タントのエンジン警告灯が点灯する原因とは?よくある症状と対処法を解説|メンテナンス|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
メンテナンス 2026年2月18日

タントのエンジン警告灯が点灯する原因とは?よくある症状と対処法を解説

タントに乗っていて突然「エンジン警告灯」が点灯すると、多くの方が不安になります。実際、警告灯はエンジンや排気ガスに関わる異常を知らせる重要なサインで、放置すると燃費悪化や故障につながることもあります。ただし、点灯したからといって必ず重大なトラブルとは限らず、原因によって危険度は大きく異なります。

この記事では、タントでエンジン警告灯が点灯する主な原因、症状の見分け方、正しい対処法、修理費用の目安まで、初めての方でも迷わないように詳しく解説します。

タントでエンジン警告灯が点いたとき、考えられる原因は?

タントでエンジン警告灯が点いたとき、考えられる原因は?

タントのエンジン警告灯が点灯する原因は、センサー系の異常から点火系のトラブル、燃料系の不具合まで幅広く存在します。特にタントは街乗り中心の使用が多く、短距離走行が続くと排気系のセンサーが汚れやすくなる傾向があります。警告灯は「異常を検知した」という通知であり、点灯の仕方や車の状態によって緊急度が変わります。
ここでは、タントでよくある原因を整理し、症状の見分け方までまとめて解説します。

そもそもエンジン警告灯って何?

エンジン警告灯とは、いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように異常が起きたのかを、車のコンピューター(ECU)が検知し、運転者へ知らせるための警告表示です。主に排気ガスの浄化装置、燃料噴射、点火、センサー類など、エンジン制御に関係する部品の異常が対象になります。
タントの場合も例外ではなく、O2センサーや点火系、吸気系の異常を検知したときに点灯します。警告灯が点灯している状態は、車が「何らかの異常を記録している」状態なので、たとえ走れていても放置し続けるのはおすすめできません。

タントでよくある警告灯の原因

タントで多いエンジン警告灯の原因は、センサー異常・点火不良・吸気漏れなどが中心です。
特に「走行距離が増えてきた車」「短距離走行が多い車」「アイドリングが多い車」は、警告灯が点きやすい傾向があります。

O2センサーの異常で点灯するケース

タントで非常に多いのが、O2センサー(酸素センサー)の異常です。O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を測定し、燃料の噴射量を調整するために使われています。
このセンサーが汚れたり劣化したりすると、ECUが「排気ガスが正常に処理できていない」と判断し、警告灯が点灯します。
症状としては、走行自体はできるものの「燃費が悪くなった」「加速が鈍い」「アイドリングが不安定」などが起きることがあります。放置すると触媒(キャタライザー)に負担がかかり、修理費用が高額化する可能性があります。

エンジンの失火が原因の場合

エンジンの失火(ミスファイア)も、タントで警告灯が点灯する代表的な原因です。
失火とは、点火プラグなどが正常に燃焼できず、エンジンの一部の気筒がうまく動かない状態です。
この場合「エンジンがブルブル振動する」「加速しない」「坂道でパワーが出ない」など体感できる異常が出やすくなります。失火は触媒を傷める原因にもなるため、早めの修理が重要です。

その他、意外と多い原因とは

意外と多いのが、吸気系のトラブルや燃料系の異常です。例えば以下のようなケースがあります。

  • エアクリーナーの詰まり
  • エアフロセンサーの汚れ
  • スロットルボディの汚れ
  • 燃料キャップの締め忘れ(車種によっては検知する)
  • バッテリー電圧低下による誤検知

これらは重大故障ではない場合もありますが、放置すると別の不調につながるため、点灯した時点で点検が安全です。

エンジン始動直後に点く場合は心配なし

エンジン始動直後に警告灯が一時的に点灯するのは、正常な動作であることが多いです。
タントを含む多くの車は、キーをONにしたときにメーター内のランプが一斉に点灯し、その後エンジン始動とともに消える仕組みになっています。これは球切れチェックの意味もあります。
ただし、始動後も消えずに点灯し続ける場合や、走り出してから再点灯する場合は、異常が記録されている可能性が高いので注意が必要です。

