ピクシスエポックとミライースの違いは?共通している項目も紹介|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年9月11日

ピクシスエポックとミライースの違いは?共通している項目も紹介

コンパクトで燃費性能に優れた軽自動車を検討している方にとって、「ピクシスエポック」と「ミライース」は有力な選択肢です。見た目や仕様が似ているこれら2車種ですが、実際にどのような違いがあるのか疑問を抱く方も多いでしょう。

本記事では、ピクシスエポックとミライースの違いをわかりやすく比較し、共通するポイントやグレードごとの装備、安全性能、価格の特徴まで詳しく解説します。購入を検討している方にとって、最適な選択ができるよう情報を整理してお届けします。

ピクシスエポックとミライースに違いはある?

ピクシスエポックとミライースに違いはある?

結論から言うと、ピクシスエポックとミライースは基本的に同じ車種です。
ミライースはダイハツが製造・販売しているモデルで、ピクシスエポックはそのOEM供給版としてトヨタから販売されています。ただし、販売チャンネルやエンブレムなど細かい点で違いがあるため、以下で詳しく紹介します。

メーカーの違い

「ミライース」はダイハツが開発・製造する軽自動車で、「ピクシスエポック」はそのミライースをベースにしたOEM車です。
OEMとは、他社製の製品を自社ブランドとして販売する仕組みであり、ピクシスエポックはトヨタブランドで展開されています。

車種名 メーカー 製造元
ミライース ダイハツ ダイハツ
ピクシスエポック トヨタ ダイハツ

つまり、どちらも製造はダイハツが行っており、販売・アフターサービスの窓口が異なるだけなのです。このため、性能や設計そのものに大きな差はありませんが、購入先やサービス拠点を重視する方には違いがあるといえるでしょう。

エンブレム・ロゴの見た目の違い

ピクシスエポックとミライースの最大の見た目の違いは、エンブレムとブランドロゴにあります。以下のように異なります。

  • ピクシスエポック:トヨタの「T」エンブレム
  • ミライース:ダイハツの「D」エンブレム

また、車両後部に表示される「PIXIS EPOCH」や「Mira e:S」のロゴ表記も異なり、これにより外観上での判別が可能です。逆にいえば、それ以外のボディ形状・サイズ・ライト周りのデザインなどはほとんど同一で、バッジと名称以外で見分けるのは難しいほど似ています

ピクシスエポックとミライースで共通している項目

ピクシスエポックとミライースで共通している項目

ピクシスエポックとミライースは、OEM供給によってほとんど同じ設計思想で作られているため、多くの仕様や装備が共通しています。
ここでは、両車種に共通する主な項目について解説します。

グレード構成・価格

両車種は「B」「L」「X」「G」など、共通するグレード構成を持ち、“SA Ⅲ”などの安全装備付きグレードが設定されている点も一致しています。また、価格帯もほぼ同じで、標準グレードであれば約90万円台から、上級グレードであっても140万円台程度に収まります。

B”SAⅢ”

エントリーグレードながら、スマートアシストⅢ(SAⅢ)を標準装備しているのが特徴です。衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能など、安全面の基本を押さえた構成です。

装備 内容
安全装備 スマートアシストⅢ
快適装備 エアコン・パワーウィンドウなど最低限
価格帯 約99万円~111万円(新車時)

L”SAⅢ”

Bグレードに比べて内装の質感が向上し、快適装備も強化されています。パワードアロックやリモコンキーなど日常使いに便利な機能が充実。

装備 内容
快適性 リモコンキー・電動ドアミラーなど
安全装備 スマートアシストⅢ
価格帯 約102万円~115万円(新車時)

X”SAⅢ”

Xグレードになると、LEDヘッドランプやオートエアコンなど上級装備が搭載され、上質な軽自動車という印象に。外装・内装のデザイン性も向上します。

装備 内容
外装 LEDヘッドランプ
快適性 オートエアコン
価格帯 約117万円~130万円(新車時)

G”SAⅢ”

最上級グレードで、全方位モニター対応・アルミホイール標準装備など、走行性やデザインにこだわった仕様。ミライース・ピクシスともに上級志向のユーザーに人気です。

装備 内容
先進装備 スマアシⅢ+全方位モニター対応
外装 アルミホイール
価格帯 約132万円~144万円(新車時)

