ジムニーの乗り心地は悪い?シエラ・ノマドとも比較!|車種紹介|トピックス|大阪の軽自動車・未使用車 専門店 軽の森
車種紹介 2025年6月23日

ジムニーの乗り心地は悪い?シエラ・ノマドとも比較!

スズキの人気軽自動車「ジムニー」は、その独特な外観と本格的なオフロード性能で多くのファンを魅了しています。しかし、購入を検討する方の中には「ジムニーの乗り心地は悪いのでは?」と不安を感じる人も少なくありません。
本記事では、ジムニーの特徴や乗り心地、ジムニーシエラ・ノマドとの比較、さらには乗り心地を改善するためのポイントまで、徹底的に解説します。リアルなレビューやクチコミも交えながら、購入前に知っておくべき情報をまとめました。

ジムニーの特徴

ジムニーの特徴

ジムニーは、スズキが製造・販売する軽自動車規格のクロスカントリー4WD車です。
初代モデルから現行型まで一貫してオフロード性能に特化しており、軽量なボディとラダーフレーム構造が特徴です。国内外で根強い人気を持ち、アウトドアや雪道など過酷な環境下でも頼れる存在として高く評価されています。

走破性の高さが魅力

ジムニー最大の魅力は「走破性の高さ」にあります。ラダーフレーム構造、前後リジッドアクスルサスペンション、パートタイム4WDなど、本格的なオフロード走行を可能にする装備が標準で搭載されています。

主な装備と特長

ラダーフレーム
  ボディとフレームを分離した構造で、悪路での剛性に優れる
3リンクリジッドアクスル式サスペンション
  タイヤの接地性を保ちやすく、悪路での安定性が高い
パートタイム4WD+副変速機(ローレンジ)
  急な登坂やぬかるみでも対応可能

このような構造は、都市型SUVでは得られない独特の安心感と操作性を提供します。砂利道や雪道、山道など、一般的な車では躊躇するような場面でも、ジムニーは難なく進むことができます。レビューやクチコミでも「走破性は軽とは思えない」と高く評価されています。

角ばったデザインが特徴

ジムニーのデザインは、無骨で角ばったフォルムが特徴的です。1990年代のモデルを彷彿とさせるレトロなデザインは、アウトドアユーザーから都市派ドライバーまで幅広い層に支持されています。

ジムニーのデザインの魅力

直線基調のボディ
  視界が広く、車両感覚をつかみやすい
丸形ヘッドライト&縦型グリル
  クラシカルな外観を演出
小型で取り回しやすいサイズ感
  全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mm(軽規格)

さらに、ジムニーはアクセサリーパーツやカスタムパーツも充実しており、自分好みにドレスアップが可能です。内装も質感が高く、シンプルながら機能性を重視したデザインでまとめられています。アウトドアユースはもちろん、都市部での使用にもフィットする点が高く評価されています。

ジムニーシエラ・ジムニーノマドとの違い

ジムニーは軽自動車規格モデルですが、同系統の普通車モデル「ジムニーシエラ」や欧州仕様「ジムニーノマド」も存在します。
エンジンやボディサイズが異なり、用途や走行性能にも差が出るため、比較検討が重要です。それぞれの特徴と乗り心地の違いを詳しく見ていきましょう。

ジムニーシエラの特徴

ジムニーシエラは、ジムニーの普通車版で、主に以下の点で異なります。

エンジン 1.5L直列4気筒(K15B型)を搭載し、トルクに余裕あり
ボディサイズ 全幅1,645mmと軽自動車より広く、走行安定性向上
外観 ワイドフェンダーでより力強い印象

ジムニーシエラは高速道路や長距離走行にも適しており、走行中の安定感や静粛性が向上しています。また、エンジン出力の余裕により加速時のストレスが軽減される点もメリットです。
価格はやや高めですが、燃費性能や快適性を重視するユーザーに人気です。

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ジムニーノマドの特徴

ジムニーノマドは、スズキが海外市場向けに展開するモデルで、日本では2025年4月から正規販売されています。

エンジン・仕様 1.5Lエンジン+4速ATまたは5速MT
装備 先進予防安全技術を標準装備
価格帯 約265万円~275万円と高価格な設定

ノマドはアジアや中南米など、道路事情が過酷な地域向けに設計されており、その堅牢性や信頼性から現地での評価も高いです。ジムニーシリーズで初の5ドアモデルであり後席の居住性や快適性を実現した一台で、日常生活にも使いやすいようになっています。

ジムニーの乗り心地はどう?

