軽自動車を中古車で買うときの条件「ワンオーナー」とは?確認方法やメリット・デメリットを解説|豆知識|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
豆知識 2024年4月19日

軽自動車を中古車で買うときの条件「ワンオーナー」とは?確認方法やメリット・デメリットを解説

「軽自動車を中古で購入するときの第一条件は?」
と、聞かれると「ワンオーナーであること」と答える人が多くいらっしゃいます。

では、「ワンオーナーとは何か?」と聞かれると説明できない人も多いのではないでしょうか。
詳しいことまではよく分かっていないという人もいるかもしれません。

そこで、この記事ではワンオーナーの確認方法やメリット・デメリットなど、中古車の「ワンオーナー」について詳しく解説します。

軽自動車の購入前に知りたい!中古車の「ワンオーナー」とは

軽自動車の購入前に知りたい!中古車の「ワンオーナー」とは

「ワンオーナー」とは、文字通り「一人の所有者」。
つまり、新車登録から一人しか所有していない車ということです。
新車登録から名義変更されることなく、新車登録時の名義人の状態の車です。

複数のオーナーの手に渡った中古車は、もちろん「ワンオーナー」と呼ぶことはできません。
レンタカーや事業用で登録している軽自動車も、「ワンオーナー」にはなりません。

例えば、ワンオーナーの中古車を購入するとします。
そうすれば、ご自身は二人目のオーナー=ツーオーナーとなります。
ツーオーナーもワンオーナーと同じ定義であり、新車登録から2回所有者が変更している車ということになります。

新車登録からの所有者の変更回数が少なければ少ないほど、車両価値が高くなることもあります。

欲しい中古軽自動車がワンオーナーか確認する方法

欲しい中古軽自動車がワンオーナーか確認する方法

欲しい中古車の現車を確認しても、ワンオーナーかどうかの判断はできません。
中古車であれば、出来るだけ所有者が変更していない車を探す人もいるでしょう。

自分の欲しい車がワンオーナーであるか、判断する方法は【車検証】と【新車保証書】を確認しましょう。
車検証は必ず、どの車にも常備しておかないといけない書類です。
車検証には〈使用者〉〈所有者〉が記載してあり、所有者はローン会社の可能性もあるので、ここでは〈使用者欄〉を確認しましょう。
車検証の使用者欄の名義と新車保証書の名義が同一の場合は、ワンオーナー車として扱われる可能性が高くなります。
住所やナンバープレートが変更されていたとしても、同一人物であればワンオーナーとなります。
これは、新車保証書の前所有者欄を確認できた場合です。
近年、個人情報保護法により保証書に記載してある前所有者欄は、切り取られていることが多くあります。
メーカーによって表記方法は異なりますが〈新規登録〉〈名義変更1〉〈名義変更2〉等、複数名義変更された歴がわかるようになっている保証書もあります。

しかし、これは新車保証書が確認できた場合に限ります。
中古車であれば、車によっては新車保証書を紛失していることもあるでしょう。
その場合、ワンオーナーか判断することはできません。
軽自動車だけでなく普通車であっても、新車保証書がない車は、たとえ本当にワンオーナーであったとしても【ワンオーナー】として販売されることはありません。

ワンオーナーの中古軽自動車のメリット

ワンオーナーの中古軽自動車は先述したように、新車登録より一人のオーナーに使われていた車です。
つまり、前の所有者は新車で購入し、中古車市場に初めて出る車となります。

そんなワンオーナーの中古軽自動車には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

MERIT
  1. 保証書や整備点検記録簿などの
     書類が揃っている
  2. 比較的年式などが新しい
  3. メンテナンスが行き届いている

【ワンオーナー】と証明されるためには、新車保証書や整備点検記録簿が必ず必要です。
新車で購入すれば車と一緒にもらえる書類ですが、中古車の場合はこの書類が紛失した状態で売られている車もあります。