燃費

ピクシスエポックとミライースは、いずれもガソリンエンジンのNA(自然吸気)タイプで、非常に優れた燃費性能を誇ります。WLTCモード燃費は最大で25.0km/L。街乗りから長距離ドライブまで高効率を実現しています。

モデル WLTCモード燃費
ピクシスエポック 23.2~25.0㎞/L
ミライース 23.2~25.0㎞/L

走行環境によって若干の違いはありますが、CVTの制御チューニングやエンジン性能は共通しており、どちらを選んでもランニングコストの面で満足できるでしょう。

安全装備

両車種ともに、先進安全装備「スマートアシストⅢ(SAⅢ)」を搭載しており、衝突回避支援ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報などが備わっています
上級グレードでは後方誤発進抑制や先行車発進通知機能も搭載。

安全機能 内容
衝突回避支援 前方車両検知+自動ブレーキ
誤発進防止 前後方向対応(※一部グレード)
サポート機能 先行車発進通知・車線逸脱警報

高齢者や初心者ドライバーにも安心して乗ってもらえる設計が共通しています。

運転のしやすさ

ピクシスエポック・ミライースはいずれもコンパクトなボディサイズ(全長3,395mm × 全幅1,475mm)で、狭い道でも取り回しがしやすいのが特徴です。最小回転半径は約4.4mと小さく、軽快なハンドリング性能が得られます。
また、アイポイント(視点の高さ)も程よく、見通しのよさと安心感があります。サイドミラーやフロントピラーの設計も工夫されており、死角が少なく、初心者でも運転しやすい車種といえます。

インパネ周り

ピクシスエポックとミライースのインパネは共通設計で、シンプルで使いやすい水平基調のデザインです。インパネシフトが採用されており、足元が広く、車内移動もしやすくなっています。

特徴 内容
シフト位置 インパネシフト
操作性 エアコン操作部も直感的配置
視認性 メーターはセンター配置(上級グレードはTFT付き)

メーター周りには視認性の高いディスプレイが備えられ、燃費情報や安全支援機能の表示も一目で確認できます。

内装・収納

インテリアは基本的にシンプルな設計ながら、収納スペースの多さが魅力です。助手席アッパーボックスやセンタートレイ、ドアポケットなどが充実しており、日用品の収納に困りません。

収納スペース 内容
グローブボックス 標準装備
助手席アッパーボックス ティッシュや小物入れに便利
ドリンクホルダー フロント・リア共に装備あり

また、上位グレードではファブリックの質感が高く、室内の雰囲気も向上します。

快適装備

快適装備についても、両車種はほぼ同一仕様です。オートエアコンやキーレスエントリー、電動格納ミラーなどは中位グレード以上に標準装備されています。
さらにXグレード以上では、プッシュスタートや助手席シートアンダートレイなども装備され、日常使いでの利便性が向上します。

グレード 快適装備例
L“SA Ⅲ”以上 キーレス、電動格納ミラー
X“SA Ⅲ”以上 オートエアコン、プッシュスタート

ボディカラー

ボディカラーの選択肢も、ピクシスエポックとミライースで共通しています。パステル系やモノトーン系の計9色前後が設定されており、好みに合わせた選択が可能です。

カラー例 備考
シャイニングホワイトパール

メーカーオプション限定色

ブライトシルバーメタリック 定番カラー
ファイアークォーツレッド アクセントに人気

カラー選択により、車両価格がやや変動することもありますが、どちらの車種も同等の選択肢が提供されています。

ミライースとプレオプラスとの違いは?

ミライースとプレオプラスとの違いは?

画像引用:スバル・プレオプラス

ミライースと混同されやすいのが「プレオプラス」。これはスバルが販売するOEM車で、ミライースとほぼ同じ設計を採用しています。
ここでは違いを確認しましょう。

プレオプラスはミライースのOEM車

プレオプラスは、スバルがダイハツからOEM供給を受けて販売している軽自動車です。ミライースをベースにしながら、エンブレムや販売経路を変えた車種となります。基本設計や性能はミライースと同じですが、細部にいくつか違いがあります。

グレード名が異なる

プレオプラスは、グレード構成や名称がミライース・ピクシスエポックと異なる点に注意が必要です。たとえば、ミライースで「L“SAⅢ”」と呼ばれるグレードが、プレオプラスでは単に「F」と表記されていたりします。