点灯したらすぐ対応?様子見で大丈夫?症状の見分け方

エンジン警告灯が点灯したときは、まず「走行に違和感があるか」「点滅していないか」を確認することが重要です。
緊急停止が必要なケースと、慎重に走って入庫できるケースがあります。

走行中に違和感がある場合は要注意

走行中に以下のような違和感がある場合は、重大なトラブルが進行している可能性があります。

  • 加速しない、踏んでも進まない
  • エンジンがガタガタ振動する
  • アイドリングが不安定で止まりそう
  • 排気ガスの臭いが強い
  • エンジン音がいつもと違う
  • 燃費が急に悪化した

この状態で走り続けると、触媒の破損やエンジン内部の損傷につながることがあります。安全な場所へ移動し、早めに整備工場へ連絡することが大切です。

警告灯が点滅している場合は危険信号

エンジン警告灯が「点滅」している場合は、基本的に危険度が高い状態です。
点滅は、失火などで未燃焼ガスが排気側へ流れ、触媒が高温になっている可能性があるサインです。
このまま走行を続けると、触媒が焼損し高額修理につながることがあります。また、エンジンのパワーが落ちて危険運転になる場合もあります。
点滅を確認した場合は、無理に走らず安全な場所に停車し、ロードサービスやレッカーを手配する判断が必要です。特に高速道路や交通量の多い場所では、早めの安全確保が最優先です。

点灯だけならまずは落ち着いて確認

警告灯が点灯しているだけで、走行に違和感がない場合は、いきなり故障で動けなくなるケースは比較的少ないです。
この場合は、以下を順番に確認すると安心です。

  • エンジン音や振動がいつも通りか
  • 加速が重くないか
  • 異臭(ガソリン臭・焦げ臭)がないか
  • 他の警告灯(油圧・水温など)が点いていないか

違和感がなければ、急加速や高回転を避けつつ、ディーラーや整備工場へ入庫するのが基本です。
「点灯したまま何週間も放置」はおすすめできません。小さな異常でも記録が残り続け、後で原因特定が難しくなることがあります。

タントでエンジン警告灯が点いたらどうすればいい?

タントでエンジン警告灯が点いたらどうすればいい?

タントでエンジン警告灯が点灯したら、まずは点灯状態と車の症状を確認し、適切に入庫することが重要です。
警告灯は自己判断で消すのではなく、原因を特定して修理することで安全に解決できます。

ディーラーや整備工場に持ち込む

警告灯が点灯したら、基本はディーラーまたは整備工場で診断機(OBD)を使って点検してもらうのが最も確実です。タントの場合、ECUには「故障コード」が保存されており、これを読み取ることで原因の候補がかなり絞れます。
目視点検だけでは分からない不具合も、診断機があれば早期に発見できます。また、警告灯が点灯したままでは車検に通らないケースもあるため、放置せず点検が必要です。
「点灯したが走れる」状態ほど、つい後回しにしがちですが、結果的に修理費用を抑えるためにも早めの診断が大切です。

エンジン不調がある場合はレッカーを使う

警告灯が点灯し、さらにエンジン不調が出ている場合は、無理に走らずレッカー移動が安全です。
特に以下の状態では、走行を続けることで故障が悪化する可能性があります。

  • 警告灯が点滅している
  • エンジンが激しく振動する
  • 加速できず交通の流れに乗れない
  • 異臭がする
  • エンジンが止まりそう

無理に走って触媒やエンジンを壊すと、数万円で済む修理が十数万円以上になることもあります。
レッカー費用が不安な場合でも、自動車保険のロードサービスで無料範囲があるケースが多いので、まずは契約内容を確認するのがおすすめです。

