N-BOXは燃費が悪い?グレード別・年式別に徹底検証|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年2月26日

N-BOXは燃費が悪い?グレード別・年式別に徹底検証

ホンダが生産・販売する軽自動車N-BOX。
歴代軽自動車売上No.1を誇る車で、新車でも中古車市場でも高い支持を集めています。

新しい車を購入するとき、燃費性能が気になっている方は多いでしょう。N-BOXは、燃費性能にも優れており、エコな車をお探しの方にもピッタリです。

この記事では、N-BOXの燃費性能にフォーカスを当てて、実燃費やライバル車との燃費比較を詳しく紹介します。また、N-BOXの燃費を向上させるコツもまとめているので、N-BOXの燃費が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

N-BOXの燃費性能は?

N-BOX

軽自動車のカタログ燃費で、20km/L前後であれば決して燃費性能が悪いとは言わないでしょう。

現行のN-BOXは、CVTや自然吸気エンジン・ターボエンジンなどの見直しを行い、上質な走りを実現しています。

しかし、近年ではマイルドハイブリッドシステムを搭載した燃費性能に優れたモデルが数々販売されています。

燃費性能をウリにした軽自動車と比べると、マイルドハイブリッドシステムを搭載していないN-BOXはやや劣勢な状態です。

  FF 4WD
N-BOX 21.6km/L 19.4km/L
N-BOXカスタム 21.5km/L 19,4km/L
N-BOXカスタム ターボ 20.3km/L 18.4km/L
N-BOXJOY 21.3km/L 19.3km/L
N-BOXJOY ターボ 20.2km/L 18.4km/L

(カタログ燃費WLTCモードで比較)

駆動方式の違いでは差がありますが、カスタムやJOYなどタイプの違いでは燃費性能にそこまで大きな違いはありませんでした。

 

 

気になるN-BOXの実燃費を大公開!

実燃費は、走行環境やドライバーの運転の仕方などによって異なります。
一定の速度で走りやすい地方で使用されるN-BOXと、信号が多く走ったり止まったりする動きの多い都心部で使用されるN-BOXとでは、燃費に差がでることは明らかです。

ここからは、N-BOXの実燃費を現行モデルと先代モデルに分けて見ていきましょう。

現行モデル

新型N-BOX
  FF 4WD
N-BOX・カスタム・JOY 16.12km/L 13.51km/L
N-BOXカスタム・JOY ターボ 15.36km/L 15.83km/L

新型N-BOXは、旧型N-BOXに比べて安全瀬能がより向上していることがポイントです。従来のN-BOXも決して充実していなかったわけではありませんが、旧型が搭載している安全性能に、急アクセル抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキなどが追加されています。

室内寸法はそこまで大きく変わりませんが、よりすっきりとした印象を受けることも新型N-BOXのポイントです。

先代モデル

旧型N-BOX
  FF 4WD
N-BOX 16.75km/L 15.78km/L
N-BOXカスタム

15.17km/L

15.19km/L
N-BOXカスタム ターボ 15.32km/L 13.62km/L

旧型にしかない機能には、助手席シートのスライド幅が前後570mmもある「スーパースライドシート」があります。

自分の好みに応じて、ベンチシートとスーパースライドシートが選べていたことが魅力です。

また、フロントグリルの開口幅を小さく抑えて、シンプルな造りにしたエクステリアもポイント。親しみやすいデザインで、幅広い世代から支持を集めていました。

 

 

N-BOXとライバル車の燃費を比較

車種 カタログ燃費 実燃費
N-BOXN-BOX(ホンダ) 21.6km/L 16.12km/L
タントタント(ダイハツ) 20.1km/L 17.52km/L
スペーシアスペーシア(スズキ) 30.4km/L 18.43km/L

ルークスルークス(日産)

27.2km/L 15.34km/L

N-BOXと比較・検討されることの多い軽ハイトワゴンの3車種の燃費性能を表にしました。

カタログ燃費・実燃費ともにスズキのスペーシアが最も数値が高く、低燃費であることが分かります。
これは、スペーシアがハイブリッド機能を搭載していることが理由です。

しかし、こうして4車種並べてみても、そこまで大きな差が開いているわけではありません。
車を選ぶときの参考程度にしてみてください。

 

 

燃費性能だけじゃない!N-BOXの魅力

N-BOX
基本スペック
寸法 3395/1475/1790~
室内寸法 2125/1350/1400
燃費性能
(WLTCモード)
20.2km/L~
乗車定員 4
車輛小売り価格 1,689,600円~
・広々とした室内空間
・デザイン性
・運転のしやすさ
・安全性能の高さ

N-BOXには、燃費性能だけではない数多くの魅力があります。ここからは、N-BOXの魅力について紹介します。

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N-BOXがマイナーチェンジ!