ジムニーの乗り心地はどう?

ジムニーの乗り心地は「安心感と引き換えにやや硬め」と評価されることが多いです。
オフロード性能を重視した設計のため、舗装路での快適性は一般的な乗用車に比べると劣る面もあります。特に段差やカーブでは硬さや揺れを感じやすく、乗り心地に敏感な方には注意が必要です。

安心感のある走り

ジムニーの走りは、悪路や天候が不安定な環境でも安心感があります。これは、優れた4WDシステムとリジッドアクスルサスペンションによる効果です。

安心感を生むポイント

・重心が高いが、低速時の制御性が良好
・泥道・雪道・砂地でのグリップ性能が高い
・硬めのサスペンションによりふらつきにくい

ジムニーは、都市部での走行よりも、悪路や郊外などの凸凹道で本領を発揮します。クチコミやレビューでも「峠道や山道で頼りになる」「滑りやすい道で安心して走れる」といった声が多く、タフな使用環境で真価を発揮します。

横揺れを感じる場面も

ジムニーは車体がコンパクトで背が高いため、横風や段差による「横揺れ」を感じる場面があります。

横揺れを感じる具体例

・高速道路での強風走行中
・大型トラックに追い越された時
・急カーブでのロール(車体の傾き)

これは悪路走破性を重視した設計の副作用であり、乗用車と同じ乗り心地を期待すると「乗り心地が悪い」と感じる原因になります。
ただし、この挙動に慣れれば不安は減少します。交換可能なパーツを使って補正するユーザーも多く、足回りを中心に調整が可能です。

車内空間は狭い

ジムニーの乗り心地に関わる大きなポイントとして、「車内の狭さ」が挙げられます。軽自動車規格であるため、全幅が1,475mmに制限されており、特に後部座席や荷室の空間に影響があります。

狭さを感じる場面

・2名以上での長距離ドライブ
・アウトドア用品の積載
・チャイルドシート設置時の足元スペース

座席のクッションも簡素な構造であるため、長時間の運転では疲労を感じやすいことも。レビューでは「運転席は問題ないが後席は大人には窮屈」「荷物が思ったより積めなかった」という声も多く見られます。とはいえ、用途を絞れば十分実用的な車内といえるでしょう。

ジムニーシエラ・ジムニーノマドとも乗り心地を比較!

ジムニーシエラ・ジムニーノマド

画像引用:ジムニーノマド・ジムニーシエラ

ジムニーと比べて、ジムニーシエラやジムニーノマドはエンジンや車幅、サスペンションなどに違いがあり、乗り心地にも明確な差があります。
それぞれのモデルが持つ個性と、どのような人に適しているかを乗り心地の観点から比較します。

ジムニーシエラの乗り心地

ジムニーシエラは普通車規格であり、ジムニーと比べて乗り心地が向上しています。理由は以下の通りです。

全幅の広さ 1,645mmにより安定性が向上
エンジン出力の余裕 高速道路や坂道でもスムーズな走行が可能
タイヤサイズの拡大 振動吸収性の向上

舗装路での乗り心地はジムニーより快適であり、家族での利用や長距離移動でもストレスが少ない設計です。クチコミでも「ジムニーより安定している」「音も少なく感じる」と評価されています。
価格はジムニーよりやや高めですが、その分の快適性と性能向上が得られます。

ジムニーノマドの乗り心地

ジムニーノマドはジムニーシエラをベースに、5ドア化・ホイールベースの延長を行い、後席の使い勝手を向上させたモデルです。特に「内装や乗り心地の快適性を重視した設定」が特徴です。

エンジンは1.5Lでシエラと同等
道路環境に合わせたダンパー調整
シートのクッションが厚くなり快適性が高い

モデルによってサスペンションやブレーキの仕様が異なるため、「ジムニーより柔らかく感じる」「街乗り向き」という印象を受けることも多いです。レビューでも「ノマドは快適重視」とする声があり、日常使いの車として評価されています。

ジムニー運転時の注意点は?