車検に通らないときは修理が必須

エンジン警告灯が点灯している状態では、車検に通らない可能性が高いです。
理由は、警告灯が排気ガス関連の異常を示している場合、保安基準に適合しないと判断されるためです。
特にO2センサーや触媒関連の異常は、排出ガス基準に影響するため厳しく見られます。
また、警告灯が点いていなくても、故障コードが残っていると検査で指摘される場合もあります。
車検が近い方は「とりあえず消して通す」という考えではなく、根本修理を前提に整備工場へ相談するのが確実です。

点検原因を正しく改善する

エンジン警告灯は、原因を直さない限り再点灯することが多いです。例えばO2センサーが劣化しているのに、警告灯だけをリセットしても、再び異常が検知されれば点灯します。
また、失火が原因の場合は点火プラグやイグニッションコイルなど複数部品が関係するため、部分的な交換だけでは直らないこともあります。
正しい流れは以下です。

  • 診断機で故障コードを確認
  • 実際の不具合を点検で特定
  • 必要部品を交換または清掃
  • 再診断して正常を確認

原因を曖昧にしたまま修理すると、余計な費用がかかるため注意が必要です。

タントのエンジン警告灯の色で何がわかる?危険度チェック

タントのエンジン警告灯の色で何がわかる?危険度チェック

警告灯は色によって緊急度が異なります。タントのメーターに表示される警告灯は、黄色・赤色などで意味が分かれており、正しく理解しておくと「止まるべきか」「入庫まで走れるか」を判断しやすくなります。
ただし、エンジン警告灯は基本的に黄色が多い一方で、黄色だから安心というわけではありません。点滅や症状の有無も含めて総合判断が必要です。ここでは色別の危険度を整理します。

黄色の警告灯:どんな意味がある?危険度は?

黄色のエンジン警告灯は「重大故障の直前」というより、「異常を検知したので点検が必要」という意味で点灯することが多いです。
タントで黄色点灯が出た場合、代表例は以下です。

  • O2センサー異常
  • エアフロセンサー異常
  • 点火系の軽い失火
  • 排気系の異常

黄色の場合、走行できることも多いですが、放置すると燃費悪化や触媒故障につながる可能性があります。
特に「点灯したまま長距離走行」「高速道路を走り続ける」はリスクが高まります。違和感がない場合でも、早めに整備工場で診断を受けることが安全です。

赤色の警告灯:見たらすぐ止めるべきサイン

赤色の警告灯は、エンジン警告灯とは別に「油圧」「水温」「充電系」など、緊急停止が必要な内容を示すことが多いです。
もしタントで赤色警告灯が点灯した場合は、エンジン本体を壊す危険性が高いため、すぐに安全な場所へ停車する判断が必要です。例えば油圧警告灯が点いたまま走行すると、エンジン内部が焼き付く可能性があります。
また水温警告灯が赤で点灯している場合は、オーバーヒートの危険があり、走行を続けると修理費用が非常に高額になります。
赤色は「走れるかどうか」ではなく「止めるべきかどうか」で判断するのが基本です。

緑や青の警告灯は基本的に問題なし

緑や青のランプは、警告というより「作動表示」であることがほとんどです。
例えば以下のようなものが代表です。

  • ヘッドライト(ハイビーム)表示
  • ウインカー表示
  • アイドリングストップ作動表示
  • クルーズ系の作動表示(車種による)

緑や青が点灯していても、故障を示すものではないため基本的に心配はいりません。
ただし、車種や年式によって表示の意味が異なることがあるため、取扱説明書で確認できるとより安心です。
エンジン警告灯は多くの場合黄色で表示されるため、緑や青とは性質が違うことを覚えておくと判断しやすくなります。

タントのエンジン警告灯を消す方法はある?

タントのエンジン警告灯を消す方法はある?

