車の修理はどこに依頼すればよい?ディーラー、整備工場、カー用品店それぞれの特徴や修理費用、修理期間を比較!
メンテナンス 2022.12.16

車の修理はどこに依頼すればよい?ディーラー、整備工場、カー用品店それぞれの特徴や修理費用、修理期間を比較!

車の修理はディーラー、整備工場、カー用品店の3つの業者に依頼することができます。
この記事では、それぞれの業者の特徴を比較し、自分に合う業者の選び方やパーツ別の修理費用、修理期間の目安をご紹介します。

車の修理を依頼できる3つの業者

車の修理を依頼できる3つの業者

車の修理を依頼する場所は3つ。
これは新車に限らず、中古車であっても依頼する業者は同じです。
それぞれの業者の特徴を把握し、依頼することがポイントです。

ディーラーの特徴

ディーラーは車の修理だけでなく、車の売買やメンテナンスなど、安心して依頼・相談できることが特徴です。
純正部品を使用することから、安心感は他のお店より高くなりますね。

どこに依頼するか迷った場合は、まずディーラーに問い合わせることがお勧めです。

メリット

信頼度の高さ
純正部品を使う
メーカー保証がある

ディーラーに依頼するときに1番となるメリットは、信頼度の高さです。
ディーラーは、自動車メーカーの車を売る“正規販売店”となるため、車1台1台の性能や機能を把握しています。
修理や交換部品には純正パーツが使用されることもポイントですね。
このことから、購入時から全てディーラーで任せているオーナーも多くいらっしゃいます。
専門の知識を持った整備士が、最新の整備技術を施すことができるのも、ディーラーならではです。

また、メーカー保証が対象となる修理の場合は、ディーラーへ依頼しましょう。
修理内容が保証対象であれば、無料となることも覚えておきましょう。

デメリット

高額になりやすい
時間がかかる

ディーラーは純正部品を用いて修理を行います。
そのため、中古パーツや社外パーツを使用する業者と比較すると、高額になりやすい傾向にあります。

また、板金等、ディーラーの工場内で作業できない内容になると、下請け業者に依頼することになります。
よって、通常より多くの時間を必要とする場合もあります。

整備工場の特徴

車を修理に出す場合、自動車整備工場へ依頼するという選択肢もあります。
軽の森は、この自動車整備工場に該当します。
自動車整備工場は板金や塗装といった大掛かりな作業から軽作業まで、幅広い修理作業に対応している業者となります。

専門の知識ある整備士が判断し、必要に応じたプランを提案することが特徴です。

メリット

ディーラーより安価
多くのメーカーを取り扱う
所要時間はディーラーとほぼ同じ

ディーラーへ依頼すると【ディーラー→工場】という流れになります。
しかし、整備工場の場合、直接工場へ依頼することになるので中間コストをカットできます。
このことにより、整備工場はディーラーへ依頼するより費用を抑えることができます。
修理にかかる時間もディーラーと違いはほぼないので、コスパ重視の人には整備工場がお勧めです。

また、1つのメーカーだけでなく複数メーカーの修理に対応できることもメリットとなります。
メーカーの違う車を複数所有していても、何かあった時の修理先は一本化している方が安心して任せられますよね。

デメリット

純正部品だけでなくリサイクル部品も使用
今後ディーラーの保証を受けれない場合もある

自動車整備工場は、社外パーツを使用します。
しかし、社外パーツでも安全な部品を取り付けることは当然です。
『純正』にこだわらない人にはデメリットとはならないでしょう。

また、社外部品の使用により、今後、故障等で修理する場合ディーラーの保証を受けられなくなることもあります。
ディーラーの保証内容を整備士に調べてもらうこともできるので、今後何かあった時の対応も検討しておくとより安心できます。

カー用品店の特徴

ディーラー保証の対象外の修理とわかっている場合、車の修理先はカー用品店を選択することをお勧めします。
また、小さな傷・凹み等、短作業の依頼におすすめの業者です。
大手カー用品店は、多くの店舗数があり、テレビCMでもよく見かけますよね。

カー用品店は幅広いサービスが充実し、洗車グッズ等、自分で使うグッズも豊富に揃っていることが特徴です。

メリット

保証外の修理はディーラーより安くなることも
多くのメーカーを取り扱う
明朗会計

カー用品店も整備工場と同じく、保証対象外の修理はディーラーより安価に抑えることができます。
修理作業だけでなく、カー用品店は自動車に関連する商品の取り扱いが多くあります。
作業を依頼して待っている間、店内を散策して待ち時間をつぶせることも良い点ですね。

