軽自動車の中でも圧倒的な人気を誇るN-BOXには、2種類のボディタイプが用意されてることをご存知でしょうか?
シンプルで親しみやすいノーマルタイプの「N-BOX」と、力強さと精悍さを感じさせる「N-BOXカスタム」。
N-BOXカスタムの内装にはクロームメッキが使用されるなど、軽自動車とは思えない高級感溢れる使用になっています。
そんなN-BOXカスタムの内装や特徴を徹底解説します。
N-BOXカスタムとは
N-BOXカスタムはホンダから発売されている、両側にスライドドアを装備した軽ハイトワゴンです。
広い室内空間と、優れた走行性能・燃費性能などから人気を独占しているN-BOXをベースに、力強く高級感あるデザインにカスタマイズされたN-BOXの兄弟モデルです。
世代や男女問わず多くの方から長年に渡り愛されているN-BOXですが、N-BOXカスタムはよりかっこよく、スタイリッシュな車がお好みの若い男性を中心に人気を集めています。
N-BOXカスタムの基本情報
2023年にフルモデルチェンジされたNBOXカスタムは、旧型モデルとは異なり、主に2つのグレード設定となります。
「N-BOXカスタム」と「N-BOXカスタムターボ」をベースに、それぞれ「コーディネートスタイル」が設けられています。
■グレード構成 |
・N-BOX カスタム |
・N-BOX カスタム ターボ |
・N-BOX カスタム コーディネートスタイル |
・N-BOX カスタム ターボ コーディネートスタイル |
■基本スペック | |
駆動方式 | FF/4WD |
寸法 | 3,395/1,475/1,790 |
室内寸法 | 2,125/1,350/1,400 |
定員 | 4名 |
燃費消費率 | 18.4km/L-21.5km/L |
最小回転半径 | 4.5m-4.8m |
燃料タンク容量 | 25L/27L |
メーカー希望価格 | 1,849,100円~ |
軽の森参考価格 | 1,698,000円~ |
N-BOXカスタムの内装の特徴
N-BOXカスタムの内装は黒を基調としたかっこいいデザインとなっています。
やわらかな印象を受けるノーマルモデルのN-BOXの内装デザインとは一転し、クールでスタイリッシュなデザインが特徴です。
さらに軽自動車の中でも最大級の広さを誇り、大人4人が乗車しても余裕のある空間が広がります。
高級感あふれる室内
N-BOXカスタムの加飾類には漆黒に映えるクロームメッキを使用することにより、高級感を演出しています。
さらにインパネガーニッシュなどの一部にマルチブラック偏光塗装をすることで、ブラック一色でも無機質にならないよう工夫されています。
シートは素材は滑らかな質感が特徴のトリコットシートが採用されており、座り心地も抜群です。
多彩なシートアレンジ
N-BOXカスタムのシートアレンジはN-BOXと共通しており、後部座席のチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートにより、広さを活かした多彩なシートアレンジが可能です。
ユーティリティー・モード
後席を足元に折りたためば、低く広い床面が出現します。
大きな荷物はもちろん、27インチの自転車も積むことが可能です。
ロングモード
後席左側を折りたたみ、助手席を後ろに倒せば長尺物を積めるスペースが確保できますので、サーフボードなども積み込めます。
トールモード
後席の座面を跳ね上げれば、足元に広いスペースが確保されますので、観葉植物など背の高い荷物を積む時に役立ちます。
リフレッシュモード
前席のヘッドレストを外して後ろに倒せば、足を伸ばしてくつろげるスペースがつくれます。
>NBOXカスタムの後部座席の特徴は記事後半で詳しく紹介しています。
画像引用/N-BOX
N-BOXカスタムの外装の特徴