タントのエンジン警告灯を消す方法として、診断機でリセットする、バッテリー端子を外すなどの方法がネット上で紹介されることがあります。
しかし、警告灯は原因が残っていれば再点灯します。さらに、バッテリーを外す方法は学習値がリセットされ、アイドリング不調や燃費悪化につながる場合もあります。
最も安全で確実なのは、整備工場で故障コードを確認し、原因を修理した上で警告灯を消す方法です。
また、警告灯が消えても「故障コード履歴」が残る場合があり、車検や点検で指摘されることもあります。警告灯を消すこと自体が目的にならないようにし、原因の改善を優先することが重要です。

センサーや部品の修理費用の目安

センサーや部品の修理費用の目安

タントのエンジン警告灯の修理費用は、原因部品によって大きく変わります。
軽いセンサー交換なら数千円から数万円で済みますが、触媒や点火系が絡むと高額になることがあります。

ディーラーに依頼した場合の相場

ディーラーは純正部品を使用し、診断も丁寧なため安心感があります。その一方で、工賃が高めになりやすい傾向があります。
タントでよくある修理費用の目安は以下です。

内容 費用目安
故障診断(診断機) 3,000〜8,000円
O2センサー交換 25,000〜50,000円
点火プラグ交換 10,000〜25,000円
イグニッションコイル交換 20,000〜60,000円
触媒交換 100,000円以上

費用は年式やグレード、部品価格によって変動します。ディーラーは保証対応になる可能性もあるため、まず相談する価値があります。

整備工場に依頼した場合の相場

整備工場では、部品選択の幅が広く、費用を抑えられることがあります。例えば社外品やリビルト品を使えるケースもあります。
タントの修理費用目安は以下です。

内容 費用目安
故障診断(診断機) 2,000〜5,000円
O2センサー交換 15,000〜40,000円
点火プラグ交換 8,000〜20,000円
イグニッションコイル交換 15,000〜50,000円
スロットル清掃 8,000〜20,000円

整備工場は費用面で有利ですが、原因特定が曖昧なまま修理すると、交換部品が増えて結果的に高くなる場合もあります。診断が得意な工場を選ぶことが大切です。

タントのエンジン警告灯が点灯した際にやってはいけないこと

タントのエンジン警告灯が点灯した際にやってはいけないこと

エンジン警告灯が点灯したとき、間違った対応をすると故障が悪化したり、修理費用が増えたりすることがあります。
ここでは、特に避けたい行動を整理します。

警告灯を無視して運転を続ける

警告灯を無視して運転を続けるのは、最も危険な対応です。
特に失火が原因の場合、未燃焼ガスが触媒に流れ込み、触媒が損傷して修理費用が跳ね上がる可能性があります。
また、燃料が濃い状態が続くと燃費が悪化し、エンジン内部にカーボンが溜まりやすくなります。「走れるから大丈夫」と思って放置すると、後から大きなトラブルに発展することがあるため注意が必要です。
警告灯が点いた時点で、車はすでに異常を記録しています。違和感がなくても、早めに点検することが結果的に安心につながります。

自己判断で修理しようとする

自己判断で部品を交換したり、警告灯を消したりするのもおすすめできません。
理由は、エンジン警告灯の原因が一つとは限らず、診断機で故障コードを確認しないと正しい原因にたどり着けないことが多いからです。
例えば、O2センサー異常のコードが出ていても、実際には吸気漏れが原因で空燃比が狂っているケースもあります。この場合、O2センサーを交換しても再点灯します。
また、バッテリー端子を外して消す方法は、学習値が消えることで別の不調を呼ぶこともあります。
修理はプロに任せ、確実に原因を特定して改善することが最も安全です。

タントのエンジン警告灯の原因に関するご相談は軽の森へ!

タントのエンジン警告灯は、O2センサーや点火系など比較的よくある原因から、放置すると高額修理につながるトラブルまで幅広く存在します。点灯したときに大切なのは、慌てずに「点滅していないか」「走行に違和感がないか」を確認し、早めに診断機で原因を特定することです。

軽の森では、タントを含む軽自動車の点検・修理のご相談を多数承っており、症状に合わせた適切な診断と修理提案が可能です。警告灯が点灯したまま走り続けると、触媒などの高額部品が故障するリスクが高まります。
不安なまま乗り続けるよりも、早めにプロへ相談し、安全で快適なカーライフを取り戻しましょう。

 

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出典

ダイハツ(タント

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。