ekワゴンのタイヤサイズを解説!タイヤ選びのポイントも紹介|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年9月4日

ekワゴンのタイヤサイズを解説!タイヤ選びのポイントも紹介

三菱の人気軽自動車「eKワゴン」は、その扱いやすさと経済性から多くのドライバーに選ばれています。しかし、タイヤ交換やカスタマイズを考えた際に、「自分のeKワゴンにはどんなタイヤサイズが合うのか?」「タイヤサイズを変えると何が変わるのか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、eKワゴンの純正タイヤサイズの一覧から、タイヤサイズ変更時の注意点や選び方のコツまで、分かりやすく解説します。

ekワゴンの純正タイヤサイズ一覧

純正タイヤサイズ一覧

eKワゴンの純正タイヤサイズは、年式やグレードによって異なります。
ここでは代表的なモデルのサイズを紹介し、ホイールやナットサイズも併せて解説します。

純正タイヤサイズ

eKワゴンの純正タイヤサイズは、以下のように設定されています。

モデル グレード 純正タイヤサイズ

B11W
(2013年〜)

M・G 155/65R14

B33W/B36W
(2019年〜)

M・G・G Plus 155/65R14

カスタム系
(eKクロスなど)

一部グレード 165/55R15

タイヤサイズは「幅/扁平率Rホイール径」という形式で表記されます。eKワゴンは軽自動車として標準的な155/65R14が多く採用されていますが、上級グレードでは15インチサイズも装着されています。

純正ホイールサイズ

純正ホイールサイズもグレードによって異なりますが、以下が代表的な仕様です。

ホイール径 リム幅 PCD オフセット(ET) 穴数
14インチ 4.5J 100 +46 4穴
15インチ 4.5J 100 +46 4穴

eKワゴンのホイールは、軽自動車標準の「4穴・PCD100」が多く、交換時にはこの規格を満たすホイールを選ぶ必要があります。

ナットサイズ

eKワゴンのホイールナットサイズは以下のとおりです。

ネジサイズ M12×P1.5
テーパー 60度テーパー
ナット形状 袋ナット(通常のスチールホイール)または貫通ナット(アルミホイール)

社外ホイールへ交換する場合、ナット形状も合わせる必要があります。特に純正ホイールからアルミホイールに変更する際は、座面形状(テーパー or 平座)を確認しましょう。

ekワゴンのタイヤサイズの確認方法

タイヤサイズの確認方法

タイヤ交換やカスタム時には、今装着しているタイヤのサイズを正確に知ることが大切です。確認方法や、タイヤに刻まれているサイズ表記の読み方について解説します。

タイヤサイズの確認方法

タイヤサイズを確認するには、次の3つの方法があります。

・タイヤの側面を確認する
  タイヤにはサイズが刻まれています(例:155/65R14)。
・車両の運転席側ドア内側のラベルを見る
  推奨タイヤサイズや空気圧が記載されています。
・車検証や取扱説明書を確認する
  純正仕様が記載されています。

特にタイヤ側面の表記は最も簡単に確認できる方法です。見えにくい場合は懐中電灯などを使って確認しましょう。

タイヤのサイズ表示の見方

タイヤのサイズ表記は「155/65R14」のように構成されており、以下のような意味があります。

155 タイヤの幅(mm)
65 扁平率(タイヤの高さ ÷ 幅 × 100)
R ラジアル構造を示す
14 ホイールのインチ数

例えば、「165/55R15」であれば、165mm幅で、扁平率55%、15インチのホイールに装着されることを意味します。扁平率が低いほどタイヤの厚みが減り、見た目はスタイリッシュになりますが、乗り心地や燃費に影響することもあります。

ekワゴンのタイヤサイズ変更の際は性能バランスも確認

タイヤサイズ変更の際は性能バランスも確認

タイヤサイズを変更すると見た目や走行性能に影響します。バランスを崩さないサイズ選びが重要です。

走りに差が出る性能

タイヤサイズの変更は、以下のような点で走行性能に影響を与えます。

・接地面積が増えるとグリップ力向上
  コーナリング性能が向上します。
・扁平率が下がると応答性が良くなる
  ステアリング操作にキビキビ反応。
・外径が変わると加速感や燃費が変化
  大径になると回転数が下がり、高速向きになりますが、発進時は重く感じることも。

