軽自動車のリサイクル料金とは?相場や支払うタイミング、車種別の金額を解説
豆知識 2023.07.13

軽自動車のリサイクル料金とは?相場や支払うタイミング、車種別の金額を解説

自動車の購入時、諸費用の中に含まれている「リサイクル券」はその名の通り車をリサイクルするための費用のことを言います。

普段あまり気に留めないであろう書類のひとつですが、車を手放すタイミングでは必ず必要となる書類です。

リサイクル券について詳しく解説していくので、リサイクル券に関してお悩み中の方はぜひ参考にしてみてください。

軽自動車のリサイクル料金とは?

車をリサイクルするにはお金がかかり、この費用をリサイクル預託金といいます。シュレッダーダスト料金やエアバッグ類料金、フロン料金など複数の項目があり、車種によってもそれぞれ料金がことなることがポイントです。

このリサイクル料金は車の不法投棄などの問題を解決すべく2005年に施行された「使用済自動車の再資源化等に関する法律」により定められています。

リサイクル料金が必要な理由

自動車リサイクル法の対象となる車は?

リサイクル料金が必要な理由

茂みに置かれた車

自動車は全体の8割がリサイクルされていますが、残りの2割は埋立処分となっています。この2割の処分料金が近年高騰してきたことによって、不法投棄や不適切処理が行われ大きな問題となっていました。

これらを受け2005年に「使用済自動車の再資源化等に関する法律」が施行され、自動車メーカーや解体事業者、私たち自動車ユーザー等それぞれの役割を明確にしました。
廃棄物を適切に処理しゴミを減らすことで、資源循環型社会をつくることを目的としています。

またエアバッグやフロン類等は解体処理にも適正に処理を行わなければ危険も伴う作業であることから、無登録・無許可で廃車を扱った場合には、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。

自動車リサイクル法の対象となる車は?

軽自動車 疑問

自動車リサイクルの対象となる車はほとんど全部と覚えておきましょう。

以下に対象外となる車をまとめました。

・二輪車(原動機付自転車・側車付きを含む)

・大型特殊自動車・小型特殊自動車

・被けん引車

・その他(農業機械・林業機械など)

一覧を見ると分かるように、私たちが乗用として乗る車両には全てリサイクル法の対象となっています。
その他の車両はスノーモービルや行動を走らないレース用自動車なども含まれます。

リサイクル料金を支払うタイミング

リサイクル料金を支払うタイミングは基本新車を購入する時。見積もり書を確認してみると諸費用の中に含まれていることが多くあります。

この新車を購入する際にリサイクル料金を支払うことが、私たち自動車ユーザーの役割になるわけですが、自動車リサイクル法が施行された2005年以前に自動車を購入した方は購入時ではなく施行されてから最初に受ける車検のタイミングで請求されていることになります。

また車を廃棄する時にかかる、新車を買った時に支払う義務のある料金であるとすると、中古車を買った場合にはリサイクル料金は支払わなくていいのか。廃棄でなく売却した際にはリサイクル料金は必要なかったのではないかという点が気になりますよね。

車を購入した際に支払ったリサイクル料金は次のユーザーに引き継ぐことになるので、次のユーザーはその車両のリサイクル料金を前のユーザーに支払うことになります。
こうした仕組みで、中古車で購入してもリサイクル料金分の費用は支払う必要があり、廃車にせず売却・下取を行った場合にはリサイクル料金分の費用は戻ってきます。

車の売却や下取の際にはリサイクル料金相当額が含まれているか確認することを覚えておきましょう。

リサイクル料金の相場と車種別の金額一覧

自動車の水準によるリサイクル料金の水準は以下の表の通りです。

自動車の種類 装備類 リサイクル料金の合計の水準
軽・小型乗用車(コンパクトカー) エアバッグ類4個
エアコン有り
7,000~16,000円程度
普通乗用車 エアバッグ類4個
エアコン有り
10,000~18,000円程度
中・大型トラック エアバッグ類2個
エアコン有り
10,000~16,000円程度
大型バス エアバッグ類2個
エアコン有り
40,000~65,000円程度

出典:経済産業省

所有しているご自身のリサイクル料金を調べるには、「自動車リサイクルシステム」のリサイクル料金検索に車体番号や登録番号を入力することで確認ができます。

また車種別の料金が気になる方はメーカーのサイトから調べることも可能です。

ダイハツ

スズキ

ホンダ

ニッサン

三菱

トヨタ

マツダ

スバル

リサイクル料金を支払うと発行される「リサイクル券」とは?