まずは「新車保証書」についてです。
中古車販売店では独自の保証を設定しているお店が多くあるため、保証書はいらないのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、定められている経過年数や走行距離範囲内であれば、新車保証(メーカー保証)を受けることができる場合もあります。
中古車だから保証書はいらないとは一概には言えませんね。

続いて「整備点検記録簿」です。
中古車を購入するうえで、どの部分の点検を行ったのか、また不良な部分は無いか等、整備店記録簿を見て確認することができます。
この書類がある車は法定点検が済んでいる状態であり、中古車であっても購入者はより安心して購入できるポイントとなります。

また、ワンオーナーの中古車は登録年が新しい車が多いと断言できませんが、複数のオーナーにわたっている中古車に比べると、比較的新しい車が多い傾向にあります。
長年大切に同じ車を乗り続けているオーナーも、多くいらっしゃいます。
大切に乗り続けているからこそ、ワンオーナーの車はメンテナンスが行き届いているのでしょう。

ワンオーナーの中古軽自動車のデメリット

ワンオーナーの中古軽自動車は、メリットばかりではありません。
ワンオーナーであるがために生じてしまう、デメリットもあります。

以下3つのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

DEMERIT
  1. 価格が高い
  2. メンテナンスされていない
  3. 整備記録簿がないか、記録されていない

ワンオーナの軽自動車は、保証書等の書類が揃っている評価が高い車です。
そのため、ワンオーナーと認定されていない車に比べると、比較的高い価格設定になってしまいます。
中古車を購入する人は【価格】を重視する人が多い傾向にあります。
安いことが最大のメリットである中古車。
中古の軽自動車を購入する人にとっては、ワンオーナーであるが故、車両金額が高額になってしまうことはデメリットとなってしまうでしょう。

また、新車登録時からオーナーが一人とはいうものの、オーナーによって車の維持状態は変わってきます。
自動車にお金をかけたくない人や車に興味がない人がオーナであれば、定期的なメンテナンスが行われていないこともあります。
整備点検記録簿に記載があれば点検の歴を確認することができますが、そもそも点検がされていない車や記録簿を紛失している車もあります。

このようなワンオーナーの中古車もあるということを、把握しておくことが重要です。

ワンオーナーの中古軽自動車おすすめ

ここからは、届出済未使用車専門店【軽の森】がおすすめする、ワンオーナーの中古軽自動車のご紹介です!
「新車の予算と合わない」
「新車は納期が長すぎる」
といった理由で中古車を検討する人は、比較的新しいワンオーナーの中古車がおすすめです。

軽の森で取り扱いがある車種もご紹介しますので、中古軽自動車を検討している人は購入材料の一つにしてみてください。

ダイハツ:タント

ダイハツ:タント
●おすすめポイント● ✔タントならではのミラクルオープンドア
✔シートアレンジが豊富
スライドドア搭載車の軽自動車を探している人に、おすすめなダイハツのタント。
現在は4代目となり、カスタムとともに人気のあるモデルです。
タントの特徴でもある〈ミラクルオープンドア〉は2代目より採用されています。
新時代のライフパートナーとして進化し続けているタントですが、現在もこのミラクルオープンドアは継承されています。
また、タントはシートアレンジが豊富な点もメリットとなります。
フルフラット機構のフロント座席を倒し、リヤシートをリクライニングすれば、大人でも十分に足を伸ばしてくつろげる空間の出来上がりです。
後席に乗車しながら長さのある荷物を積むことも、問題ありません。
後席の背もたれは室内からでもラゲージルーム側からでも、レバー一つで簡単に格納することができます。
女性にも扱いやすい車だと言えるでしょう。
基本情報
駆動方式 2WD/4WD
グレード ■X ターボ
■X
■L
新車参考価格 1,353,000円~
中古車価格帯 約60万円~約230万円
全長/全幅/全高 mm 3,395/1,475/1,755~1,775
燃費消費率 WLTCモード
21.4 km/L~22.7 km/L