ジムニー運転時の注意点

ジムニーはオフロード性能が高い一方で、乗り心地や挙動には独特のクセがあります。とくに舗装路や高速道路を多く走る方は、以下の点に注意が必要です。事前に把握しておくことで、快適に乗りこなせるようになります。

段差やカーブで揺れが大きい

ジムニーはリジッドアクスル式のサスペンションを採用しており、段差やカーブでの揺れが比較的大きく感じられます。特に都市部の段差や交差点では「ガタン」とくる衝撃が目立ちます。

対処方法

・スピードを落として通過する
・サスペンションやタイヤの交換で調整

クチコミでも「段差で跳ねる感覚がある」という声がありますが、オフロード向け車両であることを考えれば想定内です。

風の影響を受けやすい

ジムニーのボディは高く、直立した形状のため、横風の影響を受けやすいです。特に高速道路ではハンドルを取られるような感覚になることもあります。

対策

・強風時は速度を落とす
・車体安定性を高めるパーツ(スタビライザーなど)の装着

運転に慣れれば問題なくコントロールできますが、初めての方は慎重に対応する必要があります。

加速が弱い

ジムニーは低速トルク型のエンジンを搭載しており、発進時や登坂では安定していますが、スピードを上げる加速性能は控えめです。

主な理由

・エンジンは660cc(軽規格)または1.5L(シエラ)と控えめ
・トランスミッション設定もクロスレシオ寄り

市街地では問題ありませんが、高速の合流や追い越しでは物足りなさを感じることがあります。あらかじめ加速タイミングを早めに取るなどの工夫が必要です。

ジムニーの乗り心地を改善するポイント

ジムニーの乗り心地を改善するポイント

ジムニーの乗り心地は工夫次第で大きく改善できます。特に足回りやシート、運転方法に少し手を加えるだけでも、快適性が格段に向上します。
以下では、コストや施工難度も含めて実践しやすい改善策を紹介します。

タイヤを替える

タイヤは乗り心地を大きく左右するパーツです。純正タイヤはオフロード性能重視のため、舗装路では振動や騒音が大きめになります。

改善方法
オールシーズンタイヤや静音タイヤへ交換
サイドウォールの柔らかい製品を選ぶと乗り心地がマイルドに
空気圧を適正に管理(高すぎると硬くなる)

交換後のレビューでは「タイヤだけで段差の衝撃が緩和された」「街乗りが静かになった」との評価も多く、手軽かつ効果的な方法です。

サスペンションを変更する

リフトアップや強化ダンパーに交換することで、好みに合わせた乗り心地を実現できます。

主な選択肢

・ソフトタイプ:乗り心地を柔らかくしたい方向け
・ハードタイプ:重装備・積載時の沈み込みを防ぐ

ただし、過度なリフトアップは車検非対応になることもあるため、ショップでの相談・確認が必須です。

シートにカバーを装着する

簡単にできる快適化としておすすめなのがシートカバーの活用です。

メリット

・クッション性を高められる
・長時間運転時の疲労軽減
・汚れ防止やデザイン変更にも効果的

ウレタン入りや低反発素材を選べば、シート交換よりコストを抑えて快適性を向上できます。

シートを変更する

本格的に改善したい方には、シート本体の交換がおすすめです。特にレカロやブリッド製などはジムニー専用モデルも多く出ています。

主な特徴

・腰への負担軽減
・ホールド性能が向上し、横揺れにも強くなる
・デザイン性も高い

専門知識が必要な作業なので、信頼できるカーショップでの取付が推奨されます。

運転方法を見直す

機械的な変更に頼らずとも、運転方法を工夫することで乗り心地は改善可能です。

見直すポイント

・急加速・急ブレーキを避ける
・段差手前で減速・ステアリングを安定させる
・ハンドル操作を滑らかにする

こうした運転方法を意識するだけで、特に市街地走行での快適性が向上します。

ジムニーの室内空間の使い勝手は?