また、多くのカー用品店には価格設定があります。
部品以外にこれもあれもと金額が加算されることはなく、わかりやすい会計で安心して利用できることもポイントです。

デメリット

従業員の技術力に差がある
繁忙期には長い待ち時間が必要

カー用品店で修理を依頼する場合、在籍スタッフの技術力に幅があることを頭に入れておきましょう。
さらに、交換か修理かとスタッフに提案はされるものの、最終判断はユーザーにゆだねられることも多々あります。
車のことはすべて任せたい!と思う人には、向いていない業者となります。

分解等、大掛かりな作業を必要とする場合、依頼を断られることもあります。
カー用品店の主要業務は『自動車に関連する商品を販売すること』です。
ですので軽作業の修理を依頼するときに、利用することがお勧めです。

また、繁忙期、特に年末や季節の変わり目には修理の他にメンテナンスやタイヤ交換等でお店が混雑し、待ち時間が長くなることもデメリットとなります。

どこに修理を依頼すればよい?選び方のポイント

どこに修理を依頼すればよい?選び方のポイント

ディーラー・整備工場・カー用品店のメリットとデメリットを把握したうえで、自分にあった業者を選びましょう。

安心して任せたいならディーラー

他の業者は安心できないというわけではありませんが、安全性や品質を重視する場合はディーラーへ任せましょう。

ディーラーは販売だけでなく、アフターサービスもサポートしてくれることが特徴です。
メーカーに詳しい高い知識を持った整備士が対応してくれることは、安心材料となります。

何かあったときの相談窓口を、メーカーのプロとなるディーラーに決めておくことも◎。
担当スタッフがサポートしてくれるので、より安心してカーライフを過ごせますね。

修理費用を安く抑えたいなら整備工場

価格重視の場合は軽の森のような、自動車整備工場の利用をお勧めします。
純正パーツ以外も使用することでコストは削減され、専門知識のあるスタッフがクオリティ高い修理作業を行います。

地域密着型や多数のメーカーを取り扱うことから、長い付き合いができることが特徴です。
家の近くにディーラーがない場合にも、手軽に利用できることもポイントです。

軽微な修理ならカー用品店

選べるパーツが多いことが特徴のカー用品店には、軽作業で済む修理の場合に利用することをお勧めします。
生産が終了した車や輸入車などの修理対応も、可能な場合が多くあります。

こちらも整備工場と同じく、純正でないパーツを使用するため、価格はディーラーより安くなります。

パーツ別の修理費用と修理期間の目安

車の修理を依頼したとき、部品の修理費用と期間は以下の通りです。
ただ、依頼先の業者や依頼時期によって誤差は出るので、目安としてご覧ください。

パーツ 修理費用 修理期間
フレーム 10万円~100万円程 1週間~1か月程
サイドミラー 数千円~10万円程 数時間~1か月程
バンパー 1万円~20万円程 数時間~1週間程
マフラー 1万円~8万円程 1時間程
ガラス 10万円前後 1週間程
ドア 数千円~10万円程 数時間~数週間程
ルーフ 3万円~8万円程 1週間前後
エンジン 30万円~100万円程 1週間~1か月程

フレーム

フレームとは車の骨格を指し、走行するうえで重要な役割部分でもあります。
少しゆがんだ状態で修理に出しても10万円ほど必要となり、フレームの修理費用は高額になります。
フレームゆがみが大きくなればその分修理箇所も増え、費用はかさばる可能性もあります。

サイドミラー

ひとまとめにサイドミラーといっても、修理箇所によって費用は異なります。
ミラーが傷ついているのであれば、ミラーのみの交換は5,000円ほど。
ミラーにウインカーやカメラが内蔵されていると、車種によっては10万円ほど必要となることもあります。

バンパー

細かな傷や小さなへこみであれば、数万円で抑えられます。
バンパー修理は、リア(後ろ)の方が高額になりやすい傾向にあります。
しかし、修理できないほど大きな割れや傷があれば交換となります。
交換となれば数十万円が必要となり、取り寄せ等でその分時間も長くかかります。

マフラー

マフラーを破損している状態の車は、車検に通りません。
ですので、カラカラ音が鳴るなど異音を感じた場合は早急に修理が必要です。
穴あき程度の応急処置で1万円以内、交換の場合7~8万円必要となります。

ガラス

ガラスは面積の大きさやUV・IRカット機能の有無で費用は異なります。
純正品では10万円以上となりますが、その他国産品では8万円ほど。
また普通車と軽自動車では、ほとんどの場合、普通車のガラス交換費用の方が高額になります。

