N-BOXの歴代モデル比較!特徴・装備・進化ポイントを紹介|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年10月16日

N-BOXの歴代モデル比較!特徴・装備・進化ポイントを紹介

ホンダの軽自動車「N-BOX」は、2011年の登場以来、常に販売台数トップクラスを誇る人気モデルです。ファミリー層からシニア層まで幅広い世代に愛され、その理由は“使いやすさ・快適さ・デザイン性”のバランスにあります。

本記事では、歴代N-BOXの進化を年代別に比較し、それぞれの特徴・装備・走行性能・安全機能を詳しく解説します。初代から最新の3代目まで、N-BOXの変遷を通じてホンダが追求してきた軽自動車の理想を紐解いていきます。

N-BOXとは?

N-BOXとは?

画像引用:N-BOX

N-BOXとは、ホンダが2011年に発表したスーパーハイトワゴン型の軽自動車です。
「日本の家族に最適な軽」というコンセプトのもと、広い室内空間と高い安全性能を両立。通勤・買い物・子育てなど、日常生活を支える万能モデルとして定評があります。

基本情報

ホンダのN-BOXは、軽自動車規格ながら驚くほどの広さを誇る室内空間を備えたモデルです。全長約3.4m、全幅約1.48mというコンパクトボディながら、室内高は1.4mを超える設計で、背の高い大人でも快適に過ごせます。

エンジンは660ccで、自然吸気(NA)とターボの2種類を用意。グレード展開も豊富で、「ベースグレード」「JOY」「Custom」など、ユーザーの用途に合わせた選択が可能です。また、ホンダ独自の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車標準装備し、家族全員が安心して運転できる設計が特徴です。

魅力

N-BOXの最大の魅力は、「日常使いに寄り添う利便性」と「快適性の高さ」です。低床設計による乗り降りのしやすさ、大開口スライドドアによるアクセスの良さ、そして後席を倒すだけで広大な荷室を確保できる柔軟な空間設計が特徴です。
さらに、ホンダらしい精密なハンドリングと安定感ある走行性能も高評価。都市部での取り回しの良さに加え、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地が魅力です。デザイン面でも、シンプルながら上質感のあるスタイルが多くのユーザーから支持されています。

N-BOX歴代モデルの進化と特徴

N-BOXは、2011年の初代登場以降、ユーザーの声を反映しながら進化を遂げてきました。
ここでは、初代から3代目までの各モデルの特徴・装備・デザインの変化を詳しく紹介します。

初代N-BOX(2011年~2017年)

初代N-BOX

初代N-BOXは、ホンダが「軽の常識を変える」を掲げて登場した歴史的なモデルです。当時の軽自動車にはなかった“圧倒的な室内空間”と“安全装備の充実”で注目を集めました
ボディ構造にはホンダ独自の「G-CON」を採用し、衝突安全性能を向上。さらに、エンジンは軽量かつ高効率な660cc i-VTECを搭載し、燃費と走りを両立しました。
グレード構成も豊富で、スタンダードモデルの「G」、上級仕様の「L」、スポーティな「カスタム」などがラインアップ。スライドドアの採用により、子育て世代から高齢者まで幅広い層に支持を獲得しました。
結果として、発売初年度から軽自動車販売台数No.1を記録するほどのヒットとなりました。

2代目N-BOX(2017年~2023年)

2代目N-BOX

2代目N-BOXは、「さらに快適で安全なクルマへ」をテーマに全面刷新されたモデルです。ホンダの新世代プラットフォームを採用し、軽量化と剛性向上を実現。これにより燃費性能と走行安定性が大幅に向上しました。
デザインは初代のシルエットを踏襲しながらも、より洗練されたフォルムに進化。内装には質感の高い素材を使用し、上級感を演出しています。また、全車に「Honda SENSING」を標準装備し、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能など、安全面が飛躍的に進化しました。
さらに、助手席スーパースライドシートの採用により、後席への移動もスムーズになり、子育て世代から圧倒的な支持を得ました。グレード展開も「G」「L」「EX」「Custom」など、選択肢の幅が広がりました。

3代目N-BOX(2023年~現在)