車種名 同等グレード(例)
ミライース L“SAⅢ”
プレオプラス F“スマートアシスト”

装備内容はほぼ同じですが、購入時にグレード名がわかりにくいという声もあるため、カタログやスペック表で確認しましょう。

ミライース・ピクシスエポックのほうが安い

プレオプラスはスバルディーラーでの取り扱いであることから、販売数が少なく、中古車市場での価格が高めに設定されていることが多い傾向があります。反対に、ミライースやピクシスエポックは流通量が多く、価格が比較的安いのが魅力です。

車種名 中古価格帯(目安)
ミライース 30万円台〜
ピクシスエポック 30万円台〜
プレオプラス 40万円台〜

価格重視の方には、ミライースまたはピクシスのほうが選びやすいといえます。

カラーや装備はプレオプラスのほうが充実

選べるカラーの種類は同等グレードで両車同じ数ですが、ミライースはその内2色がメーカーオプションとなります。プレオプラスでは標準装備で選べるのでお得です。
また、グレードによってはスバル独自のロゴ入りホイールキャップやステアリングバッジが装備されており、個性を出したい方には魅力的な選択肢です。

ピクシスエポックとミライースがおすすめな人の違い

購入を検討する際、どちらが自分に向いているのか迷う方も多いでしょう。ここでは、それぞれの車種が合う人の特徴を解説します。

ピクシスエポックがおすすめな人の特徴

ピクシスエポックがおすすめな人の特徴

画像引用:トヨタ・ピクシスエポック

以下のような方には、ピクシスエポックがおすすめです。

・トヨタディーラーでのメンテナンスを希望する人
・トヨタブランドに安心感を感じる人
・「T」マークのエンブレムが好みな人

また、トヨタのサポート体制や保証内容を重視する方にも適しています。すでにトヨタ車を所有している方や、トヨタ系列での下取り・買い替えを検討している方にもメリットがあります。

ミライースがおすすめな人の特徴

ミライースがおすすめな人の特徴

画像引用:ダイハツ・ミライース

一方、以下のような方にはミライースが向いています。

・ダイハツの車種を検討している人
・より選択肢の多い中古車市場から選びたい人
・ダイハツのエンブレムが好みな人

特に中古車流通が豊富で価格も抑えられる点はミライースの大きな強みです。全国のダイハツディーラーで購入・整備ができるので、安心して長く乗り続けられます。

ピクシスエポックとミライースをお得に購入するには?

ピクシスエポックとミライースをお得に購入するには?

両車種をできるだけお得に手に入れる方法として、以下の2つがあります。

中古車を検討する

中古車市場では、ピクシスエポック・ミライースともに支払総額30万円〜60万円前後で多数流通しています。登録年数や走行距離、グレードに応じて価格は変動しますが、「SAⅢ」付きの高年式車も比較的安価で購入可能です。

価格帯 登録年数 備考
30万円台 5〜7年落ち 走行5万km前後
50万円台 3年落ち以内 スマアシ付きが多い

中古車検索サイトや地元の中古車店を活用しましょう。

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届出済未使用車を購入する

新車同様の状態でありながら、価格が抑えられるのが届出済未使用車の魅力です。軽自動車販売店では、届出済未使用のピクシスエポックやミライースが100万円以下で販売されるケースもあります。

メリット 内容
価格 新車より10〜20万円安いことも
状態 走行距離数十km、ほぼ新車
登録済み 納期が短くすぐに納車可能

予算を抑えつつ新車に近い状態の車を求める方に最適です。

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ピクシスエポックとミライースの違いに関するご相談は軽の森へ!

ピクシスエポックとミライースは、ほとんど同じモデルながらも販売チャンネルやエンブレムなどに違いがあり、それぞれに適したユーザー層があります。グレード選びや価格、装備の比較はもちろん、下取りや購入方法まで含めて自分に合った一台を見つけることが大切です。

「どちらを選べばよいか悩んでいる」「お得に購入するには?」という方は、**軽自動車専門店「軽の森」**までお気軽にご相談ください。豊富な在庫と専門知識で、お客様にぴったりの1台をご提案いたします。

 

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出典

トヨタ(ピクシスエポック

スバル(プレオプラス

ダイハツ(ミライース

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。