N-BOXカスタムの外装は内装と同じくかっこいいデザインが特徴です。
シンプルでかわいい印象を受けるN-BOXとは異なり、力強く存在感あるデザインです。
四角くスタイリッシュなヘッドライトと、ヘッドライトまで到達する長めのフロントグリル。
点灯時に内側から外側に流れるように光るシーケンシャルウィンカーが装備されています。
テール部分にはホワイトのテールライトと大型のテールゲートスポイラーが付いています。
全てのライトがLEDとなり、視認性にも優れています。
タイヤにはアルミホイールを採用し、シャープなデザインで足元を引き締めます。
カラーバリエーション
N-BOXカスタムのボディカラーは、シックで落ち着いた印象のカラーラインアップが特徴です。
また、ターボやコーディネートスタイルと、カラーバリエーションが異なりますので、それぞれご紹介します。
NBOXカスタム・カスタムターボ | |
プレミアムサンライトホワイト・パール | |
プラチナホワイトパール | |
メテオロイドグレー・メタリック | |
クリスタルブラックパール | |
ミッドナイトブルービーム・メタリック | |
トワイライトミストブラック・パール |
コーディネートスタイル(モノトーン) | |
プラチナホワイトパール | |
プレミアムクリスタルレッド・メタリック |
コーディネートスタイル(2トーン) | |
プラチナホワイト・パール&ブラック | |
プレミアムクリスタルレッド・メタリック |
画像引用:N-BOX
N-BOXカスタムと他モデルや他グレードとの内装の違い
N-BOXカスタムがお好みの方は、ノーマルモデルとの違いや、カスタムのグレードごとの内装の違いも気になりますよね。
それぞれの内装の違いを比べてみましょう。
N-BOXカスタムとN-BOX
インパネまわり
■N-BOXカスタム
■N-BOX
前列シート
■N-BOXカスタム
■N-BOX
後列シート
■N-BOXカスタム
■N-BOX
ブラックを基調としたNBOXカスタムに対して、ノーマルモデルのNBOXはベージュとグレージュを組み合わせた上品で落ち着いたカラーの内装となっています。
N-BOXカスタムターボ
N-BOXカスタムのシート素材はパワートレインの違いで異なり、ターボエンジンではプライムスムース×トリコットのコンビシートを使用しています。
シート表皮には特殊加工を施したアレルクリーンプラスシートを採用しています。
ステアリングとシフトレバーには手に馴染む上質な本革巻を採用し、より高級感ある室内空間を演出しています。
前列シート
座席シートには、ベリーステッチが採用されています。
後列シート
左右独立式のサンタ―アームレストが後席に備わるタイプは、ターボのみとなります。
ステアリングホイール
本革巻ステアリングホイールを採用しています。
ターボ車にはパドルシフトも装備され、運転を楽しみたい人におすすめの1台です。
コーディネートスタイル
内装デザインをさらにグレードアップしたい方には「コーディネートスタイル」がおすすめです。
ブラックカラーが基調であることは変わりませんが、一部にアクセントカラーのボルドー塗装をあしらうことにより、より洗練された印象を受けるでしょう。
シートは滑らかな質感が心地よいフルプライムスムースシートを採用することにより、上質さをプラスしています。
N-BOXカスタムの後部座席
N-BOXカスタムの後部座席の室内高は140㎝を誇ります。
お子様なら立ったままでもラクに着替えることが可能です。
画像引用/ホンダ
通常は後部座席や荷室の下にある燃料タンクを前席下にすることで、劇的に後部座席の広さを実現させました。
この「センタータンクレイアウト」はHondaの独自技術です。
乗車時には大柄な方でも足を組んでゆったりとできるほどの余裕があります。
この前後シートの間隔は2.0ℓミニバン並みの広さなので驚きです!