広々とした室内空間

N-BOXは、軽自動車とは思えないほど広い室内空間を誇ります。高い天井と、フラットな床設定により、快適な乗り心地が実現されていることが特徴です。

リアシートにはスライド機能が付いており、後部座席に座る人の足元のスペースを確保したり、荷物スペースを調整したりできます。

この機能により、長時間の移動でも快適にすごせます。家族でお出かけに行くときには、後部座席を最大限後ろにスライドさせることで空間を広く確保でき、よりリラックスできるでしょう。

また、大きな荷物を積む時には前方にスライドさせることで荷室スペースを広くできます。

N-BOXは、軽自動車であることから車のスペースに限りがありますが、ドリンクホルダーやシートバックポケット、アンダートレイなど多彩な収納スペースを設備しておりスッキリとした空間を保てるでしょう。

デザイン性

N-BOXのモダンで洗練されたデザインは、幅広い年齢層から支持されています。とくにカスタムモデルはスタイリッシュな外観が特徴です。

N-BOXカスタムモデルでは、メッキグリルや専用ホイールといった高級感のある装備が採用されており、外観にこだわる方にもおすすめです。

また、選べるボディカラーも豊富で、自分の好みに合わせた1台を見つけられるでしょう。

さらに、ヘッドライトやテールランプにはLEDが採用されており、視認性とデザイン性を両立させています。

運転のしやすさ

N-BOXは、軽自動車とは思えないほどの視界の良さと操作性に優れていることが特徴です。アイポイントが高いため、運転席からの見晴らしが良く周囲の確認がしやすくなっています。

とくに都心部の狭い道路や駐車場での取り回しの良さは抜群で、小回りが利くため、初心者でもスムーズに運転ができるでしょう。

また、ハンドル操作が軽く、長時間の運転でも快適です。渋滞時や細かいカーブが続く道でもストレスなく運転できるため、疲れにくいのが魅力です。

さらに、軽自動車ながら安定感のある走りを実現しており、高速道路でも安心して運転できます。

N-BOXは、スライドドアを採用しているため、狭い駐車場でも乗り降りがしやすいです。子どもを乗せる際や、買い物帰りに荷物を持っているときなど、日常のさまざまなシーンで便利に使えます。

安全性能の高さ

N-BOXは、最新の安全技術を積極的に採用し、高い安全性能を実現しています。ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が全車に標準装備されており、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など多くの先進機能が搭載されています。

さらにボディ構造にもこだわりがあり「G-CON」を採用することで、高い衝突安全性能を確保。万が一の事故の際にも、乗員の安全を守る設計となっています。

N-BOXは、コンパクトな軽自動車でありながら、大型車にも負けない高い安全性能を誇っています。

  

 

N-BOXの燃費を向上させるコツ

N-BOX

N-BOXの燃費を向上させるコツには、以下のようなポイントがあげられます。

・エコドライブを心がける
・定期的にメンテナンスする
・不要な荷物を積まない

ここからは、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

エコドライブを心がける

N-BOXの燃費を向上させるためには、まず「エコドライブ」を意識することが大切です。
エコドライブとは、無駄な燃料消費を抑えつつ、安全で快適に運転するための方法です。
アクセルの踏み方やブレーキの使い方を工夫することで、大幅に燃費を改善できます。

例えば、急発進や急加速は燃料を多く消費するため、ゆっくりと加速することを意識しましょう。信号待ちからの発進時も、アクセルをやさしく踏み込むことで、エンジンの負荷を軽減し、燃費の向上につながります。

また、一定の速度を保つことも重要です。高速道路や長距離ドライブでは、急な加減速を避け、流れに乗ったスムーズな運転を心がけることで、燃費のロスを防げます。

さらに、アイドリングストップ機能を活用するのも効果的です。
N-BOXにはアイドリングストップ機能が搭載されており、信号待ちや渋滞時に自動的にエンジンを停止することで、燃料消費を抑えられます。

ただし、短時間の停止では頻繁なエンジン再始動による負荷がかかるため、状況を見極めながら使用することが大切です。

このように、普段の運転を少し意識するだけで、N-BOXの燃費を効率よく向上させることができます。

定期的にメンテナンスする

燃費を向上させるためには、定期的なメンテナンスも欠かせません。車の状態が悪いと、エンジンやタイヤに余計な負担がかかり、燃費が悪化してしまいます。

エンジンオイルが劣化すると、エンジンの動きが悪くなり燃費が悪化します。一般的には5,000km~10,000kmごとの交換が目安です。

次にタイヤの空気圧も重要なポイントです。空気圧が不足していると、余分な燃料を消費する原因になります。ガソリンスタンドで燃料を給油したタイミングなど、ついでに空気圧をチェックし、適正な圧力を保ちましょう。

また、エアフィルターが汚れているとエンジンに十分な空気が供給されず、燃焼効率が悪化します。エアフィルターの点検・交換も定期的に行うことで、燃費を改善できるでしょう。

不要な荷物を積まない

意外と見落とされがちですが、車の重量が増えると燃費が悪化するため、不要な荷物を積まないことも燃費向上の大きなポイントです。

特にN-BOXは広い収納スペースが魅力の一つですが、その分、つい荷物を載せっぱなしにしてしまいがちです。

例えば、車のトランクに長期間使用しない荷物を積んでいると、それだけ車の重量が増し、エンジンの負担が大きくなります。

特に、ゴルフバッグや工具類などの重い荷物は、燃費に大きく影響を与える可能性があるため、必要のないものはできるだけ降ろすようにしましょう。

 

 

N-BOXの燃費に関するよくある質問

よくある質問イメージ画像

N-BOXの購入を検討している方にとって、燃費性能は維持費に直結する気になるポイントでしょう。

高い買い物である車の購入は、後悔しないように事前に車の情報をよく調べておくことが重要なポイントです。

ここからは、N-BOXの燃費に関するよくある質問について、回答と併せて紹介します。

N-BOXのガソリン代は年間いくら?