3代目N-BOX

3代目N-BOXは、2023年に登場した現行モデルで、「人中心の快適性とデジタル化の融合」をテーマに開発されました。外観はシンプルかつモダンに進化し、質感を重視した水平基調デザインを採用。内装ではインパネデザインが刷新され、視界性と操作性がさらに向上しました。
新世代エンジンによる燃費性能の改善に加え、走行時の静粛性も向上。加えて、最新の「Honda CONNECTディスプレイ」や「Honda SENSING 360」を搭載し、先進安全技術の分野でも大幅に進化しています。グレードは「ベースグレード」「Custom」「JOY」「スロープ」の4タイプ展開で、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択が可能です。まさに、ホンダが誇る軽自動車技術の集大成といえるモデルです。

歴代N-BOXの特徴と進化ポイント

歴代N-BOXの特徴と進化ポイント

歴代N-BOXは、デザイン・安全装備・快適性などあらゆる面で進化を遂げてきました。
ここでは、初代から3代目までにおける主要な変化と技術革新のポイントを整理して紹介します。

デザインの変遷

初代N-BOXでは、立方体を意識した「箱型フォルム」が特徴でした。2代目では角を丸くし、より親しみやすい外観に。3代目では、水平ラインを基調とした“シンプル&モダン”デザインに進化しています。
また、カスタムグレードではメッキパーツを多用し、高級感を演出。特に現行モデルでは、LEDライトの薄型化とフロントグリルのデザイン統一により、より上質な印象を与えています。結果として、N-BOXは単なる軽自動車ではなく、デザイン性でも高く評価される存在となりました。

安全装備の進化

初代から3代目にかけて、ホンダの安全技術「Honda SENSING」が大きく進化してきました。初代では衝突安全ボディ「G-CON」やABSが中心でしたが、2代目では衝突軽減ブレーキ、車線維持支援、誤発進抑制などの先進機能を全車標準化。そして3代目では、最新の「Honda SENSING 360」を搭載し、前後左右の広範囲を検知。死角の少ない運転サポートを実現しました。
このように、歴代モデルごとにドライバー支援機能が進化し、軽自動車の安全基準を引き上げた存在となっています。

エンジン性能と燃費改善

ホンダはN-BOXにおいて、燃費性能と静粛性を両立するための改良を重ねてきました
初代では660cc i-VTECエンジンを採用し、低燃費ながら力強い走りを実現。2代目ではCVTの改良やアイドリングストップ機能を追加し、JC08モードで28km/L超えを達成しました。3代目では、エンジン内部の摩擦低減や制御システムの刷新により、実燃費でも改善傾向に。ターボモデルでは中低速域の加速が滑らかになり、高速走行時の余裕も感じられる仕上がりとなっています。

室内空間

N-BOXは“居住性”においても歴代で大きく進化しています。
初代は「センタータンクレイアウト」によりフラットな床を実現し、広さが軽とは思えないと評判でした。2代目ではリアシートのスライド量が拡大し、後席の快適性が向上。3代目では更に乗り降りのしやすさを追求し、フロアの段差を軽減。天井高もゆとりがあり、チャイルドシートの取り付けも容易です。
これらの改良により、N-BOXは“軽の中でもっとも快適な室内空間”を提供するモデルとされています。

視界良好な運転環境

歴代N-BOXは、運転時の視界確保にもこだわっています。
初代ではピラーを細く設計し、見通しを改善。2代目ではAピラーを後退させ、死角を低減。現行モデルではインパネ位置を下げ、ワイドなフロントガラスと高い着座位置により、まるでSUVのような視界を実現しています。さらにドアミラーの位置を最適化し、右左折時の安全確認も容易になりました。
こうした改良により、初心者やシニア層でも安心して運転できる環境が整っています。

高精細ディスプレイと視認性の向上

3代目N-BOXでは、ホンダ最新の「Honda CONNECTディスプレイ」を採用。9インチ高精細モニターにより、ナビやカメラ映像を鮮明に表示できます。操作性もタブレット感覚で直感的に扱える設計で、BluetoothやApple CarPlayにも対応。夜間でも見やすいコントラスト設定で、視認性が向上しました。
また、メーター周りもデジタル化され、速度や燃費情報を一目で確認可能。視覚的な負担を減らす工夫が随所に施されています。

収納スペース

N-BOXは、モデルごとに収納力も進化してきました。初代はグローブボックスや前席トレー中心でしたが、2代目では助手席アンダーボックスやセンターコンソールを追加。3代目ではスマホや小物を置けるスペースが増え、日常使いでの利便性がさらに向上しています。
また、後席を倒せばベビーカーや自転車も積載可能で、軽とは思えない積載力を誇ります。これにより、ファミリーカーとしての使い勝手が格段にアップしています。