リサイクル料金を支払ったことを証明するリサイクル券。普段あまり必要となるシーンはありませんが、車を手放す時にはなくてはならないとても重要な書類です。

リサイクル料金が戻る条件や紛失してしまったときの対処法について解説していきます。

リサイクル券を使用するタイミング

リサイクル料金が戻る条件

リサイクル券を紛失してしまったときの対処法

リサイクル券を使用するタイミング

車

車を中古車として売却するときや、廃棄するときに必要になります。

車を売却・下取に出す場合、車をリサイクルするわけではないのでリサイクル料金は返金され次のユーザーがリサイクル料金を負担することになります。

廃棄する際にも、きちんとリサイクル料金を支払っているかを確認するためにリサイクル券は必要です。(廃棄する場合にはリサイクル料金は戻ってきません。)

普段は滅多に使うことの無い書類のひとつなので、誤って捨ててしまわないよう車検証などと一緒に保管しておくことがおすすめです。

リサイクル料金が戻る条件

査定 イメージ

車を手放す時、廃車ではなく次のユーザーの手に渡る場合には1度払ったリサイクル料金は返金されます。

しかし車両代金がいくらで、リサイクル料金がいくら。といった内訳はせず全て合わせた買い取り額を提示する買い取り業者も多いため、売却・下取の査定時にはリサイクル料を除いた買取価格を確認してみるのもおすすめです。

しかし自分では売った車がまだ現役で、次のユーザーの手に渡ると思っていても、買取・下取を行ったお店が廃棄と判断した場合にはリサイクル料金は戻ってこないので注意しましょう。

リサイクル券を紛失してしまったときの対処法

紛失 イメージ

リサイクル券を紛失してしまった場合には、自動車リサイクルシステムのサイトから「自動車リサイクル料金の預託状況」をプリントアウトした書面でリサイクル券の代用が可能です。

リサイクル料金検索から車検証を参考に自動車の情報を入力するだけなので、手段はとても簡単です。サイトにアクセスできる時間帯(7:00~24:00)が限られていますので時間にだけ気を付けましょう。

よくある質問

リサイクル料金に関するよくある質問をまとめました。

これまでの解説の中で疑問が解決できていない方はぜひチェックしてみてください。

自動車を売却・下取に出した場合、自動車税や重量税もリサイクル料金同様に戻ってくるのか

中古車購入の際、予備検査付きとあるのは、リサイクル料金は含まれているのでしょうか

自動車を売却・下取に出した場合、自動車税や重量税もリサイクル料金同様に戻ってくるのか

毎年4月1日に車を所有している人が、1年分納めることになっている自動車税。自動車税は月割り計算などで残りの分が戻ってくる可能性があります。売却・下取を行う際には、担当者に聞いてみるといいでしょう。

しかし自動車を売却・下取に出したとき、車検のタイミングで次の車検までの2年間分を納める自動車重量税は戻ってきません。

そのため車検を受けた直後に車を手放してしまうともったいないですよね。車検期限の前後でお車のお乗り換えを検討されている場合には、車検を受ける前に手放して、車検にかけるお金を次の新しい車の支払いに充ることがおすすめです。

中古車購入の際、予備検査付きとあるのは、リサイクル料金は含まれているのでしょうか

中古車販売店に行くと「予備検査付き」と表記されている車両をみかけますよね。これは車検が切れているけれど車検と同じチェックがされている車だということを表しています。

在庫のままで車検を通しても税金がかかってしまうためにこのような処置が行われており、購入後に車検を通しても部品の交換など上乗せの費用をかけずに乗れる意味を持つ表記です。

このように予備検査付きとは車検に関する文言なので、リサイクル料金には関係ありません。リサイクル料金は車体価格には含まれていないと考えましょう。

軽自動車の購入は新車?それとも中古車?