コンビニフック付シートバックテーブル
前列背面には、収納式のテーブルが備わります。
ドリンクホルダーも装備しているので、室内での食事も問題ありません。
チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート
NBOXカスタムの後部座席のシートはチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートを採用しています。
チップアップとは、シートの座面を上部90度に畳むことができる機能で、操作はワンアクションで行えます。
ダイブダウンはシートを前に沈み込ませるように倒し、荷台とフラットな空間を作る機能です。
ヘッドレストはそのままに、車内に広々した空間が完成します。
こちらもワンアクションでシートが足元に収納されますので、女性1人でもラクに行えます。
N-BOXカスタムの収納スペース
ここからはN-BOXカスタムに用意された収納スペースを見ていきましょう。
ドリンクホルダー
運転席のドリンクホルダーはドライバーが取りやすい位置に。
助手席側は紙パックのドリンクにも対応した格納式で、使わない時にも邪魔になりません。
後部座席の左右リアドアにも500㎖サイズのペットボトルが収納できるドリンクホルダーが用意されています。
助手席インパネトレー
助手席前に用意されたインパネトレーにはスマホはもちろん、軽食も置けるほどの大型トレーが用意されています。
グローブボックス
助手席インパネトレーの下には定番収納のグローブボックス。
車検証などを入れておくと便利です。
ドライバーズロアーポケット
ハンドルの奥にも小物を収納できるポケットが用意されています。
ウェットティッシュやメガネの収納にちょうど良い大きさです。
運転席&助手席ドアロアーポケット
運転席と助手席の両方に設置されたポケットには、リップやハンドクリームなど頻繁に使う小物の収納に重宝します。
センターロアーボックス・コンビニフック(助手席フロント)
折り畳み傘などがすっきり収納できるセンターロアーボックスと、ちょっとした買い物袋やかばんを掛けられるコンビニフックは「L」「Lターボ」にのみ用意されています。
ドリンクホルダー付サイドポケット(左右)
後席左右にドリンクはもちろん、その他小物の収納スペースが設けられています。
コンビニフック(後席下面)
後席を跳ね上げた状態でも荷物が掛けられるように、リアシートの裏側にまでもコンビニフックが用意されています。
N-BOXカスタムの収納スペースはこれ以上ないほどに充実している印象ですね。
N-BOXカスタムの荷室
N-BOXカスタムの荷室は開口高が120.5㎝、荷室幅は112㎝、地上から47㎝の低床設定となっているため、重い荷物や自転車などの大きな荷物を載せる時にもラクに積み込めます。
スライドリアシートは前にずらした分だけ、荷物を置けるスペースが広がります。荷室の奥行は44㎝~63㎝まで広げることが可能で、そのスライド幅は19㎝です。
荷室を最大限に広げても、後部座席の大人が窮屈な思いをせずに座ることが出来ますので、家族で旅行や日用品のまとめ買いの荷物などたっぷり載せられます。
N-BOXカスタムの安全性能
車選びをする上で安全性能は大切な要素ですよね。
ここからはN-BOXカスタムの安全性能を詳しく見ていきましょう。
予防安全性能
N-BOXカスタムにはホンダの先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」をグレードに関係なく標準装備しています。
単眼カメラとミリ波レーダーなどで安心・快適な運転を支援します。
「Honda SENSING」の主な機能は以下の11項目です。
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブコントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
- パーキングセンサーシステム
★衝突軽減ブレーキは、夜間の歩行者や横断中の自転車にも対応しています。
衝突安全性能
どんなに気を付けて運転していても、事故にあう可能性は0ではありませんよね。
衝突安全性能は万が一衝突してしまった時のダメージを軽減してくれます。
画像引用/ホンダ
衝突時の衝撃を制御する衝突安全設計ボディの「G-CON」は、Honda独自の安全技術です。軽量かつ高強度な素材を各所に配置することで衝突安全性能に貢献します。
その他の衝突安全装備は以下の通りです。
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
- 頸部衝突緩和フロントシート
- フロント3点式ロードミリッター付プリテンショナーELRシートベルト
- ISOFIX/i-Sizeチャイルドシート下部取付金具(リア左右席)+トップテザー取付金具
N-BOXは平成29年度自動車アセスメントにおいて最高評価である”衝突安全性能評価ファイブスター賞”を受賞しています。
N-BOXカスタムの安全性能は高いと言えるでしょう。
安全性能や搭載されている車種を徹底解説
大阪でN-BOXカスタムを買うなら軽の森へ
N-BOXカスタムの基本情報から魅力や気になる内装をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
N-BOXカスタムを実際に見てみたい!ほかの車種とも比べたい!と思われた方はぜひ一度軽の森へお気軽にお越しください♪
軽の森は南大阪で届出済未使用車を専門に取り扱っているお店です。
N-BOXカスタム以外にも国内オールメーカーの車種を取り揃えております。
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特徴やN-BOXカスタムとの違いも紹介