快適な後席空間

後席空間の快適性も、N-BOXの魅力のひとつです。初代から足元の広さは十分でしたが、2代目ではシートスライド機能が追加され、リクライニング角度も調整可能に。3代目では座面の形状を最適化し、長時間乗車でも疲れにくい構造へ進化しました。
さらに静粛性も向上しており、後席でも会話がしやすい環境が整っています。チャイルドシートを装着しても余裕があり、家族でのドライブにも最適です。

「Honda CONNECT」の搭載

3代目N-BOXから搭載された「Honda CONNECT」は、車とスマートフォンをつなぐ次世代通信システムです。アプリを通じてリモートエアコン操作やドアロック確認が可能になり、利便性が飛躍的に向上しました。
また、緊急時には「ホンダトータルケアプレミアム」サービスと連携し、事故対応やトラブルサポートを迅速に行えます。これにより、N-BOXは単なる移動手段ではなく、スマートライフを支えるデジタルプラットフォームへと進化しました。

歴代N-BOXの走行性能の違い

歴代N-BOXの走行性能の違い

画像引用:N-BOX

走行性能の進化もN-BOXの大きな魅力です。初代・2代目・3代目のモデルごとに、安定性・ステアリング性能・ブレーキ性能の改良が積み重ねられています。

走行の安定性

初代N-BOXは軽量ボディながら高剛性フレームを採用し、直進安定性に優れていました。2代目では重心の低い設計とサスペンションチューニングの改良により、カーブでの安定感が向上。3代目ではさらにプラットフォームを進化させ、ボディ剛性を約30%アップ。これにより、高速走行時や横風を受けた際の安定性が格段に高まりました。
軽自動車とは思えない安心感のある走りを実現し、長距離ドライブでも疲れにくい特性が特徴です。

安心して運転できるステアリング性能を両立

ステアリング性能も歴代で改良が進んでいます。
初代では電動パワーステアリングを採用し、軽快なハンドリングを実現。2代目では操舵レスポンスを改善し、低速でも安定した操作感を確保。3代目では電子制御の精度が高まり、ドライバーの意図に忠実なハンドリングを実現しています。また、路面状況を感知して制御を最適化するシステムも導入され、走行中の安心感が大幅に向上しました。ホンダの精密なチューニングが活きた仕上がりです。

安心のストップをサポート

N-BOXはブレーキ制御にもホンダの技術が凝縮されています。
初代ではABSとEBDを標準装備し、急ブレーキ時でも安定した停止を実現。2代目では電子制御ブレーキを改良し、制動距離を短縮。3代目では前方車両との距離を自動で検知する「渋滞追従機能付きACC」を搭載し、停止・再発進を自動でサポートします。これにより、渋滞時でもドライバーの負担を軽減。快適かつ安全なドライブ体験を提供するモデルへと進化しました。

歴代N-BOXの選び方

歴代N-BOXの選び方

歴代モデルそれぞれに個性があるため、使用目的に合わせた選び方が重要です。ここでは、どのN-BOXがどんなユーザーに向いているかを紹介します。

広い室内空間が欲しい人

ファミリー層や荷物を多く積みたい人には、2代目または3代目N-BOXがおすすめです。
どちらもスライドドアとフルフラットシートを備え、チャイルドシートの取り付けも容易。特に3代目は開口部がさらに広く、天井も高いため乗降性に優れます。初代モデルも広さでは十分ですが、安全装備や快適機能を重視するなら、最新世代が最適です。

豊富な収納機能を求める人

日常使いで小物を整理したい方には、2代目以降のモデルが便利です。
助手席アンダーボックスやドアポケットなど、多彩な収納が用意されています。特に3代目では、スマートフォン専用トレーやUSB充電ポートも装備され、現代のライフスタイルにマッチ。グレード選びでは「Custom」や「EX」など上位仕様を選ぶと、より快適なインテリアを楽しめます。

歴代のN-BOXに関するご相談は軽の森へ!

歴代N-BOXは、それぞれの時代に合わせた改良が施されており、どのモデルも高品質で信頼性の高い軽自動車です。購入を検討している方は、自身のライフスタイルや使用目的に合ったグレードを選ぶことが重要です。

軽の森では、初代から現行モデルまで豊富な在庫を取り揃え、専門スタッフが最適なN-BOX選びをサポートします。試乗・見積もり・下取りの相談も可能です。ホンダの技術と快適性を体感するなら、ぜひ軽の森へご相談ください。

 

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出典

ホンダ(N-BOX

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。