ドア

ドアの開閉時に擦ってしまった場合など、タッチペンで作業できる修理内容であれば数千円から、1時間もあれば完了します。
しかし、ドア1枚交換となれば10万円は見積もっておきましょう。
スライドドアになるとさらに金額は跳ね上がります。

ルーフ

ルーフとは、車の屋根部分を指します。
カーポート等に軽く擦った場合、3万円ほどあれば修理を行えます。
錆の除去が必要となった場合は、除去した後の塗装作業も必要となります。
この場合も、最低でも3万円以上必要だということを把握しておきましょう。

エンジン

エンジン本体を載せ替えの場合、高額な修理費用が必要です。
エンジン本体の価格は大きな幅があり、安くて10万円~高いと100万円以上することもあります。
さらに、エンジンの載せ替え作業は非常に繊細で難しく、工賃を高く取られてしまいます。
エンジンの修理が必要となった場合、乗り換えを検討してみるものいいでしょう。

車の修理の見積もり依頼時のポイント

車の修理の見積もり依頼時のポイント

車の修理を行う前に、必ず見積もりを取りましょう。
ご紹介した3つの業者を選ぶ材料になる他、修理するか乗り換えるかを検討することもできます。

見積りで迷わないためにも、依頼するときのポイントを5つ抑えておきましょう。

メーカー保証の対象かどうかを確認する
保険が使えるかどうか確認する
支払い方法を確認する
代車の有無や費用を確認する
費用を抑えたい場合は複数店舗で見積もりを取る

メーカー保証の対象かどうかを確認する

メーカー保証が対象の場合と対象外の場合によって、依頼先を選別しなくてはなりません。

保証対象となれば、ディーラーへ足を運びましょう。
保証対象外の場合には、カー用品店の利用がお勧めです。

保証対象かどうかの確認は、ディーラーや整備工場を利用すると良いです。
メーカーへ問い合わせを行い、的確な内容を提示してくれるでしょう。

保険が使えるかどうか確認する

事故等で自動車保険を使えるのかどうかの確認は必須です。

しかし、少しの修理費用では、保険を使わない人も多くいらっしゃいます。
その理由は自動車保険を使うと、翌年度以降の保険料が高くなるためです。
翌年からの保険料が上がることを思ったら、実費で支払う方がお得な場合もあります。

保険を使った場合と使わなかった場合のシュミレーションは、保険会社に依頼すれば試算してくれます。

支払い方法を確認する

多くの業者は現金の他、クレジットカードを取り扱っています。
しかし、中には使えないクレジットカード会社などあることもあるので、修理金額の支払方法は、見積り時に把握しておきましょう。

また、高額になる場合、ローンでの支払いを検討することもあるでしょう。
車の修理にも、金融機関のマイカーローンは活用できます。
ただ、ローンを組むということなので審査はあります。

もともと保持しているクレジットカードにキャッシング等の機能が付いていれば、車の修理代として使うこともできるでしょう。
しかし、この場合は金利が高いということを忘れてはいけません。

代車の有無や費用を確認する

通勤等で車を必要とする場合、修理を依頼する前に代車の貸し出しはあるのか確認しましょう。
代車には限りがあるので、特に小規模な工場では、貸し出し中など代車がない場合もあります。

また、修理の期間、無料で貸し出しが可能なのか。
有料であれば総額いくら必要なのか、試算してもらいましょう。
保険を使っての修理の場合、代車費用を保険会社に請求できるケースもあります。

費用を抑えたい場合は複数店舗で見積もりを取る

業者ごとに、修理費用や作業時間は異なります。
複数の業者で見積もりを取ると、費用を抑えられることや修理内容の適正価格を把握することができます。
複数のパターンから選べることも、利点となります。

必要な費用と作業時間を考慮し、自分の納得のいく修理プランで依頼しましょう。

まとめ

車の修理の依頼先となる、ディーラー・整備工場・カー用品店の特徴や選び方のポイントをご紹介しました。
価格重視は整備工場へ、品質重視はディーラーへ依頼することをお勧めします。

しかし、車の状態によっては買い替えたほうが安くなる場合もあります。
交換する部品が多い場合や、修理する部分に高額な費用を必要とする場合、車の乗りかえを検討してみましょう。

もしもお客様の大事なおクルマにキズやヘコミが入っても、ご安心ください。
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この記事を書いた人
営業
森田龍太郎
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。