リサイクル料金は新車でも中古車でも同じように費用がかかることが分かりましたが、実際のところ車を購入する時新車で買った方がいいのか、それとも中古車がお得なのか。決め悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、新車も中古車も得手不得手があり人それぞれの価値観の違いからどちらがむいているかが変わってきます。

新車と中古車それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

新車のメリット

新車のデメリット

中古車のメリット

中古車のデメリット

新車のメリット

新車のメリットは新品であるからこその満足感・安心感と、メーカーオプションが自由に選べるので手間をかけずに思い通りの車を手に入れられることです。

メリット

・新品であるからこその満足感

・メーカーオプションが付けられる

新品であるからこその満足感

自動車は契約・注文を行ってから製造される完全受注生産が特徴です。
そのため新車を購入するということはその人のために造られたということ。車検証もワンオーナーめになれるので新車でしか味わえない特別感がありますよね。

中古車はどれだけ走行距離が短くても走行歴がある=飛び石など目には見えなくても細かい傷は付き物です。
新車にはこういったキズや汚れなどもなく正真正銘のピカピカの状態であることが大きなメリットだと言えるでしょう。より愛着がわき、自然と扱いも丁寧になるので安全運転にも期待がもてますね。

メーカーオプションが使られる

メーカーオプションとは製造過程の中でのみ搭載が可能な後付けのできないオプションのこと。そのため自分の希望通りにメーカーオプションが選べるのは新車を購入する人の特権と言えるでしょう。

スライドドアの手動から電動への変更や、ボディカラー。先進安全機能もメーカーオプション設定されている車種が多くあります。

もちろん費用はかかってしまいますが、手間をかけずに自分の希望通りの車両を手に入れられるのは新車ならではのメリットです。

新車のデメリット

新車のデメリットは価格の高さと、納期が長く手元に車が来るまでに時間がかかることです。

早く車が欲しい人にとってはデメリットになると言えるでしょう。

デメリット

・価格面では中古車に敵わない

・納車までに日数がかかる

価格面では中古車に敵わない

新車購入時にもセール時期などによって値段交渉に応じてくれる可能性はありますが、それでも150万円の車が100万円で購入できることは無いに等しいでしょう。

また車両本体価格だけでなく、新車にはドライブレコーダーやナビなどの付属機器や、フロアマット・ドアバイザーなども付いておらず車両本体価格に上乗せされていく仕組みです。

中古車の場合は車両によってナビやETCなどが最初から付いた状態で販売されているものも多く、こうした点を比べると価格面では中古車に敵わないということが分かります。

納車までに日数がかかる

新車が受注生産であるが故に契約を交わした後に納車ができるまで期間が数ヵ月とかかってしまうことがデメリットです。

一般的な納車期間は1ヵ月から3ヵ月程度と言われいて、車種やオプションによって大きく異なります。
特に近年では世界的な半導体不足や世界情勢の不安定化が影響し、人気の高い車種などは半年から数年待ちと長期化が問題となっているものもあります。

今まで乗っていた車の不具合やライフスタイルの変化などで早くに車が欲しい人にとってはいつになるか分からない納期の長さはデメリットになるでしょう。

中古車のメリット

中古車のメリットはなんといっても価格の安さです。同じ車種でも状態によって価格に差があるため予算内での選択肢が豊富にあります。

納車期間が短く、直ぐに手元にくることも中古車ならではのメリットでしょう。

メリット

・選択肢が豊富

・納車までの日数が短い

選択肢が豊富

中古車市場には最新のモデルから過去に販売されていた既に生産終了してしまった車種や、モデルチェンジが入った型落ちのモデルも今でも多く流通しています。

また中古車の車両価格は年式や走行距離を基準にして価格がつけられるため、新車では手の届かなかった車種も中古車で年式や走行距離の条件次第では手を伸ばせば届く可能性もありことが特徴です。