参考資料:タント

ホンダ:N-BOX

ホンダ:N-BOX
●おすすめポイント● ✔ゆとりある快適な後部座席
✔充実した先進安全機能
軽自動車であるにもかかわらず、上質な内装・外装であり、室内は圧倒的な広さを実現しているNBOX。
特に後席のシート間隔は2.0Lのミニバン並みとなり、開放的な空間を提供していることが特徴です。
また、全モデルに標準装備となる、先進の安全運転支援【Honda SENSING】を搭載。
高精度なレーダーとカメラにより、安心で快適なドライブをサポートしています。
日中だけでなく夜間の歩行者にも、衝突軽減ブレーキは対応しています。
安心して運転できる車であることは間違いありませんね。
この記事でご紹介しているNBOXは新型が登場しているため【旧型】として扱われます。
新型NBOXが登場すると買い替える人が増え、旧型モデルは中古車として出回りやすい傾向になります。
となれば旧型NBOXの相場は下がり、通常よりも安く購入できるタイミングとなるでしょう。
基本情報
駆動方式 FF/4WD
グレード ■N-BOX
■ファッションスタイル
新車参考価格 1,648,900円~
中古車価格帯 約30万円~約290万円
全長/全幅/全高 mm 3,395/1,475/1,790~1,815
燃費消費率

WLTCモード
19.4 km/L~21.6 km/L

参考資料:N-BOX

スズキ:スペーシア

スズキ:スペーシア
●おすすめポイント● ✔多彩なボディカラー
✔収納スペースが豊富
【かぞくの乗りもの】がコンセプトのスペーシア。
ボディカラーは全12色。
パステルカラーや落ち着きあるシックなカラーまで、個性的なカラーリングが揃います。
もちろんパール系やブラウン系など、ベーシックなカラーの設定もあります。
インテリアカラーもベージュ・ブラックと選ぶことが出来るので、内装もこだわりたい人にもお勧めです。
また、スペーシアはスクエア型を最大限活かしています。
高さのある天井は、運転席の頭上にもゆとりがあります。
さらに、室内高は1,410mm。
小さな子どもであれば、室内で立って着替えることも可能です。
低床設計の為、大きな荷物の積み下ろしにも無駄な負荷はかからないでしょう。
スペーシアは、軽自動車ながらも小さな収納スペースが多い点もメリットとなります。
ちょっと置きたい小物等があっても、整理整頓がきちんと行えるでしょう。
基本情報
駆動方式 2WD/4WD
グレード ■HYBRID X
■HYBRID G
新車参考価格 1,530,100円~
中古車価格帯 約50万円~約190万円
全長/全幅/全高 mm 3,395/1,475/1,785
燃費消費率 WLTCモード
23.9 km/L~25.1 km/L

参考資料:スペーシア

スズキ:ジムニ―

スズキ:ジムニ―
●おすすめポイント● ✔普通車に匹敵する走破性
✔リセールバリューが高い
圧倒的な走破性を持つジムニ―。
他のSUVモデルの軽自動車とは、比べ物にならない走行性能を発揮します。
本格派SUVの証であるラダーフレームを採用し、ボディは頑強に。
すべてのモデルにターボエンジンを搭載し、駆動方式はパートタイム4WDの設定となっています。
過酷な環境下でも耐えることができる、オフロード性能を高められたモデルと言えます。
ジムニ―は本格派SUVでありながら軽自動車であるため、車両価格は普通車のSUVと比較すると安く購入することができます。
維持費の削減にも貢献していますね。
しかし、ジムニ―を新車で購入するには長期間待つ必要があります。
半導体不足や人気のため生産が追い付いていない等の理由から、2024年1月現在もまだ約1年ほどの納期となっています。
そんな長い期間待ってられない!という人は、早く納車できる「中古車」を選択する人が増えている傾向があります。
今のジムニ―は2018年に登場したモデルなので、中古車であっても一番古くて約5年落ち程度です。(2024年現在)
ジムニ―の中古車は、新車よりも価格が高くなってしまうことがあります。
その理由は納期が早いことや、オプション等が装備された状態で販売していることが挙げられます。
しかし、購入時に高くついたとしても、リセールバリューに期待できる車種でもあります。
今後、乗り換えることも視野に入れて車を探している人は、ジムニ―のような手放すときでも高い価値がつく車を選ぶことがポイントです。
基本情報
駆動方式 パートタイム4WD
グレード ■XC
■XL
■XG
新車参考価格 1,654,400円~
中古車価格帯 約50万円~約390万円
全長/全幅/全高 mm