ジムニーの室内空間の使い勝手は?

ジムニーは軽自動車ながらも実用的な室内設計が施されています。特にフロント周辺は意外と広く感じられる一方で、後部座席や荷室には制限があります。内装や収納性の実際の使い勝手について詳しく解説します。

ジムニーの室内空間の特徴

ジムニーはコンパクトながら、運転席・助手席の空間は十分に確保されています。

特徴

・シートの上下調整が可能
・視界が広く、運転しやすい設計
・ダッシュボードがシンプルで使いやすい

一方、後席は足元スペースがやや狭く、大人が長時間乗るには不向きです。ファミリーカーとしてよりは、2名乗車+荷物を積むという使い方に適しています。

ジムニーの内装

ジムニーの内装は「質実剛健」という言葉がぴったりです。

内装の魅力

・防汚性に優れた素材
・操作系が物理スイッチ中心で視認性が良い
・メーター周りはシンプルかつ実用的

高級感というよりは「道具感」が強く、アウトドア用途にもぴったりです。エアコンやナビ、ETCなどの基本装備は充実しており、必要十分といえます。

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ジムニーの荷室

荷室スペースは狭めですが、工夫次第で使い勝手を向上できます。

荷室の仕様

・後席を倒せばフラットになる
・フロアに防水加工あり、濡れた荷物も安心
・ラゲッジフック付きで荷物を固定可能

アウトドアや釣りなどでの使用に適しており、クーラーボックスやキャンプ道具も積載できます。また、後席を常時倒した状態で使用するユーザーも多く見られます。

ジムニーはどのような人に向いている?

ジムニーはどのような人に向いている?

ジムニーは万人向けというよりも、「明確な目的を持ったユーザー」に向いた車です。走破性やデザインを活かせる使い方ができるかどうかがポイントになります。以下では、ジムニーが本領を発揮するユーザー像を紹介します。

オフロード走行を楽しみたい人

ジムニーは、本格的なオフロード走行ができる数少ない軽自動車です。山林、河原、雪道など、一般車では走行困難な場所も自在に走ることができます。

向いている人

・アウトドアやキャンプが趣味の方
・林道・農道を日常的に利用する方
・除雪地帯で冬場の走行が必要な方

走破性能を生かせる環境であれば、ジムニーは最強の移動手段といえるでしょう。

個性的なデザインの車が欲しい人

ジムニーの角ばったフォルムやレトロな外観は、近年の車にはない独自性があります。

デザインを楽しみたい方に

・他人と被らない車を探している人
・自分流にカスタムしたい人
・シンプルな車が好きな人

カスタムパーツも豊富で、塗装やライト、内装交換によって自分だけの1台を作ることも可能です。

ジムニーに関するご相談は軽の森へ!

ジムニーはオフロード性能を重視したモデルのため乗り心地が硬いと感じる方もいらっしゃいますが、安心感のある乗り心地だとおっしゃる方もいます。ジムニーを選ぶ際には見た目や雰囲気だけで決めるのではなく、乗り心地が自分に合うかどうか確かめてから選ぶことをおすすめします。

軽の森では、ジムニーやハスラーの実車比較ができるほか、未使用車や中古車の在庫も豊富に取り揃えています。車選びに迷ったら、専門知識を持つスタッフがあなたに最適な一台を丁寧にご提案いたします。お気軽にご相談ください。

 

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出典

スズキ:ジムニー

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。