しかし、大きくサイズを変えるとサスペンションや車体への影響も出るため、適正な変更に留めるのが望ましいです。

選ぶタイヤで走りが変わる

タイヤの種類やグレードによっても、eKワゴンの走りは大きく変わります。以下の要素が関係します。

スポーツタイヤ グリップ力が高く、高速道路や山道向け。
エコタイヤ 転がり抵抗が少なく、燃費性能が良好。
コンフォートタイヤ 静粛性や乗り心地を重視。

同じサイズでも性能に違いがあるため、用途に応じてタイヤを選ぶことが重要です。街乗りが中心なら、エコ性能と静粛性を備えたコンフォート系タイヤがバランス良好です。

ekワゴンのサイズ違いのタイヤを履くときの注意点

サイズ違いのタイヤを履くときの注意点

サイズを変更する際には、車体との干渉や法律上の規定を守る必要があります。以下の注意点を確認しましょう。

タイヤ外径はできるだけ変えない

タイヤの外径(直径)は、できるだけ純正と同等に保つことが重要です。理由は以下の通りです。

・スピードメーターに誤差が出る
・ABSやESCの誤作動の原因になる
・走行距離や燃費表示が不正確になる

一般的に、純正タイヤ外径から±3%以内であれば許容範囲とされています。例えば、155/65R14(外径約557mm)から165/55R15(外径約562mm)への変更は、許容範囲内です。

ロードインデックスは下げない

ロードインデックス(LI)とは、そのタイヤが1本で支えられる最大荷重を数値化したものです。

・LI75 → 最大負荷能力 387㎏
・LI80 → 最大負荷能力 450㎏

この数値はタイヤ側面に「155/65R14 75S」などと記載されており、75がロードインデックスを示しています。
 ekワゴン(現行モデル・先代モデルでも概ね同じ)の純正タイヤには、

・155/65R14 75S
・165/55R15 75V

との表記があります。

つまり、 ekワゴンには1本あたり 387kg以上の荷重能力 を持つタイヤが必要です。車両総重量を支えるために、この最低限を下回るLIのタイヤは装着できません。74や73を選ぶのはNG。荷重不足でパンク・バーストのリスクがあります。
サイズ違いのタイヤを履くときにはロードインデックスを必ず純正と同等以上にしましょう

タイヤが車体に干渉しないこと

タイヤサイズを変更する際、重要なのがタイヤと車体・サスペンションとのクリアランスです。サイズアップによって次のような干渉が起こる可能性があります。

・フルステア時にインナーフェンダーへ接触
・段差走行時にタイヤがフェンダーライナーと接触
・ローダウン時のバンプ時に干渉

これらの干渉があると、タイヤの損傷や異音、安全性の低下につながります。ホイールのインセット値(オフセット)やリム幅も干渉に影響するため、変更前には十分なシミュレーションが必要です。

ボディからのはみ出しにも注意

車検基準では「タイヤ・ホイールは車体からはみ出してはいけない」とされています。以下のような違反が起こり得ます。

・ホイールのリムがフェンダーからはみ出す
・タイヤのサイドウォールがギリギリで見える

特に「ツライチ」や「引っ張りタイヤ」などのカスタムは、微妙なバランスで成立しており、基準を逸脱すると車検不適合になります。また、タイヤの泥跳ねによる後続車への飛散なども問題となるため、フェンダーアーチ内に収まるサイズを選択することが大切です。

スピードメーターの誤差に注意

タイヤの外径が変わると、スピードメーター表示に影響します。外径が大きくなると

・実際の速度よりメーター表示が低くなる
・法定速度を超えても気づかない危険性

逆に外径が小さくなると、メーターが高めに表示されます。これは車検にも影響し、速度計の表示誤差が±10%を超えると不適合となります。タイヤサイズを変更する際は、純正比で外径±3%以内に収まることを確認することが必須です。

ekワゴンのタイヤサイズの選び方

タイヤサイズの選び方

eKワゴンのタイヤ選びは、燃費・快適性・寿命などに直結します。サイズの特徴と使い方を理解しましょう。

タイヤサイズの寸法

タイヤサイズによって以下の性能バランスが変わります。

サイズ 特徴 適合
155/65R14 標準的。燃費・乗り心地のバランス良好 多くのグレード

165/55R15

見た目重視。やや硬めの乗り味 上位・スポーツグレード

幅広タイヤは安定性が増す一方、燃費が低下する可能性があります。ホイールサイズも考慮して、自分の走行スタイルに合ったバランスを重視しましょう。

タイヤのグレードとその違い

タイヤには価格帯ごとにグレードがあり、性能にも大きな差があります。

グレード 特徴 価格帯(1本)
スタンダード 耐久性重視 4,000~6,000円
コンフォート 静粛性・乗り心地 6,000〜9,000円
プレミアム 高グリップ・高耐久 10,000円以上

