ワゴンRのおすすめグレードは?歴代モデルとの違いについても解説|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年9月26日

ワゴンRのおすすめグレードは?歴代モデルとの違いについても解説

スズキの軽ハイトワゴン「ワゴンR」は、発売以来高い人気を誇る定番モデルです。その魅力は、コンパクトなボディサイズでありながら広々とした室内空間と、高い燃費性能、そしてバリエーション豊かなグレード展開にあります。

しかし、いざ購入を検討すると「どのグレードを選べばいいのか?」「ハイブリッドとガソリン、どちらが得か?」と悩む方も多いでしょう。この記事では、現行モデルと「ワゴンRスマイル」のグレード比較、さらには歴代モデルの違い、お得な購入方法まで徹底解説します。

ワゴンRの現行グレード一覧

ワゴンRの現行モデルは、使い勝手に優れたスタンダードな仕様から、スタイリッシュな外観を持つカスタムモデルまで幅広くラインナップされています。
以下に、各グレードのスペックや特徴をまとめました。

FX

ワゴンR FX

FXはワゴンRのエントリーモデルで、価格と燃費のバランスに優れたグレードです。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660cc 直列3気筒ガソリン
  • 燃費性能(WLTCモード):24.4km/L(FF)
  • 車両重量:約750kg(FF)
  • 全長×全幅×全高:3,395mm × 1,475mm × 1,650mm
  • 価格帯:約129万円~

FXは燃費の良さと価格の手頃さが魅力で、初めて軽自動車を購入する方にもおすすめです。装備は必要最低限ですが、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備は標準で搭載されています。

HYBRID FX-S

ワゴンR HYBRID FX-S

HYBRID FX-Sは、FXをベースにハイブリッドシステムを搭載し、より燃費効率と静粛性に優れた仕様です。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660cc + モーター(マイルドハイブリッド)
  • 燃費性能(WLTCモード):25.2km/L(FF)
  • 車両重量:約770kg(FF)
  • 価格帯:約146万円~

HYBRID FX-Sはモーターアシストによって発進時の静かさや滑らかさが向上し、より快適な走行が可能。エンジンブレーキや発電効率の最適化にも貢献しています。

カスタムZ HYBRID ZX

ワゴンRカスタムZ HYBRID ZX

「カスタムZ HYBRID ZX」は、洗練されたフロントマスクと充実装備が魅力の上級グレードです。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660cc + モーター(マイルドハイブリッド)
  • 燃費性能(WLTCモード):25.2km/L(FF)
  • 車両重量:約790kg
  • 全高: 1,650mm
  • 価格帯:約155万円~

フルLEDヘッドランプや専用フロントグリル、15インチアルミホイールなど、デザイン面での差別化がなされています。見た目にもこだわりたい方に適したモデルです。

カスタムZ HYBRID ZT

ワゴンRカスタムZ HYBRID ZT

「カスタムZ HYBRID ZT」はターボエンジンを搭載し、ZXよりも力強い走りを追求したモデルです。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660cc  ターボ+ モーター(マイルドハイブリッド)
  • 燃費性能(WLTCモード):22.5km/L(FF)
  • 車両重量:約800kg
  • 全幅: 1,475mm
  • 価格帯:約171万円~

ZXと比較しても外観に大きな差はありませんが、パドルシフトが搭載となっていたり、フロントガラスにプレミアムUV&IRカットガラスが採用されていたりと、快適性の面で優れています。

スティングレー HYBRID T

ワゴンRスティングレー HYBRID T

「スティングレー HYBRID T」はターボエンジンを搭載し、力強い走りを求めるユーザーに向けたスポーティモデルです。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660cc  ターボ+ モーター(マイルドハイブリッド)
  • 燃費性能(WLTCモード):22.5km/L(FF)
  • 車両重量:約800kg
  • 価格帯:約176万円~

HYBRID TはCVTながら力強い加速が魅力で、坂道や高速走行でも余裕があります。スポーティな外観デザインとともに、走りを楽しみたい方に人気です。

ワゴンRスマイルのグレード一覧

ワゴンRスマイルは、スライドドアを採用した派生モデルで、ファミリーユースに特化した設計が特徴です。デザイン性や機能性が高く、日常使いに最適な軽ハイトワゴンとして人気です。

