります。
特に新車で購入する場合、どこで買っても同じとあまりお店を回らない方が多い印象を受けますが、値引き額からキャンペーン・ローンで支払う場合にはお店によって金利も異なるため、新車でも販売店によって価格は異なると覚えておきましょう。
時間が許すのであれば、最低でも2社以上は合い見積もりを取ってみるのがおすすめです。
また中古車で新型ジムニーをお探しの方は、未だ比較的新しい車であることや、納期が長期化していることが原因でジムニーは大幅な値下がりが期待できないのが現状です。
しかし中古車の価格に直結する年式や走行距離のハードルを落としてみれば、掘り出しモノが見つかる可能性も高くなりますよ。
下取り車の見積額を見直す

ジムニーの価格自体を下げる方法ではありませんが、お車のお乗り換えの場合には、今まで乗っていた車の下取り査定もとても重要なポイントになります。
新しいお車を購入するお店で下取りしてもらう方が、納車時にお車を交換するような形で引き取ってもらえるので手間もかからずスムーズ。
注意点はディーラーは新車を販売するお店なので、中古車の買取りにはあまり力を入れておらず下取り価格にはあまり期待が持てないのがデメリットです。
少しでも今までの車を高く買い取ってもらうには、買取り業者など複数のお店で見積もりをとってもるのがおすすめです。
また査定時には少しでも見栄えをよくするために洗車など行いキレイな状態で持ち込むのが良いでしょう。
ジムニーを契約したあとの納期の確認は?
ジムニーに限らず新車を購入した場合、納期についてはメーカーにしか分からない事で担当者に問い合わせても納車直近でない限り明確な日程を確かめることは難しいでしょう。
もちろん納期の目途が立ったら販売店側から連絡が入りますが、「あと何か月後になるのか」等の確認はメーカーのホームページを見てみるなどの方法になります。
生産の安定している納期の短い車種なら早いうちから具体的な納車日の案内が出来るところもあるようですが、「約束していた日が過ぎても納車出来ない!」といったトラブルを避けるためにジムニーなど納期が延びている車種に関しては担当者も「〇月くらいの納期」としか伝えていないところが多いようですね。
納期遅れに関するよくある質問
ジムニーをはじめ、自動車の納車遅れに関するよくある質問をまとめました。
これまでの記述の中で疑問が解決されなかった方は是非参考にしてみてください。
支払いはいつ?
車の購入時、支払いのタイミングは現金で支払うのか・ローンを組むのか。また未使用車・中古車か新車を購入するのかなど様々なシチュエーションによっても異なる他、販売店によってもシステムが異なっていたりもするので、トラブルを未然に防ぐためには思い込みで済ませずに販売店にきちんと確認を行うのが最も重要なポイントになります。
一般的には、登録時に諸費用分など20万円程度の支払を行い、いよいよ納車のタイミング!という時に残金を支払う流れが多いようですね。
また申込金(手付金)が必要なお店もあれば、要らないお店もあります。
新車・中古車問わず、お金の動かすタイミングについてはよく調べておくことと、銀行ローンなど販売店を通さずローンを利用する際には併せてご自身で手続きを行う必要があるので注意しましょう。
納期遅れで手持ちの車の車検が切れる場合は?
お車の買い替えのタイミングで1番多いのが「車検の切れるタイミング」ですが、もともと新車を購入する場合にはタイトな予定は不向きではあります。
しかし販売店によっては、お手持ちの車の車検が切れてしまった場合車検代を多少負担してくれるところや代車を貸してくれるお店もあります。
気を付けておきたいのはこのようなサービスはどのお店でも行われているわけでは無いということ。車検が切れてしまうまでに納車がしたい場合には、事前にその旨を販売店に伝えて、間に合わなかった時に何かしらのフォローがあるのかを契約前にしっかりと確認しておくことが重要です。
「絶対に車検が切れるまでに次の車を間に合わせたい!」などリミットが決まっていて、さらにあまり期間に余裕が無い場合には新車ではなく未使用車・中古車も検討してみることをおすすめします。
納期延長によるお詫びやサービスは請求できる?
納期の延長によるお詫び・サービスについては担当スタッフからお詫びの言葉などはあるかもしれませんが、割引や何かモノをくれるようなサービスはメーカーや販売店から提供されるものであるため、請求することはできません。
もともと契約時に納期が長期化されていることが分かった上で注文を行っていること。
さらに新車の注文を行う際、販売店も納期がいつになるか分からないことから納車予定日は決められていませんよね。
こういったことから、長引く方が得出来るような納期延長に対してのお詫びやサービスなどは無いと思っておく方がいいでしょう。
契約後にモデルチェンジした場合は?
契約を済ませ納車待ちの状態の間にモデルチェンジが入ってもモデルチェンジの前後を選ぶことは出来ず、タイミング次第でモデルチェンジ前・モデルチェンジ後のどちらかが納車されることになります。
仮にモデルチェンジ前の車が納車されることになり、モデルチェンジ後を希望する場合には今の車をキャンセル・再度注文をして1から並び直し。といった流れになってしまいます。
販売店によっても対応が異なるポイントになりますが、基本的にはモデルチェンジ後の車が納車されることになり、金額に差が出てきた場合には差額を支払う必要があります。モデルチェンジの情報が入った場合、よく確認しておく必要がありますね。
新型ジムニーやスズキの軽自動車の購入を検討中の方は軽の森にご相談ください!
2018年にモデルチェンジが行われ、2023年現在既に数年の月日が流れていますが、ジムニー・ジムニーシエラの人気は落ちることなく今でも納期の長期化が継続されていますね。
ジムニーの人気の理由は高い走行性能はもちろん、デザイン性の高さなど幅広い年代から支持される点にあるのではないでしょうか。
リセールバリューも高いことから次のお乗り換え時にもメリットがありますよね。
今後ジムニーの購入を検討されている方は、長期化している納期と生活スタイルをよく検討して、もし納期が足かせとなっている場合には是非未使用車・中古車などもご検討くださいませ。
今回ご紹介してきましたのは南大阪を拠点とする届出済未使用車専門店「軽の森」です。
国内オールメーカー全ての軽自動車を取り扱っており、メーカーの異なる車種を隣り合わせで見比べることができたり、スタッフもメーカーの特徴など中立な立場でご紹介できることが大きな魅力です。
専門に取り扱っている届出済未使用車は、届出だけを済ませたまだ誰も使用していない新品同様のお車のことをいいます。書類上は中古車扱いとなるため価格は新車よりも安く、一般的な中古車よりもずっとキレイなたいへんお得なお車です。
中古車市場全体でみるととても数の少ない届出済未使用車ですが、軽の森には4店舗合わせて700台もの在庫をご用意しております。
ジムニーやジムニーシエラ、他SUVのお車なども数多くご用意しておりますので、お車のご購入をご検討中の方、実物をご覧になってみたいという方は是非軽の森・車の森にお越しくださいませ。
皆さまのご来店心よりお待ちしております。
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出典:スズキ(ジムニー)