年式の古い車は税金や安全性能はよくチェックしておく必要がありますが、今新車ではなかなか気に入った車種が見つからないという方は中古車販売店をのぞいてみることがおすすめですよ。

納車までの日数が短い

新車の納期が1ヵ月から3ヵ月かかるのに対し、中古車の納期はおおよそ10日から2.3週間と短いこともメリットです。
もちろん販売店やオプションによっても異なりますが、早く車が欲しい方には中古車がおすすめだと言えるでしょう。

新車は受注生産ですが、中古車は在庫販売のため既に車がお店にある状態ですよね。そのため契約をした後は書類の手続きと車両の点検・メンテナンスが完了すれば納車ができる状態になります。

少しでも早く納車をしたいとお考えの方は準備に時間のかかる書類は事前に準備しておくとより早く手続きが進みますよ。

中古車のデメリット

中古車のデメリットはメーカーオプションがつけられないことや、車の状態にバラつきがあることです。

中古車の中には、あまり長く乗ることのできない車両もあるため見極めが重要になってくることがデメリットでしょう。

デメリット

・メーカーオプションには非対応

・車の状態にバラつきがある

メーカーオプションには非対応

中古車はどれも既に車が完成している状態であるため、製造過程でつけられるメーカーオプションには対応していません。
もし希望するメーカーオプションがあった場合には、予めそのオプションを搭載してつくられた車両を探しださなくてはいけないことになります。

希望するメーカーオプションが1つ2つであった場合には条件に当てはまる車両も時間をかければ見つけられるかもしれませんが、メーカーオプションの他にも金額や年式など条件が多いとそれだけ時間も労力もかかってくることになります。

希望条件が多く、妥協もしたくない方にとっては中古車でのお車探しは根気がいるでしょう。

車の状態にバラつきがある

中古車の大半は過去に走行歴のある使用済みの車です。そのため前のユーザーがどれだけメンテナンスを行っていたかや、走行環境によっても車の状態にはバラつきが出てきます。

例えば、一見古く沢山走った車両でも、適切にメンテナンスを行いエンジンに負担の少ない運転を心がけて使用されていた車は状態がよく、年式が浅く走行距離が短くてもメンテナンスをおろそかにしエンジンに負担のかかるシビアコンディションと呼ばれる状況にあった車は状態が悪くなっている可能性があります。

車の状態を見極めることは難しいですが、購入時には必ず現車を確認してエンジンをつけた時の異音や異臭がしないか等細かくチェックしておくことが重要です。

中古軽自動車の購入・売却サポートは軽の森におまかせ!

自動車を購入する際に含まれているリサイクル料金は、環境問題への取り組みとしてとても重要であることや、リサイクル券はリサイクル料金を支払った証明になるということが分かりました。

普段は車検証等と一緒に、なくさないよう保管しておくことがおすすめです。

今回紹介してきたのは南大阪を拠点に活動する、届出済未使用車専門店「軽の森」です。
届出済未使用車とは、届出が済まされただけの未だ誰も使用していない未使用の車のことを言います。新品同様のキレイな状態でありながら、書類上は中古車扱いで新車よりもうんと安く購入することが可能です。

軽の森では国内オールメーカー全ての車を取り扱っており、メーカーの異なる車種を横並びで比較を行うこともできます。
またスタッフもメーカーに偏らず中立的な立場で特徴など紹介できるのも軽の森ならではの魅力です。

欲しい車が未だ決まっていない方にもスタッフが親切・丁寧を心掛け、全力でサポートさせていただきますので、是非お気軽にお電話やメールにてお問い合わせください。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

出典

経済産業省

環境省

公益財団法人自動車リサイクル促進センター

トヨタ

ダイハツ

スズキ

ホンダ

ニッサン

ミツビシ

マツダ

スバル

 

この記事を書いた人
営業
森田龍太郎
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。