N-BOXのカタログ燃費(21.6km/L)で年間10,000km走行した場合の1年間でかかる燃料代を算出します。
なお、ガソリン代は1L=184.5円で計算します。

10,000(km)÷21.6(km/L)=462

上記の数式で、10,000km走行するには、462Lの燃料が必要であることが分かりました。

462(L)×184.5(円)=85,239

上記の数式で、462Lのガソリン代は、85,239円であることが分かりました。

年間10,000kmの走行は、通勤や通学で車を使用しているなど、毎日車を使用している方が当てはまる距離です。
1年間で10,000kmも走っていないという方は、これよりもガソリン代が安くなるかもしれませんが、燃料代が高騰している昨今では、まだガソリン代が跳ね上がる可能性もあります。

N-BOXの燃費が悪い原因は?

低燃費の代名詞でもあるハイブリッドシステムが、N-BOXには搭載されていません。

エンジンのほかにモーターまで搭載するハイブリッドシステムは、大きさに制限がある軽自動車にとっては不向きであり、搭載車もあまりありませんでした。

数年前までは「ハイブリッドシステム=普通車」といったイメージが世間的にも強くありましたが、昨今では軽自動車にもハイブリッドシステムを搭載したモデルが次々と輩出されていることが理由です。

またN-BOXは、スーパーハイトワゴンのタイプに分類されるスライドドアを搭載したモデルです。

ヒンジドアに比べて、車両重量が重いスライドドアは、燃費性能の面では足を引っ張ってしまう存在と言えるでしょう。

数々の機能を搭載した充実した軽自動車である一方、車両重量がほかの軽自動車よりも重くなってしまっていることが、N-BOXの燃費が悪いと言われている原因です。

 

 

N-BOXの購入は新車?それとも中古車?

車購入イメージ画像

2011年より販売されているN-BOXは、現在販売されているモデルで3代目です。3代目のN-BOXは、2023年10月に発売が開始されており、中古車市場ではまだ数があまりありません。

新車で購入する場合には、ディーラーに行くと自分の好きなグレード・ボディカラーが選べ、自由にメーカーオプションが搭載できます。

中古車のように、在庫のなかから自分の条件に合う車を探し求める必要が要らないことが魅力です。

一方で中古車は、新車よりも安い価格で車を手に入れられることが魅力です。走行距離や年式によって、自分の予算内の車両を見つけられるでしょう。

中古でN-BOXを探す場合、過去のモデルのN-BOXも選択肢に入ってきます。モデルチェンジが行われてからまだ数年しか経っていない現在では、2代目N-BOXが中古車市場の主流かもしれません。

 

 

N-BOXがお得に手に入る届出済未使用車とは?

自動車販売店展示場

届出済未使用車とは、既に車が生産され、車検証やナンバープレートがついた状態のまだ誰にも使用されたことの無い軽自動車です。

車検証の名義は一般的に自動車販売店になっており、新車のキャンセルやディーラーの販売台数ノルマ達成のために架空で注文されることによってこうした車が生まれます。

車検証が発行されているため、状態は新車同然であっても書類上は中古車扱いです。一般的な中古車よりも価格は高いですが、新車で購入するよりも数十万円お得に手に入れられるでしょう。

新車だと納車までに期間がかかってしまいますが、届出済未使用車の場合は現物が既に有るため、書類の手続きが完了でき次第納車が可能です。

新車よりもお得にキレイな状態の車が欲しい方は、ぜひ届出済未使用車をチェックしてみてください。

 

 

N-BOXを検討している方は軽の森までご相談ください!

N-BOXは、ほかの軽自動車に比べて燃費が抜群に優れている!というわけではありません。

しかし高い安全性能やシンプルで親しみやすい内外装のデザイン、長時間乗車していても疲れにくい快適性能の高さなどが評価され、軽自動車で販売台数no.1を誇っています。

もし他社の車とお悩み中の方は、ぜひ軽の森にお越しください。軽の森では、国内オールメーカー全ての軽自動車を取り扱っており、「N-BOXとスペーシア」「N-BOXとタント」などメーカーの異なる車の比較も店舗を行き来することなく気軽に行えます。

軽の森スタッフは、中立的な立場で車の紹介ができるので、車選びにお悩み中の方は、ぜひお気軽に軽の森スタッフにお尋ねください。

気になっている車が決まっている際は、事前に来店のご予約をいただけるとご案内がスムーズになります。

皆さまからのお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。

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画像引用・出典

ホンダ(N-BOX

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この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。