G

ワゴンRスマイル G

GはワゴンRスマイルのベースグレードで、価格を抑えながらも基本性能がしっかり備わっています。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • トランスミッション:CVT
  • エンジン:660ccガソリンエンジン
  • 燃費性能(WLTCモード):23.9km/L(FF)
  • 車両重量:約840kg
  • 全長×全幅×全高: 3,395mm × 1,475mm × 1,695mm
  • 価格帯:約148万円~

スライドドアの使いやすさとゆとりある室内空間が魅力。MT設定はなく、CVTのみの展開です。シンプルながらも、家族や高齢者にも扱いやすい設計です。

HYBRID S

ワゴンRスマイル HYBRID S

HYBRID Sは燃費性能と機能性を両立させた中間グレードで、快適性とコストのバランスに優れています。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • エンジン:660cc+マイルドハイブリッド
  • 燃費性能(WLTCモード):25.1km/L(FF)
  • 車両重量:約870kg
  • 価格帯:約176万円~

HYBRID Sは、モーターアシストによるスムーズな走行が可能で、停車時のアイドリングストップ機能も搭載。経済性と快適性を求める方に適した選択肢です。

HYBRID X

ワゴンRスマイル HYBRID X

HYBRID Xはスマイルの最上位グレードで、快適装備や安全装備がフルで揃った豪華仕様です。

  • 駆動方式:FF / フルタイム4WD
  • エンジン:660cc+マイルドハイブリッド
  • 燃費性能(WLTCモード):25.1km/L(FF)
  • 車両重量:約870kg
  • 価格帯:約186万円~

全方位モニター、LEDヘッドランプ、運転支援機能なども搭載され、日常の使い勝手と安全性の両立を図った設計。長距離移動や送迎にも安心して使えるモデルです。

ワゴンRのグレードを選ぶポイント

ワゴンRのグレードを選ぶポイント

ワゴンRはグレードの選択肢が豊富なため、購入者のライフスタイルや予算に応じた選び方が重要です。ここでは、選ぶ際の代表的なポイントを紹介します。

予算

まずは予算を決めることが、最適なグレード選びの第一歩です。

・FX
  価格を抑えたい人に最適(約129万円~)
・HYBRID系
  燃費重視・中間価格帯(約146万円~)
・カスタム・スティングレー
  上質志向・高価格帯(約155万円~)

予算が限られている場合は、ガソリン仕様のFXが無理なく手に入り、維持費も抑えられます。一方、ハイブリッド車やカスタム系は初期費用が高くなりますが、装備が充実しており長期的にはお得になる可能性があります。

ガソリンかハイブリッドモデルか

走行距離や使用環境に応じて、エンジンタイプを選びましょう。

比較項目 ガソリン車(FX等)

ハイブリッド車
(HYBRID FX-S等)

価格 安い やや高い
燃費 約24.4km/L 約25.2km/L
静粛性 やや劣る 優れている
街乗り適性

短距離走行が多い方にはガソリン車、渋滞が多い都市部での使用や燃費にこだわる方にはハイブリッドが向いています。

標準装備の充実度

グレードが上がるにつれて、標準装備の快適性が高まります。

・ベースグレード(FX・G)
  必要最低限の装備
・中間グレード(HYBRID FX-S・S)
  モーターアシスト、アイドリングストップ
・上位グレード(カスタム・スティングレー・X)
  LEDヘッドランプ、全方位カメラ、快適装備多数

予算に余裕がある場合は、上位グレードを選ぶことで結果的に満足度が高くなります。

燃費

維持費を重視するなら、燃費性能は要チェックです。

グレード 駆動方式 燃費(km/L)
FX FF 24.4
HYBRID FX-S FF 25.2
カスタムZ HYBRID ZX FF 25.2
スティングレー HYBRID T(ターボ) FF 22.5

数値上の差は小さくても、年間走行距離が多い人ほどランニングコストに違いが出ます。

安全性能

家族での使用や高齢者の運転では、安全性能も大切なポイントです。

  • デュアルセンサーブレーキサポート(全グレード標準)
  • 車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能
  • 上位モデルには「全方位モニター」や「アダプティブクルーズコントロール」も搭載

スズキは軽自動車でも安全装備に力を入れており、上位グレードは特に安心感があります。

デザイン

外観の好みで選ぶなら「カスタム」や「スティングレー」系が人気です。

・ノーマル系(FX・HYBRID FX-S)
  シンプルで万人受け
・カスタム系(Z HYBRID ZXなど)
  フロントグリルやアルミホイールでスポーティ
・スティングレー
  精悍で力強いデザイン、個性重視のユーザー向け

内装の質感もグレードごとに異なるため、実車確認をおすすめします。

ワゴンRの歴代モデルもチェック!