eKワゴンでは、街乗りメインならスタンダード〜コンフォートで十分です。高速道路や山道をよく走る方にはプレミアムタイプも選択肢となります。

タイヤの寿命にも注意

タイヤの寿命は一般的に以下の通りです。

・使用年数目安:4〜5年
・走行距離目安:30,000〜50,000km
・スリップサインが出たら即交換

eKワゴンのような軽自動車でも、タイヤのヒビ割れや溝の減り具合を定期的にチェックすることが重要です。寿命が過ぎたタイヤは、雨天時の制動距離が伸びたり、バーストの原因になります。

ekワゴンのタイヤ選びのポイント

タイヤ選びのポイント

タイヤ選びはeKワゴンの走り・安全性に直結します。重要なポイントを解説します。

燃費の良さ

燃費を重視するなら「低燃費タイヤ(エコタイヤ)」がおすすめです。特徴は、

・転がり抵抗が少ない
・摩耗しにくい
・ガソリン代節約につながる

eKワゴンは燃費性能の良さが魅力の車種でもあるため、エコタイヤとの相性が非常に良いです。グレードによりエコタイヤが標準装着されているモデルもあります。

乗り心地

乗り心地を重視する場合は以下を考慮します。

・扁平率が高い(例:65%)方が衝撃吸収性が良い
・コンフォート系タイヤは路面からの振動が少ない
・静粛性が高いモデルも多く、長距離運転にも向く

eKワゴンでのファミリー利用や高齢者の送迎などには乗り心地重視のタイヤ選びが快適性につながります。

インチアップするか検討

見た目の迫力やコーナリング性能を高めたい方は**15インチ化(インチアップ)**も一つの手です。ただし、

・外径は純正と近いサイズに調整
・乗り心地はやや硬めになる可能性
・燃費への影響も考慮

インチアップはドレスアップと性能向上の両立を図る選択肢ですが、デメリットもあるため、慎重な選択が必要です。

タイヤメーカー

信頼できるタイヤメーカーから選ぶことで、品質面の安心感が得られます。代表的なブランドは

・ブリヂストン
・ダンロップ
・ヨコハマ
・トーヨー
・ミシュラン

国内メーカーは耐久性や静粛性に優れる製品が多く、eKワゴンとの相性も良好です。価格だけでなく、性能とのバランスを考えて選びましょう。

タイヤの種類一覧

タイヤの種類一覧

eKワゴンに装着可能なタイヤにはさまざまな種類があります。使用シーンに応じて、適したタイヤを選択しましょう。

機能で選ぶ場合

以下のような機能別の選び方があります。

エコタイヤ:燃費性能重視
コンフォートタイヤ:乗り心地・静音性重視
スポーツタイヤ:高速・グリップ重視
オールシーズンタイヤ:雪道もある程度対応

日常使い中心なら、エコタイヤかコンフォート系が最適です。

シーズンで選ぶ場合

季節ごとにタイヤを変えることで、安全性と快適性を確保できます。

夏用(サマータイヤ) 春〜秋の通常走行向け
冬用(スタッドレスタイヤ) 雪や凍結路面に対応
オールシーズンタイヤ 年中対応だが、豪雪地帯では不十分

地域の気候や走行環境に応じて季節に合った選択をすることが事故予防につながります

ekワゴンに関するご相談は軽の森へ!

eKワゴンのタイヤサイズや選び方には多くのポイントがありますが、「どのサイズがベスト?」「どのメーカーが安心?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、**軽自動車専門店「軽の森」**にご相談ください。熟練スタッフが、お客様のライフスタイルや走行環境をヒアリングし、最適なタイヤやホイールをご提案します。タイヤ交換・ホイール選択・インチアップに関するご相談もお気軽にどうぞ。eKワゴンをより安全に、快適に走らせるお手伝いをさせていただきます。

 

軽の森

総在庫800台
タイプ別!

南大阪を中心に軽の森6店舗展開!
各店へのお問合せはこちらから

   なかもず店  泉北店
         
   富田林店  泉大津店
         
   堺鉄砲町店  アウトレット店

 

出典

三菱:ekワゴン

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。