3,395/1,475/1,725

燃費消費率 WLTCモード
14.3 km/L~16.6 km/L

参考資料:ジムニ―

スズキ:ワゴンR

スズキ:ワゴンR
●おすすめポイント● ✔マイルドハイブリッドで低燃費
✔中古車のモデルが豊富
「スズキを代表する軽自動車」と言っても過言ではないワゴンR。
1993年に誕生し、現在は6代目。
ワゴンRからワゴンRへ乗り換えをする人がいるように、昔から根強い人気のあるモデルです。
軽ワゴンでありながら、マイルドハイブリッドを採用していることが特徴です。
NAエンジン・ターボエンジン共に、クラストップの燃費性能を実現しています。(2023年4月現在スズキ調べ)
ボディを軽量化しながらも衝撃を吸収するボディー「テクト」を採用し、燃費の向上と安全性を両立しています。
また、ワゴンRは中古車市場に出ているモデルが豊富です。
ワンオーナーのワゴンRを探すことはもちろん、●年モデルのワゴンRを探す等、お気に入りのデザインから探すことができます。
歴代のワゴンRは「軽ワゴンスタイル」は変わっていなくても、フロントマスクやデザインは今とはまた違うものとなります。
数多くのモデルがあるため、お気に入りのワゴンRと出会えること間違いないでしょう♪
基本情報
駆動方式 2WD/4WD
グレード ■FX
■HYBRID FX-S
新車参考価格 1,294,700円~
中古車価格帯 約30万円~約170万円
全長/全幅/全高 mm 3,395/1,475/1,650
燃費消費率 WLTCモード
23.0 km/L~25.2 km/L

参考資料:ワゴンR

ワンオーナーの中古軽自動車を安心して購入するために

安心してワンオーナーの中古軽自動車を購入するためには、まず現車の確認をしましょう。
注目するポイントは『今の車の状態を把握すること』です。
エンジン内部まで素人では、正直調べることはできないでしょう。
そこで、外観・内装を自分の目で見ることで、購入判断をすることをおすすめします。

次に、整備点検記録簿を確認しましょう。
もちろん紛失している状態で売られている車もあります。
整備点検記録簿があれば、その車の点検した歴を把握することができます。
中古車であっても、きちんと整備・点検されている車とわかって購入できることは、安心できるポイントとなりますね。
メンテナンスの履歴が明確である車を選びましょう。

ワンオーナーの中古軽自動車をお探しの方は軽の森へご相談ください!

ワンオーナーの中古軽自動車は、メリットばかりでなくデメリットや注意する点があることがわかりましたね。

新車登録時からの書類が全てそろっていることや、メンテナンス履歴が全て把握できているワンオーナー車であれば、車両価格は他の中古車より高くなってしまいます。
ワンオーナーであるからといって、どの車も整備点検がきちんと行われているかというと、そうではありません。
前のオーナー次第で車の維持状態は異なります。
マメに整備されている車を選ぶためにも、整備点検記録簿がある中古車を選ぶことがおすすめです。
中古車であっても定期的なメンテナンスを行っていれば、より長く乗り続けられることが可能です。

自分にあった中古の軽自動車を購入するためにも、購入前に現車確認や書類有無の確認を行ってから契約手続きへと進みましょう。

 

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出典
この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。