中古車市場では、現行モデルに限らず、歴代のワゴンRも高い人気があります。ここでは初代から6代目までの特徴と違いを紹介します。

画像引用:SUZUKI DIGITAL LIBRARY

初代(1993~1998年)

ワゴンR 初代

軽ワゴンの概念を確立した記念すべきモデル。

  • スズキ初の全高1,640mm超えボディで立体駐車場も対応
  • 直線的なボディで室内空間を最大化
  • 3速ATや5速MTを搭載
  • エンジンは660ccで軽快な走り

2代目(1998~2003年)

ワゴンR 2代目

内装の質感向上と安全性の進化が特徴。

  • ボディサイズ:全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,695mm
  • モデルバリエーションが増加
  • ABSやデュアルエアバッグ搭載モデルが登場
  • 4WD仕様やフルタイム4WDも追加

3代目(2003~2008年)

ワゴンR 3代目

燃費性能と静粛性が向上し、通勤ユーザーにも支持。

  • 駆動方式:FF / 4WD
  • MT・ATのほかCVT車も追加
  • 燃費は18〜20km/L前後
  • 安全性能として衝突安全ボディ「TECT」採用

4代目(2008~2012年)

ワゴンR 4代目

エコ性能と利便性がさらに進化。

  • 燃費性能が最大22.5km/Lへ向上(FF)
  • 全高が1,660mmに変更され、広さも確保
  • モデル展開がシンプル化
  • ターボモデルやエアロ仕様も登場

5代目(2012~2017年)

ワゴンR 5代目

スズキ独自の「エネチャージ」技術を初採用。

  • マイルドハイブリッド搭載モデル登場
  • 燃費性能は最大30.0km/L(JC08モード)
  • 車両重量は約800kg
  • デザインが丸みを帯びたスタイルに

6代目(2017~2022年)

ワゴンR 6代目

走りと燃費の両立に成功し、安全装備も充実。

  • 現代的なデザインと、先進運転支援装備
  • 燃費は最大33.4km/L(HYBRID FX)
  • ボディサイズは変わらず、室内高が広がる構造
  • スマイル登場前の最終標準型ワゴンR

ワゴンRをお得に買うコツ

ワゴンRをお得に買うコツ

新車でも中古車でも、タイミングや条件次第でワゴンRはお得に購入できます。以下に2つの代表的な方法を紹介します。

決算セールやモデルチェンジ前を狙う

値引きのチャンスは「年度末」「9月決算」「モデル末期」です。

  • スズキディーラーは3月・9月に決算セールを実施
  • 新モデル発表直前は、在庫車の値引きが増える傾向
  • ナビやETC、ドライブレコーダーなどオプションサービスも期待できる

これらの時期を狙って商談することで、支払総額を10万円以上抑えられるケースもあります。

届出済未使用車ならキレイな状態で購入できる!

新車に限りなく近い状態で、価格が抑えられるのが届出済未使用車です。

  • 登録は済んでいるが、走行距離数kmの車両
  • メーカー保証も継続される
  • 登録費や納期の短縮なども可能

販売台数が多いワゴンRは、届出済未使用車の在庫も豊富。早めに探すことで条件の良い車が見つかる可能性が高いです。

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メリット・デメリットや購入時の注意点を解説

ワゴンRのグレードに関するご相談は軽の森へ!

ワゴンRはグレードが豊富で、ユーザーのライフスタイルや目的に応じた最適な1台を選ぶことが可能です。燃費性能に優れたHYBRID系、価格を抑えたい方向けのFX、スタイリッシュなデザインが魅力のカスタムやスティングレー、ファミリーユースに特化したスマイルなど、多彩な選択肢があります。FFか4WDか、走行性能かデザインか、用途によって選び方は変わってきます。

迷った場合は、ワゴンRの在庫車両を多数取り扱う「軽の森」までご相談ください。登録済未使用車から高年式中古車まで幅広く取り揃え、プロの視点であなたに合ったグレード選びをサポートいたします。

 

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出典

スズキ(ワゴンRワゴンRスマイル

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。